~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

宇梶静江さんの『大地よ』

2022-06-29 22:56:16 | 日記

何という暑さでしょう。

地球温暖化は地球の発熱だと

思っています。

40度に達したところがあるとか

地球が限界を超えたのでは…

6月で梅雨が明けてしまうなんて

梅雨のない北海道が、物凄い雨

とか…

戦争は最大級の環境破壊です。

人が傷つき亡くなって行き

ますが、地球が破壊されて

いることを忘れてはいけません

母なる大地の声に耳を澄まさな

ければ!

この新月の晩に

宇梶静江さんの『大地よ』を

心に刻もう…

    大地よ

 

  大地よ

  重たかったか

  痛かったか

  あなたについて

  もっと深く気づいて

  敬って

  その重さや

  痛みを

  知る術を

  持つべきであった

  多くの民が

  あなたの

  重さや痛みとともに

  波に消えて

  そして

  大地にかえっていった

  その痛みに

  今 私たち

  残された多くの民が

  しっかりと気づき

  畏敬の念をもって

  手をあわす

 

 2011年3月18日 宇梶静江

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初女さんの梅干し

2022-06-26 23:39:16 | 日記

今日は風が吹き、日が照り

梅ちゃんを干すのに最高の日

でした。

私は、森のイスキアに春も

夏も秋も行きました。

冬は閉鎖していたので初女さん

の自宅に伺いました。

どの季節も本当にいいの

ですが、初夏のイスキアの

庭に沢山の梅が干されている

あの風景が大好きです。

一粒一粒、梅をひっくり返す

作業は、イスキア時間を体で

感じる至福の時間でした。

今日の風に、イスキアを吹く

風を感じました。

この風を感じると、無性に

森のイスキアが恋しくなるの

です。

毎年、梅干しが出来ると

初女さんに食べて頂き

アドバイスを頂いてきました。

初女さんの青梅を塩水で

漬ける梅干しは

すごく手がかかります。

初女さんは、手をかければ必

美味しくなります!と言って

ました。

そして、美味しいおむすびが

作れたら、それは一つの財産

ですと…

 

イスキアのおむすびは

いつも自家製の梅干しを

いれています。

毎年梅雨明けを待って

大量の梅干しをつくります。

 

よく洗って塩漬けにした梅が

しんなりしてきたら大きな

ざるをいくつも広げ天日干し。

重ならないように梅をひとつ

ひとつ並べておひさまと風が

まんべんなく当たるように

ときどきひっくり返します。

 

この作業を十日ほど繰り返し

ますが、めんどうだとは

思いません。

手間をかけることは

心をかけること。

心をかけたぶん、必ずおいしく

なるんです。

         佐藤初女

 

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いのちが喜ぶ展覧会

2022-06-24 22:57:10 | 日記

東神奈川のかなっくホールで

開催されている

『かんかくをひらき、

 こころをひらく』という

12人の障がい者アーティスト

の作品に衝撃を受けて、2度も

観に行きました。

作品から放たれるエネルギーが

半端ないのです。

どの線も生き生きしていて

生きてることが嬉しい!って

感じさせてくれるのです。

障がいを持った人、特に

精神障害のある方は、

生き辛さを抱えているだろうな

と、思っていましたが、作品を

観ていると、ああ、こんなにも

解き放たれて自由なんだ!

私たちの方が、よっぽど

不自由だったと、気づかされ

ました。

人間は好きなことをやって

いると、いのちが喜び

エネルギーが弾けてくるので

しょうか…

観ているだけで、眠っていた

遺伝子が目覚めるような

底の底から元気が出て来る

いのちが喜ぶ展覧会です。

是非、彼らの作品と出会って

下さい!

6月25日(10:00~20:00)

6月26日最終日は16:00

神奈川区民文化センター

かなっくホール

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沖縄慰霊の日に思う

2022-06-22 23:39:27 | 日記

6月23日は沖縄慰霊の日です。

息子から、慰霊の日に沖縄に

行きたいから知り合いいない?

と、メールをもらい慌てて

過去の記憶を手繰り寄せて

いたら、浮かんできた人が

いました。

私が20代初めの頃、人形劇の

沖縄公演でお会いした方の

息子さんがいました。

お父さんは亡くなられて

いますが、随分前に息子さんが

手紙をくれていたのです。

今回連絡すると、うちに

泊まれば!とまで、言ってくれ

ました。

私が、彼に会った時は5歳

だったそうです。

その時に私が送った絵本と

手紙を、いまだに持っていて

くれたのには本当に驚きまた。

彼のお父さんが、戦争の実態

というのを私に初めて教えて

くれたのです。

信頼した大和人しか連れて

行かないという自然壕は

一歩歩くと、人骨や歯があり

私は動けなくなってしまい

ました。

懐中電灯を消すと、真っ暗で

闇の中です。

自分の存在さえ不確かに

なりそうで、思考が止まり

唯恐怖が押し寄せて来ました。

戦争を知らない私が、生まれて

初めて体で感じた戦争の恐怖!

