~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

いのちの世界を生きるとは…

2019-08-31 12:45:39 | 日記

今日で8月も終わりです。

早いな~どうしてこんなに時の進みがはやいの

子どもの頃は、たっぷりの時間を持て余して

いたのに…

4月から毎朝、正坐をしています。

ただ坐っているだけですが、その時だけは

特別な時空間の中に居るよな気がします。

友人が山尾三省さんの詩集「新月」の序文に

載っていた和田重正先生の80代の詩を、

書いて送ってくれました。

やさしい言葉の中にある深い思いと真実に

心を揺さぶられました。

生きるとは、こういうことなのかな~と

しみじみと思いました。

 『流されて

  花をみながら

  月をながめて

  世の中を 泳がずわたる

  その時、その時を

  力いっぱい 生きてるだけ

  その時 その時の

  縁にしたがって 生きているだけ

  自分の手柄でもない

  誰のお陰でもない

  ただこうなっているだけ

  誰にはばかることなく

  言い放つことができる このいのちの世界

              和田重正 』

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初女さんの水加減は神業!

2019-08-29 22:09:19 | 日記

先日、村上光照老師におむすびをお出しするのに

友人のお寺でご飯を炊いたのですが、私の様子を

見ていたKさんが「直さん、どうして何度もお米を

見ているの」と不思議そうに聞くのです。

「お米の給水の状態を見ているの、それによって

水加減も変わって来るし」と言うと、

「私なんて4合のお米を入れたら、何も

考えずに、電気釜の4合のとこまで水を入れる

だけ、お米の状態なんて見ないわ」と、驚いた

顔をしていました。

初女さんは、真剣な顔をしてお米の給水状態を

見ていました。

お水を足すときは、お猪口に半分もいかない

くらいの水を入れていました。

見ていて、あんな少しの水で何が変わるのだろうと

思っていましたが、それがあの美味しいご飯の

秘訣だったんです。

火曜日にランディさんに会った時に、

「湯河原のあのお店、お料理が丁寧に

作られていて、とっても美味しいけれども、

ご飯の炊き方は直さんの方が美味しいよ」と、

言ってくれたので嬉しくなりました。

まだまだ、初女さんには遠く及びませんが

初女さんから教えて頂いた、ご飯の炊き方と

おむすびを伝えて行きたいな~と思って

います。

9月1日、初女さんの月命日に奈良の方から

お声をかけて頂き、関西で初めてやらせて

頂きます。

美味しいご飯が炊けるようになったら、それは

一生ものだから…

心を込めて伝えて行きたいです。

 『人に接するときは

 その人がいちばん望んでいることはなんだろう

 と考えますが、ごはんを炊くときも同じです。

 そのお米にいちばん合った水加減に

 したいから炊飯器の目盛りには頼りません。

 水に浸したお米を手に取り

 じーっと観察していれば

 お米がのぞむ水加減がわかってきます。

           佐藤 初女 』

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今年もやるよ「いのちのエール」10月3日初女さんの誕生日を…

2019-08-28 22:12:51 | 日記

秋風が感じられるようになりました。

昔は、夏から秋に空気が変わっただけで、息子の

命日が近づいてくると、涙してました。

でも今は、初女さんのご命日(10月3日)が

来たぞ~という感じで動き出します。

昨日はチーム初女が集まり、と言っても4人ですが

10月3日の「いのちのエール」の打ち合わせを

しました。

いまだに、去年のあの会は良かったよね~と

言われるので、同じプログラムでやりま~す!

おむすび講習会・手びねりキャンドル作り

そして田口ランディさんのお話し

会場を飾るのは、むっちゃんが撮った

初女さんの写真

今年も講演会は、おむすび付き!

