日野原重明先生の「いのちの使いかた」という本に
「ペイ・フォアード」という映画のことが載っていました。
アルコール依存症の母と、家を出て行った家庭内暴力
の父との間に生まれた少年が主人公で、ある日
彼の担任の社会の先生が「もし、自分の手で世界を
変えたい思ったら、何をする?」という質問に少年は
『「ペイ・フォワード」誰かから自分が受けた親切や善意を
その人に返す代りに、他の3人に返すことで、
世の中を変える』と答え、それを実行していくという
映画だそうです。
私は、残念ながらこの映画は観ていませんが
これって真実かもしれないと思いました。
善意や親切だけでなく、気づきも又そうかもしれません。
去年の逗子での田口ランディさんと初女先生の対談が
終った後、先生が「ここに集まった人が、少しでも
変わったら、これだけの人数がいるから大きく変わるよ」
と、言われたことが思い出されました。
親切や善意を他の3人に返す、するとその3人が
また別の3人に返す…こうやって小さなことが
大きな変化になっていく、ペイ・フォワード
日野原先生は「自分のいのちという時間を、
誰かの為に差し出すことは、どんなに小さな
行動からでも始められる」と言われています。
こんな私に何が出来るの?と思う前に
ペイ・フォワード、次へ渡して行こう!