~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

ぬか床は生物多様性~初女さん

2022-02-28 22:20:13 | 日記

初女さんが亡くなる1年前の

1月、初女さんに呼ばれて

田口ランディさんと弘前の

ご自宅を訪ねた時、初女さんは

私たちに糠漬けを教えたいと

言われて、凍てつく台所で

きゅうりやセロリを漬けて

くださったのです。

その時、「糠床って生物多様性

だと思うの、ランディさんに

そのことを書いてほしいの」と

言われ、ランディさんに

糠漬けに関する本などを

渡されていました。

翌日、ランディさんが

「地球も糠床だよね」と

言われたのが今も心に残ってます

ウクライナのことがあって

ふっと、あの日のことが

思い出されました。

初女さんの言葉が今まで以上に心に沁みて来ます。

ぬか床って

”生物多様性”だと

思うんです。

米ぬか、塩、昆布、鷹の爪

きゅうり、にんじん、なす

大根、食パン、りんご、

ヨーグルト…

それぞれがそれぞれのままに

おいしさを引き出し合う

あるがままにいるだけで

互いに支えあってるの。

多様なものが

多様なまま響きあい

ともに生きる。

それがいのちの摂理です。

    佐藤 初女

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心の平和を培う秘訣~ダライ・ラマ

2022-02-27 23:56:44 | 日記

ウクライナのことが頭から

離れません。

ご飯を食べている時、テレビを

観ている時…

ウクライナの人はどうしている

だろうと、思うのです。

どうして人間は戦争をするので

しょうか…

ダライ・ラマ法王は

平和はひとり一人の心の平安

からと言われてますが、

その心の平安を培うには

どうしたらいいのでしょうか…

心の平和を培う秘訣

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今こそイマジンを…

2022-02-26 22:06:35 | 日記

この地球上から戦争が無くなる

そんな日は来るのでしょうか…

歴史の教科書は、大方が

戦争の歴史です。

どうしてそんなに戦うので

しょうか…

ダライ・ラマ法王は言って

ました。

平和とは

ひとり一人の心の平安からと!

今こそイマジンを…

  愛とは

  受け容れること。

  戦争が絶えないのは

  受け容れられないからです

      佐藤 初女

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星野道夫の世界

2022-02-24 22:44:19 | 日記

昨日は、あーすぷらざに

星野道夫さんの奥さん、

直子さんのお話を聴きに

いきました。

何とキャンセル待ちの人が

1000人いるというのです。

星野さんの写真と言葉が

どれほど多くの人を支えて

いるか…

星野さんのことを伝える

直子さんの人柄にも心が

引き寄せられます。

一緒に行った友達が「星野さん

の写真て、何か違うよね」

言うので私はちょっと得意に

なって、

パイロットのドン・ロスが

道夫は魂が撮れる数少ない

写真家だって言ってたよ!

と、話しました。

本当にそうだな~

星野さんの写真は観ている者の

魂に響いてくる感じがします。

あーすぷらざの写真展

素晴らしいです!

私、3回目も行きたいと思って

います。

「人は生きているかぎり、

夢に向かって進んでいく。

夢は完成することはない。

しかし、こころざし半ばにして

倒れても、もしそのときまで

全力をつくして走り切った

ならば、その人の一生は

完結しうるのではない

だろうか」

「かけがえのない者の死は

多くの場合、残された者に

あるパワーを与えていく」

「大切なことは

、出発することだった」

     星野道夫

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煩悩の克服~ダライ・ラマ

2022-02-23 23:59:08 | 日記

ダライ・ラマ法王は

「苦しみが慈悲の心を育てる」

とガイアシンフォニーの映画で

語っていました。

この法王の動画、とても心に

響きました。

ご覧下さい。

 