おむすび講習会のお味噌汁は、ランディさんが

前日に来て仕込むというし、初女さんの集いは

全力で取り組み、目一杯楽しむ

初女さんは、力の出し惜しみ何てしなかった

からな~

9月から受付を始まるけれど、1ヶ月しか

ありません。

ちょっとドキドキ、でも必ず来てよかったという

集いになるな~って感じます。

初女さんが祝福してくれる集いにしたいな。

平日だけど、皆さん来て下さ~い。

心のおむすびを結びましょう。

 

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ぶっ飛んでいた村上老師様~

2019-08-26 22:27:00 | 日記

今日は、友人のお寺に村上光照老師が

プライベートで来るというので、おむすびを

作ってと頼まれ、函南まで行って来ました。

朝、5時に起きてお萩を作り、老師さまに会えると

思うと、わくわくドキドキでした。

ランディさんとの対談で、老師さまの底が抜けた

ような笑顔を拝見し、もう一度お会いしたいと

思ってました。

友人のKさんが「老師はぶっ飛んでるからね」と

言っていたのですが、意味が分からずにいました。

そして、お会いした老師さまは、確かに

ぶっ飛んでいました~

お線香をあげて頂いて、みんなでお昼を!と

思っていたら、老師様のお話しが始まり

ローマ法王から戦争中のことから相対性理論…

何と言っても老師様は、湯川秀樹の弟子だった方

ですから…

話が飛ぶ飛ぶ、どこまで行くのという感じ。

お昼も食べず、1時間以上お話を聴いていたところで

Kさんが「老師、直さんが美味しいおむすびを

作ってくれたので、食べましょう」と言ってくれて

やっと昼食となったのです。

Kさんが、森のイスキアや初女さんのことを

言って、老師におむすびを勧めたら

「ほ~、美味しいですな~」と食べだし、

又しても話が、飛ぶ飛ぶ

しかし、知識量が半端ないので面白く

気がつけば、私は「は~。ほ~。」を連発して

いました。

この老師様との対談は、田口ランディさんしか

出来ないのではと、思えてきました。

老師様はランディさんのことを「あの人は

規模が違うと」と言ってましたが、老師様の

規模は宇宙大でした。

私は、頭がついていけない程のカルチュアショック

状態でした。

もはや、おむすびのことなど聞くことも忘れて

いたら、老師さまが3個目のおむすびをパクパク

食べているではないですか…

嬉しかった~

世の中には凄い人がいますが、今日はその

凄い人に出会った感じでした。

友達が言うように「村上老師はぶっ飛んでました!」

大事なことを忘れてました。

老師さまが境内の奥に、わしわしと入って

行かれたら、何と黄色い蝶々がそこから飛んで

きたのです。

老師がお観音様の前に行かれたら、

黄色い蝶々が私と老師様の間を飛び回って

いるのです。

何か大切なことがあると飛んで来る黄色い

蝶々は、私は息子だと信じています。

村上老師と私との出会いを息子が喜び

飛んで来てくれたようでした。

ぶっ飛んでる老師様、素敵でした~

また会いたいです。

今度は魂の話が聴きたいな。

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いのちの声を聴いて

2019-08-24 23:51:17 | 日記

もうすぐ8月が終わろうとしています。

今年の9月1日は、どうか誰も死なないで!

夏休み明けの9月1日が、子ども達の自殺が

一番多い日だなんて…

樹木希林さんの「9月1日」を読んでから

いつも心の中に、”死なないで”という言葉が

あります。

大脳は死にたいと思っても、いのちは生きたいと

思っているの。

いのちは、どんな状況にあっても生きたいと

思っているの…

だから、人類誕生から今日までいのちは繋がり

私たちは今、こうして生きているの。

感情などの五感を通すと、プリズムを通る光の

ように変わってしまうの。

だから、大脳がそれに反応して”死にたい”って

思ってしまうの。

いのちは、どんな時も生きたがっているの。

どうぞ、自分のいのちの声をきいて!

