ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



けっこう自己顕示欲ってあるって、自覚してるんだ。ギラギラした自己顕示欲って、はたから見てて、見苦しいって分かるんだけど、でも、自分じゃどうしようもないんだよね。どうすればいいの? なーんて悩みもってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『「幸福になれない」症候群』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。

 大切なのは、「自分が雑草のごとく生い茂って、他のものを害していないか」という観点を決して忘れないことです。
 あなたは、バリバリと仕事をして目立てば、自分の気はすむかもしれません。しかし、その結果、まわりの人があなたのことを不愉快に感じてしかたがないのならば、あなたのやり方には問題があると言わざるをえないのです。(中略)
 こうした場合に心掛けるべきことは、「静かに自己発揮をしていく」という生き方です。これが、練れた大人の生き方と言えるものなのです。
 ギラギラとした自己顕示欲で悩んでいる人は、人の目を引こうと焦ったり、結果主義になったりする傾向がどうしてもあるように思います。
 人の目を気にしすぎるのは、自己評価がまだ確定していないことに起因しています。自己評価だけでは満足できず、他人の評価という確認を常にとらないと、自己存在が不安定に感じられ、安心できないのです。
 したがって、自己顕示欲に悩む人は自尊心をしっかりと持つことが大事です。自分自身がほんとうに値打ちのある存在であることを知る必要があります。
 そのためには、人の目に映る自分の姿を考えすぎるのではなく、「自分自身を見て納得がいくかどうか。納得のいく仕事、納得のいく生き方をしているかどうか」という点を、日々、点検することです。
 毎日、自分の心に誓って納得のいく生き方をすることが大事であり、それが、結局、静かに自己発揮をしていくことに通じるのです。内なる力を蓄えながら、静かに、しかも着実に自己発揮をしていくことが大事です。
 さらに、もう一つ大事な心掛けは、「自分が目標とするものが何であるかを明確にする」ということです。
 刹那的な目標のために自己顕示をするのが最も危険です。これは破滅型の人生となることが多いのです。(中略)肯定されるべき正しい自己顕示欲とは、将来性があり、長いあいだ自分を燃やしつづけられるものでなければならないのです。
 その意味で、長距離ランナーの心得というものが何にもまして大切になります。長い距離を行こうとするならば、その途中で、人の評価を気にしたり、人の言葉に左右されたりする必要はあまりなく、自分のペースを守って着実に走りつづけることが大事なのです。
 自己顕示欲の強い人は、たいていの場合、短距離ランナーであることが多いものです。短距離ランナーだと、たまには成功することもありますが、決して長続きはしません。したがって、意図的に長距離ランナーへと自分を変えていくことが、自己顕示欲の悩みから脱皮するための一つの方法なのです。
(81~84ページ)

自己顕示欲に悩む人は、自分自身がほんとうに値打ちのある存在だと知り、自尊心をしっかりと持つこと。

将来性があり、自分を長く燃やしつづけられる目標を明確にすること。

自分自身で納得のいく仕事、納得のいく生き方をしているかを、日々、点検し、静かに自己発揮をしていくこと──。

今日は、また人生の叡知をひとつ教えていただいたのだと私は思っているのです。

 

『「幸福になれない」症候群』

 大川隆法著

 

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