煩悩の克服

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心ひとつの置きどころ

2022-02-21 22:56:31 | 日記

友達に、どうしても嫌な人にが

いるの、どうしたらいいの?と、聞かれました。

職場の人だから毎日顔を

合わせるしと…

私は、何と言っていいか

分からず、黙っていました。

そうしたら、夜に別の友人から

電話があり、私は何も言って

ないのに、「ねえ、老師が

よく言っていたんだけど、

自分にとって嫌な人は、

逆縁の菩薩って言うんだって。

嫌だと思う人は、大切な

気づきをくれるんだって」と…

こんな風に答えが向こうから

来るんですね。

不思議です。

逆縁の菩薩と思うだけで

相手への気持ちが変わって

きます。

友人に伝えたら、その一言で

凄く気持ちが、楽になったと

喜んでました。

本当に、心ひとつの置き所

ですね。

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初女さんの写真展

2022-02-20 22:40:14 | 日記

昨日は、あーすぷらざに

ガイアシンフォニー2番の上映

と、初女さんの写真展に行って

来ました。

写真展の会場に一歩足を踏み

入れると、場の空気が違うと

感じました。

大きな初女さんの写真と

向き合うと、初女さんに

包まれているようで、

それだけで胸が一杯に

なりました。

丁度、写真家の岸さんが在廊

していて、言葉にならない

思いが、あふれる涙となって

しまいました。

そして、あ~確かに初女さんが

いらっしゃると感じました。

ガイアの2番は、講演会では

初女版だったので、全編通して

観るのは久し振りでした。

改めて、この映画は凄い!と

思いました。

映画の中の初女さんも

写真の中の初女さんも

そのお姿から、深い愛情が伝わって来るのです。

そして、今なお私たちは

初女さんの愛を受け取り

続けているのです。

それは、生前の初女さんに

出会っているかなどと

いうことは関係なくです。

もはや初女さんは、宇宙の母と

なってあの圧倒的な母性で

私たちを包んでくれていると

私には思えるのです。

だから、困ったり迷ったり

した時に「初女さんなら

どうしますか?」と問いかけて

しまいます。

初女さんからのお答えは、

一番いいタイミングで

”気づき”というかたちで

返って来るのです。

”愛は永遠”

そんな言葉が、ふっと心に

浮かびました。

横浜の本郷台あーすぷらざの

岸圭子写真展

「いのちをむすぶ 佐藤初女」で、

どうぞ、初女さんと出会って

下さい。

 

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死は終わりではなく、新たな始まり

2022-02-18 23:08:20 | 日記

若松英輔氏が石牟礼道子さん

ことを書いた「常世の花」

読むと、私達は亡くなった

人の思いと共に生きている!

という気がひしひしと

してきます。

死は決して終わりではなく

新たなる始まりなんだと

思えるのです。

石牟礼さんは『人が死ぬ

ということは、その人と

より深く逢いなおすことの

ようです。

生きているうちにそれが

果たせぬゆえに、人は

美しくなって死に向かうの

でしょうか。』と、書いて

います。

”その人とより深く逢い直す”

このことがとてもよく

わかります。

初女さんが亡くなってから

私は、初女さんが生きていた

時、以上の深い出会いを

しているのです。

生きている時に感じていた

距離感が全くなく、今ここに

私の中に初女さんは在るのです。

石牟礼さんが、敬愛する著者を

思って書いた言葉と初女さんの

言葉が深く響いてきます。

 

『ひとりの人間の死が、

残された生者たちの魂に

より添い、蛍火の明滅の

ように、とり残された

その道行を導くことがある

ように、ひとりの著者の死と

業跡を、読者がひとつの

直感をもって受け継ぐことは

ままあることである』

 石牟礼道子

 

大切な人の死は悲しいこと

ですが、悲しみにおぼれては

いけないと思います。

人の死は姿の別れであって、

心の別れではありません。

悲しみも苦しみも捧げて

亡くなった人が生前望んで

いたように生きていくことが

いちばんの供養であり、

自分の慰めにもなります。

かけがえのないものを

なくされた方には、いつか

大きなものが与えられますよ

    佐藤 初女

 

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初女さんとふきのとう

2022-02-17 21:30:50 | 日記

オンラインで東洋医学講座を

うけていたら、先生が立春の

頃から空が青く明るくなる

けれど、地面は冷えているので

気があがり具合が悪い人が

多くなるんです。と言われて

ました。

本当に私の周りでも体調を

崩している人が何人もいます。

そんな中で、ふきのとうを

沢山頂き、春の訪れを

感じています。

初女さんは、最初のふきのとう

で、ふき味噌を作ると

言われてました。

初女さんの名刺には、

ふきのとうの絵が描かれて

いました。

ふきのとうを見ると、初女さんが、重なります。


春、ようやく雪が融け始めた

イスキアの森では

長く厳しい冬に耐えてきた

植物たちが”待ってました”

とばかりにいっせいに

芽吹きます。

苦みや香りが強く生命力に

あふれた春の山菜たち。

その個性を生かしながら

調理するのは春一番の

楽しみです。

食べることはいのちを

いただくこと。

おいしくいただくことで

食材のいのちが生かされ

人も生かされるのです。

    佐藤 初女

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初女さんの梅干し

2022-02-15 21:45:29 | 日記

初女さんのご命日が過ぎた

ある日、森のイスキアから

梅干しが送られてきました。

初女さんが大事にしていた

梅干しを、スタッフが初女さん

の部屋で見つけて、再び干して

送ってくれたのです。

10年は経っていると思うよ!

というその梅干しは、津軽塗の

ような深い味わいのある色を

していました。

スタッフの人が「あれだけ

大きい梅干しだから、初女先生

大事にしていたんだよ!

先生のおむすびを伝えてる人に

送ろうってなってね…」と、

家宝と言える初女さんの

梅干しが私のところにも

届いたのです。

少しだけ、食べてみたら

あ~私の梅干しは足元にも

及ばないと、心底思いました

味わいの深さに初女さんを

感じました。

よーし!

この梅干しを目指して、今年も

また梅ちゃんと向き合おう!

初女さん、ありがとう~

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