維新の志士、あの吉田松陰の教えって、男性に向けられたものばかりじゃないのかなあ。女性には、どんなアドバイスをしてくれるの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『一喝! 吉田松陰の霊言』(幸福の科学出版)で、天上界の吉田松陰自身の霊言(霊の言葉)として、直々に、次のように伝えておられます。
あなたがた女性たちに申し上げたいことは、「男たちをもっと鍛えなければ駄目だ」ということだ。男たちを鍛えなさい。(中略)
ほとんどが、保身や、人の評価や、弁解癖や、名誉心や、そんなものの陰に隠れて、こそこそと動いている連中ばかりである。情けない。まこと情けないことである。
先の大戦に敗れたぐらいで、なんだ、この腰抜け状態は。許しがたいことである。敗れたならば、その原因を探求し、反省し、もっと立派な国をつくりなさい。(中略)
先の戦いで間違ったことがあるならば、反省してもよいけれども、正しいことがあったならば、それは正しいと言い切るだけの自信を持たなければ、国家としては成り立たない。
先日来、他の霊人も言っているとは思うけれども、この数百年、有色人種の国を植民地化し、彼らを差別してきた種族が、今、優勢を誇っているのだろう。アメリカという国は、進んだ国で、日本が学ぶべきところもあり、今、アメリカとのパートナーシップが大事であるということも事実ではあろう。
しかしながら、そうした強国であるがゆえに、どのような国際的法律を踏みにじっても、誰も文句を言うことができない状況にあるのだろう。
例えば、イラクとの戦いで、イラクが善であったか悪であったかを十分に判定する暇もなく、他国の大統領を絞首刑にすることもできたのだろう。ほとんど国内法と同じ状態になっている。それが現状だな。
そういうふうなやり方で、この日本も裁かれたのは間違いない。
しかし、先の大戦においても、日本人は、本当に侵略目的で戦った人ばかりではない。そういう考えを持った人もいたかもしれないけれども、聖戦として戦っていることを本気で信じていた人たちもたくさんいる。
そういう人たちが、戦死者となったあと、供養を受けることもできないというような状況は、間違った状況である。だから、そうした、本当にアジア・アフリカの人たちを解放するために、心底、国の政策を信じ、天皇陛下を信じて戦い、散っていった人たちは、供養されて当然である。
そうした供養をすること自体が間違っているというような言いがかりをつけてくる国もあるけれども、それに対しては、「それでも、あなたがたは人間か」と、やはり言い返さねばならない。
自分の国の国民が兵士として国を護り、そして、他国の侵略と戦って死んだら、英雄扱いをするであろうが! それが国際標準であろうが!(中略)
私が言いたいのは、「日本の男たちが、その性根、根性をなくした根本は、先の戦争における敗戦で、罪人扱いをされ、言い返せないで、屈辱のままに、すでに奴隷となっていることにある」ということだ。(中略)
だから、女性中心の教えにならなくて申し訳ないけれども、「男たちを奮い立たせるのが、あなたがたの仕事である」と私は申し上げたい。
(145~151ページ)
女性たちに申し上げたいのは、「男たちをもっと鍛えなければ駄目だ」ということだ。
日本の男たちが、その根性をなくした根本は、先の戦争における敗戦で、罪人扱いをされ、言い返せないで、屈辱のままに、すでに奴隷となっていることにある。
「男たちを奮い立たせるのが、あなたがたの仕事である」と私は申し上げたい──。
うーん、やっぱり、女性に対してというより、男性に対する教えのようにも思えます。
でもそれはそれとして、今日も、吉田松陰という方の個性が際立った、日本人への一喝、ではないかと私は思っているのです。
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『一喝! 吉田松陰の霊言』
大川隆法著 |
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