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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アーセナル、最多14度のFAカップ制覇

2020-08-02 20:14:46 | 日記
 ウナイ・エメリ政権からミケル・アルテタ政権へ舵を切った今季のアーセナル。

 チェルシーを破り、最多となる14度目のFAカップ優勝を果たしたアーセナル。

 後任人事としてはある意味満足のいくエンディングになりました。

 しかし、優勝は時に人の目を曇らせています。

 2008シーズン、お隣のスパーズはマルティン・ヨルの後任として招聘したファン・デ・ラモスの下でリーグカップを勝ち取り、歓喜に沸きます。

 ラモスはセビージャ時代、UFEAカップ2連覇を果たしており、関係者は確かな手腕も持った人物を招聘できたことを堪能しましたが、翌年このスペイン人は、簡単に解雇されてしまいます。

 アンフィールドにクロップがやってきたのは2015-16シーズンになります。

 このときリバプールは、リーグカップとヨーロッパリーグのいずれも準優勝で終え、トロフィーの獲得には至りませんでした。

 しかし、っこの手痛い敗戦が、改めて選手とフロントに

 「今、自分たちに不足しているもの」
 「どのような選手wクロップの下に集結させるべきか」
 「賢いお金の使い方は何か」

 など、課題を突き付け、その結果がチャンピオンズ・リーグに優勝と30季ぶりの国内リーグ優勝となりました。

 ナイキとの新契約
 ユナイテッドやチェルシー以上に北米市場の開拓が見込める

 という付加価値をもたらしたクロップの就任。

 しかし、それはどんな監督でも万能ではない、痛みを我慢しそしてその痛みを忘れないことの大切さが大事ということを承知した。

 この点をリバプールの関係者が感じた点が、一番大きな準優勝と勝ちだったのではないでしょうか。

 準優勝というトロフィーは、見えない代物だからこそ心に刻まれますよね。
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昨日購入の2冊の書籍

2020-08-02 19:55:24 | 日記
 昨日、講談社から刊行されている書籍

 「チーム・ブライアン」
 「チーム・ブライアン 新たな旅」

 を購入しました。

 羽生結弦選手のコーチであるブライアン・オーサー・コーチの考えを、野口美恵(構成と翻訳)、樋口豊(監修)の形で刊行されました。

 僕は自己矛盾していまして、基本的に人付き合いを好まないにもかかわらず
 
 サッカーで見られる、恩師と選手の間柄
 小説で見られる、恩師と弟子の間柄

 には、どこか惹かれてしまうのです。

 ティエリ・アンリとアルセーヌ・ウエンゲル
 カルロ・アンチェロッティとハメス・ロドリゲス
 ホゼ・モリーニョとディディエ・ドログバ

 これらはサッカーで有名な、指揮官と選手に間に生じた絶大な信頼関係になります。

 僕は2冊ともまだページをめくったにすぎませんが、両者が五輪から五輪までの4年間、曲と踊りの構成や他の選手からの視線を、両者がどう感じ捉えていたのかを、知る良い機会になりそうです。

 そしてコーチが選手にどのようなタイミングで声掛けをし、選手がコーチにどのような語らいを希望したのか。

 この点も注意ぶかく読みたいと思います。

 少し滑稽ですがこn「チーム・ブライアン」という言葉に惹かれたのは、「チーム翼」という言葉にもあります。

 大空翼の小学生時代からの友人、小田やマコトは翼と早苗を助けるマネージメントを行っており、早苗が出産を控え病院暮らしの最中、離れて暮らしている翼をサポートしましたよね・

 ドンナルンマにはライオラ
 ロナウドにはメンデス

 今、名手は代理人を含むチームで動くのが基本と再度考えたのです。

 そのチームが「取り巻き」になると、ネイマールやロナウジーニョのような論争を引き起こすこともありますね。
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カマビンカに見られる、国籍という事実

2020-08-02 19:43:52 | 日記
 リールに在籍するナイジェリア代表ヴィクター・オシメーンは、21歳という若さでありながら80億円程度の移籍金が必要となります。

 ワールド・サッカーダイジェスト2020年5月7日号12ページによれば、ユナイテッドとアーセナル、チェルシーにレアル、バルサと有名クラブが新天地候補として挙げられています。

 それ以上に大きな注目を集めているのが、レンヌに在籍するエドウアルド・カマビンカです。

 オシメーンよりも4歳若い17歳でありながら、レンヌの一軍選手として活躍を見せる彼もまた、ブンデスリーガ、リーガ、プレミアから熱い視線を送られています。

 昨年アーセナルが獲得したコートジボワール代表ペペのように、移籍しても地ならしが必要なことも確かでしょうが、若い事はそれだけかちがあるのでしょう。

 僕がここで考えたのは、カマビンカの例です。

 実は彼、フランスで誕生したわけではなく、無国籍の形で上陸を果たしたと聞きました。

 無国籍からフランス国籍が与えられ、代表選手として国に還元する。

 これは日本でも用いることはできないものでしょうか、サッカー以外で。

 日本は他国と比較して難民を受けれない政策が批判を浴びます。

 またクルド人やロヒンニャに代表される、小突かれてひどい目に合ってきた方たちが上陸しても手厚い保護を行うわけでもありません。

 その背景には

 難民や移民を受け入れてしまうと、どんどん彼らが押し寄せてします
 そのため治安の悪化が考えられる
 移民の加入は、日本人の仕事を奪う

 という考えがあると言えます。

 ただでさえ、人工知能の発達で人が行う業務が限られてしまうという指摘もありますし、確かに一理あると思います。

 しかし、日本に助けを求めてきた人間の帰属意識を、サッカーのように実利的に還元できる仕組みを構成する方が、今後日本は進捗してゆくのではないでしょうか。
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