心の底にあるいのちの声を…



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「18歳のアトム」黒田征太郎

2019-08-22 22:37:01 | 日記

今日、「18歳のアトム」という本を注文しました。

私は、アトムで育った世代です。

アトムを見て、21世紀とは素晴らしい時代だろうと

夢に描いていました。

でも、21世紀になっても人間は戦争をしています。

地球環境は悪化し、この暑さは瀕死の地球の

発熱のようです。

アトムは、原子力(後に核融合)をエネルギーと

して、人間を守るために戦ってきました。

でも、原子力は取り返しのつかない事故を

起こしてしまいました。

手塚治虫さんが描いた9歳のアトム

その9年後の18歳のアトムを、イラストレターの

黒田征太郎さんが「18歳のアトム」として

絵本にしたのです。

黒田さんは「アトムというのは手塚治虫さんの

読者に対しての謎かけだったんだと思いますね。

あらゆる力を持って縦横無尽に飛び回れるアトムが

どうなっていくか。失礼を承知の上で、僕なりの

アトムの行く末を描いた」と…

アトムは争いを繰り返す人間たちを守ることが

むなしくなり死人のように横たわり

意識が遠のいていく…

そのアトムが小さな草花に、生きる尊さを

気づかされ、ロボットだったアトムが突然人間に

なり、自分も無数の命の一つだと気づく!

