~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

戦争

2023-10-31 22:13:36 | 日記
『僕は生まれてから戦争ばかり
だった。
普通の生活がどんなものか知らないし、僕がそれを味わうことも
きっとないんだ』
新聞にガザの男子高校生の言葉が
載ってました。
この地球上から戦争が無くなるくとは、ないのでしょうか…
国連総会は緊急特別会合をひらき
『人道的休戦』を決議しました。
イスラエルやアメリカなど14ヵ国が
反対しましたが、賛成は121ヵ国。
圧倒的多数が人道的休戦を決議したのに、何と日本は棄権したそうです。びっくりです。
なぜは棄権するのか理由がわかりません。

文明とは電灯のつくことでもない
飛行機のあることでもない
原子爆弾を製造することでもない
文明とは人を殺さぬことであり
物を壊さぬことであり
戦争しないことであり
相互に親しむことであり
相互に敬うことである
        藤井日達
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父のこと

2023-10-30 00:13:03 | 日記
今日、毎年息子の命日に来てくれる
同級生がお参りに来てくれ、今年の
命日が終わりました。
命日が過ぎると、また一歩と思い
22年が過ぎました。
私は、亡くなった息子に導かれ
育てられ、ここまで来たなと
思います。
死は終わりではなく、その存在は
在り続けるのだと思えるのです。
 28日の土曜日には不思議なことがありました。
父は民話や伝説を書いていたの
ですが、父の本の復刻版が出版され
それをきっかけに、語り継ぐ会が
出来て、毎年集いが開催されて
いるのですが、昨日はその集いで、私と姉が父を語る時間があり、
事前に何を話すか姉が
打ち合わせをしようと言って
いたのですが、私は天のお父さん
からメッセージが来るよと、
何も考えていませんでした。
ところが、当日の朝になっても
メッセージは何も来ず、困ったと
思っていたら、今まで見つからなかった父の日記が、突然目の前に
飛び込んできたのです。
赤いビニール袋に入っていた日記を、今の今まで気がつかなかった
です。
日記を開き、何となくみてると、
このページを父は皆さんに聞いて
貰いたいのだなと、感じました。
当日の朝に父の日記が現れた!
そんな気がしました。
そして、姉と打ち合わす時間も
なく本番を迎え、舞台に立つと、
なぜか椅子が3客出ているのです。
二人なのになぜ?と思いながら
父の日記を読み、姉と父のことを
語りましたら、びっくりするほど、皆さんの心に伝わる話になったの
です。
あの椅子にお父さん居たよねと、
終わった後に姉と頷き合いました。
来年はホールでの父の生誕100年
ひらいてくれるそうです。
父は生前、お金はないけど仲間が財産だと言ってました。
誠実で、どこまでも人が良くて、
お酒を飲むと情けない姿になる父でしたが、父と繋がる人たちから
父の生き方が見えてくるようで、
今更ながら父の子どもで
良かったと心から思いました。


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明日は息子命日

2023-10-26 21:17:36 | 日記
明日は息子、創(つくる)の
命日です。
22年になります。
今日は毎年欠かさず来てくれている
同級生の女の子二人と、担任の
先生がお参り来てくれました。
私は息子が好きだったピザや
おはぎ、リンゴのコンポートを
作って待っていました。
楽しい楽しい時間で、あっという間に3時間が経ってました。
息子が私にくれた、プレゼントの
ようなひとときでした。
夕方、私の友達も来てくれ話して
いると、突然ガタンと音がして
何もしてないのに、祭壇に飾ってある息子が中2の時描いた、お猿の絵が落ちたのです。
こんなことは、初めてです。
きっと、息子が『僕はここに居るんだよ!』と、合図を送ってくれたの
だと思います。
楽しいことが好きな子だったから
皆が楽しそうにしているのが
嬉しかったのだと思います。
死とは、消えてなくなることでは
ないのだと思います。
息子の繋いでくれたご縁で、こんな
楽しい豊かな時間を頂きました。
13年という短い今生での生を
あの子は全力で生き切ったのだと
思います。
そして、私の人生を深い深いものに
してくれました。   
有り難う創!
みんな、みんな有り難う!
また明日から私の一歩が始まり
ます。         
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アイヌモシリからのメッセージ

2023-10-21 22:16:13 | 日記
地球が温暖化から沸騰化になった
言われ、地球は瀕死の状態の
筈なのに空が物凄くきれいです。
私は前よりずっと空を見るように
なりました。
今日も空を見上げていると
ふと、平和だからこうやって見て
いられるんだ、ガザやウクライナ
の空は恐怖で覆われている…
21世紀になってもまだ戦争が
絶えない、人間はこんなにも
愚かないきものなのだろうか…
という気持ちになりました。
 先日、古い本の中に挟まっていた19年前のチラシを見つけました。
『先住民族の祈りを継いで
世界平和と祈りの日がひらくもの』
というイベントのお知らせでした。
その中に書いてあるアイヌモシリ
からのメッセージが今の時代に
響いてきます。

