まだ若いはずなのに、お化粧ののりが悪くなってきたし、徹夜のあと、翌日はなにもできなかったりして。なんだか若い人に負けちゃうなあって思うこと、増えてませんか? スリムな体型が自慢だったのに、ふくよかになっちゃって、髪が薄くなったり、目が見えにくくなってきたなあ、とか? なんでうちの職場は、ボーナスでないんだろうとか? 学校の成績、親に見せられないよ、とか? いやな人ばかりで、外には出たくないよ、とかいう人は?
幸福の科学の大川隆法先生は、『仏陀(ぶっだ)の証明』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
自分の苦しみの根源をずっとたぐってみると、「他人の目から見て自分がどう見えるか」やプライドなど、すべてこの世的なるものが原因です。ほとんどが、このエゴのところなのです。自我我欲、これが満たされないために苦しんで暴れている、というのがほとんどです。ですから、「エゴを去りなさい」ということを、仏陀はくり返し教えていたのです。そのために無我の教えが説かれたのです。
「人間は、死ぬと肉体はなくなります。しかし、肉体がなくなっても残るものこそが、あなたの本質なのです。霊的世界こそが、ほんとうのあなたの住む場所であり、そうした霊的世界観を持って生きていかなければならないのです。ほんとうの目で見たら、この世的な苦しみのほとんどは断ち切れているのです」ということです。
「実在の世界に還るために、今、修行をしている」という目で見るならば、今のあなたの苦しみは、不当な苦しみではありませんか。肉体や煩悩に執われたり、あるいは、この世の成功こそが最終の成功だと思って求めていたりするところに、苦しみがあるのではありませんか。よく考え直してみて、この世は仮の世界なのだということを知らなければなりません。
(90~91ページ)
大川隆法先生は、霊的な世界こそが本来の世界である、と教えておられます。
そして、ちょっと難しい言葉では、これを本当に知ることが、仏教でいう「空(くう)」の悟りだとも、教えられておられるんだと思います。
この悟りの言葉を、すぐに理解することは、もちろん私たち普通の人間には簡単ではないことです。
でも、ここに仏教の根本があるのだと教えられ、実際にこのお言葉にしたがって日々修行して、本当に人生の苦しみが軽くなっていく体験を数多くの人がしています。
仏の言葉を信じることこそ、人生を確かに生き抜く秘訣であると私は思っているのです。
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『仏陀の証明』
大川隆法著
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