~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

光明皇后と初女さん

2023-08-30 22:55:20 | 日記
明日は、一泊で奈良に行きます。
目的は光明皇后のお墓参り。
光明皇后は聖武天皇の妻で、らい病
患者の膿みを吸ったり、多くの人を
癒した方だったそうです。
私は去年の12月ぐらいから光明皇后の臨書をしてますが、その字から
皇后の強さと気高さを感じます。
初女さんにも凛とした強さと気高さを感じました。
誰でも出来る一線を超えて行動する
ことがいつも心にあった方でした。
初女さんを知り、本当の優しさは
強さの裏打ちがなけばならないことを実感しました。
光明皇后のお墓参りに、臨書した『光』を持って行こうと思います。

人の心に響くのは
誰にもできる一線を越えて
行動したとき。

耐えられねばやめればいいと
思いきらないで
もう一歩努力をすること。
そして忍耐をすることです。
一線を越えるごとに、
自分もまた成長します。
           佐藤初女
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今を生きる~佐藤初女

2023-08-26 22:56:24 | 日記
初女さんはよく『今を生きて下さい
』と、言われました。
私が初女さんのご自宅で、初めて
初女さんと二人きりでお会いした時
息子の死があまりに突然だったので、「生きてるって、1秒先も1秒後もなく、今この時しかないんですね。」と言うと、初女さんは、私の目を見て大きく頷いてくれました。
あの時、これが息子がいのちをかけて教えてくれたことだと思っていたのに、いつの間にか忘れてしまい、先のことを考えてしまうのです。
初女さんのこの言葉を読むと
『今を生きて下さい』という
初女さんの声が聞こえて来るよう
です。

    今を生きる

私はなんにも心配していないの。
今を生きているから。
心配する人は必ずといっていいほど
先のことばかり考えてますが
先の見えない未来のことに
あれこれ心を惑わしても不安が募る
ばかりです。

今ほど確かなものはありません。
今に感謝していると、とても自由な
気持ちになり一歩一歩確実に進んでいけるように思います。
         佐藤 初女
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大林宣彦監督の言葉

2023-08-23 23:49:10 | 日記
テレビで大林宣彦監督の最後の講義の再放送がありました。
大林監督はファンタジー映画と
言われる中にも、戦争をえがいて
来たと言われていました。
『さびしんぼう』や『時を駆ける少女』の中にある、監督の強い思いを
今更ながら知りました。
監督は自分は平和孤児だと言ってました。
昨日まで、戦争に勝つぞと言ってた
大人がすべてを忘れたように平和
平和といいだし、その違和感を感じていたのが、この言葉になっている
ようです。
監督は戦争は狂喜だから、それに
対抗するのは、正気でなければ
ならない。正気は本能であると…
今は戦前のようだと語ってました。
そして、一番伝えようとしていたのが、フィロソフィー哲学を持つこと
だと…
映画とはフィロソフィーだと…
それを聴いて、哲学は自分とは
違う世界のように思っていましたが
私たち、一人ひとりが自分の
哲学を持って生きていくことが
大事かもしれないと思いました。
大林監督は、自分の制作した
すべての映画の中に戦争をえがいて
いる。僕たち(黒澤監督も)プラカードを持たず表現者として伝えてきた。死ぬまで伝えていくと、語ってました。
大林監督は亡くなりましたが、監督の映画は伝え続けていくでしょう。
そこには監督のフィロソフィーが
あるから…
 私は、青森空港の搭乗口で後ろいた大林監督に気付き、ドキドキした
ことがあります。
大林監督の最後の講義は、3時間にも及んだそうです。
戦前のようだと言っていた監督が
若い人たちに託した思いを
私たちも受け取らなければ!
ゆるキャラになるな!
ゆるキャラになって考えなかったら
思うようにされてしまうと…


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初女さんの言葉

2023-08-21 22:53:15 | 日記
残暑という言葉が死語になりそうな
くらい、ずーっと暑いです。
こう暑いと、ついついご飯作りも
手を抜きたくなってしまいます。
初女さんが見たら、あらあらと 
言われそうです。
そんな時はやっぱり
初女さんの言葉が、ガツンと
来ます。

