~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

そうなんだよ

2013-05-31 21:33:57 | 日記
今日テレビで、貧困と子供の問題をやっていました。

貧困で不登校になり、人生を諦めてしまった子供達に寄り添う

大人が」いました。

その人は、教師でもなんでもないお風呂屋のおじさん

学校には言えない事、教師では踏み込めない家庭の問題

そういうことに、その方は踏み込み子供に家族に寄り添って

いました。

自分の全てを注ぎ込んで支えているのです。

その方が語った言葉に、私は「そうなんだよ」と、何度も頷いて

いました。

それは「大人は子供達に、無理しなくていい頑張らなくていいから

と言いますが、生きるってことは無理して頑張らなきゃいけない

時がある。乗り越えなくては、次も乗り越えられないから」と

言われたことです。

本当に、そうです。

無理して頑張らなくちゃ乗り越えられない時があります。

そのお風呂屋さんのおじさんの支えで、子供達が自分の未来に

目を向けられるようになっていくのを見ると、やっぱり

人は人との繋がりの中で生きているんだと、思いました。

初女先生の「出会いは未来をひらく」という言葉が、実感を

持って私に迫ってきました。

私も、超えられないと思っていた大きな山を、初女先生との

出会いによって乗り越えられました。

生きているという事は、頑張らなくちゃ行けない時があるん

です。
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イスキアの集い

2013-05-30 22:15:40 | 日記
明後日は、板橋で「イスキアの集い」があります。

教育会館での、初めての初女先生の講演会から数えると10回目!

今でも、教育会館の思い出は忘れられません。

平日の昼間で800席という、何とも初めてにしてはハードルの

高い条件でした。

今回の「イスキアの集い」はチラシは作らず、インターネットで

ひと月前に満席になりましたが、初めての時はガイアの上映会が

あると聞けば、チラシを持って飛んで行きました。

あのガイア5番は何回観たことでしょう。

出来る限りの努力はしたけれど、800の会場は半分埋まって

居なかったように思います。

あの日、駆けつけて来て下さった龍村監督は、エネルギッシュで

格好よかったなー

ガイアの2番を全部上映して、分かち合いなどはまだありません

でした。

そう、まだ「イスキアの集い」なんて名前もついていませんでした。

私は保育担当でしたので、紙芝居をしたり、パネルシアターを

したり、風船でお人形を作ったり…講演会の様子を見ることも

出来ませんでしたが、子供達が「楽しかった!」と言って

くれたことが嬉しくて、今でも覚えています。

あの時のスタッフは、みんな初女先生が繋いで下さったのです。

今でもしっかりと繋がっています。

あれはイスキア家族だったのでしょうか。今でも繋がっています。

さあ、今年の「イスキアの集い」はどんな集いとなるでしょうか

どんな時にも丁寧に今を生きている初女先生がいて…

先生と握手された方は、それは握手ではなく祈りだと感じ

そこには、穏やかなイスキアの時間が流れていて…

誰もが、来た時とは別人ような晴れやかな顔をして帰って行く

これが、10年たっての変わらない初女先生の講演会なのです。

今年はどんな出会いがあるでしょうか…

初女先生、お待ちしてまーす!



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光りあるものは…

2013-05-29 22:16:34 | 日記
子供が小さい時、銀座の教文館で買った「ぐりとぐら」のカップを

使っていました。

かわいいぐりとぐらの絵に、キリスト教の本屋さんらしく

「ひかりの子らしく歩きなさい」と、書いてありました。

ひかりの子という言葉が、幼子にはぴったりの気がし、時々

その言葉を子供にも読んで聞かせてました。

ずーっと忘れていたこの言葉を突然思い出したのは、お寺の奥さん

に頂いた日めくりに「光りあるものは 光りあるものを友とす」と

書いてあったのを見たからです。

この言葉を読んでハッとしました。

これって自分を磨いてないとダメってことでは…

私ぐらいの歳になると、「もう自分は変わらないから」

「これで、いいって言う人とだけ付き合うの、それでいいの」

とか、「今さら変わらないよ」と言っている人が大半です。

しかし、「光りあるものは 光りあるものを友とす」ならば

逆に「光ないものは 光ないものを友とす」になります。

これってすごい違いです。

私は歳だから変わらないなんて、ひらき直ってはいられません。

やっぱり自分を磨かなければ、だって人は一人では生きられない

ものだから、ひかりないものになったら大変…

初女先生は『人はいくつになっても成長します。

人生とは気づきによって、こころを切り開いていくこと

そのものです。

生きる喜びが人生を美しく彩り、生き様にはその人のこころが

そのまま現れるのです。

大切なのは「自分は成長する」とこころに決めて、一歩を

踏み出すことではないでしょうか。』と、言われています。

人は最後の一呼吸の時まで、成長すると言います。

何気なく見た、日めくりの言葉に大切な気づきを頂きました。

「自分は成長する」と心に決めて一歩を踏み出すこと

ですね。初女先生!





