CO2で地球は温暖化してるんだよね。スウェーデンの高校生が国連でCO2削減を訴えたりしてて、ほんと偉いよね? なーんてこと考えてる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『夢のある国へ-幸福維新──幸福実現党宣言⑤──』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
これは、まだ一つの仮説にすぎないのです。(中略)私は、「ちょっと待て。何かおかしい。怪しいぞ」と感知しています。(中略)
今の地球温暖化が始まったのは一八五〇年からです。ところが、大気中のCO2が増え始めたのは一九四〇年からです。これは、おかしなことです。九十年ずれています。(中略)
しかも、一八五〇年から温暖化が始まっていますが、現在に至る過程で、一回だけ寒冷化が起きています。その時期は一九四〇年から一九七五年までです。(中略)そして、一九七六年以降、再び平均気温は上昇に転じ、急速に上がってきているのです。(中略)両者には因果関係がない可能性が高いと言えます。
実は、地球は千五百年周期で温暖化と寒冷化を繰り返しています。過去、百万年の歴史を調べると、約六百回、温暖化が起きているのです。
したがって、「温暖化は、CO2などの温室効果ガスの影響で起きるのではなく、地球自体の天然現象として、温暖化と寒冷化が起きる。地球は、そういう周期を持っている」と考えられるのです。(中略)
もっと大きく言えば、氷河期は一万年単位で起きています。今から一万年ぐらい前までは氷河期であり、この氷河期が終わって温暖化が始まり、文明が発達してきたのです。
大きな流れとしては、やがてまた氷河期が来るのですが、氷河期と氷河期との間は、温暖な気候が続く時代です。(中略)温暖化が続いている間は、実は、人類や地上の生き物にとっては非常に幸福な時代なのです。(中略)
さらに言うと、(中略)CO2がなければ光合成はできません。「CO2を吸収して栄養分をつくり出し、酸素を外に放出する」ということが植物の仕事なのです。
「CO2が増える」ということは、「植物にとって非常に好都合な環境になる」ということであり、これは、「植物が繁茂する」ということを意味しています。(中略)
今、温暖化が進み、グリーンランドの氷が解け始めたり、シベリアの永久凍土が解け、普通の土地になろうとしたりしていますが、私には、「地球が、食料をもっと増産できる態勢へ向かおうとしている」というように思えます。(中略)
今、先進国は不況で苦しんでいますが、性急なCO2排出削減には、不況を促進する効果があります。これは間違いありません。(中略)さらに、困ったこととしては、「発展途上国の発展を止める効果もある」ということです。(中略)
もちろん、私も、「いわゆる公害レベルのものは防止すべく努力しなければいけない」と考えます。(中略)しかし、「CO2の増加によって、地球が温暖化し、破滅的な最後になる」という考え方は、一種の終末論であり、そうなることはありえません。必ず地球の自動調整装置が働きます。CO2の増加と温暖化とは特別な因果関係はないのです。
「蓋然性がある」というだけで、今日のような極端な反応をしている人たちは、(中略)実は、「大企業や資本主義の発展を妨げよう」という左翼運動であり、姿を変えたマルキシズムです。これに気をつけなければいけません。
(51~67ページ)
CO2による地球温暖化というのは、間違った仮説にすぎない。
実は地球は天然現象として、千五百年周期で温暖化と寒冷化を繰り返している。氷河期も一万年単位で起きている。氷河期と氷河期との間は、温暖な気候が続く、地上の生き物にとっては幸福な時代である。
CO2が増えるということは、植物が繁茂することを意味しており、地球が食料をもっと増産できる態勢へ向かおうとしているともとれる。
性急なCO2排出削減は、不況を促進するし、発展途上国の発展をも止めてしまう。CO2による地球温暖化説は、実は大企業や資本主義の発展を妨げようという左翼運動であり、姿を変えたマルキシズムである──。
今日は、「中略」がちょっと多いですけど、大川隆法先生のしっかりとしたデータに基づく説得的な地球温暖化に関するご論考を、なんとかこのブログにおさまるように手みじかにまとめて、ご紹介してみました!
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『夢のある国へ──幸福維新』
大川隆法著 |
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