近所を歩いていたら、
楽しげな子どもの声が
聞こえてきて、見ると新築の
庭のビニールプールで
子ども達が遊んでいるのです。
あ〜幸せの風景だな〜と
思わず呟いてしまいました。
我が家も越して来た頃は
猫の額程の庭にプールを
出して子ども達が遊んで
いました。
あの頃は、こんな幸せが
ずっと続くような気がして
ました。
でも私達は留まっていなくて
刻々変わる今を生きて
いるんですよね。
そのことが、分かっている
ようでわかってないのです。
辛い時は、その苦しみが
延々と続く気がして…
私は辛い苦しい時に、
初女さんの言葉に支えられて
きました。
初女さんは、深い悲しみや
苦しみを知っているので、
初女さんの体験から生まれた
言葉が私に寄り添い希望を
与えてくれるのです。
絵に描いたような幸せを
求めていた私に天は色々な
体験をさせてくれます。
魂を磨く為に生れてきたの
ですから、全てが天の計らい
でしょうか…
すんなり、するすると
幸福になることはなくて
生きていれば、何度でも
繰り返し苦しみがやって
きます。
けれども苦しみは決して
苦しみだけに終わることなく
いつか喜びに変わります。
苦しみなくして刷新は
はかれません。
真の幸福は、苦しみの中に
あってこそ実感できるもの
です。
佐藤初女