~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすび講習会~流山

2019-11-30 22:31:55 | 日記

今日は、千葉の流山におむすび講習会で行って

来ました。

10月の「いのちのエール」のおむすび講習会に

申し込んだ方が満席で参加出来ず、成増の

講習会に申し込んだら当日来れなくなり、

どこかでありませんか?という問合せに

それなら貴女が主催したらどうでしょうかと

提案し、決まりました。

お会いしたこともなくて、今日が初めまして

だったのに、最初に私の口から出た言葉は

「どこかでお会いしてますよね?」でした。

Ý子さんは「いいえ、会ってません」と言うのに

私は、何度も「どこかで会ってる気がする」と

呟いていました。

繋がるご縁とは、こういうものなのでしょうか…

最初、6人ぐらいでも来てくれますかと言って

いたのに、お台所に一杯の人が集まって

くれました。

”佐藤初女さん”を検索してたらヒットしたと

新幹線で仙台から来て下さったご夫婦がいました。

おむすび講習会の時間は、どうしてこんなにも

温かく豊かで、刻まれる時がとても優しく

感じるのでしょう。

きっと、おむすびと共にその場に居る

皆さんの心も結ばれているからなのでしょうね。

やっぱり、初女さんのおむすびは凄い!と

毎回 思う私です。

主催者のÝ子さんが、初女さんのレシピで

人参の白和えやホウレン草の胡麻和えを

用意してくれていました。

お野菜はご自分のカナルファームで作った

無農薬の新鮮野菜

私たちは、本当はこういう豊かさを求めて

いるんだな~と、しみじみ思いました。

Ý子さんは、前はファームを大きくしよう

有名にしようと思ったけれど、体を壊し

今は人の役に立ちたいと思っていると言われ

Ý子さんの謙虚な、そして凛とした姿に

初女さんの言葉が重なりました。

『私たちは人に仕えるために生まれてきました。

 "何のために生きるのか”

 ”どうして生まれてきたのか”と

 頭を悩ませるより

 人さまのお役に立つよう動いてください。

 元気に挨拶するだけで

 じゅうぶん人を喜ばせることができますよ。

         佐藤 初女』

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おむすび講習会

2019-11-28 23:06:54 | 日記

昨日は湯河原の田口ランディさんの仕事場で

12月7日のおむすび講習会の打ち合わせをして、

お買い物に行きました。

時間って面白いですね。

時の刻みはいつも同じなのに、昨日は特に

ゆっくりと感じました。

心がゆったりしていたからかもしれません。

バラの紅茶を頂いた時

森のイスキアで初女さんとお茶を

した時のことが思い出されました。

ランディさんのお土産のバラのジャムを

紅茶に入れてみんなで飲んだのが、初女さんとの

最後のお茶になりました。

あの時、ゆっくりと流れる時間の中で

初女さんと過ごす時間が残り少ないことを

どこかで感じていました。

湯河原から帰ってくると、イスキアのスタッフの

方から電話がかかってきました。

直さんが先生のおむすびを伝えてくれて

嬉しいよ」と言って下さいました。

有難いお言葉に、ぐっときました。

パソコンをひらくと、おむすび講習会を受けた

からメールが来てました。

「娘がつわりでご飯が食べられないのですが、

おむすびを結んだら、2個ぺろっと食べて、

ほっとしました。」と、書いてあり

私も嬉しくなりました。

おむすびは日本人のソウルフードですね。

埼玉でも1月おむすび講習会をやります!

