塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

英雄の前に妻が控える

2020-08-17 20:56:19 | 日記
 僕は原作を読んでいないため、半沢直樹に登場する妻、花の描かれ方がテレビとは異なるのかどうか、把握していません。

 ただ、テレビ版で花役を演じる上戸彩を見ていると、男性の多くが

 「彼女のような妻がいると、夫は嬉しいだろうな」
 「銀行に帰還した夫のために、贈り物を用意するなんて、僕にもそんな妻がいたらなあ」

 と考えているのでしょうか。

 一方でデンマークやフィンランドなど、北欧では女性の国家元首が誕生する時代です。南半球ですとニュージーランドがそうですね。

 ですから、花が家にいることを違和感をもって受け止める方もいるに違いありません。

 エマニュエル・マクロンフランス大統領がまだ大統領になる前、閣僚としてエリゼ宮に現れた際、意地悪いマスメディアが

 「おや、今日は母親と共に来場ですか」

 と尋ねたそうです。

 皆さんご存知のように、マクロン大統領の妻ブリジットは彼より24歳年上、彼が学生時代に出会った教師との恋愛から結婚、ということもあり、フランス国内では大きな話題となりました。

 彼が大統領になった際、この話は日本でももちきりとなり、多くの女性が羨ましいと叫んでいましたよね。

 記者の問いかけに対し、ムッシュ・マクロンは

 「残念だよ、君に妻のかわいらしさがまったく伝わらないなんてね」

 と返答し、この姿に感銘を受けたフランス中の女性が、大統領選で彼に投票したという話を耳にしたのです。
 
 英雄と言う言葉がありますが、英雄も妻の前では単なる人にしか過ぎないのでしょう。

 ワンダ・ナラが夫のマウロ・イカルディを思うがままに操っているように見えるのは、大統領同様に妻が愛しくて仕方がないという、ある種の無垢な気持ちのためではないでしょうか。

 ベッカムとヴィクトリアもそうですよね。

 マルコ・ロイスのように夫妻でチャリティを率先して行う事例もありますし、やはり夫婦の折り合いが良いと、精神的に満たされるのは間違いないようです。
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レイソルの江坂任、代表に相応しいと思うのです

2020-08-17 20:26:31 | 日記
 森保監督が4-2-3-1をA代表で用いるならば、「1」のポジションに柏レイソルの江坂任を指名してはどうでしょうか。

 僕は彼が大宮アルディージャ在籍時から、技術に秀でた選手だと認識していました。

 そしてそれ以上に、この2年で肝も据わったのではないかと思います。

 何故かと言いますと、江坂は2017シーズンアルディージャがJ2降格となり、心機一転柏レイソルに移籍します。

 しかし、この年何とレイソルも降格、つまり江坂は2季続けてファンが涙し、激怒し、首脳陣が頭を下げる場面に遭遇してきたわけです。

 レイソルは2010シーズンJ2優勝を果たし、翌年昇格クラブとして優勝するという、僕らの度肝を抜く結果を残しました。

 その年のクラブ・ワールドカップ4位と、レイソルがクラブ史の中で最も充実していた時期が、現在の指揮官である第一期ネルシーニョ政権時代であり、今江坂、オルンガ、GKの中村を軸に好調を維持しています。

 2度の降格、J2での戦いが元から備わっていた技術に加え、視野の確保、簡単にボールロストしない戦術眼など、より洗練された選手に彼を成長させた気がします。

 4-2-3-1ならば、江坂の背後にフロンターレの大島、神戸の山口に代表されるふたりのセンターハーフと三角形を築く形はどうでしょうか。

 もし4-3-3ならば、左に江坂、右に大島、逆三角形の頂点に例えばジュビロの田中碧、ロストフに移籍した橋本を置く、などの案も思い浮かびます。

 クラブが降格する柴崎
 年間通じて仕事が継続できなかった堂安と中島。

 この3選手を一度脇に置き、彼らを見てみたいなと感じた次第です。
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クラブと代表で異なる場所

2020-08-17 20:14:24 | 日記
 中村俊輔は2006年ワールドカップの際、3-4-1-2の「1」のポジションをあてがわれました。

 一方、所属するセルティック・グラスゴーでは、4-4-2の4の右という形で注目を集め、指揮官ゴードン・ストラカンは

 中村をあえて「逆足」で起用する
 彼のクロス、ドリブル、そしてカットインがセルティックの大きな武器になる

 と考えたわけです。

 通常、選手が代表招集を受ける際は所属先で継続的に出場していること、当然健康であることもそうですが、代表でもクラブでも同様のポジションがあてがわれることが一番です。

 当然GKはそうですが、、センターバックはセンターバック、センターフォワードはセンターフォワードですよね。

 ですから中村のように、代表とクラブで見えている景色が異なることは、さぞかし苦労か刺激的か、それとも興奮など様々な感情を与えたのではないかと推測します。

 特に代表の場合、本職のポジションで起用されていなくとも、失点に直結してしまうプレイですと、特大の罵声が飛びます。

 選手からすれば、本来のポジションで罵声を浴びるならまだしも、クラブとは異なる場所、しかも練習時間や対戦相手のスカウティングに時間が限られる形での試合なわけです。

 批判は不公平だと感じても致し方ないですよね。

 これはサッカーが戦術の幅を交代枠や選手を複数のポジションでプレイしてほしいと指揮官が考えるためですが、器用貧乏の選手を生み出しては致し方ないのではないでしょうか。

 コロナの影響で代表戦がいつ再開か、不透明な今森保監督は五輪代表とA代表の顔ぶれを、今再検討しているに違いありません。
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