そういうストーリーだそうです。

黒田さんは「どうすんの!せっかく生まれて

きたんじゃない。たった一回だよ。

生きているということが素直に喜べて、

生きているということを真剣に考えることが

出来たら、殺すことはないですよね。

もうちょっと、やっぱり、考えないと

さみしいですよね。」と、語ってました。

私たちは、せっかく生まれてきた

たった一回の人生であり、掛け替えのない

“いのち”だっていうこと…

自分の”いのち”を粗末にしないことは

他人の"いのち”を粗末にしないことに繋がる。

18歳のアトムは、人間になって今まで持っていた

すべての力を失う…

9歳のアトムで育った私は、18才のアトムに

出会い、何を感じるだろうか…



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「9月1日」樹木希林・内田也哉子

2019-08-21 23:18:29 | 日記

今日は何も用事が入ってなくて、意を決して

片付けを!と思っていたのですが、昨日友人から

借りた本を読みだしたら止まらなくなり、

読んでしまいました。

9月1日 母からのバトン

樹木希林・内田也哉子の親子の著書です。

樹木さんが亡くなる2週間前に

「死なないで、ね…どうか、生きてください…」

と、窓の外に向かって、涙をこらえながら

語りかけていたそうです。

也哉子さんが問いただすと「今日は、学校に

行けない子どもたちがが大勢、自殺してしまう

日なの」」「もったいない、あまりに命が

もったいない」と、ひと言ひと言を絞り出す

ように教えてくれたといいます。

樹木さんの言った今日が「9月1日」だったのです。

樹木さんが、生前「不登校新聞」で受けた

インタビーも載っていました。

樹木さんが、夏休みが明けた9月1日が一年の中で

一番自殺が多いと知り衝撃を受け、亡くなる

直前にも、そのことへ思いを馳せていたようです。

母からバトンを受け継いだ也哉子さんが、

4人の方と対談をし、多様な生き方を通し

生きるということを伝えているのです。

とても深い本です。

樹木さんの不自由さを面白がる姿勢が

いいな~と思いましたので、ここに記してみます

『年を取るといろんな病気にかかるわけ。

腰は重くなるし、目もみえないし、針に糸だって

通らなくなる。不自由になるんです。

でもいいのよ、それで。

そうやって人間は自分の不自由さに仕えていくの。

不自由さに仕えて成熟して、人生を終えていく。

ほんとうに成熟という言葉がぴったりだと思う

不自由なのをなんとか自由にしようとするなんて、

思わないのよ。

不自由じゃなくしたらつまらないじゃない。

              樹木希林  』

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湯河原に生まれたてのカフェ~また行きたくなるよ

2019-08-20 22:22:49 | 日記

日曜日にランディさんと行ったカフェは、

8月にオープンしたばかりの生まれたてのほやほや

倉庫を改造した小さな小さなお店

オーナーさんの女性も実に初々しくて、

メニューの説明をしてくれたのですが、書いてない

ハンバーグが準備が間に合ってなくてと、

申し訳なさそうに言うのです。

ランディさんが「メニューに書いてないのだから

言わなければ分からないのにね」と、

いたずらっぽく笑ってました。

私たちは、そんなにお腹が空いてなかったので

ランチを一人分取って、3人でシェアすることに

しました。

オーナーさんのドキドキ感がこちらにも伝わって

来るようで、がんばれ!なんて心の中で言って

ました。

運ばれて来たお料理を口にした3人は、

「美味しい!」と、同時に言ってました。

丁寧に作られていることが、よくわかり

嬉しくて、美味しくて3人でパクパク食べました。

こういう丁寧なお料理は、初女さんが

喜ぶだろうな~と、ふっと思いました。

アイスコーヒーの氷もコーヒーを凍らせた

ものでした。

どこまでも丁寧で感激でした。

帰り際、ランディさんがオーナーさんに一緒に

写真を撮らせて~って言うと、オーナーさんが

コチコチになって、にこりともしてないので

何から何まで初めてという感じに、嬉しくなって

しまいました。

そして、ランディさんは翌日もランチを食べに

そのお店に行ったというのです。

そうしたら、オーナーさんが「いのちのエ~ル」の

読者だったとのこと!

びっくりポンです~

丁寧に作られたお料理は、心に響きます。

こういう若い人たちが出て来てくれて、初女さんは

どんなに喜んでいらっしゃるか…

湯河原の「Cafe Sampo」

また行きたくなるお店です。

画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

 

 

 







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初女さんとお米

2019-08-19 21:56:54 | 日記

サマースクールでは、17日の夕ご飯に7キロ

18日の朝ご飯に5キロのお米を炊き上げました。

結構おいしいご飯が炊けて、ホッとしました。

ランディさんも美味しい!と言ってくれました~

初女さんから「直さん、おむすびはごはんの

炊き方が一番なの」と会う度に言われてました。

今、高い電気釜が出てますが、お米の給水と

水加減で、お鍋でも簡単な電気釜でも

とても美味しいご飯が炊けるのです。

私は、初女さんにはまだまだ及びませんが

美味しいご飯の炊き方を伝えていきたいと

思っています。

瑞穂の国の民が、米離れなんて…

ご先祖様にあわす顔がありませんから…

『お米のひと粒ひと粒も、生きている「命」です。

お米が息をしていれば、炊き上がると

盛り上がっています。

これがおいしいご飯なの。

水加減が多過ぎると、真ん中がぺしゃんこに

なってしまうのね。

何より大切なのはごはんです。

昔から「一粒に八十八の神さまが宿る」と

言うけれど瑞穂の国のお米には、いのちを元気に

してくれる不思議なほどの力があるのです。

              佐藤 初女』

 ソース画像を表示


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楽しかった・美味しかった・サマースクール

2019-08-18 20:34:10 | 日記


昨日、今日とランディさん達がやっている

“色えんぴつ”のサマースクールに行って来ました。

1年に1回ですが、リピーターが多いので

会う度に大きくなっていく子ども達の成長は眩しい

くらいです。

発達障害を持つ子ども達と親が、ホッとできる

場所が、このサマースクールなんだ~

子ども達が、実に楽しそうで親たちも嬉しそうで

1拍2日なのに、ゆったりとした空気が流れて

いました。

色えんぴつの会も来年で10年になります。

私は、ランディさんのご主人の下で、56人分の

食事を作ってました。

夜は、カレー!時間をたっぷりかけて煮込んだ

カレーの美味しさに、子どもも大人もお代わりの

列が出来ました。

朝はおむすびと味噌汁。

昆布と煮干しで出汁をとった味噌汁の味わいの

深さは、細胞に沁み込んでいくようでした。

ランディさんに「直さん、ご飯が美味しい!」

と言ってもらい、嬉しかったです。

初女さんの著書に「朝一番のおいしいにおい」

という本がありますが、この朝一番の美味しい

においが、どんなに大切かに気がつきました。

ごはんの炊けるにおい

お味噌汁の出汁のにおい

魚を焼くにおい…

もしかしたら、日本の台所から朝一番の美味しい

においがなくなり、電子レンジの「チン」が

朝の音となっていたりして…

『幸福な一日はおいしい朝ごはんに始まります。

朝ごはんをおろそかにしていると

なんとなくふわふわしてこころが満たされ

ません。

            佐藤 初女  』

サマースクールが終わると、夏が終わった~と

いう気持ちになります。

もう、季節は秋に向かっているのですね。



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