~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

コロナ禍で聴く フジコ・ヘミングのカンパネラ

2021-04-29 15:22:11 | 日記
『フジ子・ヘミングの「魂のことば」』
という本を読んでいたら、カンパネラが
無性に聴きたくなりました。
私は、子どもを亡くした後、音が心に
刺さるように感じ、音楽が聴けなく
なった時期があります。
その時、唯一聴けたのがフジ子さんの
ピアノでした。
この本を読んで、なぜフジ子さんの
ピアノだけは聴けたのかが分かった
気がしました。
フジ子さんは、本当に深い悲しみや
苦しみを知っているから、フジ子さんの
音が私の心に寄り添ってくれたのです。
崩れそうになりる私の心を包み込んで
くれたのです。
YouTubeに、去年のコロナ禍で弾いた
カンパネラがありました。
会場は、私が生まれて初めて
フジコ・ヘミングの演奏を聴いた
横須賀芸術劇場!
YouTubeを聴いても、涙が溢れて来ました。
ラストのフジ子さんのコメントも
心に残ります。
コロナ禍で聴く、フジコ・ヘミングの
カンパネラ…


リスト/ラ・カンパネラ フジコ・ヘミング 協奏曲の夕べ F.Liszt/La campanella
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谷川俊太郎の詩

2021-04-28 22:36:48 | 日記
今朝、ふと手にした詩集を開くと
谷川俊太郎の出発点でもある
『二十億光年の孤独』が出てきました。
このコロナ禍にこの詩を読んでみると
今までとは違う響き方が心に来ます。
やっぱり谷川俊太郎という詩人は凄い!

   二十億光年の孤独
            
 人類は小さな球の上で
 眠り起きそして働き
 ときどき火星に仲間を
 欲しがったりする 
 
 火星人は小さい球の上で
 何をしてるか 僕は知らない
 (或いはネリリし キルルし
  ハララしているか)
 しかしときどき地球に仲間を
 欲しがったりする
 それはまったくたしかなことだ

 万有引力とは
 ひき合う孤独の力である

 宇宙はひずんでいる
 それ故みんなもとめ合う

 宇宙はどんどん膨らんでゆく
 それ故みんなは不安である

 二十億光年の孤独に
 僕は思わずくしゃみをした
    
           谷川俊太郎
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食べ物の記憶

2021-04-27 23:19:17 | 日記
マタギの撮影に行っていた
写真家の友人が、山で採ったという
こごみと山ウドを持ってきてくれ
ました。
今朝お弁当に、えんどうご飯を炊いて
こごみと山ウドの酢味噌和えを
作りました。
夕飯は、こごみと山ウドの先っぽを
天ぷらにしました。
どちらも美味しくて、季節を頂く
という気持ちなり、ふっと森のイスキア
が思い出されました。
本当に食べたものの記憶というのは
体に刻まれているんですね。

 春の雪どけを待って
 人生に迷い心疲れた人たちが
 訪ねてみえます。
 どなたも”受けとめてほしい”と
 願いながら満たされず
 心に傷を負っています。
 私は森のイスキアを拠点に
 悩み苦しむ人たちのために
 お料理をつくり一緒に食べて、
 お話を聴く。
 そのようにしてささやかな活動を
 続けてまいりました。
 形になってもないし、決まりごとも
 ありませんが
 食べることを大切にしております。
 ともに食すことは、ともに在ること
 どんなに言葉を尽くして話すより
 深いところで通じ合えます。
     
         佐藤 初女

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大林監督最期の作品

2021-04-25 21:58:06 | 日記
大林宣彦監督の最期の作品
「海辺の映画館 キネマの玉手箱 」を
WOWOWで観ました。
映画の中の、中原中也の戦争に対する
詩が、この映画の核となっていました。
解説者の小山薫堂さんが映画に対して
詩を書くのですが、
この作品への薫堂さんの詩が、
心響いたので、思わず書き留めて
しまいました。


      ハッピーエンド
 生きながらえることは夢
 という時代があった。
 国のために我がいのちを捨てる  
 という時代があった
 そして今私たちは、
 そのどちらでもない時代を生きている
 夢が見つからず死んでいく人
 自分のいのちしか考えない人
 過去と今を照らし合わせ
 ひとり一人が未来のために
 何をすべきかを考える
 そんな心、誠こそ
 映画にとっての理想の
 ハッピーエンドだ
           小山 薫堂

 

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村上和雄ドキュメント「SWITCH」

2021-04-24 23:12:03 | 日記
村上和雄先生が亡くなりました。
先日も白鳥監督が「祈り」を無料配信
して下さいましたが。
今度は、鈴木七沖監督のドキュメント
「SWITCH」を26日月曜日まで限定配信してます。
このコロナ禍、村上先生からのメッセージに
耳を傾けようと言われているようです。
私も、これから観てみます~

村上和雄ドキュメント「SWITCH」(2011年3月公開)
コメント (2)
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初女さんのお料理を思う時