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食のチカラ

2013-05-28 07:41:39 | 日記
母の日のカーネーションをもらった翌日、朝起きるとテーブルに

息子からのメッセージが置いてありました。

見ると「いつも美味しいご飯を作ってくれて有難うございます。

朝早く起きてお弁当を作ってくれて有難うございます…」などが

書いてあり、朝からグッと来てしまいました。

息子は私のことを「ごはん労働者」と呼んでいるのですが、

大切なことは伝わっているのだと思い、嬉しかったです。

初女先生は『食いうのは、ストレートに心に伝わるものですから

食べて「おいしい」と感じた時に、脳細胞が働くのです。

親が、たった一品でもいいから、食材を「いのち」として捉え、

おいしく食べられるように作ることが大切です。

おいしいと思うことで、生きる力が出てきます。

こんな日常の簡単なことに気づけば、辛いニュースも少なくなる

のではないでしょうか』と言われています。

私の知り合いに、子供がが中学から学校に行きづらくなり

不登校になった人がいますが、そのお母さんはしっかりご飯を

作る人なので、私は大丈夫と思っています。

子供が悩んでいるのが解っていても、親は何も出来ない時が

多いです。

そんな時は、一生懸命おいしいご飯を作るようにしています。

食のチカラを知れば、心を通わすことがそんなに難しいことでは

ないって思えるのです。

これは、みんな初女先生に教えて頂いたことです。

「ごはん労働者」息子よ、なかなかいい命名だと、母さんは

気にいっていますよ。

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2週間遅れの母の日

2013-05-26 22:13:33 | 日記
先日、私が関っている養護施設で、子供達から母の日だからと

色紙をもらいました。

かわいい字で「いつもありがとう」とか、一人ひとりが書いてくれて

いました。

私は先生に「うちの子、母の日に何もくれなかったの。

子供達からの色紙嬉しいです!」と思わず言ってしまいました。

家に帰って息子に、母の日の色紙もらったのよ!とちょっと得意に

見せびらかしたのですが、「ふーん」と反応なし。

男の子ってこんなものかと思っていたら、今日一緒に買い物をして

帰る時、車に乗ったら「はい」と、カーネーションを1本

渡されたのです。

私は訳が解らず、しばらく考えてから「ひょっとして母の日?」と

聞くと、「そうだよ。花屋さんにも聞かれた」と…

「本当は、花束買おうと思って店先にあったのにしようとしたら

仏壇って書いてあったからやめた」と言うのです。

母の日に、仏壇の花では嬉しさも半減しちゃうしねと、

笑ってしまいました。

帰って来て主人に「母の日のカーネーションもらったの」と

言うと、「1本かよ」と言うので「1本だから大事なんでしょ」

と答えると、「そりゃそうだ」と

私はその1本のカーネーションを一輪挿しに入れ、創の祭壇に

飾りました。

結局は仏様のお花になってしまったけれど、ちょっと嬉しい

2週間遅れの母の日でした。
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姜尚中さんの息子さん

2013-05-25 20:51:19 | 日記
姜さんの息子さんが自死して4年になるそうです。

姜さんが、やっと息子の死が受けとめられるようになったと、

息子さんのことを語り始めています。

姜さんでも、突然の子供の死を受けとめるのに、それだけの時間が

かかったんですね。

心を病んでいた息子さんは多量の薬を飲んでいたそうで、姜さんも

息子の薬を飲んでみようと思ったけれど、出来なかったと

言ってました。

息子さんが遺した最後の言葉が「生きとし生けるもの末永く元気で」

だったそうです。

姜さんは、きっとこの言葉を受けとめるのにも時間がかかったと

思います。

息子さんは、死にたくて死んだのではない、生きているのが

しんどくて、辛くて死を選んでしまったのでは…

この言葉を遺された親は、どんなにきつかったでしょう…

でも、姜さんは「生きて生きて生き抜いて、息子と再会した時

遺した言葉通り生きたと言いたい」と語ってました。

私も、息子に会った時に「母さん、すごく悲しかったけれど

頑張って生きて来たから」と言いたいと思い、悲しみを

乗り越えようとしていた時があります。

「亡くなった人と向き合うことによって、そこから前向きな

力をもらう」「死は生に力を与えるもの」という姜さんの言葉に

これは体験した者でなければ、出て来ない言葉であり、真実だと

思いました。

ノンフィクション作家と言われた柳田邦夫さんが、息子さんの

死により作品が大きく変わったように、姜尚中さんはもう

政治学者の道ではなく、まった別の道を息子さんと共に

歩きだしたのだと思いました。

深い悲しみを知っている人が、語る人生の深さ…

姜さん、息子さんから力をもらった貴方の言葉に、今度は

私達が力をもらうことでしょう







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いいな 永 六輔さん

2013-05-23 21:31:36 | 日記
永さんが憲法について語っていました。

それを読んで、いいなーと思いました。

「憲法は夢でいいんです。こうありたいという夢でなんです。

簡単に書き直したり補足するものじゃない。だって夢は改正する

ものじゃないでしょう」と…