 『「おいしい」という感動は体内で躍動し

  その思いが私たちのいのちとともに新しく

  生きていくのです。

  ですから、お料理を作ること、そして美味しく

  頂くことは、本当は祈りそのものと

  いえます。

             佐藤 初女』




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初女さんのなさっていたこと…

2019-11-27 09:35:15 | 日記

ローマ教皇さまの映像を観て、私の友人も

涙が溢れたと言ってました。そして、その後で

初女さんとの初めての出会いを思い出したと…

昨日は教皇様は、上智大学で最後の講話を

されたそうですが、その講話を聴いた男子学生が

インタービューを受けた時に、あふれる涙が

抑えられなくなっていました。

きっと、深い慈愛を感じたのではないでしょうか

初女さんの前で、言葉も交わさず唯々涙している

人達を、どれだけ目にしたでしょう。

前にもブログに載せたかもしれませんが、

初女さんのなさって来たことをあらわす言葉を

ここに記したいと思います。

初女さんの慈愛の深さが伝わって来るようです。

『心は花と同じです。かたく閉じられたつぼみが

やがて美しく花開くように、開かれた心は

輝きを放ちます。しかし、心の花を咲かすことが

できるかどうかは、本人にあるのです。

かたいつぼみをこじ開けたら枯れてしまうのと

同じよに、誰かの心を無理に開けることは

できないでしょう。

私が「イスキア」を訪れる方達の話に耳を

傾けたり、おいしいお食事を分かち合うのは

その方たちの心の花にあたたかい陽を当てたり

豊かな土壌を準備するお手伝いができればと思う

気持です。そして、私は静かに待つのです。

その方の心の花が、ほほえむように咲くことを

願いながら。

すべての方が、色とりどりに大輪の心の花を

咲かせることができますように。

そして、こころの花が咲くときの、霊的な喜びを

分かち合うことができますように、そんな祈りを

こめながら、私は毎日過ごしています。

     佐藤 初女(こころ咲かせてより)』

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ローマ教皇の慈愛の深さを…

2019-11-25 22:30:44 | 日記

今朝、7時のニュースを観ようとテレビをつけると

ローマ教皇の姿が映し出されました。

そのお姿を見た途端、なぜかわかりませんが

涙が溢れてきたのです。

信仰と関係なく、教皇の深い慈愛を私の心が

感じたのだと思います。

きっと教皇のお姿に涙された方は沢山いたと

思います。

教皇のお言葉は、国を超え人種を超え、

世界中に響いたと思います。

私たち、ひとり一人が平和を希求し、その為に

声をあげ行動しなければと思いました。

被爆国でありながら、核兵器禁止条約に

賛成しない日本という国…

教皇のお言葉が突き刺さります。

戦争が止まらないこの地球に、ローマ教皇の存在は

本当に希望の光です。

核の問題も自分たちのこととして受けとめて

行かなければと思いました。

     (初女さんの言葉)

 やっぱり神様というものを信じているから

 どんなに辛いことがあっても、また話が

 通じ合えないことがあっても、神様だけは

 いちばん正しいことを見ているから

 必ずいいお答えを出してくれる。

 その思いをはっきりともっています。

 それを受け入れておくと、必ず答えが

 出てきますからね。

 誰にでも、そう話しています。』

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祈りと生活

2019-11-24 22:46:49 | 日記

二つの言葉を味わってみたいと思います。

     動の祈り

 私にとって、祈りとは生活です。

 生活の動作、ひとつひとつが祈りです。

 心を込めて食事をつくったり

 ともに食卓を囲んだり

 ごく平凡な日々の営みの中にこそ

 深い祈りがあるのです。

            佐藤 初女 』

  

    まみずの言葉

 宗教が思想である間、

 それは人生の重荷である。

 宗教が生活になったとき、

 解放であり救いである。

            和田 重正  』

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自分を愛するということ

2019-11-22 22:15:54 | 日記

子どもが小さい時から、度々言ってきたことが

「自分を好きでいなさいよ」でした。

まだ愛するということが分からないだろうと思い

好きと言う言葉で伝えていました。

理由は、うまく説明できず「嫌いな自分を他人に

好きになってと言っても、それは無理なことだよ」

と言ってきました。

ベトナムの僧侶、ティク・ナット・ハンが

”愛する”ということについて語っていました。

今なら、こんなふうに伝えられるかも…

『自分を愛す、自分にやさしく接することは

とても大切です。

自分を愛に満たすことができると、その愛は

自然とあなたの言葉や行動に溢れ出て来ます。

自分自身を愛することは、あらゆる人々の為に

なることです。

自分を大切にし、喜びと幸せに満ちて

暮らしている人々は、私たちの最も力強い

支えです。

こうした人々は何をしても、世のあらゆる

人のために役立っているのです。』

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ランディさんは凄い!

2019-11-21 22:42:25 | 日記

生活クラブの「生活と自治」のランディさんの

連載を読んで、やっぱりランディさんは凄い!

って思いました。

10月3日の「いのちのエール」のことについて

書いているのですが、短い文章で初女さんの

ことを、こんなふうに伝えられる人は、稀だと

思いました。

私など、「初女さんってどういう方ですか」と

聞かれると、「日本のマザーテレサと言われて

いた方です」何て、曖昧なことを言って

しまうことがあります。

初女さんは、そう言われるのを、おこがましいと

思われていたと思いますが…

ランディさんの文章を抜粋してみます。

(参加者とのやりとりが書かれています)

