菅総理って、もう亡くなった市川房枝さんの選挙の手伝いをしたのが、政治の世界に入った出発点だったんでしょ。その市川房枝さんって、いまどんなことを天上界で考えてるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか
幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『菅直人の原点を探る』(幸福の科学出版)で、市川房枝の霊の言葉(「霊言」)を、B氏とA氏(質問者)との対話の形で、次のように伝えておられます。
市川房枝 (中略)「何十年もたったのに、まだ米軍基地がある」ということは、「日本が支配されている」ということですからねえ。それは、帰ってもらわないといけませんわねえ。
B──市川先生は、米軍が、沖縄など、日本各地に基地を置いていることの目的や意味について、どのようにお考えでしょうか。
市川房枝 だから、占領したんでしょう? 日本が戦争に負けたから、アメリカは日本を占領し続けているんじゃないですか。(中略)それは、日本が、先に、軍隊をもってアジアで大変な乱暴狼籍を働いて、アジアの人たちを苦しめたので、そういうことがないように、米軍が駐留し、日本の暴発・暴走を抑えているんじゃないですか。(中略)
B──ただ、実際に北朝鮮では、今、核爆弾の開発をしています。
市川房枝 えーっ? 北朝鮮は、北朝鮮は「夢の国」ですよ! なんてことを言うんですか、あなた。
B──北朝鮮は、今、経済が破綻しており、国民が非常に飢えています。
市川房枝 うーん、それは、日本が悪かったのでしょう。先の戦争で、日本がすごく迷惑をかけた結果、国が非常に疲弊して、立ち直れないでいるのかもしれませんねえ。(中略)
B──ただ、女性も含めて、数多くの日本人が、北朝鮮に拉致されています。
市川房枝 はあ?(中略)そんなこと、北朝鮮がするわけないじゃないですかあ!(中略)
拉致っていうのは、自民党が言うんじゃないんですか。自民党の右翼の人たちは、「拉致」という言葉を使って、「北朝鮮に行きたい」という日本人のお手伝いをしてくださった、北朝鮮の方を悪く言っているんでしょう。きっとね。(中略)
ソ連や中国、北朝鮮っていうのは、もう「理想の国」ですよ。平等が完成された、人類の理想像ですよ。(中略)「みんな平等で、貧富の差もなく、威張るような人もいない。本当に労働者の団結した理想的な平等社会ができた」というふうに聞いています。(中略)
A──ソビエト連邦が崩壊したのはご存じですか。
市川房枝 ソビエト連邦が滅びた?(中略)それは……。えっ? ソビエト連邦が滅びた? なんで?(中略)そんな、ばかなことがあるわけがない。理想の国が、そんな……。(中略)
A──ソ連は失敗しました。政治的にも経済的にも失敗しました。
市川房枝 それは、かわいそう。でも、やったのは、アメリカでしょう?
A──いいえ、アメリカはやっておりません。自分たちで崩れ去っていったのです。
市川房枝 そんな!
A──マルクスの予言は、はずれたのです。
(55~74ページ)
市川房枝さんは、この霊言でも明らかにあらわれているとおり、善意に満ちあふれた、とてもよい方だったのだろうと思います。
でも、驚くことにというか、やっぱりと言うべきか、自分が死んで霊になってることを理解していませんでした。
そして、死んだときから時間が止まっており、天上界に還れていないのが明白なやり取りを続けています。
いくら善人であったとしても、生前にそれなりの尊敬を受けた仕事をした方であったとしても、あの世とこの世があり、人間の本質は霊であって、死んだらあの世に還るのだという、もっとも初歩的な真理を知らなければ(というよりも否定していれば)、こんなことになってしまうという実例なのでしょう。
いずれにしても、“ソ連、中国、北朝鮮を『理想の国』『夢の国』だ”と固く信じていた(そして今も信じている)市川房枝さんに師事したのが、政治家・菅直人の原点であった事実は、けっして見逃されてはならないってこと、なんですよね!
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『菅直人の原点を探る』
大川隆法著
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