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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ガスコイン、酒に溺れた名手

2012-10-30 02:16:44 | 日記
 穿った見方ですが、酒に溺れて何度も立ち直りを決意しながらも克服できなかったポール・ガスコイン
は、ある意味

 「油で揚げたポテトチップス」

 と言えそうです。

 ガスコインはその名を轟かせた1990年ワールドカップ当時から、アスリートとは思えない腹の出方
がファンの関心を買っていました。

 可愛く言えば彼は「太っちょ」だったのです。

 ガスコインはニューカッスル、スパーズで過ごした後はイタリア、スコットランドでもプレイしますが、
どうしても酒を断つことが出来ませんでした。

 ただ世間はガスコインの飲酒に眉を顰めながら、心のどこかで

 「ガスコインと飲酒」

 をまとめて捉えていたように思います。

 もし彼が酒を止め、食生活を節制し練習に遅刻せず出てくるようになったなら、案外ファンは寂しいと
感じた可能性があります。

 そう、どこか味気のない

 「油なしのポテトチップス」

 のように。

 ジョージ・ベストのように毎晩大酒を飲み、それでも並以上の働きが出来た選手もいましたが、当然そ
んな生活は破たんします。

 ガスコインもそうですね。

 彼が中国に移籍先を求めた際は、日本でも大きな話題になりましたが立ち直ってほしいと願う関係者は
多かったはずです。

 イタリアでは夕食の際、グラス一杯の赤ワインを許容していると聞きました。

 酒は飲み方を間違えなければ血行を良くし、選手同士に会話を弾ませる要因になります。

 何事も「ほどほど」が良いのは飲酒も例外ではありません。
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