
「森羅万象は神の働き
人間もまたその中に在る」
この言葉は、ある日突然
天から降りて来たように
聞こえて来た言葉です。
時間が経てば経つほど
この言葉の意味が深く
なってきます。
先日、宇梶静江さんの
「シマフクロウ」の詩に
出会い、また納得しま
した。
白老(しらおい)に
宇梶さんを訪ねたのは
3年前だったでしょうか…
覚悟を持って生きている
あの凜とした姿が忘れ
られません。
なににもおそれるな
なににもおびえるな
堂々と自分自身を
生きていけ
ひとりひとりの輝くいのち
神さまから与えられた才能
神さまから与えられた
役割がある
哀しみ苦しみをしっている人
そういう人に神さまは
たいせつな役割をあたえて
いるのだ
おまえはつよくなるのだ
つよいっていうのは
力のことじゃない
おおきな愛をもつこと
そうおまえ自身のために
心におおきな愛をはぐくめ
今は苦しくても
「ああそうだったのか
生まれた意味はここに
あったのか」
そうおもえる日がきっと
くるのだ
さあ大地に立て
おてんとうさんが
土のふかいところまで
あたためてくれた
大地に立て
じいっとじいっと
むねのおくから
大地のぬくもりを
かんじるのだ
そしてずっとむかしから
アイヌがしてきたように
心なかではなしかけて
みるのだ
川の神さまありがとう
海の神さまありがとう
土の神さまありがとう
鳥の神さまありがとう
やがておまえは天然に
つつまれて心の刺が
はがれおちるのを
かんじる
そうだもうおまえは
光さすほうへ
あるいている
宇梶静江
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