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~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

自我と真我

2025-09-02 23:32:00 | 日記
30代の時に和田重正先生の
本を読み、『いのちの世界』を
知りました。
和田先生が、このことは
大脳の蓋を取らなきゃ
わからない!と書いていま
した。
頭で考えてもわからないと
いうことです。
でも、どうしてもこのことを
知りたいと思ったのです。
息子が亡くなった時、
あの子はいのちの世界を
私に教える為に、こんなに
早く逝ってしまったのかも
と、思ったほどです。
友人に『なぜ、そんなに
いのちにこだわるの?
楽しく生きていれば
いいじゃない。』と言われた
こともあります。
自分でもわからないけれど、
生きてるうちに、知りたい
と、ずっと思っていました。
それには、自分とは何かを
知ることだと、やっと
気がついたのです。
身体は入れものだと思って
いたので、自分とは『心』
だと、疑うことなく信じて
いました。
しかし、心はゆれ動くし
心の有り様によって気分も
変わってしまう…
本当の自分とは、もっと
確かなものではないか…
その問題と向きあって
いる中で、自我と真我を
知り、どうやら私の求めて
いる自分とは真我なのだと
わかりました。
さてでは、真我はどこに
あるのか…
どうやら魂が真我、本当の
自分のようです。
では、魂に宿っているのは
何?
今日はここまでにしておこう。


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今さらの夏休みの思い出

2025-09-01 11:54:25 | 日記
今日から9月、子ども達は
夏休みが終わったんですね。
夏休みの思い出は、なぜか
いくつになっても鮮明
覚えているものです。
計画性のない私は、夏休みの
計画はたてたところで完了
となっていましたから、
当然のごとく、8月30、31
は、悲惨でした。
何年生の時だったか、絵が
描けてなくて多分、メソメソ
していたのだと思います。
父が絵はがきを見ながら
水墨画のような絵を描き、
これを持って行けと言い、
私もいいのかな?と思い
つつも、宿題が一つ終わる
という方を選んでしまい
ました。
提出してまもなく、先生に
職員室に呼ばれ、自分で
描きなさいと言われて
やっぱり自分で描けば
よかったと思いながら、
夜に描いた記憶があります。
こんな体験があるのに、
親になったら父と同じことを
やってしまったのです。
出かけようとしたら、
子どもが宿題をしてないから
行けないと言うので、
標語なら直ぐ出きるでしょ
と言って、私が考えた標語を
書かせて宿題完了とした
のです。
ところが、その標語が市の
何かに選ばれ、文化会館で
市長さんも来て発表される
と言うのです。
担任の先生が嬉しそうに
お母さん、文化会館に
息子さんと行って下さいと
連絡をくれました。
最大級の不機嫌の息子を
なだめながら、連れて
行きました。
会が始まり、緞帳があがると
舞台にはビニールに
印刷された標語がいくつか
垂れ下がっていて、その
一番目立つところに息子の
標語があるのです。
これから市内の何ヵ所かに
掛けられるということで、
市長さんもお祝いの言葉を
述べられ、終わった後には
市長さんとの記念撮影が
ありました。
息子は、ニコリともせず
仏頂面!
帰って言った一言が
『お母さんには、もう絶対に
宿題はやってもらわない!』
でした。
お祝いに頂いた文具券は
使うことはありません
でした。
この夏休みの思い出、私は
一生忘れないのかしら…



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寂しさの向こうにあるもの

2025-08-26 23:40:00 | 日記
山田靖子さんが亡くなって
もうすぐひと月になります。
寂しさが薄まって行かず、
日にちだけが過ぎて行きます。
子供の頃「山田先生、
120歳まで生きて!」と言っていた息子も社会人になって
からは、
「僕が退職するまで生きていて」
に変わりましたが、まさか
こんなに急いで逝ってしまう
なんて思ってもみません
でした。
息子は学級通信に
『山田靖子先生へ』と題して
A4の両面にびっしり
山田先生への思いを綴って
いました。
読んでいて涙が溢れて
しまいました。
靖子先生の愛に支えられて
いた息子がそこにいました。
魂が永遠だと分かって
いてもこの寂しさは
どうにもなりません。
でも、息子は「私の
背中には兄や初女先生や
山田先生がいると
考えると最強の守護霊
のように感じます。」
と、書いていました。
靖子先生の本棚にあった
初女先生の本を開くと
そこには初女先生の
サインがありました。
あ〜目に見えない世界の
方がずっと広いんだ!
私も、靖子先生、初女先生
息子という最高の守護霊に
背中を押され、行動しな
ければ…
寂しさの向こうあるものを
信じて!

