ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



うちのおばあちゃんって、ボケがちょっと激しいのよね。どうしたらいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『「幸福になれない」症候群』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 それは、多くの場合、精神を刺激するもの、生きがいがないことに原因があります。お年寄りも何らかの生きがいが欲しいのです。
 もし、お年寄りを邪魔者扱いし、生きがいを奪い去ってしまったのが当のあなたであるならば、それは大きな問題です。
 あなたも年をとれば分かると思いますが、人間は年をとると気が弱くなってきます。そして、「自分は要らなくなるのではないか」ということが最大の恐怖となるのです。
 したがって、年をとっても元気でいろいろなことができるように、お年寄りの生きがいをつくってあげることも主婦の心掛けの一つです。
 まったくの邪魔者にされ、生ける屍として見捨てられていたならば、ボケることによって抵抗でもしないと、人間は生きていけるものではありません。痴呆症の老人のなかには、家庭内で自分が優遇されていないことへの抵抗が、そうしたかたちで表われている場合もあるのです。
 したがって、ボケ防止のためには、お年寄りの役割や仕事をつくり、生きがいを与えてあげることです。
 そのようにして、お年寄りの自尊心を高めてあげれば、彼らもそれなりに納得して生きていくことができます。
 お年寄りを邪魔者扱いするのはあなたの勝手ですが、邪魔者扱いすればするほど、痴呆症になる確率は増えていきます。その世話をしなければならないのは、結局、あなたなのですから、長い目で見れば、あなたは損をするのです。
 したがって、自分の実の両親や義理の両親が、機嫌よく働き、健康で長生きしてくれるように、いつも願っておくことです。
 とにかく、お年寄りが生きがいを持つことを阻害しないように、お年寄りを邪魔者扱いしないようにすることです。これもまた主婦業の一つだと心得てください。
(178~180ページ)

精神を刺激するもの、生きがいがないことに原因がある。

まったくの邪魔者にされていたら、ボケることによって抵抗でもしないと、人間は生きていけるものではない。

したがって、お年寄りが、機嫌よく健康で長生きしてくれるようにいつも願い、お年寄りの役割や仕事をつくり、生きがいを与えてあげることである──。

要はお年寄りが病的にボケていくのを、今は認知症と呼ぶようになったようですが、1998年の本書刊行当時は、痴呆症と言うのが普通だったようです。

これについて、「原因結果の法則」でみれば、明らかに原因があること、その原因に対応していくべきことを、大川隆法先生は教えられます。

なるほど、逆に自分がお年寄りの立場にたって考えてみれば、それはそうだと素直に納得できるのではないでしょうか。

私たちを育ててきて下さったお年寄りが、健康で長生きしてくださいますようにと、願い続けること。

そして、日々に新たな生きがいを感じられるように、愛をもって大切にしてさしあげること。

今日も、人生の叡智をまたひとつ学ぶことができたのだと、改めて私は思っているのです。
 

『「幸福になれない」症候群』

 大川隆法著


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