goo blog サービス終了のお知らせ 

~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすびの祈り〜伊勢原

2025-03-31 23:52:49 | 日記
昨日は伊勢原でおむすび
講習会でした。
車内放送で、人身事故により
東海道線が止まっていると
いうのです。
日曜日の朝に人身事故…
まだ寒さは残るけれど
桜咲く春の日に…
日本では若い人の
自殺が増加の一途を
辿っているそうです。
心が痛みます。
初女さんのおむすびの祈り
を伝えて行かなくてはと、
ひしひしと思いました。
初女さんが亡くなり、私が
おむすび講習会をやり出して
から9年になります。
おむすびの作り方を
お伝えするのは慣れて
来たのですが、その後の
初女さんのというか、私の
おむすびの祈りをお話
するのは、毎回緊張し
話し終わった後に、
またしても、上手く
話せなかったと反省
するのです。
でも、最後の皆さんの
感想を聴くと、祈りが
届いていた〜と
胸が一杯になります。
初対面にもかかわらず、
涙して心の奥底に抱えて
いたことを話さる方が何人
もいらっしゃっるのです。
初女さんの講演会の
分かち合いの時と同じ
なのです。
おむすびを習いに来たのに
生き方を考えさせられ
ましたと言って、帰って行く
皆さんの顔が、とても
晴れやかなのです。
それも、初女さんの
講演会の時のようです。
私は、言葉に出来ない
ことを、話しているので
ここまで受け取って
もらえたことに感謝で
一杯になります。
毎回、もっと分かりやすく
伝わるように話したいと
思うのですが、難しくて…
初女さんは体験ほど
確かなものはないと、
言われていたから、
おむすびを結び皆で食べ、
その後に、お話するから
響いて下さるのだと
思います。
昨日もまた、今ここが
森のイスキアとなりました。
帰り道、歩きながら
『初女さん、ちゃんと
話せなかったけど、あれで
良かったかな?』って
聞いたら、『いいよ〜』と
言う声が聞こえたような
気がしました。
お声がかかったら、まな板を
持ってどこへでも行こう
せっかく生まれて来たの
だから、本当の自分に
気づき、いのち一杯
生きて欲しい‼️



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜の季節に想う

2025-03-28 23:01:49 | 日記
春が巡ってきました。
桜が咲くと、去年の桜の
時期は何をしていたかと
思いが馳せます。
桜と富士山は、日本人に
とって、やはり特別なもの
ですね。
関東の桜が終わると弘前の
桜へと、思いが行きます。
弘前でお花見をしてから
森のイスキアに行ったら
遅くなり、夕飯の時間に
なってしまい、スタッフに
叱られたことがあります。
それもまた思い出の一つ
です。
子どもを亡くした後、
何があっても冬の次には
春が来るという巡る季節の
誠実さにも支えられました。
星野道夫さんの本の帯に
『人の気持はめぐる季節の
移ろいに立て直されてゆく』
とありました。
本当にそうです。
葉を全部落とし、寒さに
立ち向かう冬の木々に
どれ程、励まされたか…
季節のある国に生まれて
良かったと心のそこから
思いました。
私達は、意識するしないに
かかわらず、そういう
自然に支えられているの
ですね。

何でもない風景なのに、
これはいつか必ず
たまらない懐かしさで
思い出す、と感じるときは
ないだろうか、
それは風に波立つ草原で
あったり、決して特別な
ことではないのに、
記憶の底に沈殿してゆく…
   
     星野道夫
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間が経験したことのない時代を生きる

2025-03-24 23:30:23 | 日記
私達にはこの時代を選んで
生まれてきたと言いますが
どうやら、人類が経験した
ことがない時代を、生きて
いるようです。
メディアクリエイターで
人と自然とテクノロジーが
幸せに共存できる世界を
糸島で展開しているという
平野友康さんはfacebookに
一瞬にして世界は変わった
という書き出しで、次の
ように書いています。
『生成AIが突如として、
思考エンジンとして目の前
に現れた。
その進化の速度は凄まじい
それは単なる技術革新では
なくなることを意味して
いると感じる。
道が照らされたのではなく、
世界が無限に広がって
しまった。
僕らはただ呆然として
立ち尽くしている。
生成AIの進化は、これまでの
技術革新と本質的に異なる。
それは単なる道具の進化
ではなく、『知性』のあり方
そのものを変えてしまうのだ。
計算機が数を扱えるように
なった時、人間は計算の
負担から解放された。
インターネットが情報を
繋げた時、僕らは知識の
限界を押し広げた。
しかし生成AIはそれとは
違う。これは『考える』と
いう行為が人間だけの
ものでなくなることを
意味する。
アイデアを形にし言葉を
編み未来を構想する
それがAIによって瞬時に
生成される世界がやってきた
これまでの技術革新は人間の
能力を拡張した。
しかし、今回の変化は人間が
何をするのかを根底から
問い直させる。
目の前に広がる無限の
選択肢の中で、何を選び
取るのか、それを決める
のは技術ではなく僕らの
意思だ。
道は照らされたのではなく
地図すらなくなった世界で
僕らは何を指針にするか
その答えは哲学にある。
哲学は無限の可能性の中で
自分の足で立つための
羅針盤となる。
今僕らがすべきことは、
本質を突き詰めこと。
答えを急がず考え続ける
こと。
そして、自分の意思を持ち
それを大切にすることだ。』
と書いています。

