~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんのおむすび

2023-01-31 23:01:09 | 日記

日が落ちると、寒さが身に

沁みて来るようです。

ふと、初女さんは冬は嫌では

ないと言っていたけど、私は

苦手だな~と思っていたら

初女さんの出棺の時に舞った

花びらのような雪が思い出され

ました。

初女さんのおむすびは不思議

です。

おむすびを丁寧に結ぶと、

初女さんの生き方が感じられ

気持ちがシャンとするのです。

おむすびで、生きる姿勢が

正されるなんて…

ひとつひとつの工程に心を

かけることが、初女さんの

祈り。

そして、「本当にお伝えしたい

のは、おむすびの作り方では

なくて信仰とはなにか」という

ことなのです。と語ってました

この「信仰」が分からなくて

私は答えを求め続けて

いました。

ある時、初女さんはこの答えを

姿で見せて下さっていたんだと

気がつきました。

初女さんは、多くを語る方では

なかったけれど、大切なことを

姿で見せて下さっていました。

そのことにやっと気がつき

ました。

目を閉じれば、初女さんの姿が

浮かびます。

明日は、初女さんのご命日。

おむすびを結ぼう

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ご飯炊きは一生の修練~初女さん

2023-01-28 23:46:12 | 日記

おむすび講習会で一番ドキドキ

するのが、ご飯炊きです。

始めましてのお釜とお米を

前にして、何度も水加減を見て

最終的には心の中で、初女さん

この水加減でいいですよね?

なんて聞いたりして~

初女さんは、水の量が1ミリ

違っても大きく違います。

と言われてました。

初女さんがお米の給水を

見ている時の真剣さは、今でも

忘れられません。

でも、家で炊いていて、吹いたのを

見逃して、固くなってしまった

時は、蒸かせば柔らかくなる

ので、お米って優しいな~

って思ってしまいます。

毎朝炊き上がったご飯の

蓋を開ける時は、いつもドキドキ

します。

初女さんもやっぱりドキドキ

していたのかな?


私はごはんが大好きです。

毎日欠かさず炊いてます。

毎回毎回ふっくらおいしく

炊き上げるのは何十年と

繰り返してもむずかしい。

ごはんの炊き上がりを見る時は

いつもどきどきしていますよ。

一生続いていく修練ですね。

佐藤 初女さん | 食育 | 食い、あらためよ。 お米で元気!

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食はいのち~佐藤初女

2023-01-26 22:54:06 | 日記

おむすび講習会をやっていると

おばあちゃんやお母さんの

おむすびを思い出したと

言われる方が、必ずいます。

そして、懐かしそうに話して

下さいます。

初女さんがおむすびは

ソウルフードと言ってように

日本人にとっておむすびは

特別な食べ物かもしれません。

だから、おむすびをコンビニに

明け渡してはいけないって

思うのです。

食べたものの記憶って鮮明に

残っているものです。

夕飯の支度をしている時、

ふと1本あったさつまいもに

目が行きました。

あ~母がよく大学芋を作って

くれていたなと思い、

おかずにはならないけれど、

大学芋を作ったら、元気な頃の

母が思い出され胸が熱く

なりました。

初女さんは冷凍食品はいのちが

ないと言ってました。

私達のいのちを支えるのは

やはり、いのちのある食事です

忙しい人は一品でいいから

手をかけて作ってと…

お料理が、時短簡単が最優先と

なっていますが、初女さんは

「美味しい」と感じることが

とても大事だと言ってました。

食はいのち。

食材もまたいのち。

食は生活の基本です。

心が苦しみで詰まっている人は

なかなか食べることが

できません。

それでもひとくち、ふたくちと

食べ進み”おいしい”と

感じた時、生きる力が湧いて

きます。

おなかが満たされると、

心の扉が開くのです。

自然に感謝の気持ちも湧いて

きて、人になにかして

差し上げたくなってきます。

食をおろそかにすると

生活が乱れて、すべての

いのちに鈍感になります。

食を大切にする人は、

人をも大切にします。

       佐藤 初女

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いのちの世界の笑顔

2023-01-25 23:05:10 | 日記

寒い一日でした。

初女さんは冬が好きだと

言ってましたが、今日の寒さに

私は暖かいのがいいな~なんて

思ってしまいました。

敬愛する老師が亡くなりました

お会いしたのは4回でしたが

老師の笑顔が私の心に

焼き付いています。

老師の家を訪ねた時の驚き、

NHKの心の時代にも何回も

出演している老師が、今にも

崩れそうな家の中で、

ニコニコと満面の笑顔で

座って居るのです。

精神の自由を我がものと

された方を見た気がしました。

老師は、前日に訪ねて来た

方が持ってきたコンビニの

おでんを「美味しい美味しい」

と言って食べられていたそうで

大往生だったそうです。

そして、何とあの素晴らしき

僧侶ティク・ナット・ハンと

同じ日、1月22日春節に

亡くなったのです。

これもまた、偶然とは思えま

せん。

(偶然はないと言いますよね。)

