~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんと「とと姉ちゃん」 が繋がるよ

2016-09-30 12:15:08 | 日記

今日で9月も終わります。

こうしてパソコンに向かっている私のところまで

金木犀の香りが届いてきます。

楽しみに観て来た「とと姉ちゃん」も明日で終了

主演の高畑さんが、インタビュー番組で、初めての

主役で、色んな人が色んな球を投げて来るから

どうしようと、ぶれてしまった時もあったけれど、

唯そこにいればいいんだと思ったと、話されているのを

聴いた時、直ぐに初女先生の姿が浮かんできました。

そう、先生は話を聴き静かに受けとめて下さった…

先生に会えなくても、弘前に先生がいらっしゃると

思うだけで心が落ち着いた…

先生の存在感じるだけで充分でした。

そして、今はもう会いに行く必要がなくなったのです。

とと姉ちゃんの中で、とと姉ちゃんが「花山さんが

いなくなったら、私どうしたらいいのですか」と

問うた時、左の肩を叩いて「花山、どうしたもん

じゃろね」と言ったらオレは来る!という言葉が

返ってきました。

そうなんですね…

私たちも、初女さんに同じことを問いかけたらいいのです

「初女さん、どうしたらいいの」と…

そうしたら、必ず答えが返って来るはずです。

初女さんは、亡くなってもその存在は確かにあるのだと

私には思えるのです。

田口ランディさん達と会食した時に、ランディさんが

初女さんの亡くなった後、初女さんの存在を感じた事が

あったら話してみようよと言われ、ランディさんの

ところにいらした初女さんの話しに心打たれました。

初女さんは、親しい親しくないなんて関係なく

呼びかければ、来て下さる存在になったのです。

今日から弘前での初女さんの写真展です。

どんな出会いがあり、どのように展開されて

行くでしょうか。

「出会いは未来をひらく」は、初女さんの体験から

生まれた言葉ですものね。

初女さ~ん「どうしたもんじゃろね」は

津軽弁で、どう言うのですか~

 

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初女さんと共に…

2016-09-29 20:35:03 | 日記

明日から、弘前で初女先生の写真展が始まります。

写真展のお知らせを送った方からお電話を頂きました。

ずっと体調を崩していましたが、写真展の案内を見て

弘前に行くことにしましたと…

なんて嬉しいことでしょう!

生前、初女さんに出会えなくてもちゃんと繋がって

行くんですね。

初女先生が望んでいることですね。

「私が動けなくなっても、動いて行くのが本当なの」と

話して下さった初女先生はいらっしゃいませんが

先生、私たちは小さな一歩を踏み出しています。

そして、初女さんと共に繋がって行っています。

「いのちをむすぶ」に記された先生のお言葉を

胸に刻み、私も歩いて行きます。

『昔のように動けなくなったことは残念ですが

原点に返ったつもりで、弘前の自宅で訪ねてみえる

方々をお迎えして、いのちを伝える活動を続けて

います。手料理でおもてなしすることもままならない

けれど、ひとつの出会いがまた次の出会いへと

結ばれ、融合し、うねりとなり、波のように

どこまでも広がっているのが、はっきりと

感じられます。

ひとりひとりに森のイスキアが宿っている

そのことがなによりの励みです。

先生は、随分前に話して下さいました。

「人々が融合しうねりとなって進んでいるのが見えるの」

と…

私が、どこに向かっているのでしょうかと、お聞きしたら

それは、わからないのと言われていましたが

今は、はっきりと見えているのでしょうね。

私たちは、信じて進んで行けば良いのですね。

初女先生と共に…

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金木犀が咲きました

2016-09-28 23:28:26 | 日記

朝、ゴミを捨てに外へ出ると爽やかな秋の風が

吹いていました。

「秋だ~」と感じた時、急に金木犀が気になりました。

秋は、息子の亡くなった季節なので、以前は夏から秋に

空気が変わっただけでも、涙が溢れていました。

そんな時に、私を慰めてくれていたのが金木犀の花

だったのです。

あの小さな花の香りに包まれ波立つ心を静めて

きました。

今日、庭の金木犀の木を見ると、花が咲いて

いました。

まだ、香りを放つところまでいかない小さな

花が…

どんなに暑くても、嫌になるほど降る雨にも

その中に、移りゆく季節を感じていたのですね。

彼岸花は、お彼岸になると必ず咲きます。

この自然の誠実さに、どんなに救われたことでしょう

苦しみの中でもがいている時も、悲しみに

押しつぶされている時も、季節は巡って来るのです。

葉を全部落とし、冬の寒さに立ち向かう、木々の

いさぎよさに、はっとさせられたり…

不平不満を言わず、与えられた場所でいのち一杯

生きる姿に、深い気づきをもらったり…

去年、瀕死の状態になった金木犀が、今年は

みごとに甦りました。

有り難う 金木犀

また、秋が巡って来たんですね。

泣いてない私がいます…

 

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信じる

2016-09-26 19:14:48 | 日記

暑かった~!

