「日本文学の革命」の日々

「日本文学の革命」というホームページを出してます。「日本文学の革命」で検索すれば出てきますので、見てください

勝利の V ロード

2008-12-03 16:51:30 | 日本文学の革命
最近 多くのことが実によく分かるようになってきた
長年の間謎だらけで曖昧だったものが、スッキリと明瞭になって、得心のゆくようになったのだ

たとえば最近あらためて仏教の経典を読んでみたのだが、あの曖昧で冗漫で訳が分からない仏教経典が自分でも驚くほど明瞭に理解できるようになった
『法華経』だろうが『維摩経』だろうが『般若経』だろうが、実によく分かる。一行一行のレベルから分かるのである
仏教的にいえば、法眼でも得たのか。天上の神々が「善い哉」「善い哉」とマンジュシュゲの花でも降り注いでくれてるのか。ともかくよく分かるのである

そうかと思うと先々週の連休日、ふと思い立って『老子』を読んでみたのだが(ノートを使って精細に読み解いてみた)、これも実によく分かった
『老子』は長年に渡って読んできたが、あの混沌とした内容はいくら読んでも釈然としない
一行一行を原文で書き写したこともあるが、やはりよく分からなかった
ところが今読んでみると実によく分かったのである
なるほど、一つ一つの内容はこうなっているのか。本質的なところさえつかめば、あの混沌とした内容はすべて分かる仕組みになっているのか
などと明快に分かるようになったのだ

こうまで多くのことが分かることに何か予兆めいたものを感じていたのだが、最近ついに一番重要なものが分かるようになった
どうすれば具体的に「新しい文学」を生み出すことができるか
(これはどうすれば「日本文学の革命」を実現できるかと同じことだが)
それが実に明瞭、スッキリ、クリアなものになったのだ

すべての疑問や謎が解明され、すべてが有機的につながり、どこをどういうふうに建設してゆけばいいか、今や掌を示すようによく分かる
混沌・雑然としたものが結晶のような構成体に変わったみたいな感じ
もつれまくっていた糸がすべてほぐれたスッキリ感
難しくて複雑なパズルが一挙に解けたような爽快感
そのような感じに満たされている

仏教と言語の融合問題―この厄介で実に難しい問題、漱石がやろうとしたものなので仕方なくやってきたが、実に10年以上もかかってしまった!―これも今や解決できたと言っていい。あとは具体的な総仕上げをすればいいだけだ

現代日本語の構造的完成―日本文学がいまだ未完成なのと同じように(というよりも日本文学が未完成だったからこそ)現代日本語も構造的に未完成のままなのであるが、この問題をどうやって解決すればいいのかも、今やよく分かっている
実に明瞭に分かるのである。そしてがんばってやってゆけば、その“最後の輪”を完成させて、日本語の中に眠っている巨大な可能性を開くこともできるのだ

これらのものをもとにどのようにして新しい文学を築いてゆけるかも明瞭になっている

ついでに新しい世界のヴィジョン―中東にしろアメリカにしろ、インドにしろ中国にしろ、今世界中で激変が起こっているが、この向こうにどういうような世界が開けてゆくのか、だいたいのところが分かるようになってきた
おそらく“文化力”(あるいは“文明力”と言ったほうがいいかもしれない)が重要な役割を果たす世界になるのだろう。それが従来の経済力や軍事力に匹敵するほどのパワーになりそうなのである
またそういう世界において最重要なメディアは、やはりインターネットだろう
これからはグローバルな“文明間の対話”とでもいうべき事態が始まろうとしているのである
(最近 官僚制が妙に衰えて、機能しなくなっていることも、これと関係がありそうである。官僚制とその専門知識は、一見万能のように見えるが、実はそうではない。こと“文化”に関する限り、官僚は無能な存在なのである)

ともかく もう障害もないし、迷路もない
ゴールへ向かって一直線に道が続いているのだ
あとはこの道をどんどん走ってゆけばいいだけ
もう勝利の V ロードに乗ったようなものなのである

なんとか今年中、遅くとも来年の初めには、目途をつけてしまいたい

「日本文学の革命」
今こそ成し遂げてしまおう!


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