毎日調理をするたびに
たいへん深いものを感じます。
味をみて足したり引いたりして
調合するのは化学だし、煮方、
切り方は物理。
食材をいのちとしてとらえることは
哲学にも通じます。
勉強ばかりが学びに思いますけれど
生活すべてが学びです。
どなたにも
生きている限りできること。
ひとつのことを一心にやっているとやるべきこと、学びたいことが
次々湧いてきて
いくつになっても興味が尽きません
生涯学び続けていきたいですね。』
          佐藤初女
                
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初女さんの一番好きな言葉

2023-08-19 23:49:33 | 日記
初女さんは、「感謝なしでは前に
進めない」と言われてました。
そして、感謝が一番好きな言葉だと…
初女さんの遺して下さった言葉で、
まだまだ私は分かってないのですが
何度も心に浮かんで来る言葉が
あります。
それは『鳥はどうして飛んでいるのでしょうか。
きれいな花を咲かせるのはどうしてでしょう。
誰も答えることができませんが、
これが、感謝です。
こういうことを深くとらえない
人もいますが、すべてが感謝ですし、感謝は生活の上で基本的なことです。
感謝も何もなく、ただ目がいくことたけで暮らしていると、心がうつろになってきます。
感謝のない人は、すべてが当たり前のようになっています。
そうではない。
いま私たちがなにもなくこうして
いられることが感謝なのです。』
 初女さんのこの言葉の本当の
意味を、私はどこまで分かっているかわかりませんが、寝る前と めざめた時に、今日も生かされているんだ、有難い!
と思うだけで、何かが違って来るの
です。
感謝の波動が、いのちを支えて
くれるのでしょうか…
初女さんの言葉は、奥が深いです。
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日々の暮らしの中で

2023-08-17 22:40:59 | 日記
友達に「直さん、何にもない日が
続いていたとき、自分の思いが満たされること、自分の思いを満たすことを無意識で求めていたことに
気がついたんだ。」と言われて、
あ~私もそうだな~と、思いました
いつも何かを求めていて、自分を
満たそうとていたかもって…
初女さんは、日々の暮らしが祈り
だと言われてました。
だから、どの場面を切り取っても
初女さんの生き方が見えて来るよう
でした。
初女さんは、祈りには「動の祈り」
と「静の祈り」があると言われて
いました。
そして、初女さんは、動の祈りの
方でした…

    動の祈り

私にとって、祈りとは生活です。
生活の動作、ひとつひとつが
祈りです。
心を込めて食事を作ったり
ともに食卓を囲んだり
ごく平凡な日々の営みの中にこそ
深い祈りがあるのです。

       佐藤 初女
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サマースクールに参加して

2023-08-16 00:31:06 | 日記
今日は、湯河原の色えんぴつの会に
行って来ました。
この会は作家の田口ランディさん達が、発達障がいの子ども達、親御さんの為に毎年夏に開催している集いです。
私は2014年から参加してます。
ゆる~くて、自由で、楽しくて…
コロナ前は、一泊2日で行っていましたが、去年から日帰りになり
ました。
でも、盛りだくさんの楽しい
ワークに皆、大満足でした。
私は、キッチン班でお昼ごはんを作っていたので、ランディさんや
巻上公一さん、竹田えりさんの ワークは参加出来なかったけれど、
最後の中津川さんのコラージュ
ワークで、皆で『森』というテーマで大きな作品をつくりました。
大人とか子どもとか、障がいがあるとか、ないとか全く関係なく
一人ひとりの中で生まれた物語が
響き合い、気がつけばアートに
なっているのです。
色えんぴつのイベントに参加すると
こういう関係が色んなところで
生まれたら、もっと生きやすくなるのに~と思ってしまいます。
高校生の男子が、来年も来ます!!
と言って帰って行きました。
私も、来年も来ます!
皆でつくるアートって楽しい‼️


