「維新の会」なんて、一時盛り上がってたけど、最近は内紛ばっかりだよね。でも「維新」って言葉、そもそもは大川隆法先生が発信源だったんじゃなかったのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『野獣対談 元祖・幸福維新』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。
幸福実現党が二〇〇九年衆議院選挙に出るに当たり、私は、『夢のある国へ──幸福維新』─幸福実現党宣言⑤─(幸福の科学出版刊)という本を出しました。
立党当時から、私たちは、「維新」という言葉をずいぶん使っていたのですが、今、三年遅れで、世間でも「維新、維新」と言うようになっており、どこもかしこも「維新」だらけになっています。
例えば、ここに持ってきた昨日の新聞には、「『維新』政治団体、百三十超え 龍馬なら何を言う…ブーム便乗?」などと書いてありますが(「毎日新聞」八月二十一日付夕刊)、「龍馬の言葉」であれば、とっくの昔に、当会が霊言として出しています(『龍馬降臨』〔幸福の科学出版刊〕等)ので、世の中が何年か遅れで当会を後追いしているように見えてしかたがありません。
この新聞記事の最後では、「龍馬なら、今の日本の状況に何を言うだろうか」とまとめてありますが、「はい、三年近くも前に答えておりますので、それを読んでください」と言いたい感じなんですよね。
また、大阪維新の会では、龍馬の「船中八策」をまねて、「維新八策」を発表したりしています。
このように、今、世の中は「維新」のオンパレードですが、すでに私は、三年近く前に『幸福維新』を出していたわけです。
彼らも、同書をだいぶ読んで、アイデアを“頂いて”いるように見えるのですが、それにしては、やや、“挨拶”が足りない感じがしないでもありません。(中略)
昨夜、この『幸福維新』を読み直してみたんですけれども、とても先見性のある、大胆なことが書いてあるんですね。まあ、現時点の目で、多少、手を入れなければいけない部分もあるかもしれませんが、時代のかなり先を読んで発言した内容が入っていますので、自民党や民主党をはじめ、ほとんどの政党のアイデアの根源になるような本となっています。「道に迷ったら、最終的に、この本に帰ってくればいい」というような、そんな本でしたね。(中略)
『幸福維新』を読むと、幸福実現党のことだけを考えているのではなく、「国家ビジョン、未来ビジョンをつくろうとしている」という感じが明らかに出ていますね。その意味で、本書には、「三年前の時点で、当会が本当の維新を考えていた」という面が明確に表れています。
しかし、今は、「維新」という名前を付けただけで票を頂けそうな、そんな軽い風潮になっていますね。何だか、三年前の「民主党ブーム」のときのような軽薄な雰囲気が再び出てきていますが、この感じは嫌ですねえ。「『維新』と付いていれば何でもいい」というような……。
(25~28ページ)
2009年の幸福実現党の立党当時、『夢のある国へ──幸福維新』(幸福の科学出版)を発刊するなど、大川隆法先生は本気で「維新」を考え、この言葉をずいぶん使っていた。
龍馬の言葉もとっくの昔に霊言として出していた。
世間も3年遅れで「維新、維新」と言うようになって、何年か遅れで当会を後追いしているように見えるが、ただ「維新」と付けただけの軽薄で嫌な雰囲気になっている──。
本書に収録された幸福実現党の松島幹事長(当時)との対談は2012年8月に行われましたが(9月に書籍として発刊)、そのころの世間の雰囲気が読み取れるお教えになっています。
最近は「維新」を名乗る政党の人気も下火になってきて、さすがにそろそろ、この軽薄なブームも去りつつあるようです。
本書によって、「維新」という言葉に込められた真剣勝負の気概について、一人でも多くの方が知っていただければと心静かに私は思うのです。
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『野獣対談 元祖・幸福維新』大川隆法著
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