四十九日までは自由に

何処にでも行けるそう

ですから、老師は

あの笑顔を振り撒いている

ことでしょう。

いのちの世界を生きている方は

解き放たれた笑顔をしてます。

和田重正先生、老師(お二人共

故人ですが)

そして、今を生きている

山川紘矢さん。

このお3人の笑顔が私は

大好きです。

今生、私もあの笑顔の世界に

たどり着きたいです。

和田重正氏の「いのちの世界」今ここに蘇る!の画像

   和田重正先生

    村上光照老師

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心を結ぶ初女さんのおむすび

2023-01-23 22:33:03 | 日記

土日で豊橋におむすび講習会に

行って来ました。

10月3日に湯河原でやった

講習会に参加して下さった方が

呼んで下さったのです。

”いるかビレッジ”という

素晴らしい処で、これからの

新しいコミュニティを実感

しました。

もしも、宮沢賢治がいたら

”こういうことをしたかった”

と、大喜びするのではないかと

思ったほどです。

そこでやらせて頂いた

”おむすび講習会”は、とても

深いものになりました。

お米の洗い方から始め、お鍋で

ご飯を炊くやり方、そして

初女さんのおむすびを結ぶ。

このことが、どこを取っても

初女さんの精神に繋がって

行くのです。

そして、そのことが参加してる

皆さんの心に沁みて行くのが

感じられ、気がつけば私は、

親しい人にしかしたことがない

話までしていました。

おむすびも、満足感に満たされ

お腹が一杯になりましたとか、

このおむすびって片手に持って

食べられない。

両手で持って大事に食べたく

なりますと言われ、見れば

みんな両手でおむすびを

持って嬉しそうな顔をして

食べているのです。

やっぱり初女さんのおむすびは

心と心結んでくれます。

素晴らしい場所で、心響く

人たちと出会って幸せ一杯の

おむすび講習会でした。

まな板もって、おむすびを結びに

どこへでも行くぞ!

初女さんのことを初女さんの

おむすびを、もっともっと

伝えて行きたいと思いました。

心響く『いるかビレッジ』での

おむすび講習会に感謝一杯です。

初女さん有り難う!

皆さん有り難う!

おむすび有り難う!

