goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jリーグの構図を考え直す

2012-02-11 02:00:38 | 日記
 「成人式」を迎えるJリーグは、呉越同舟の時代から独立独歩の時代へと移行しつつあ
ります。

 今後ヴェルディやトリニータのような

 「放蕩息子」

 が今後出た場合、果たして親であるJリーグは融資という「仕送り」を果たして行う事
はあるのでしょうか?

 「自由競争は暴走すると、蹴落とされた敗者は勝者との格差が開いて二度とチャンスを
  つかめなくなってしまう。」

 これは集英社新書「オバマ・ショック」23ページからの引用ですが、Jリーグもこの
格差が問題視されました。

 自由競争はスタート・ラインまでは保護されても、号砲が鳴ったあとは完全に自己責任
の形になりますから、負債を快勝するJリーグの介入は、ある意味画期的だったのかもしれ
ません。

 「平等主義が行き詰まってきたからでもあります。」

 これも同様に「オバマショック」からの引用ですが、チャンピオンズ・リーグで以前
度々起きた
 
 「ジャインアント・キリング」

 のように、小規模クラブの躍進が確かに関心を持たせる要因にはなります。

 2003年それまで常に降格に怯えていたジェフが、オシムという指揮官を迎えて劇的
に変化した時のように。

 ただスペインのように、テレビ放映権の独占が歪な形でリーグを支配しているように、
日本はまだ

 「戦力均衡」

 が必要だと思います。

 今の不況の時代はやはり「お互い様」という気立てが、リーグの活性化に繋がる気がす
るのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする