ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



プライバシー権ってあるよね。どう考えればいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『幸福実現党宣言』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。

 いわゆる「プライバシー権の確立」の問題は、憲法論議としてよく出ています。流れとしては、プライバシーを守る方向にあります。
 近年、個人情報保護法が施行され、個人に関するいろいろなことが、他の人には以前より分かりにくくなってきましたが、それは、個人の情報が悪質商法に使われる傾向があったので、それを防ぐためなのです。
 以前は、例えば、私立中学校に受かると、業者からたくさんダイレクトメールや電話が来て、「どこで名簿を手に入れたのだろう」と思うようなことがよくありました。そこで、個人に関する情報をだんだん発表しないようになってきたのです。
 ただ、これについて、私は、「若干、気をつけないといけない。行き過ぎている面もある」と考えています。
 確かに、「プライバシー権」というものもあるでしょう。
 プライバシー権とは、要するに、「一人のままで放っておいてもらう権利」のことです。これは誰もが持っている権利であり、あることはあるのです。
 しかし、積極的な権利として、あまり出すぎると、世の中で円滑な人間関係を築いたり、通常の社会活動をしたりすることが難しくなる傾向が生じてくるのです。
 プライバシー権については、ほどほどの中道というものを考えなければいけないと思います。
 そうでなければ、ある意味で、「知る権利」が失われる面もあるのです。
 例えば、公立系の学校には、卒業生がどこへ進んだかを発表しないところが数多くありますが、「自分の子を、その学校に入れるかどうか」を考えている父兄にとっては、「その学校の卒業生がどうなったのか」を知ることは、非常に重要な判断材料になるのです。
 学校側が、プライバシーを盾にとって発表しないのは結構ですが、結局、父兄の「知る権利」を阻害し、教育のチャンスをファジーにしてしまっている面もないとは言えません。
 私立の学校や塾などは平気で実績を発表しています。国公立、特に公立の学校では、「個人のプライバシーですから」と言って、発表しない傾向がありますが、“怠けの原理”も裏には入っていて、実は、「実績を見られたくない」という心もあるのです。この辺は要注意かと思います。
(132~134ページ)

プライバシー権とは、「一人のままで放っておいてもらう権利」のこと。

これは誰もが持っている権利である。

しかし、これについては、ほどほどの中道を考えないと、「知る権利」が失われる面もある──。

最近は、個人情報保護法がどうしたとか、プライバシーの権利とか言って、公立学校が、本来、父兄にとって必要な情報を公表しない傾向があることに、大川隆法先生は警鐘を鳴らしておられます。

今日は、「プライバシー権」に関するお教えを、ご紹介してみました!



『幸福実現党宣言』

 大川隆法著


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