~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

本当の自分?

2025-03-17 12:57:40 | 日記
過去のブログをアクセスした
人がいると、読まれた
記事が私のところにも
上がってきます。
15年も書いているので、
書いた本人が忘れている
ことの方が多いのですが…
昨日は聖路加病院の院長
だった日野原重明先生が
亡くなった時に書いたものが
上がってきました。
日野原先生の講演は一度
聴いたことがあります。
90歳を超えられていたと
思いますが…凄い方でした。
あれだけ人の死と向き合って
来た先生が、奥様の死が
迫って来た時、おろおろ
しているお姿をテレビで
観た時、そういうものかと
思いましたが、ご自分の
死を実感したときの先生の
言葉が凄いです。
人間は病むことによって
本当の自分と出会う
死を前にして新たな
自分と出会った
おろおろする中で
本当の自分があらわれる
どんな苦しみの中でも
生きることは喜びに
満ちている
未知なる自分との
出会いが存在している

日野原先生が死を前にして
紡いでいる言葉に、
『本当の自分
『あらたな自分』
『未知なる自分』
が、出てきます。
私達は『自分』というと
大抵の人が心だと思って
います。
また、体だという人も
います。
日野原先生が最期の最期に
出会った本当の自分とは?
私達の心の奥底、
潜在意識の底の底にある
魂に宿っているのが
本当の自分。真我。
そのことを、
先人達が言葉をかえて
伝えてくれています。
般若心経は、釈迦が
そのことを弟子の舍利子に
伝えたものだそうです。
魂に宿っている本当の自分
中村天風さんは、
それを『宇宙霊』と
呼んでいたそうです。
その本当の自分に心を
あわせれば、人間は
幸せになるように出来て
いるんだと言われて
いました。
日野原先生は、本当の自分
の存在に気づかれたの
ですね。
和田重正先生は
このいのちの世界のことは
大脳の蓋を取らなきゃ
わからないと言われて
ました。
頭で考えてもダメだという
ことです。
一心に何かに取り組んで
いる時、自我ではなく
心が本当の自分
真我に合わさるのだ
そうです。
言葉にするには難し過ぎる
けれど、誰の中にも
生まれたからには在るので、
それがワンネスという
ことのようです。
宇宙を創りし慈悲の
一滴(ひとしずく)
ワンドロップが
私達の中に在るということ
中村天風さんは
『在るものは在る』と
言い切っていました。
『本当の自分…』
この問を自分自身に
問いかけ続けようと
思います。


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誰もが表現者

2025-03-15 23:32:34 | 日記
昨日は、元職場である
障害者作業所で何年振り
かで書のワークショップを
行いました。
十代のSちゃんは、目が
不自由なので、どういう
ふうに取り組んだらいいか
と、あれこれ考えて
いました。
今回は書の先輩も参加
してくれるので、『一』
とかだったらいいかな
と、話ていました。
何しろ私は、書を習い
始めた時に、『一』を
ほぼ1年間書いていたの
ですから〜
以前、障害者の人達と書を
やっていた時に、画家の
中津川さんに、字に拘らない
方がいいよと言われたので
そのことを心に置いて今回は
筆を楽しんでもらおうと
思いました。
そうしたら、面白い作品が
生まれました。
手が使えないAさんは、
足の指に筆を挟んで書く
のですが、力が入らない
ことが奏して、毛先が使え
実に面白いアート作品と
なったのです。
目に障害を持ったSちゃん
には、『十』を書いてもらい
ました。
何枚か書いたら彼女が
突然『弓』を書きたいと
言い出したのです。
弓道に興味を持っている
とかで…
最初、『大きな筆なんて
持てない』と言っていたのに
書き出したら止まらなくなり
次次書きました。
そして、書き終わった時に
『自分の中にこんな力が
あると思わなかった』と
呟いたのです。
そうなの、私もその力を
感じて、書の世界に
飛び込んだのです。
Sちゃんの姿を見ていた
H君は、1枚で書くのを
やめていたのに、また
書くと体で伝えて来ました。
M子さんは、柔らかい
のびやかな筆で、書の
世界を楽しんでいるよう…
実に楽しい豊かな時間と
なりました。
私は、あ〜誰もが自分を
表現したいという思いを
持っているんだ!
言葉に出して言えなくても
誰もが表現者なんだ!と
強く思いました。
人間は想像し創造出来る
生命体です!
だから、表現したいし
表現している時に、いのちが
輝くのだ!と思いました。
昨日のワークショップで
大切なことを彼等から
私の方が教えてもらい
ました。
いや〜楽しかった。
良き日でした。