私たちは気づいている
心が泣き声をあげ
痩せてゆくその姿を

私たちは気づいている
子供達が目の煌めきを失い
ビルの谷間で孤独な影踏みを
しているその姿を

私たちは気づいている
次の世代の環境を現代の私たちの
エゴでうばい続けているその姿を

もう一度心に戻りましょう
今立っている大地から
受け取れる意識と
今立っているところから
見渡せる 大空の意識

私たちにふりそそぐ この太陽は
どんな罪人も あたためてくれる
守ってくれる
うらぎってはいけない
その優しさを 偉大さを

祈りを呼び戻せ 感謝しよう
言葉を超えて 魂を合わせて
同じ空の下に住む人間として
太古より 続いてきた
平和を守る祈りを

 (アイヌアートプロジェクト代表
          結城幸司)

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谷村新司さんを想う

2023-10-17 23:04:37 | 日記
谷村新司さんが亡くなりました。
谷村さんの歌を聴くと、歌詞の
凄さに圧倒されます。
谷村さんは、昴を作った時は、
バブル経済に向かう当時の社会を
案じて、日本全体が勘違いしていた
頃、俺たちはいったいどこへ
行くのだろうと感じていた
そうです。
メッセージ性が深くて、
いつ聴いても何か胸に刺さって
来るものがあります。
私は一度だけ、谷村さんと至近距離で遭遇したことがあります。
上野で王羲之の書の展覧会があり、
連日凄い混みようだったので、
台風の時に狙って行ったら、人が
まばらで何と谷村新司さんがいたのです。
学芸員の方がついて説明していた
ので、私もちゃっかり隣て聴いて
しまいました。
とても熱心に聴かれていたので
中国の文化に関心があるんだな~
と思いました。
谷村さんは、30歳のころ体を壊して
入退院を繰り返したことから、命は永遠でないとか、人生の隆盛に
向き合った作品を多く作ってか来た
そうです。
だから谷村さんの歌は、時代を越え歌い継がれて行くのですね。
谷村さんは『「チャンピオン」も
そうですが
人生を山に例えると、下山する
時が大事なんですね。
登って行くときはいいのだけれど
下る時には、自分の心とちゃんと
折り合いをつけなければいけない
それには、人と比べないこと。
頑なにならずに軟らかく生きる
こと…』と言われていたそうです。
この時代…
戦争が起き、世界中でパンデミック
が起こり、自然災害が地球規模で
起き、温暖化ではなく、沸騰化となったこの時代に、谷村さんから
どんな歌が紡がれらるか、聴いて
みたかったです。
谷村さんは、現代は80年代とは
対照的に「山を下っていく時代」
と捉え、先が見えない不安が大きくなった今、歌が時代とマッチしているかもしれないと語っていた
そうです。
失ってその存在の大きさを知る、
ということがありますが、
谷村さんは、まさにそのような方
です。
昴の歌詞ではないけれど、青白き頬をした私たちは、どこへ進もうと
しているのでしょうか…
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地球家族

2023-10-14 23:48:08 | 日記
10月は息子の命日が巡って来ます。
今年もお友達や先生が来てくれると
連絡がありました。
22年も経っているのに…
祭壇の掃除をしてたら、いきなり
涙が溢れ止まらなくなり、
自分でもびっくりしました。
悲しみは、消えることなく在り続けるんだ。
でも、この深い悲しみがあるから
それが私なんだ。
 この地球の上でまた戦争が起こっています。
人間はどこまで愚かなんでしょう。
憎しみ合い、殺し合い、そこから
何が生まれるの…
私たちは幸せになるために
生まれて来たんだよ。
平和な地球を思い浮かべよう
思いが現実をつくるのだから…
戦争なんてしてる場合じゃないよ
地球が大変なんだから
私たちは地球家族だよ‼️

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田中賢二の藍の世界

2023-10-12 14:22:06 | 日記
先日、田中賢二さんという
藍染作家さんの作品を観に行きました。
びっくりしたのと、感動したのと
言葉が見つかりません。
森羅万象の世界の中に藍がある
という感じがしました。
曼陀羅の中に包まれているような…
このような作品には出会ったことが
ありません。
居心地がよくて、ずーっと居たくなりました。
 藍といえば、こんな思い出が
あります。
初女さんが、素敵な藍の手提げを
持っていて、私が『わ~素敵!
その手提げいいですね~』と
言ったら、初女さんが『これは
直さんにもらったんだよ~』と…
初女さんは、私に会うからわざわざ
私が差し上げた手提げを持って来たのに、等の本人はすっかり忘れて
いるのですから、トホホです。
初女さんも『弘前染色工房』を
主宰していたのですから、この
田中賢二さんの藍染を見たら
どんなに喜ばれるか…
14日まで川崎のヴーガンカフェ
綱五郎で展示されてます。
田中賢二さんの藍染と是非出会って
ください。
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お米は凄い