大切な人の死は
悲しいことですが
悲しみにおぼれては
いけません。
人の死は姿の別れであって
心の別れではありません。
悲しみも苦しみも捧げて
亡くなった人が生前
望んでたように生きていく
ことがいちばんの供養で
あり、自分の慰めにも
なります。
かけがいのないものを
なくされた方には、
いつか大きなものが
与えられますよ。

     佐藤初女



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初女さんの豊かさ

2025-08-20 00:36:13 | 日記
ふと、初女さんの言っていた
「私、倹しいのよ」という
言葉が思い出されました。
倹しい(つましい)を調べると
質素で贅沢をしない様子
倹約することとあります。
今は殆んど使われなく
なった言葉かもしれません。
倹しいのと言っていた
初女さんの日々の暮らしは
とても豊かに感じられ
ました。
初女さんと居ると、時が
ゆっくり刻まれるようで
イスキアを訪れる度に、
あ~1日は24時間で充分だ
と思っていました。
スープを作る時も、ミキサー
は使わず、すり鉢で滑かに
するのです。
そうすると野菜の甘味が
出てミキサーでは出せない
味わいになっていました。
くるみの薄皮も楊枝で
剥がしていました。
初女さんの手は、いつも
動いていたな~
『心をかけることは
手を掛けること。
手を掛けることは
時間を掛けること。』と
言われて、楽をするという
考えは、初女さんの中に
なかったのではないかしら
『美味しいが心の扉を
ひらくの』と、どこまでも
丁寧に作られていました。
初女さんと一緒に居ると
深く豊かな時の中に
居るようで、それだけで
満たされていました。
初女さんと一緒に居ると、
一度きりのこの人生を
もっと丁寧に生きなきゃと、
思いました。
私達は豊かさと便利さを
求めてきましたが、
本当の豊かさを知らないの
かもしれません。
昨日、おむすび講習会で
丁寧に作ったおむすびを
食べ、おむすびだけで
皆が満たされていました。
こういう豊かさが心も
豊かにしてくれるって
ことを忘れているのかも…
明日もおむすびを結ぼう。
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今こそ田中泯さんの言葉を!

2025-08-14 07:41:48 | 日記
少し乱暴な言い方を
すると今、世界では調和を
求る人と「ファースト」に
熱狂する人とに分かれて
いるような気がします。
「ファースト」は、他を
排除するようで、私は
どうしても理解出来ず、
なぜ、あんなに熱狂する
のかが分かりません。
言い知れぬ怖さを感じて
います。
地球ファーストなら
賛成だけど…
友人のFacebookに
10年前の田中泯さんの
言葉が載っていました。
今こそ、この泯さんの
言葉を分かち合いたい!
と思いました。
***