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留まらない

2023-01-20 23:10:53 | 日記

新年が明けたと思ったら

もう20日です。

2023年の大寒の始まりは

1月20日からで、立春までだ

そうです。

2日に龍村監督が亡くなり

力が抜けたようになりましたが

何があっても時は刻まれて

行く、このことはやはり前を

向いて進みなさと、言われて

いる気がするのです。

時は留まらない。

だから今を生きている私達も

留まらない。

初女さんの講演会では、お話の

後に”分かち合い”という

時間がもうけられ、会場の方の

質問に初女さんが答えられて

いました。

初女さんは「動いて下さい」と

よく言ってました。

それは、留まらない!と

いうことだと思います。

悩んでいる人も

本当はどうすればいいか

わかっています。

私は、本人が気づくのを

見守るだけ。

自分で納得して答えが

出せた人はすぐに行動に

移ります。

まわりが驚くほどに

あっさりと変わって

いきますと。

過去にとらわれると

後悔だけになって

しまいます。

「過去はもう終わりました。

また新しく進んでいきます」

と考えてください。

お水もじっととどまって

いるとくさってしまうでしょ。

心もまた同じです。

動くことによって

生かされるのです。

     佐藤 初女

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”あ”のチカラ

2023-01-18 22:35:08 | 日記

先日、面白い体験をしました。

一人の人に全身力を抜いて

寝てもらい、もう一人の人が

寝ている人の手を取って

起こすのですが、かなり力が

いるのです。

ところが、手を引っ張る時に

『あ』のつく言葉を言って

引っ張ると軽々と起こせるの

です。

逆に『恨めしい』とか言って

起こそうとすると、重くて

ビクともしないのです。

不思議です。

言葉も波動だからでしょうか

早速、障がい者の人の介助の

時に「愛してる」と言ったり

「有難う」と、”あ”のつく

言葉でやったら軽いのです。

何気なく使っている言葉の

凄さを知りました。

マイナスな言葉は意識して

使わないようにしなければ

平気で『死ね』なんて言う若い子がいますが、その言葉を一番聞いているのは、言っている本人ですから~

『有り難う』『愛してる』

『有難い』『アマテラス』

『あ』のつく言葉を探そう…

言葉の力は侮れません。


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思いが現実になる

2023-01-17 23:34:09 | 日記

原因と結果の法則の

思考が現実になるということを

私は、一番大変な時に体験

しました。

息子が亡くなった後、私は

味覚がなくなり、風景も

色を失いモノクロに見えて

いました。

ショックで息子の写真を

見ても涙が出亡くなったり

多分、PTSD(心的外傷)や

うつ状態だったと思います。

人に会うと「死ぬ楽しみが

出来ました。」なんて口走って

いたのです。

でも、心の奥底で「深い悲しみ

苦しみがあっても前を向いて

歩いている人に会いたい。

自分もそういう人になりたい」

という思いを持って

いたのです。

ガイアシンフォニーの映画も

1番3番4番と観ていて、

なぜか初女さんが出ている

2番だけ観てなかったのです。

それなのに、ちゃんと繋がり

初女さんに巡り会えたのです。

私がお会いした時、初女さんも

息子さんを亡くされた後で、

私は思わず「息子さんを

亡くされ、どう思いましたか」

なんて失礼なことを聞いたの

ですが、初女さんは「これで

子どもを亡くした人の気持ちが

分かると思いました。」と

言われたのです。

初女さんとの出会いにより

人生最大の不幸と思われて

いたことが、天からの贈物へと

変わって行ったのです。

過去は変えられないと思って

いましたが、今によって過去も

変わるということも体験

しました。

過去も未来もこの今にあるって

ことがわかりました。

私は、一番大変な時に

「原因と結果の法則」を体験

していたのです。

何だか不思議です。

初女さん、不思議は神様の

計らいと言ってました。


『かけがえないものを

なくされた方には、いつか

大きなものが与えられますよ。

        佐藤 初女』

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自分の人生の主役は自分

2023-01-16 22:58:55 | 日記

『原因と結果の法則』

5回目を読んでいます。

少しずつですが、自分の中に

入って来るものがあります。

なぜ、この本を読むかと言うと

直感で、このことを自分の

ものにしたら、見える世界が

変わってくると思ったからです

自分の人生の主役は常に自分で

ある。

人生は自分の思考の描き方一つ

この当たり前で重要なことが

自分の中でスルーしているの

です。

このことと、向き合いながら

この本を読んでいます。

『人は自分が思っている

とおりのものになる』という

格言は、それは人間

そのものの在り方だけでなく、

人生の全ての条件や環境で

さえも自分が作っている、

という意味です。

植物は種から生まれます。

種がなければ生まれることは

ありません。

それと同じように、人間の

行動の一つひとつはその人の

目には見えない思考の種子

から湧き上がってくるのです。

行動は思考の花といえるで

しょう。

そして喜びや苦しみは

その果実です。

人は自分の思考を通して、

自分の人生において甘い果実や

苦い果実を手に入れているの

です。

 (ジェームズ・アレン

    原因と結果の法則)

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初女さんの聴くということ

2023-01-14 22:43:46 | 日記

森のイスキアから30年誌を

作るのでと、森のイスキアの

思い出やエピソードを書いて

下さいというお便りが届き

ました。

初女さんのことやイスキアの

ことを思い出していたら

涙が溢れてしまいました。

森のイスキアは私にとって

第二の故郷です。

初女さんの前で、どれだけ

泣いたことか…

初女さんは、私に一度も

こうしなさいと言ったことは

ありません。

唯々、私の話を聴いて

くれたのです。

こたえはその人の中にある

初女さんは、このことを

どこまでも信じてくれて

いた方でした。

「話したい人は沢山いるけれど

聴く人がいないの。」と、

言われてました。

聴くことを大事にしています。

先入観を持たずに自分を

空っぽにして相手の心に

寄り添い、ただ一心に

耳を傾けるのです。

はたから見ればたいしたことで

ないと思うようなことでも

その方が感じている重みの

ままに受けとめます。

自分の考えと違っても、

途中で言葉をはさみません。

人から諭されることは、

正しいことだとわかっていても

なかなか受け容れがたいもの

です。

悲しみや怒りで心が詰まった

人も話して話しているうちに

心が落ち着き、自分の道に

気づかれます。

答えをだすとか

なにかを与えるということで

なく私も気づきをいただき

ながらともに感じ、

ともに考え、

一緒に進んでいくのです。

     佐藤 初女

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