私達人間は他の生きもの
にはない
イマジネーションし
クリエーションするという
能力を持っています。
その領域にAIが瞬時に
入って来たのです。
平野さんは、この地図すら
無くなった世界を生きる
指針は哲学にあると言って
ますが、私は前回のブログに
書きましたが、『本当の自分』と心を合わせ生きて
行かないと自分を見失って
しまう
それが、今という時代の
ような気がします。
一人ひとりの中に在る
潜在意識の底の底
魂の中に在る
本当の自分、内なる神
ワンドロップ、真我
(全て同じことを
言ってます。)に心を
合わせ宇宙意識で生きる
時代がやって来たという
ことだと思います。
『森羅万象は神の働き
人間もまたその中に在る』

地図も羅針盤も私達の
中にあるのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本当の自分?

2025-03-17 12:57:40 | 日記
過去のブログをアクセスした
人がいると、読まれた
記事が私のところにも
上がってきます。
15年も書いているので、
書いた本人が忘れている
ことの方が多いのですが…
昨日は聖路加病院の院長
だった日野原重明先生が
亡くなった時に書いたものが
上がってきました。
日野原先生の講演は一度
聴いたことがあります。
90歳を超えられていたと
思いますが…凄い方でした。
あれだけ人の死と向き合って
来た先生が、奥様の死が
迫って来た時、おろおろ
しているお姿をテレビで
観た時、そういうものかと
思いましたが、ご自分の
死を実感したときの先生の
言葉が凄いです。
人間は病むことによって
本当の自分と出会う
死を前にして新たな
自分と出会った
おろおろする中で
本当の自分があらわれる
どんな苦しみの中でも
生きることは喜びに
満ちている
未知なる自分との
出会いが存在している

日野原先生が死を前にして
紡いでいる言葉に、
『本当の自分
『あらたな自分』
『未知なる自分』
が、出てきます。
私達は『自分』というと
大抵の人が心だと思って
います。
また、体だという人も
います。
日野原先生が最期の最期に
出会った本当の自分とは?
私達の心の奥底、
潜在意識の底の底にある
魂に宿っているのが
本当の自分。真我。
そのことを、
先人達が言葉をかえて
伝えてくれています。
般若心経は、釈迦が
そのことを弟子の舍利子に
伝えたものだそうです。
魂に宿っている本当の自分
中村天風さんは、
それを『宇宙霊』と
呼んでいたそうです。
その本当の自分に心を
あわせれば、人間は
幸せになるように出来て
いるんだと言われて
いました。
日野原先生は、本当の自分
の存在に気づかれたの
ですね。
和田重正先生は
このいのちの世界のことは
大脳の蓋を取らなきゃ
わからないと言われて
ました。
頭で考えてもダメだという
ことです。
一心に何かに取り組んで
いる時、自我ではなく
心が本当の自分
真我に合わさるのだ
そうです。
言葉にするには難し過ぎる
けれど、誰の中にも
生まれたからには在るので、
それがワンネスという
ことのようです。
宇宙を創りし慈悲の
一滴(ひとしずく)
ワンドロップが
私達の中に在るということ
中村天風さんは
『在るものは在る』と
言い切っていました。
『本当の自分…』
この問を自分自身に
問いかけ続けようと
思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰もが表現者