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ヴィクトールフランクルの言葉

2025-03-10 22:38:44 | 日記
息子が結婚し、家を出てから
息子の部屋が私の部屋と
なりました。
荷物はいまだにあり、
本箱には息子の本と私の
本でせめぎ合っています。
ふと見ると、私が息子に
勧めたフランクルの本が
ありました。
久しぶりにフランクルの
言葉を目にして、
あ〜この言葉にどれほど
救われたことかと思い
ました。
この言葉に出会った時の
驚きはまだ私の中に残って
います。
子どもを亡くし、どれだけ
『なぜ?』を問うてきた
ことだろう…
その答えの出ない『なぜ』に
こたえをくれたのが、
フランクルの言葉だったの
です。
私の中の『なぜ?』を
消してくれたのです。

人間が人生の意味は何かと
問うに先立って、人生の
ほうが人間に問を発して
きている。
だから人間は、ほんとうは、
生きる意味を追い求める
必要なんかないのだ。
人間は、人生から問われて
いる存在である。
人間は、生きる意味を
求めて人生に問を発するの
ではなく、人生からの
問いに答えなくては
ならない。
そしてその答えは、
人生からの具体的な
問いかけに対する具体的な
答えでなくてはならない。

 ヴィクトール.フランクル


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感謝〜初女さんの一番好きな言葉

2025-03-07 22:31:15 | 日記
ある講座を受けた時に出た
課題が『当たり前と思う
ことを100個書く』でした。
ひぇ〜100も💦と
ヒィ〜ヒィ〜言って
書きました。
でも、知り合いの人が呼吸を
するのも大変になったのを
見た時、当たり前のことって
何もないんだと思いました。
そう思うと、自分は何て
感謝が少ないのだろうと
ハッとしました。
初女さんは『感謝も何もなく
ただ目がいくことだけで
暮らしていると、心が
うつろになってきます。
感謝のない人は、すべてが
当たり前のようになって
います。
そうではない。
いま私たちがなにもなく
こうしていられることが
感謝なのです。
小さな悩みに常にとらわれて
いる人もいますが、感謝が
あれば日々の悩みもなく
なります。
感謝で、今というこの確実な
時を大事にしていくと
自由に過ごせるのです。』と
書いています。
初女さんが一番好きな
言葉は感謝だと…
当たり前のことなど、
何一つないと思うと、
感謝の思いが立ち上がって
来ます。
初女さんは、感謝なしでは
前に進めないと言って
ました。
感謝と喜びの多い人生ほど
幸せなものはない!
私も感謝の心をもっと
もっと豊かにしていか
なければ…
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今日も良き日

2025-03-02 21:52:24 | 日記
3日前から、何となく朝から
「今日も良き日」と言い出し
たら、本当に良いことが
起きました。
1日目は、買い物をして
お釣りをお財布に入れて
歩き出したら、後ろから
肩を叩かれ、落としましたよ
と、五千円を渡されました。
うっかり落としたのを
拾ってくれたのです。
二日目は神社で参拝を
してたら、神社の関係の
方が、私達2人に祝詞を
あげますから、よかったら
どうぞと椅子を出して
お祓いまでして下さったの
です。
そして、今日ら音がとれない
私の為にレッスンをして
もらえたのです。
3日も続けて良きことが…
自分でもびっくりでした。
「今日は良き日」じゃなくて
「今日も良き日」なんです。
言葉は言霊
声に出して言ってみる
ものですね〜
ジェームズアレンの
『原因と結果の法則』では
ないけれど、思いが現実に
なるし、何を思うかが
自分の人生をつくって
いくということですね。
中村天風さんは、絶対積極
で生きなさいと言われて
います。
これから毎日
『今日も良き日』と言って
1日のスタートを切ろうと
思いました。

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