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意識を変えるということ

2023-08-14 00:35:33 | 日記
ハワイのマウイ島で、山火事が
起こり大災害となっています。
中国では、大雨による洪水、
土砂崩れが相次いでます。
地球が温暖化ではなく、沸騰化の
時代に入ったということ…
これは自然現象などで片付けられない問題だということは、誰もが
感じていると思います。
ブログに坂本龍一さんのカンバッチの言葉『いしきをかえろ』を
取り上げ、今こそ意識を変えなければ!と書きました。
思い出して下さい。
私達は、東日本大震災で立ち止まり
誰もが考えた筈です。
これからの生き方や国のあり方を…
でも、いつ間にか、経済優先の
来た道を、遅れを取り戻せとばかりに、加速して進んで来たのです。
原発事故の恐ろしさを知り、本当に
原発が必要かって立ち止まり
考えたのに、再び原発依存の社会を
選択しました。
そして地球規模のコロナパンデミックが起き、世界中で動きが自粛
された時に、自然がみるみる回復し
て行くのを知りました。
インドから数十年振りにヒマラヤが
眺望できたり…
もういい加減に私達は気づかなければいけません。
経済優先、便利さを求め続けてきた
ことが、今の有り様だと…
意識を変えるとは、心の深いところにある、魂に心を合わせ魂からの
声を聴くということだと、思うの
です。
良心の声に従って一人一人が行動したら、人類も救われ地球も回復すると、私は信じています。
最大の環境破壊でもある戦争が、地球上からなくならず、こんなことを
続けていたら、人類は地球に住まわせてもらえなくなります。
人間にとっての本当の幸せを魂に問うたら、どんなこたえが返って
来るでしょうか…
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坂本龍一のカンバッチ

2023-08-11 23:54:43 | 日記
何年か前に、坂本龍一さんの
カンバッチを買ったことがあります
緑バッチに白い文字で書いてあった
言葉が『いしきをかえろ』です。
今やっとこのことの意味が分かって
きました。
 7月に国連のグテーレス氏が、
地球温暖化の時代は終わり、
地球沸騰化の時代に入ったと、
警鐘を鳴らしました。
この日々の暑さは、もはや温暖化
ではないと、誰もが感じているのではないでしょうか。
CO2を何%削減させるなんて言ってる場合ではなさそうです。
最近読んだマガジンに『地球規模の気候危機です。「地球を救え」と言われる方もおられますが、「地球を救え」ではなく「人類を救え!」なのです。
人類を救う為には、これまでの価値意識のあり方を変えなければ、また
変わらなければ何も変わりません。
つまり、人類の意識の変容がなければ、気候危機に対処できません。
人類と言わなくとも、一人一人の意識の変容が必要不可欠です。』と
書いてありました。
坂本龍一さんのカンバッチは、環境問題の中でつくられたものです。
坂本さんは、私達の意識を変えなければ、解決しないと何年も前から警鐘を鳴らしていたのです。
土は生物達が長い年月をかけて、
少しずつ作ってきたもので、1年かけて出来る土は0.057ミリとか
森林を再生するのには1200有余年
かかるそうです。
坂本さんは、亡くなる寸前まで
明治神宮外苑の再開発に反対されてました。
『いしきをかえろ』
この地球規模の危機を救うのは
一人一人が意識を変えることしか
ないのだと、私は強く思いました。

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8月6日に思う

2023-08-07 00:41:59 | 日記
今日は8月6日
地球上に原子爆弾が投下された日
です。
何で人類はこんなものを作ったの
でしょう。
今、核保有国は9ヵ国
世界の核弾頭は1万2520発
ロシアが5890発米国5244発
英国225発、フランス290発
中国410発北朝鮮40発インド164発
パキスタン170発イスラエル90発
この数字を見ていると、人類は
地球という星をどうしようとしているのか分からなくなります。
核抑止力によって保たれる平和が
恒久平和に繋がるとは、
到底思えません。
ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世は
資料館を訪れた時に日本語で
『ヒロシマを考えることは核戦争を拒否することであり、平和に対しての責任をとることです。』という
言葉を残されたそうです。
この地球上から戦争をなくすことを
真剣に考えないと!
微力な自分に何が出来るの?と
思わないで下さい。
平和を希求する意識を持ち続ける
ことが平和に繋がると、私は
信じています。
意識が大事だと…
二度と人類が過ちを繰り返さない
為に!



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