2025-03-15 23:32:34 | 日記
昨日は、元職場である
障害者作業所で何年振り
かで書のワークショップを
行いました。
十代のSちゃんは、目が
不自由なので、どういう
ふうに取り組んだらいいか
と、あれこれ考えて
いました。
今回は書の先輩も参加
してくれるので、『一』
とかだったらいいかな
と、話ていました。
何しろ私は、書を習い
始めた時に、『一』を
ほぼ1年間書いていたの
ですから〜
以前、障害者の人達と書を
やっていた時に、画家の
中津川さんに、字に拘らない
方がいいよと言われたので
そのことを心に置いて今回は
筆を楽しんでもらおうと
思いました。
そうしたら、面白い作品が
生まれました。
手が使えないAさんは、
足の指に筆を挟んで書く
のですが、力が入らない
ことが奏して、毛先が使え
実に面白いアート作品と
なったのです。
目に障害を持ったSちゃん
には、『十』を書いてもらい
ました。
何枚か書いたら彼女が
突然『弓』を書きたいと
言い出したのです。
弓道に興味を持っている
とかで…
最初、『大きな筆なんて
持てない』と言っていたのに
書き出したら止まらなくなり
次次書きました。
そして、書き終わった時に
『自分の中にこんな力が
あると思わなかった』と
呟いたのです。
そうなの、私もその力を
感じて、書の世界に
飛び込んだのです。
Sちゃんの姿を見ていた
H君は、1枚で書くのを
やめていたのに、また
書くと体で伝えて来ました。
M子さんは、柔らかい
のびやかな筆で、書の
世界を楽しんでいるよう…
実に楽しい豊かな時間と
なりました。
私は、あ〜誰もが自分を
表現したいという思いを
持っているんだ!
言葉に出して言えなくても
誰もが表現者なんだ!と
強く思いました。
人間は想像し創造出来る
生命体です!
だから、表現したいし
表現している時に、いのちが
輝くのだ!と思いました。
昨日のワークショップで
大切なことを彼等から
私の方が教えてもらい
ました。
いや〜楽しかった。
良き日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィクトールフランクルの言葉

2025-03-10 22:38:44 | 日記
息子が結婚し、家を出てから
息子の部屋が私の部屋と
なりました。
荷物はいまだにあり、
本箱には息子の本と私の
本でせめぎ合っています。
ふと見ると、私が息子に
勧めたフランクルの本が
ありました。
久しぶりにフランクルの
言葉を目にして、
あ〜この言葉にどれほど
救われたことかと思い
ました。
この言葉に出会った時の
驚きはまだ私の中に残って
います。
子どもを亡くし、どれだけ
『なぜ?』を問うてきた
ことだろう…
その答えの出ない『なぜ』に
こたえをくれたのが、
フランクルの言葉だったの
です。
私の中の『なぜ?』を
消してくれたのです。

人間が人生の意味は何かと
問うに先立って、人生の
ほうが人間に問を発して
きている。
だから人間は、ほんとうは、
生きる意味を追い求める
必要なんかないのだ。
人間は、人生から問われて
いる存在である。
人間は、生きる意味を
求めて人生に問を発するの
ではなく、人生からの
問いに答えなくては
ならない。
そしてその答えは、
人生からの具体的な
問いかけに対する具体的な
答えでなくてはならない。

 ヴィクトール.フランクル


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感謝〜初女さんの一番好きな言葉

2025-03-07 22:31:15 | 日記
ある講座を受けた時に出た
課題が『当たり前と思う
ことを100個書く』でした。
ひぇ〜100も💦と
ヒィ〜ヒィ〜言って
書きました。
でも、知り合いの人が呼吸を
するのも大変になったのを
見た時、当たり前のことって
何もないんだと思いました。
そう思うと、自分は何て
感謝が少ないのだろうと
ハッとしました。
初女さんは『感謝も何もなく
ただ目がいくことだけで
暮らしていると、心が
うつろになってきます。
感謝のない人は、すべてが
当たり前のようになって
います。
そうではない。
いま私たちがなにもなく
こうしていられることが
感謝なのです。
小さな悩みに常にとらわれて
いる人もいますが、感謝が
あれば日々の悩みもなく
なります。
感謝で、今というこの確実な
時を大事にしていくと
自由に過ごせるのです。』と
書いています。
初女さんが一番好きな
言葉は感謝だと…
当たり前のことなど、
何一つないと思うと、
感謝の思いが立ち上がって
来ます。
初女さんは、感謝なしでは
前に進めないと言って
ました。
感謝と喜びの多い人生ほど
幸せなものはない!
私も感謝の心をもっと
もっと豊かにしていか
なければ…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日も良き日

2025-03-02 21:52:24 | 日記
3日前から、何となく朝から
「今日も良き日」と言い出し
たら、本当に良いことが
起きました。
1日目は、買い物をして
お釣りをお財布に入れて
歩き出したら、後ろから
肩を叩かれ、落としましたよ
と、五千円を渡されました。
うっかり落としたのを
拾ってくれたのです。
二日目は神社で参拝を
してたら、神社の関係の
方が、私達2人に祝詞を
あげますから、よかったら
どうぞと椅子を出して
お祓いまでして下さったの
です。
そして、今日ら音がとれない
私の為にレッスンをして
もらえたのです。
3日も続けて良きことが…
自分でもびっくりでした。
「今日は良き日」じゃなくて
「今日も良き日」なんです。
言葉は言霊
声に出して言ってみる
ものですね〜
ジェームズアレンの
『原因と結果の法則』では
ないけれど、思いが現実に
なるし、何を思うかが
自分の人生をつくって
いくということですね。
中村天風さんは、絶対積極
で生きなさいと言われて
います。
これから毎日
『今日も良き日』と言って
1日のスタートを切ろうと
思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする