ウクライナって、なんだかロシアと欧米との間で揉めてるけど、また東西の冷戦がはじまっちゃうんじゃないの? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『「忍耐の時代」の外交戦略チャーチルの霊言』(幸福の科学出版)で、イギリスの名宰相として有名なチャーチルの言葉(「霊言」)を、次のように紹介しておられます。
(ウクライナの)“ビッチ”はだなあ、要するに、EUから金をもらうのと、ロシアからもらうのと、どっちが得か迷って、まあ、ロシアとも、よりを戻して、もうちょっとパイプを太くしようかと思うとったわけだ。
だけども、「出してくれる」っていう金の額を聞いて、金額的に見たらEUのほうが(ロシアの)倍ぐらいあったっていうんで、みんながEUのほうに雪崩を打って行こうとして、追い出されかかったわけよね?
それで、ロシアのほうは、「うちとの関係はそんなもんじゃねえだろうが?」ということで、「もともとの連帯から見て、EUなんていうような烏合の衆の集まりに頼ったところで、いつどうなるか分からんぞ。やっぱり、ロシアにつながっていればこそ生きていけるんだ。何なら、パイプラインを止めてやろうか」というふうな(笑)、まあ、ところだわな。
だから、これは、レベル的には、「経済戦争レベル」であるんで、現実には、「鉄のカーテン」なんていうほどのもんではないなあ。
これよりも、ウクライナの国民が、「どっちが得か」という利益で考えてるところだな。いやあ、経済なら経済で割り切ったらいいよ。どっちが得か割り切ったらええと思うよ。
EUだって、そんなに自慢できるような状態じゃありませんよ。いいところはちょっとだけで、あとはもう、破綻国に近いのがゾロゾロおるからねえ。その破綻国のなかに入れられるだけでしょう?(中略)
この前、地中海沿岸の国がいっぱい泣きついて、ね? 潰れかけとったところばっかりじゃないの?ねえ?(中略)
それにウクライナがさらに加わって、ぶら下がろうとしてるだけだろ?(EUに)それだけの力があるかっていうことだなあ。うーん、「ドイツは、そんなに助けてくれるんかい」っていうような話だろうな。(中略)
あと、やっぱり、ロシアのほうは、「くっついとくと、ええことありますよ」っていうことだな。近いし、あそこは穀倉地帯だしな。そういう意味で、歴史的には、言語は多少違う部分もあるけど、ロシア人もだいぶ住んどるし、やっぱり、ロシアにとって、南に出るほうは魅力的だからねえ。そういう意味で動いとるっていうところはあるわな。
だから、オバマが“ピンボケ”しとるだけで、わしは、「冷戦」なんて思ってないよ。
(34~37ページ)
ウクライナは、EUとロシアのどちらから金をもらうのが得かを迷って、EUのほうが額が大きかったので、EUのほうに行きかけた。
ロシアのほうは、そちらに行くなと言っている。
これは、経済戦争のレベルであって、(イデオロギーに基づく)「冷戦」ではない──。
大川隆法先生は、すでにウクライナ問題については、答えを発信しておられたと思います。
この問題の本質を見誤って、ロシアとの関係についてオバマ大統領に盲従するようなことをしてしまうと、アジア情勢は大変なことになりかねないというのが、大川隆法先生のお考えだと思います。
しかし、安倍首相は、ウクライナとロシアの問題については、すでに幾度か発信された大川隆法先生のお教えをしっかりと受け止め、正しく対応しているようです。
過去の偉人たちの声を直接聞くことができ、国師が繁栄の未来を指し示しておられるこの奇跡の時代にあって、安倍首相をはじめとする為政者たちが、天上界のアドバイスを虚心坦懐に聞き続けられることを、私は心より願っているのです。
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『「忍耐の時代」の外交戦略チャーチルの霊言』大川隆法著
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