何十年経っても忘れられません

私に戦争というものを教えて

くれた知念さんの息子さんが

うちの子を自宅に呼んでくれ

平和祈念館に配属だった教員の

友達と食事をしようと誘って

くれました。

こんな風に繋がっていくなんて

このご縁に感謝一杯です。

戦争を知らない私達が、戦争を

伝えていかなければ!

気がついたら、戦争の出来る

国になっていたなんて、

決してしてはいけません。

憲法9条を絵に描いた餅に

してはなりません。

9条は、地球を守る世界の憲法

です。

作家の早乙女勝元さんは

平和憲法という歴史的な宝を

私の世代で失うのはやりきれ

ないと、憂えていたそうです。

早乙女さんは、平和は歩いて

来てはくれないと、言われて

ました。

この平和のバトンを手放しては

ならないのです!

沖縄慰霊の日に

私は、平和を誓います。

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うちの梅ちゃん

2022-06-21 22:55:59 | 日記

今日は夏至

一年で一番日照時間が長い日

きっと太陽エネルギーも強い

に違いないと思い、塩水に

漬けてあった梅ちゃんを

全部干しました。

毎年、梅ちゃんを漬けて

いるので、梅を見ると

愛情を持って育てられた

梅ちゃんか、そうでないか

何となくわかります。

今年の梅ちゃんは、愛情

たっぷりの梅農家さんで

育てられた梅ちゃん!

初めて、梅もぎの手伝いに行きました。

ふかふかのお布団のような土で

作業をしていてもとても気持ちが

良かったです。

その梅ちゃんを、初女さんの

青梅を塩水で漬けるという

やり方で漬けました。

毎日、塩水を濾すのですが

なかなか手がかかります。

初女さんが、手をかければ

必ず美味しくなります!と

言われていたので、その言葉を

励みに頑張っています。

梅ちゃんが愛おしいです!

美味しい梅干しになあれ‼️

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やっぱり”今を生きる”

2022-06-18 22:49:40 | 日記

今日の”こころの時代”は、

比叡山の浄土院にひとり籠り

最澄の生ける魂に仕えると言う

籠山行の修行をされた

宮本祖豊さんでした。

戦後6人目の満行者!

ということは、それ程厳しい

修行だということです。

山の中で一人で12年間を過ごす

わけですから孤独との戦いか?

と思ったら、一度も孤独を

感じることがなかったそうです

祖豊さんは、遠くをみるから

いけない、1日1日を生きる、

この一瞬に集中してるからと

言ってました。

そして自分の中に全てがある、

宇宙も自然もみんな自分の中に

あるので、孤独など感じ

なかったというのです。

そんな祖豊さんにステージ4の

癌がみつかったそうです。

でも、祖豊さんは。「癌は

現象に過ぎない」と、

言われてました。

お話を聴いていて、やっぱり

「今を生きる」なんだ!

そして、起こっていることを

現象と捉えると、刻々流れて

いく感じがします。

私たちは、刻々のいのちを

生きている、留まっては

いないことを感じます。

祖豊さんのお話を聴いていて

初女さんの言葉が思い出され

ました。

私はなんにも心配していないの

今を生きているから。

心配する人は必ずといって

いい程先のことばかり

考えますが

先の見えない未来のことに

あれこれ心を惑わしても

不安が募るばかりです。

今ほど確実なものはありません。

今に感謝していると、

とても自由な気持ちになり

一歩一歩確実に進んで

いけるように思います。

    佐藤 初女

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食べ物の記憶

2022-06-17 23:09:03 | 日記

パリでシングルファーザーを

している作家の辻仁成さんの

”パリごはん”という番組が

結構好きで、今日の放送も

楽しみにしてました。

(辻さんの本は読んだことが

ないのに~)

