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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本、大津の招集はご破算に。

2012-02-19 21:36:26 | 日記
 川崎フロンターレの登里が急遽五輪代表に追加召集されたことは知っていましたが、
まさかそれが

 「大津のクラブ事情による離脱」

 を補充する形とは、当初考えもしませんでした。

 登里は関塚政権発足となるアジア大会の優勝を経験していますから、監督や仲間たち
との面識が無いわけではありません。

 ただ

 「相次ぐ故障者の続出」
 「二転三転する召集選手の顔触れの変化」

 に対して、選手達がどのような心情で練習しているかが気がかりです。

 マレーシアには21日に到着しますが、今のマレーシアに気候はどうなのでしょうか?

 またシンガポールとマレーシアの風土は、そう変わらない代物なのでしょうか?

 マレーシアは国家ぐるみで五輪代表を支援していますし、ホームで日本に一泡吹かせる
事ができたならば、それこそ大喜びでしょう。

 日本に今必要な事は、シリアの存在を無視することでしょうね。

 シリアの成績を気にかけては、本来の目標である勝ち点3を得ることが、心情的に難し
くなると思いますし、集中力も欠けてしまうはずです。

 大津の離脱は五輪予選に関しては、代表と言えども拘束の権利が無い事を改めて浮き彫
りにする形になりました。

 ホームで迎える最後のバーレーン戦には、日本の召集能力も問われる格好となります。
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プーマ、2012年もアフリカ諸国を支援

2012-02-19 19:23:54 | 日記
 カメルーン 不屈のライオン
 コート・ジボワール エレファンツ
 ガーナ ブラック・スターズ

 近年アフリカ諸国と緊密な関係を築いているプーマが、2012年の代表ジャージを
発売します。

 上記の3カ国はいずれもプーマが契約先なのですが、この3カ国の代名詞を、ジャー
ジのデザインに起用されているのが、今回の目玉なのです。

 カメルーンは緑のホームにライオンが大胆に描かれ、コート・ジボワールはオレンジ
のホームに鼻の長い象が記されています。

 そしてガーナには11個の星が描かれています。

 星の数が11というのは、僕が説明する必要はありませんね。

 同時にアルジェリアとエジプト代表のジャージも発売となり、フットボール・パーク
でその姿を見る事ができます。

 先日エジプトでは暴動が起り、沈痛な状況に陥ってしまいましたから、このジャージの
リニューアルが新しい風をもたらすと良いですね。

 エンブレムの上には星が7つ刺繍されていますが、これはアフリカ選手権の優勝回数と
思われます。

 そしてアルジェリアには、幾何学のような模様が記されているのが特徴で、全ての国に
統一デザインの

 「サード・ジャージ」

 が加わります。

 年を追うごとにプーマとアフリカの親密さが深まっていますが、だからこそプーマは
その国の代名詞をジャージに反映できるよう、知恵を絞ったのだと思います。

 もし他のブランドがスポンサーならば、象やライオンを描くアイディアはうかばないは
ずですから。
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原口、足を捻り練習をきりあげる

2012-02-19 16:32:30 | 日記
 シンガポールの地で原口元気は足を捻ったことは、暗雲たちこめる出来事なので
しょうか。

 大津の招集には成功しましたが、仮に原口を欠くことになると、再び攻撃陣の編成が
必要となります。

 僕は今回初招集の杉山を先発で使う4-3-3、厳密に言いますと4-2-1-3の
布陣を敷いたらどうかと思います。

 2の位置には扇原と山口を起用し、1のポジションには東を起用します。

 4-2-3-1と比較した際、東の位置が幾分下がり目になりますが、逆にマレーシア
の守備陣を前におびきよせるメリットもあると思います。

 3トップは中央に杉山、左に原口、右に大津という形です。

 杉山、大津、そして原口は前回のヨルダンでの敗北を体験していません。

 その負けが脳の刻み込まれていないことは、大胆な動き、言い換えればリスクを背負う
プレイの足枷にはなりません。

 他の選手が敗北を恐れて仮に動きがぎこちなくなった際、彼らの新鮮さが日本に大きな
プラスの要素をもたらすと感じます。

 原口の起用が難しければ、永井を左ウイングで起用すべきでしょう。

 彼の突破力にマレーシアが追いつけなかれば、ボックス・エリア周辺でFK、あわよくば
PKの可能性もありますし、永井にマークが集中すれば他の選手が文字通り

 「フリーマン」

 になります。

 最終ラインとGKの顔触れに変更は無いでしょうし、4-2-3-1の布陣も同様でしょ
うが、シリア戦の敗北を払拭にするには、新戦力の起用は必須だと思います。
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弱者から強者への変貌

2012-02-19 13:05:32 | 日記
 シリア、エジプト、そしてチュニジアで起きた民主化路線の為の運動、通称

 「アラブの春」

 も、独裁という政治体制の中、自分達がこれ以上蔑ろにされるのは御免だという人々の
気持ちが、沸点に達した為起ったものです。

 ユナイテッドとシティ
 バイエルンと1860ミュンヘン
 レアルとアトレティコ

 同じ都市に本拠地を置きながら一方は成功をおさめ、一方はうだつの上がらない立場に
甘んじている。

 日陰が居場所だったクラブが、王族の支援の下勃興の機会を得られたとなれば、

 「下部組織を充実」
 「既存戦力で土台を形成」

 というまわりくどい道よりも

 「ビッグネームをどんどん加入させ、知名度と実力を一気にアップさせる。」

 という手段をとる方が当たり前だと言えます。

 シティもそうですがマラガとPSGもそうですね。

 もし充実した資本(お金)が無ければ、ファン・ニステルローイはマラガへの移籍を
決断しなかったでしょうし、PSGはアンチェロッティを招くことは出来なかったと思い
ます。

 弱い立場だった者が強い立場へと変身する。

 その要因は様々ですが、シティは今育成の現場にも資金を注入し始めていますから、
強き立場が弱き立場の心情をする形になれば、今後ますます発展する可能性があります。
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自我の発生と海外資本

2012-02-19 12:56:16 | 日記
 ワールド・サッカーキングで連載中の「龍時」の中で、アトランティコのファンが
レアルのファンから嘲笑される場面が出てきます。

 レアルファンからすれば

 「勝ち点3を得るカモとして最高」

 というわけです。

 例えばアトレティコ・マドリードは、10年以上もの長きに渡ってレアルとのダービー
に勝利していません。

 ワールド・サッカーダイジェストの2011年10月6日号では、ポルトから移籍が
決定したファルカオが、この点について聞かれています。

 「マドリーの事はリスペクトしているけれど、恐れることはないさ」

 というのがファルカオの返答です。

 ただファンとしては、抑圧された空気を晴らすにはダービーに勝つしかありませんし、
やはりタイトルを得ることが必要だと思うはずです。

 サミア・ナスリが

 「シティのファンにはパッションを感じる」

 と答えているのは、常にユナイテッドの前に屈服し、存在が軽んじられてきた自分達が、
例え他国の資本の注入だとしても、立場が

 「逆転」

 できる可能性を手に入れた為だと思います。

 その抑圧された解放が、今のシティの応援につながっているのでしょう。
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