「次代への伝言...戦後70年に~負けからのスタート~」田中 泯

戦争に負けたからなのか、大人も子どもも、勝ち負けとか優位に立つとかっていうことを日常の中で意識していたように思う。

誰が1等賞を取った、とかね。僕は苦手でした。オリンピックでも日本が勝たなきゃいけないのは 何でだろうと思っていましたね。

こういう意識がエスカレートすると、常に強い方にいなきゃいけない国になっちゃうと思う。

そういう考えが根底にあるから差別や貧困、ハラスメントはなくならないんだと思います。

なぜ負けちゃいけないんだろうか、と僕は言いたい。負けたり謝ったりした方が利益になるかもしれないって思うんですね。

国同士の付き合いでも、「向こうはまだ認めていないから」「向こうもやっているから」って発想になる。かっこ悪くて見てられないですよ。

たとえ相手が認めず、償いがなくても、やるべきことはやるのが日本人。日本は そういう美しい国だと思うんですね。

例えば原発の問題にしても、人の手に余るものなのに、なぜ動かすのか。

日本は世界に先駆けて、「持ちません」と宣言すべき。それが真の勇気だし、真の優位。負けた経験と感性っていうのは何者にも代え難いし、全てのスタートラインになる。

でも日本は終戦をスタートラインにしなかったんですね。豊かにするとか、もう一度勝つとか、そっちばかりを目指した。

終戦後も世界では戦争で人が死に続けている。これを考えずに戦後70年なんて語れないと思う。

国益や人道って言葉を使って戦いの理由にしている。訳が分からないです。

集団的自衛権の議論も「侵略されるかもしれない」という発想から。

要するに最初から人間を信頼してないんです。

家族、絆、自分探しとか、言葉だけが氾濫して、国家として「人間とは」という思想を持っていない。相手(の国)と話し合う機会も少ない。

人間の最低条件は考えることです。経済とか国益とか目先のことじゃなく、人類の歴史に立って考えることをすれば、おのずとやることは分かってくるはずなのに。

やり方が野蛮ですね。

僕らは子どものころ、「人は平等だと思え」と教わりました。戦後教育ですよ。でも国が今やっていることは違う。私たちが今それを変えていかない限り未来はないです。

子供たちに未来を託すなんて、ずうずうしすぎます。

  2015年
   山梨日日新聞より
***

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初女さんからのメッセージ

2025-08-09 07:17:04 | 日記
連日の猛暑の中、暦の上では
立秋を迎えました。
確かに日暮れが早くなり
鳴く蝉の声もかわって
きました。
自然はどこまでも誠実に
時を刻んでいるのに、
この自然を狂わせて
いるのは、私達人間
なんですね。
『森羅万象は神の働き
人間もまたその中にある』
私達も他のいきものと
同じように自然の一部だと
いうこと…
きっと縄文人はそのことを
感じていたんだと思います。
自然に沿って生きれば
1万年も平和ないとなみが
続くということを伝えて
くれています。
私達は自然に逆らって
生きているから、だから
こんなに生きることが、
大変になっているのですね。
初女さんは、よく言って
いました。
「自然に任せましょ」って…
 大切な人を見送り、また
いのちの世界と向き合って
います。
今まで、ぼんやりとしか
わからなかった初女さんの
言葉が、少しだけ輪郭が
はっきりしてきた気がして
います。
さなぎがもがきながら、
脱皮していくように
このどうしようもない
寂しさが、感謝にかわって
いく…
今その中に居るのかも
しれません。
寂しさからの脱皮の
途中に…

 鳥はどうして飛んで
 いるのでしょうか。
 きれいな花を咲かせるのは
 どうしてでしょうか。
 誰も答えることが
 できませんが、
 これが感謝です。
 こういうことを深く
 とらえない人もいますが 
 すべてが感謝ですし、
 感謝は生活の上で
 基本的なことです。
 "感謝"は、わたしの
 いちばん好きな言葉です。

      佐藤 初女

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山田靖子さん、寂しいよ

2025-08-05 00:18:00 | 日記
7月30日に大切な人が
天に召されてしまいました。
山田靖子先生です。
この方がいるから横浜から
横須賀の先生の近くに
越して来たのです。
どんな時も傍に寄り添って
くれて、先生の家は実家の
ようでした。
いや、実家以上でした。
無償の愛を見せてくれた
方でした。
治療家だったので、
息子は病院に行かず
いつも先生に治して
もらっていました。
私達はなぜか先生は
死なないと、どこかで
思っていたのです。
息子は120歳まで生きて
と、言ってました。
闘病中も色んなミラクルを
見せてくれ、お医者さんも
びっくりしてました。
だから、元気になると信じて
いたのに…
天の方で靖子先生が必要と
なったのでしょうか…
おむすび講習会に行く私を
本当に喜んでくれ、「直さん
私のうさとの服を着て
活躍して!」と言って
応援してくれてました。
母が亡くなった時より
堪えています。
寂しくて仕方ありません。
「死は姿の別れであって
心の別れではありません」
という初女さんの言葉を
反芻しても、やっぱり
寂しくて、寂しくて…
亡くなってから毎朝
おむすびを結んでます。
私を立ち上がらせて
くれるのも、おむすび!
靖子先生のお棺にも
おむすびを入れさせて
もらいました。
人と人、心と心を
結ぶおむすびは、
天と地を、魂と魂を
結んでくれる
そんな気がするんです。
でも、寂しい…
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逆転しない正義

