『フジ子・ヘミングの「魂のことば」』
という本を読んでいたら、カンパネラが
無性に聴きたくなりました。
私は、子どもを亡くした後、音が心に
刺さるように感じ、音楽が聴けなく
なった時期があります。
その時、唯一聴けたのがフジ子さんの
ピアノでした。
この本を読んで、なぜフジ子さんの
ピアノだけは聴けたのかが分かった
気がしました。
フジ子さんは、本当に深い悲しみや
苦しみを知っているから、フジ子さんの
音が私の心に寄り添ってくれたのです。
崩れそうになりる私の心を包み込んで
くれたのです。
YouTubeに、去年のコロナ禍で弾いた
カンパネラがありました。
会場は、私が生まれて初めて
フジコ・ヘミングの演奏を聴いた
横須賀芸術劇場!
YouTubeを聴いても、涙が溢れて来ました。
ラストのフジ子さんのコメントも
心に残ります。
コロナ禍で聴く、フジコ・ヘミングの
カンパネラ…
リスト/ラ・カンパネラ フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ F.Liszt/La campanella