そうか、今の憲法は古いという人がいますが、こうありたいという夢

なら、古いも新しいもないはず…

永さんは9条について「9条はね、理解する、しないではなくて

愛すればいいんです。守るとうことでは『攻める、守る』という

発想になり、守る方が弱くなりがちです。

ならば愛すればいいんです」と、言っています。

「愛する」とは、何と優しいけれど確かな言葉でしょう。

永さんと井上ひさしさんは、宮澤賢治の「雨ニモマケズ」は

東北の人とってこうありたいという憲法だと語っていたそうです。

大震災の後、東北では賢治の雨ニモマケズに支えられたという

人が沢山いたというのが、よく分かる気がします。

憲法はこの国の夢だと言い、9条は愛すればいいという

80歳の永六輔さんの心の自由さに、私達も学ばねばと

思いました。

永さんって、いいなー

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初夏の風に吹かれて

2013-05-22 20:41:40 | 日記
今日は、Nさんと講演会をやる宿にご挨拶に行って来ました。

初女先生は、この宿泊の講演会を「宿泊研修会」と呼ばれています。

去年が最後と思ってましたが、皆さんからの「よかった!」という

沢山のお声に励まされて、今年もやらせて頂くことになりました。

場所は鎌倉や逗子や葉山を探したのですが、初女先生に「あそこ

よかったものね」と言う優しいお言葉を頂き、前回と同じ宿に

なりました。

去年初めて訪ねた時は、初女先生のことを話しても、

伝わったかどうかよく分からず、女将さんもこのおばちゃん達

何をしようとしているのかと、半信半疑でしたが、今回は

「初女先生、いろいろなところに載ってますね。

大竹しのぶさんも初女先生のこと書いてました。」と、

去年とは打って変わった反応でした。

私達おばちゃん達の熱意も、やっと呑み込めた様子

「初女さんと結ぶ心のおむすび」も、創の誕生日にやった

逗子の講演会から数えて今回で5回目となります。

沢山の人に支えられ励まされ、ここまで来ました。

初女先生の「出あいは未来をひらく」というお言葉が

集った人、一人一人に展開していったそんな深い時間

でした。

今年はどんな出会いがあるでしょう…

「宿泊研修会」という、初女先生の少し高いお声が

聞こえてくるようです。

さあ、いのちのスイッチをオンにして、心を込めて

準備をしていこう!





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嬉しいメールの続き

2013-05-20 12:32:38 | 日記
昨日、「伝わったと思います」と、メールがきました。

創のことを、全校生徒に話して下さると言ったK先生からでした。

「山ちゃんの話を全校講話という時間に体育館で話しました。

山ちゃんの性格、クラスでの山ちゃんの存在、私の知る限りの

愛すべき山ちゃんの青春、そして突然その日が来たこと、

どんなにもう一度話したくても、もうあの時間は戻ってこないこと

出来る限りの想いをこめて話しました。

支援級の生徒の日記に、山ちゃんが可哀そうだと書かれていたこと

一年生が初めて命について考えた等、担任から私に伝えられました。

校長も一番生徒に伝えたいことを言ってくれましたと…

壇上の私の側に、山ちゃんとお母さんが居てくれたと思って

いました。

有難うございました。」と、書いてありました。

「死」など無関係と思っている中学生達の心に、13歳の

創の突然の死は、何かを投げかけてくれたと、k先生の

メールを読んで思いました。

先生のお話には、きっと私たち家族の知らない創が

その創の青春があったと思います。

短い人生だったけれど、あの子は思いっきり青春してたし、

どの場面を切るとっても、いのち一杯生きた創がいます。

「生きる」とは1分前も1分後も無い、今.今なのだ

誰もが、限りあるいのちの今を生きていること

創の「生と死」が伝える、今を生きること

K先生の話を聴いた中学生達の心のどこかに引っかかると

いいなー

K先生、本当に有難うございます。

創は確かに生きています。みんなの心の中で…
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スマイルメッセージ

2013-05-19 11:04:04 | 日記
新聞の投稿の女の気持ちに、12歳の女の子の文章が載っていました。

12歳の子が女の気持ち?と思って、読んでみると「もう一人の私」

という題をつけた文章には、中学生らしく『最近いやなことばかり、

毎日イライラしている。この調子でいくと、きっと中間テストも

悪い成績になりそうだ。もう、どうしたらいいの?』と…

自分自身に問いかけたら『それはね、イラッとする前に笑えば

いいの。頑張ってニコッと!

そういわれても、どうやって?

まず目をパッチリ開けて、歯磨きするまねして

いつの間にか笑っているよ!!

ありがとう、もう一人の私 頑張ってみるよ』という文章でした。

これを読んだ時私は、高山千代美さんの「スマイルメッセージ」

という曲の「幸せだから笑うんじゃなくて、笑顔でいるから

幸せになるんだよ」という一節を思い出しました。

この12歳の少女は、このことに気がついたのですね。

少女の中のもう一人の私が運んできた「スマイルメッセージ」

幸せは青い鳥じゃないんだ、自分の中にあるんだということ

心にはいつもスマイルメッセージ!!



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