2025-07-28 07:09:00 | 日記
いつの時代も子どもは正義の
ヒーローが大好き!
昔「月光仮面のおじさんは
正義の味方よ、良い人よ」
なんて歌がテレビから流れ
子どもは夢中になりました。
ウルトラマンも戦隊モノも
いつの時代も子ども達は
正義の味方が大好きで
憧れました。
でも、正義って何?
こんなことを考えずに
この歳まで来てしまった私が
今、正義を考えているのは
朝ドラの「あんぱん」で
『逆転しない正義』という
タイトルを目にしたからです
このドラマの主人公
やなせたかしさんは、
1929年生まれ、戦争を
生き抜き、徴兵された中国
から命からがら還って来た
方で、その戦争体験によって
正義について真剣に考える
ようになったそうです。
第二次大戦中、お国の為に
戦う、お国のために命を
捧げるという正義が敗戦で
見事に覆されました。
やなせさんは「僕には何が
正しいのか、まったく
わからなくなってしまった。」
と、書いています。
そして、どんな時代、
どんな社会でも、本当に
正しい正義とは何かを
探究する中で辿り着いたのが
『逆転しない正義』
戦時の飢えと死の恐怖、
価値観の崩壊から、
頭で作る正義ではなく
『目の前の困っている人に
手を差し伸べる』
そのシンプルさが
真の正義だと実感した
そうです。
「本当に正義と言えるのは、
お腹を空かしている人に
パンのひとつでも分けて
やることなんです。」と
書いています。
私達は正義というと、
何か凄いことをしなければ
と思ってしまいますが、
この逆転しない正義は
日々の暮らしの中でこそ
出来る正義であり、
そのことが世界を良くして
いくことに繋がっているの
だと信じられるのです。
 テレビに飢餓で痩せ細った
子供が映ったら、小さな子が
自分のご飯をスプーンに
のせて、画面の子供に食べ
させようとしたそうです。
私たちは誰もが魂の中に
この逆転しない正義を持って
いるのだ!
アンパンマンは
みんなの中にいる‼️
やなせさん
私もささやかでも
この逆転しない正義を
実行していきたいです。
この言葉を心に刻んで!


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「ファースト」ってなんな?

2025-07-24 16:32:08 | 日記
都民ファースト
アメリカファースト
日本人ファースト
「ファースト」ってなんな?
ある人が、外国にルーツを
持つ子どもに
「僕はファーストなの、
セカンドなの。
もうそういう主張は
聞きたくない」と言われた
そうです。
私もこの言葉に嫌悪感を
覚えます。
初女さんは、地球家族と
言ってました。
私達は、地球という星に
住まわしてもらっている
地球家族なんです。
その眼差しを持っていれば
差別なんて起きないし、
戦争なんてあり得ない!
丸い地球の地球家族
ファーストもセカンド
サード…もないんだよ。
どうしてそんなことが
わからないの?
どうしてそんなに
ファーストになりたいの?
人類だけに与えられた
想像・創造するチカラ
今こそ「イマジン」に
心を合わせてみて!
自我じゃなくて、本当の自分
真我が望んでいるのは
どういう世界なの?
良心の声に耳を傾けて!
あなたも私も、丸い地球の
地球家族♥️


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おむすびって温かい〜るるん助産院

2025-07-20 22:53:00 | 日記
昨日は田無の
「るるん助産院」で3回目の
おむすび講習会でした。
静かな深い雰囲気の中で
皆さんが緊張すると
言いながらおむすびを
結んでいる姿に
初女さんの時のおむすび
講習会が思い出されました。
小学生のお子さんから
これからママとパパに
なるご夫婦。
障害を持ったお子さんの
お母さん。
朝晩五合のご飯を炊いてる
お母さん
お孫さんのいるおばあちゃん
故郷で米作りをしている方…
皆さんほぼ初対面のなのに
一緒におむすびを結んで
いると自然と心が結ばれて
行くのを感じました。
私は、ふっと初女さんの
存在を感じて、涙が溢れ
そうになり困って
しまいました。
お子さんが小さな手で
一生懸命おむすびを結び、
おばあちゃんにも
作ってあげると言って
いるのを聞いた時、
やっぱりおむすびって心を
伝える食べ物だなと思い
ました。
おむすびって温かいな❤️



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