陽射しが恋しい日が続いていましたが、

まだ残っていたか残暑!という一日でした。

見上げれば、秋の空に入道雲が…

入道雲の上から、あちらの世界の人達が笑いながら

見ているようで、歩いているだけで楽しくなりました。

この空も森のイスキアに繋がっているんだな~

9月30日から10月9日まで弘前で、初女さんの

写真展が開催されます。

その間(10月2日)を除いて森のイスキアが

ドア・オープンするのです。

初女先生が亡くなり、暫らく悲しみの中にあった

森のイスキアも、扉を開き訪れる人を迎い入れて

くれるのです。

「よく、いらっしゃいました」と言って下さる

初女さんの姿は見えないけれど…

初女さんが心を込めて育んできた森のイスキア

ここで、どれだけの人が涙を流し、立ち上がった

ことでしょう…

河合隼雄先生がイスキアに泊られた時に

「ここの空気はよそと違う。なんだろうなあ…

ああ、信仰かな。

ここは開かれているね」と言われたそうです。

信仰とは信じることでしょうか…

神様を信じる初女さんがいて

訪れる人の話をじっと聴き、その人を信じる

食べることがいのちを結び付く時

いのちそのものが喜ぶ

どんな苦しみの中からも、人は立ち上がり

歩きだすことが出来る

そのことを、どこまでも信じてくれる人がいる

佐藤初女さんという方が…

今はもう初女さんはいない

でも、初女さんが信じてくれた自分は居る

信じて進もう

今度は信じてもらうのではなく

私が信じる人になる為に…

初女さん、そういうことなんですよね…

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新幹線の中で

2016-09-25 20:32:32 | 日記

昨日は、墨人の京都展に出した作品を観に

日帰りで京都に行って来ました。

日帰りパックは早朝の新幹線しか乗れず、朝5時半に

家を出ました。

昨日は涼しい上に車内は冷房が聞いて肌寒かったので、

薄い風が吹いたら一番に飛んで行ってしまうような

上着をはおると、ふわ~っと温かくなりました。

こんな薄いものがと、びっくりしましたが、これは

自分でも熱を発しているからだと思いました。

ふと、心に寄り添うってこういうことなのかなと

思いました。

その人の本来持っている力を信じて、感じるか

感じないかのような薄い布をかけてあげるって

事かなと…

そこには、私がやってあげたという「我」のない世界が

あるということ…

初女さんを思いながら京都に向かいました。

今回の私の書は「神」ではなく「仏」

「野仏のような「仏」になりました。

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初女さんの深さ

2016-09-23 16:54:05 | 日記

昨日、「初女さんのおむすび 岩木山麓ぬくもりの食卓」

を観て、茫然として何も出来なくなってしまいました。

以前も観ている映像なのに、初女先生が亡くなってから

観ると、全く違ったものとなって心に降りてきました。

初女先生の思いの深さは、分かっていたつもりですが

ここまで深かったとは…

人に心を寄せると、言葉はいらない…

私が初めて初女先生を訪ねた時、亡くなった息子の

写真を見せると、長い間じっと見ていて、ただ一言

「まだお若いのにね」と言われ、先生の頬を一筋の

涙が伝わって行った時に、私は今まで抱えてきた

悲しみ苦しみは全て受けとめてもらえたと、

そこから立ち上がることが出来たのです。

その時の初女先生の思いの深さは、自分のこと

だったので、よく分かっていなかったのです。

私と同じ様に、苦しみを受け止めてもらっている人を

テレビの向こうに観た時、初めて先生の思いの深さが

わかったのです。

人の心に寄り添うとは、ここまで深いことなんだ…

だから、初女さんに出会った人は立ち上がれるんだ

作家の田口ランディさんに、初女さんが

「言葉を超えてね」と言われたと聞いた時、私は

言葉を超えるとは行動だと思っていました。

でも、昨日の初女先生の姿の観て、これは言葉を

超えていると思いました。

私たちは、つい言葉で励ましたりアドバイスをしたり

しますが、言葉を遙かに超える思いの深さを

初女さんから感じました。

私は、この思いに支えられて来たのだと、思った時

茫然としてしまいました。

御存命の時は、大好きな初女先生に会えてることが

嬉しくて、よくわかっていませんでした。

初女先生が「あなたとは深いところで繋がっているから」

と言われたことは、先生が亡くなった今なお続いて

いるのだと、初めて気がつきました。

頂いたご縁の大きさに立ちつくしてしまいました。

初女先生の思いを心に抱き

新しい一歩を踏み出さなければと思いました。

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初女さんに会えました~

2016-09-22 14:27:08 | 日記

今朝、初女先生の番組「初女さんのおむすび」を観て

最初から涙が溢れてしましました。