辻さんは離婚をして二人きりに

なった息子の寂しさを、

言葉ではなく、食べ物で

癒したかったと、朝食に

楽しいお弁当を作っていました。

毎日の料理で、腕をメキメキ

上げ、インスタで評判になり

年に何回か、辻さんの

パリごはんの番組が放映される

ようになったのです。

息子の反抗期の時も、辻さんは

物言わぬ息子に、せっせと

ごはんを作っていました。

言葉ではなく、食べ物で

伝えることの深さを、

辻さんはよく分かっている

方です。

辻さんの作る料理は、本当に

美味しそうです。

反抗期を通過した息子さんは

大学受験をしていました。

食べたものの記憶が、

愛された記憶として、

息子さんの心と体を支えて

くれると思います。


子育てに迷っても

毎日の食事に心を尽くして

いれば大丈夫。

手づくりのおいしい食事は

なんの説明もいりません。

手料理の味は、深く愛された

記憶として一生涯子どもの

支えになってくれます。

     佐藤 初女

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『ヨブ記』に想う

2022-06-15 23:32:26 | 日記

私は初女さんに「聖書の中で

『ヨブ記』は嫌いです。」と

言ったことがあります。

あんなに善人のヨブを

これでもかという程の試練に

合わせるって酷すぎると

思っていたからで…

初女さんは、黙って聴いて

ました。

でも、自分の人生を振り返って

みると起伏の多い人生は、

ヨブ記重なる気がします。

だから、私が今一番聖書の中で

気になるのは『ヨブ記』です。

昨日届いた吉本隆明の本にも

ヨブ記のことが取り上げられ

ていました。

初女さんはヨブ記を

どう読んでいたのかな…


すんなり、するすると幸福に

なることはなくて

生きていれば、何度でも

繰り返し苦しみがやって

来ます。

けれども苦しみは決して

苦しみだけに終わることなく

いつか喜びにかわります。

苦しみなくして刷新は

はかれません。

真の幸福は、苦しみの中に

あってこそ実感できるものです

      佐藤 初女

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梅仕事始まりました

2022-06-14 23:52:26 | 日記

梅仕事が始まりました。

今年は、梅農家で収穫の

手伝いをさせてもらったので、

木になっていた梅ちゃん

を思い出したりしながら

梅仕事をしています。

手はかかっても、初女さんに

教えて頂いた、青梅を塩水で

漬けるやり方でやっています。

こうすると、梅干しの味に

角がなくなり、おむすびに

とても合う梅干しになります。

最近の梅干しには、賞味期限が

あるのに驚いていたら、買って

来た梅干しがカビたと見せられ

またまたびっくりしました。

青梅で漬ける梅ちゃんは、

本当に手がかかります。

毎日塩水を濾さなければ

いけないのですから…

初女さんが、手をかければ

必ず美味しくなると、言って

いたのを信じて頑張ります。

毎年、課題を与えてくれる

梅ちゃんです。

今年は、どんな梅干しに

漬かるかな~

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何があっても崩れない幸福

2022-06-11 23:29:45 | 日記

生まれてきた以上誰もが

幸福になりたいと思い、生きて

いるのではないでしょうか。

余り辛くて、自分が幸福に

なることを諦めてしまった人も

いるとは思いますが…

でも、生まれてから一度も

幸福を願わなかった人は

世界中にいないのでは…

それほど誰もが願う幸福なのに

本当の幸福とは何かって考えた

ことがあるでしょうか。

私は、息子を亡くした時に

中学の同級生が電話をくれて

「僕、幸せでごめんね。」と

言われた時に初めて、私が

求めていたのは、一夜にして

崩れ去る幸福だったのか?

自分でたてた幸福の条件に

当てはめていただけでは

なかったのかと思ったのです。

その時の私の幸福の条件は、

健康で経済的にも困らず、

家族が仲睦まじく暮らしていることでした。

でも、この幸福は一瞬にして

崩れ去ったのです。

本当に、私が求めていた幸福

とは、何があっても崩れない

幸福だったはずなのに…

いったい、その幸福とは何?

その問いを自分に投げかけ

続けていたら、

”いのちの世界”が重なって

きたのです。

今日は、そのことがより深く

なるお話を聴きました。

”人は誰しも幸福を求めて

生きている。だが普通の人は

それを求め切れない。

それは本当の意味の幸福の

条件を満たしてないから…

本当の幸福とはどういうことか

真剣に考えたことが

ありますか?

幸福になる条件は、どこまでも

人間をつくること!

さすれば、幸福は向こうから

やって来る

幸福になりたかったら幸福を

自らつくる人間になりなさい。

喜びは幸福のもとだから

自ら生かされて生きている

いのちの喜びを心に十二分に

味合わせること、その心が

磁石となって同じ波長を持つ

人やものを引き寄せることに

なる…”

と、いうお話でした。

書き切れないことは沢山

あるのですが、大事なことは

心の中にいるもう一人の

(本当のことを知っている)

本当の自分が、本当のことを

教えてくれる

本当の自分をつかまえること

本当の自分とは、魂のこと

いのちのこと…

初女さんは、内なる神と言って

ました。

言い方は違えど、色々な方が

伝えようとしています。

これはまた、私の求めている

いのちの世界でもあります

私はずっと本当の幸福を求め

続けていました。

今、少しその灯台の明かりが

見えてきています。

方向さえ合っていれば、

一歩でも近づくことが

出来るはず…

幸福になりたいと思って

生きていたのに、その幸福を

真剣に考えてなかったのです。

せっかく生まれてきたのに

何と勿体ないことか…

でも今は、方向はあっている

から大丈夫と思える自分が

います。

何があっても崩れない幸福を

私は生きたい‼️

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