2023-10-09 23:22:38 | 日記
昨日は、生まれて初めて稲の脱穀を
やりました。
脱穀、甘くみてました。
機械がやるから、やることは
そんなにないんじゃないかな~
なんて思って参加したら、やること
満載!
みんな黙々と働いてました。
はざかけから稲を外して脱穀して
脱穀の終わった稲を束ねて、
次なる作業は籾すり
何気なく食べてるお米ですが、
お米が出来るまで、どれほどの手が
かかるのだろうと、改めて思い
ました。
その上、お米ってどこも捨てるところがなくて、籾も糠もわらも全部
使えるって、やっぱりお米は
天からの贈り物ではないかしら?
と、思えます。
初女さんは、お米は神様のような存在で、一粒たりともむだにしては
いけないと教えられたそうです。
本当にお米には神様が宿っているの
かもしれません。

今朝もふっくらおいしそうに
炊き上がったご飯が輝いている
一粒一粒が呼吸している
毎日はおろか何十年も
食べているのに飽きもせず
たべるたび新鮮な気持ちで
味わえる幸せをかみしめ
今日も感謝で生きる
          佐藤初女
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お米に力が宿ってます。

2023-10-07 20:54:36 | 日記
知り合いの鍼灸の先生が、
『働く動物はみんな草食動物よ。
ゾウも馬も牛も、そうでしょ。
肉食べたらねむくなっちゃうの。
だから、人間も同じよ。』と言ったので、なる程と思いました。
初女さんは、ご飯は私たち日本人に
一番合っていると言われてました。
お米に穀力があるから、『ご飯を
食べるとしゃんとする。』とか、『ご飯を食べたら、元気になった』
という感覚は、私たちの体がご飯を
欲しているからだと思いますと、
言われていました。
2011年に書かれた初女さんの本に『食が欧米化してご飯離れが進んで、ご飯が悪いという説まで出ましたね。「ご飯を食べると太る」と
いわれて、ダイエットをする人が
おかずだけを食べるようになって
しまったり、そんなことが20年
くらい続いたものだから、
その結果が今、出ているように思います。
問題を抱えて「森のイスキア」に
来られる方も、ご飯を食べていないことが多いのです。』と書いて 
います。
それから12年
糖質ダイエットとかで、ご飯を
食べない人が、益々増えているように思います。
その弊害は、大きくなっている
ような気がします。
初女さんは、ご飯は日本人の食事の基本だと思います!と言われて
います。
明日は、私は生まれて初めての
脱穀作業に行きます。
新米の季節が来ました。
ご飯の甘味は、外国人にはなかなか分からないそうです!
皆さ~ん、お米を食べましょう!
おむすびはソウルフードですよ~。
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10月3日初女さんのお誕生日

2023-10-04 14:46:07 | 日記
10月3日のFacebookに
『今日は初女さんのお誕生日です。おむすび結びます。』と投稿したら
沢山の方がおむすびを結んで
くれました。
私は6時過ぎから始まる中目黒の
岩茶房でのおむすび講習会に
向かいました。
主催者のやすこさんは2011年に
三浦海岸で開催した宿泊の初女さんのおむすび講習会に参加して
下さった方です。
12年の時を経てこんなふうに繋がっていたなんて、初女さんのおむすびって凄いです。
12年前のチラシや初女さんの言葉を印刷したものも大事に持っていて下さり、胸が熱くなりました。
彼女は岩茶房という素敵なカフェで
おむすび講習会と大好きな歌手の
古賀久士さんのコンサートをやりたいと企画してくれました。
 参加者の中で初女さんを知ってる方は数人でしたが、初女さんの
おむすびの祈りが届いていくのを感じました。
主催の彼女は何度も涙を拭っていました。
そして古賀さんの歌が素晴らしく、ガイアシンフォニー2番の映画の中で歌われていたバッハのアヴェマリアや浜辺の歌、私と彼女の好きなカッチーニのアヴェマリアも歌って下さり、何と即興でイスキアの歌を作って歌ってくれました。
心響く豊かな時間に、涙が溢れました。
初女さんの母性に包まれているような温かさを感じました。
初女さんのおむすびは、本当に
心と心を、人と人を結んで
いきます。
忘れられない10月3日となりました。
有り難う初女さん!
有り難う皆さん!
そして、緊張して人前で話せないのと言っていた主催者のやすこさん
貴女の情熱が周りを動かしました!
やすこさんの涙の清らかさに
私の心も洗われました。
古賀さん、岩茶房さん、皆みんな
有り難う!
このてんこ盛りの有り難うは
きっと天まで届いたね~
初女さんのおむすびの祈り
おむすびの力の凄さを感じました。
お声がかかれば、まな板を持って
どこでも飛んで行きま~す💗
『出会いは未来をひらく』
初女さんのこの言葉が私の中で
ひろがっています。
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