『「初女さんはどいうふうにお話しを聞いて

いたのでしょうか。傾聴ですか?」

「傾聴とは、少し違うかもしれません。

初女さんは、カウンセリングをしていたわけでは

ありません。

悩みにお答えすることもあまりなかったと

思います。」

「では、初女さんは何をされていたのですか?」

「初女さんは…、無言で祈っていたのでは、と

思います。クリスチャンで信仰を持って

いらっしゃいましたから」

「祈るとはどういうことですか?」

「相手の方が、ご自身のチカラで立ち上がる

ことを、信じて祈っていたのだと思います」

「願うのではなく、祈りですか?」

「聴くことが、祈りだったと思います。」

「初女さんの祈りとはなんですか?」

「生活すべての行為を祈りとして、今ここに

全身全霊で向き合って生きていらっしゃいました。

言葉を超えた行為。実践。野菜を切る、茹でる、

ご飯を炊く、話を聞く、いかなる時も謙虚で

真摯でした。

手を抜かない。そして、常に創意工夫をされて

いました。」

問われて答えるうちに、初女さんの凛とした

生き様が蘇る。』

このランディさんの文章に、初女さんという方を

本当に伝えて下さっていると思いました。

初女さんが立ちあがって来るようです…


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声なき声に耳を傾けなければ

2019-11-20 18:14:34 | 日記

昨日テレビで

「車上生活・生き辛さを抱える人がなぜ・増加」が

放映されていました。観ていて自分の苦い経験が

思い出されました。

11年前でしょうか。初女さんの初めての講演会を

準備している時、長いメールがきました。

役所に勤めているというその人は、車上生活を

しているというのです。

その頃、車上生活なんて聞いたこともなかったし

あまり想像も出来ませんでした。

しばしば来る長文のメールには、親への怒りや

生きる希望のなさが書いてありました。

私は、その人に何を言っていいのか分からず

風邪をひいてませんかとか、体の心配ばかり

書いていたような気がします。

ある時、初女さんを一目見てから死にます。

というメールが届き、びっくりして初女さんに

言うと、「私に会って死んだ人はいない」と、

きっぱりと言われ、落ち着いたのを今でも

覚えています。

その方は、茨城から講演会にいらして

「後ろの方で、初女さんがよく見えなかった」

というメールが届き、暫くして「遺品の

整理をしてくれるところを知りませんか」と

メールで言われ、私が知りません。と返信

すると、「テレビでやっていた…」というような

メールが来ました。

いつも長文で、どう返信してよいか分からず

私は「それなら、テレビ局に問い合わせたら

どうですか」と返信してしまったのです。

その方から「あなたが、そういう人だと

思わなかった」という失望のメールが最後に

来て、連絡がなくなりました。

私は、その方の孤独を受け留められなかったのです

あれから11年が経ちますが、悔いが残ることを

してしまったと思います。

昨日番組で、車上生活者のことを知り

自分の心ない行為を思い出しました。

車上生活者が増加しているというこの国

声をあげられない人たちの声なき声を

聴かなければ…


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初女さんの宿泊講演会を思う時

2019-11-18 20:55:40 | 日記

昨日の葉山のおむすび講習会に、三浦で開催した

初女さんの宿泊講演会に参加されてた方が

いらっしゃいました。

その方にお会いした途端

思いが、一気に三浦のあの日にワープしていく

ようでした。

初女さんの講演会を企画してたら「料理もいいね」

と、言われ調理室も予約したら、「直さん、

泊りもいいね~」と、言われて「宿泊ですか」

と、ドキドキしながら聞いたのを今でも

覚えています。

お金のない私に、ホテルなんて貸し切りに

できないし、私でも出来るかもって思えたのが、

三浦半島の民宿でした。

初女さんのスケジュールの管理をしていた

初女さんの弟の三男さんに「姉さん、羽田から

あんまり遠い所へは行かせたくないんだ」と

言われ、「三浦半島は羽田から近いです~」

なんて言って、OKをもらっちゃいました。

参加費は安くしたいし、初女さんへのお礼は

精一杯したいしで、ぎゅうぎゅう詰めに

してしまいました。

始めましての人たちが、部活の合宿のような

状態で寝るのです。

普通なら文句も出るところですが、初女さんが

いるだけで、空気が変わるというか、本当に

皆さんが、仲良くなって何ともいえない

温かい雰囲気になりました。

今でも交流してる人たちが何人もいます。

初女さんのお話しを聴いて、一緒にご飯を食べて

同じ時間を過ごす…

翌日はおむすび講習会!

すべてがイスキア時間の中にあるようでした。

時間がゆっくりゆっくり過ぎて行く

振り向けば初女さんが静かに佇んでいる

もう、それだけで充分満たされていた

本当に贅沢な時間でした。

あの日を思い出すだけで、心が温かくなる

そんな時間が自分の中にあるということ…

これは、初女さんが置いて行って下さった

置き土産のようです。

いくら時間が経っても、色あせない大切な

人生の1ページです。

沢山の人に助けられて出来た宿泊の講演会

思い出すだけで胸が一杯になります。

有難う初女さん

有難うスタッフのみんな

有難う参加して下さった皆さん

私、一生忘れないかも~


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まさかの失敗

2019-11-17 21:40:21 | 日記

今日は、葉山でおむすび講習会でした。

レトロな一色会館は、昭和の雰囲気満載

台所より、お勝手と呼ぶのが似合う、

何とも懐かしい場所でした。

逗子からバスで、決して便利といえない処なのに

沢山の方が集まって来てくれました。

今日は、今まで失敗したことがないご飯炊きに

大失敗をしてしまいました。

災害時にも役立つように、土鍋でカセットコンロ

でご飯を炊いてみましょうと、やってみました。

前回の京都ではカセットコンロで、バッチリ

炊けたので…

ところが、今日はコンロの火の回りが均一と

いえず、まさかの大失敗!

事前に炊いておいたご飯で間に合ったので

講習会は出来ましたが、ご飯の炊き方が一番と

力説していて、この有様です。

最初にコンロに火をつけた時に、何か変だと

思ったのですが、そういう”あれ?”は見過ごしては

いけなかったんですね~

大いに反省です!

毎日、お釜で炊いているから、自信があったのが

いけなかったんですね~

明日から、また精進してご飯を炊きます。

 


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