初女さんの深さが心に響いてきました。

自分が初女先生に会いに、訪れたあの日が立ち上がって

来ました。

初女先生に頂いた恵みが、どんなに有難いものか…

「人は自分の中に、答えを持っている」

そのことを信じて、待ち続けて下さる初女先生

自分でさえも、そんな力があることが信じられないのに

真っ直ぐに信じて下さる方がいる

人はどんなに苦しくても、信じてくれる人が

この世の中に一人いれば生きていけるのですね。

「食はいのち」

初女先生の中を貫くこの真実の深さに

言葉を失いました。

あの映像から7年が経ち、初女先生は天に

召されました。

でも、それはいなくなったということではなく

より近しい方になられたということですよね。

共に生きるです。と言われている気がしました。

深い番組でした。

観そこなった方がいましたら、22日の夜中24時45分から

NHKBsプレミアムでリピート放送がありますから

是非観て下さい~

 

 

 

 

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初女さんの番組

2016-09-21 23:37:29 | 日記

突然、パソコンのキーが変になり打てないキーが

出てきたのです

人間だったら、体調が悪るという兆候があるのに

パソコンは突然なんです なんで!!

少し前にお知らせしたけれど、22日午前9時から

NHKBsで初女さんの番組が再放送されるの

リピート放送は同日 24時45分だそうです

打てないキーがあって、今日はブログが書けない

パソコン入院させなくては…

元気になって帰ってきてね パソコンちゃん!

初女さんの写真展のブログが開設されていたの

知らなかった~

 

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人生 ケ・セラ・セラ

2016-09-19 23:21:20 | 日記

今日は大宮の一つ先の宮原という処に、友達の

ライブを観に行って来ました。

Uちゃんのご主人は、突然目の真ん中が

見えなくなるという病気になったのです。

やがては失明になるという難病に…

サラリーマンではなかったので、将来の保証もない

ご主人が仕事をやめ家に入ったのですが、

それからがUちゃんのすごいところで、

結婚前に人形劇団にいた彼女は、なんの経験もない

ご主人と二人で劇団を立ち上げてしまったのです。

ご主人は歌が好きなので、歌と人形劇のコラボ劇団

私より年上のUちゃんは「直が免許を

取ったんだから私だって取れる」と教習所に通い、

免許をゲットし幼稚園や保育園に飛び込みで

営業に行き、仕事が少ない時はバイトをして…

今日はご主人の歌とUちゃんの腹話術というライブ

でした。

久しぶりに会ったので、ご主人の目の具合を聞くと

見えなくなったら、その時考えるのという言葉が

返って来ました。

好きな歌を歌えるご主人は、とっても幸せそう

どんな時にも前向きに生きるUちゃん

私は、めっちゃ尊敬しています。

幸せって、その人の生き方で不幸に思えることも

幸せに変換出来るのだ!

人生 ケ・セラ・セラ ですね~

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ととねんちゃんのささやかな幸せ

2016-09-18 21:56:58 | 日記

「ととねえちゃん」を観ていて、暮らしの手帳の

精神に打たれました。

なぜ商品試験をやるかと問われた場面で、

ととねえちゃんが「洗濯機が来るという前の日に

そのうちの子が眠れなかったといいます。

そういうささやかな幸せを守りたくて商品試験を

やるのです」と、いうようなことを言いました。

あの頃は、本当にそうでした。

うちに洗濯機が来た時、近所の人が見に来たと

母が言っていました。

洗濯機から洗濯物が、ぺちゃんこになって

絞られて出てくるのが、楽しくて私は洗濯が

終わるまで見ていました。

テレビも家になかったときは、近所のうちに

見に行っていました。

電気製品は、家の宝でした。

その宝が、すぐに壊れる不良品であっては

夢が壊されてしまうと、とと姉ちゃんの会社

暮らしの手帳は、その為に商品試験を

広告をとらないでやっていたのです。

ちょっと感動しました。こんな出版社が

あったことに、そしてあり続けていることに

経済が豊かになり、物があふれ私たちは

いかに物を捨てるかに走っています。

ととねんちゃんが守りたいと思った小さな幸せを

見つけることすらも難しくなりました。

テレビに劇場の緞帳のように布をかけ

テレビの前に正座をして観たあの頃の生活には

楽しみがありました。

豊かさがイコール幸せではないのに、いつまでも

そのことを追い求め、増えすぎたものを捨てる

ことも経済にしている…

日常の中のささやかな楽しみが人生を豊かに

してくれるのに、そのことも忘れて来て

しまったのでしょうか

私たち日本人は…

 

 

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