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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

自分に抱く誇らしい気持ち

2011-12-08 14:12:26 | 日記
 先日、英国のネクタイ・ブランド「ドレイクス」のネクタイを購入しました。

 買った品はドレイクスの代名詞である

 「50オンス・ツイル」の紺も無地で、手に入れた時は自分自身を誇らしく思いました。

 アメリカでは自分が昇進した際、その仕事内容に相応しい靴、鞄を手に入れてやる気を
促すと聞きました。

 僕も自分の35歳という年齢に合ったネクタイを、ようやく購入できたことで自分が
一人前に一歩近づいた気がしたんです。

 本来ならば20代のうちに、こうした服装の

 「必需品」

 を手に入れておくべきですが、随分遠回りをしたものだと、同時に恥ずかしくもありま
したが。

 サッカーでは、スモールクラブからビッグクラブに移籍した際、選手は僕と同じ誇らし
げな気持ちを抱くと思います。

 それは報酬、クラブの格の両面でもそうでしょうが、よりよい環境、自分がより成長
できる環境を手に入れた

 「自負心」

 に拠るところが大きいはずです。

 欧州ではスモール・クラブの施設は僕らが思う以上に貧相だと言いますし、ピッチも
でこぼこしていて、到底

 「プロフェッショナル」

 の世界だとは言えない模様です。

 逆説的ではありますが、だからこそ選手はより高みを目指して、日々の練習に励める
のかもしれません。
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伏線を悟られないように

2011-12-08 02:04:32 | 日記
 ミステリーを書く上で一番大切なこと。それは

 「伏線を伏線として悟られないこと。」

 に尽きると思います。

 僕は普段ミステリーを読む機会が少ないので、物語が終盤に進むに連れて唸る思いを
抱くことが多々あります。

 例えば東野圭吾の

 「容疑者Xの献身」

 の冒頭で紹介される風景と「技師」の存在は、まさにその代表例と言えます。

 サッカーでもミステリーと同じ事が言えると思います。

 指揮官が通常とは異なる戦術、先発、布陣で試合に臨むことがあります。

 それは

 「主力を休ませる」
 「故障者が多いため」

 など理由は様々でしょうが、そうした表向きの理由では無い、監督の胸のうちにある
何かが、大きく影響していることも考えられます。

 ですので試合を観ながら、

 「なるほど!そういうことか!」

 と気付く事が出来たなら。それは観戦の醍醐味に気付くとともに、監督の視線を共有で
きた喜びも味わえます。

 サッカーは生物ですから、ミステリーのように伏線が常に存在するわけでもなく、うまい
具合に解決もしません。

 勝とうが負けようが、指揮官が会見で自分の胸のうちを告白する。

 その瞬間に露になった伏線がわかれば、更に観戦技術が高まるはずです。
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