2021-04-23 19:57:31 | 日記
弘前から桜の便りが届きました。
初女さんがいらっしゃる頃は
春の連休に森のイスキアがオープン
していたので、この時期になると
イスキアが恋しくなります。
弘前の桜を見てから森のイスキアに
行った時は、あんまり遅くなって
スタッフに叱られてしまいました。
イスキアには、雪が残ってました。
今となっては、どれも懐かしい
思い出です。
初女さんにおねだりして、おはぎを
作ってもらったこともありました。
美味しかったな~
森のイスキアを思うと、初女さんの
お料理が次々浮かんできます。
食べ物の記憶って、何年経っても
消えないものですね。
初女さんの調理する姿は、初女さんの
生き方そのものでした。
「心を尽くすことは、手を掛けること
 手を掛けることは時間を掛けること」
初女さんのこの言葉が初女さんの
お料理と共に忘れられません…

 毎日調理をするたびに
 たいへん深いものを感じます。
 味をみて足したり引いたりして
 調合するのは科学だし、
 煮方、切り方は物理。
 食材をいのちとしてとらえることは
 哲学にも通じます。

 勉強ばかりが学びに思いますけれど
 生活すべてが学びです。
 どなたにも
 生きている限りできること。

 ひとつのことを一心にやっていると
 やるべきこと、学びたいことが
 次々湧いてきて
 いくつになっても興味がつきません。
 生涯学び続けていきたいですね。

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思い出せばいいの

2021-04-22 22:52:55 | 日記
随分昔ですが、それも短い間でしたが
ヘルパーで新生児の沐浴をやっていた
ことがあります。
出産したお母さんが家に、
サポートする人ががいないという
家庭に行って赤ちゃんのお世話を
させてもらったのですが、その時
生まれたばかりの赤ちゃんって、
何て思慮深い顔をしているのだろうと
思いました。
すべてが分かっているのかなと
と思いました。
人間の一生の中で、この時ほど
思慮深い顔はないのではないかと、
思えるほどでした。
どの赤ちゃんもです。
ところが、何日かすると可愛いい
赤ちゃんの顔になっているのです。
あの時は、不思議だな~と思って
いましたが、今少し色々なことが
分かって来ると、人間は完全な状態で
この世に生まれて来るんだと
思えるのです。
アニータ・ムアジャーニさんは
臨死体験して、自分は愛であったと
わかったそうです。
私たちは、愛そのものとして
生まれて来るのかもしれません。
赤ちゃんは、皆を幸せにします。
”自分は親に愛されたことが
ないから愛し方が分からない”
という人がいますが、愛は誕生と
共に私たちの中に在るんだと
思います。
愛することは、学ぶことではなく
私たちの中にある愛を思い出せば
いいんですね~
私たちは、愛そのものとして生まれて
来たのだから、
唯、思い出せばいいのです…

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リアルの世界に目が覚めた

2021-04-20 21:05:38 | 日記
コロナ禍になって1年が経ちました。
当たり前のことなど何一つないことを
実感させられました。
コロナ禍という非日常が、
日常となったのです。
私たちは距離をとり、会議も講演会も
講座もお料理教室もオンライン
そういう生活に、違和感を感じつつも
慣れてきたのも確かです。
ところが昨日、朗読のリアルな
ワークショップに参加して、
触れ合うことの新鮮さに目が覚めた
思いがしました。
人間は触れ合うことを必要とした
生きものなのです。
いのちが究極の密から生まれるように…
この非日常の中で、感じた違和感を
喉に小骨が刺さっているような
この違和感を持ち続けていようと
思いました。
久し振りに星野道夫の詩が読みたく
なりました。

 人間の風景の面白さとは
 私たちの人生がある共通する一点で
 同じ土俵に立っているからだろう。
 一点とは、
 たった一度の一生をより良く生きたい
 という願いであり。
 面白さとは、そこから分かれてゆく
 人間の生き方の無限の多様性である。

          星野 道夫



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村上和雄先生からの贈り物(祈り~サムシンググレートとの対話)

2021-04-18 20:41:45 | 日記
白鳥監督の
「祈り~サムシンググレートとの対話」
の無料配信を3回観ました。
村上先生から伝わって来る波動に
こちらも浄められるようでした。
祈りを科学的に実証する!
そんなことが出来るのだろうかと
思っていたので、科学に見せられた
思いがしました。
遺伝子のスイッチのオンとオフ…
そして、今まで精神世界のことだと
されてきたことが、科学者の手に
よって明らかになって行くのです。
まだ、うまく言葉にすることが
出来ないのですが、本当に素晴らしい
映画です。
18日まで無料配信なので、
後、数時間あります。
観てない方は、是非ご覧ください!
村上先生からの贈り物だと思います。
映画の最期に語られた詩も
心に響きました。

《原詩:ある無名兵士の詩》
『大きなことを成し遂げるために
 力を与えて欲しいと神に求めたのに
 謙虚を学ぶようにと 弱さを
 授かった。
 偉大なことができるように健康を
 求めたのにより良きことを
 するようにと病気をたまわった
 幸せになろうと富を求めたのに
 賢明であるようにと 貧困を授かった
 世の人々の賞賛を得ようとして成功を
 求めたのに得意にならないようにと 
 失敗を授かった
 人生を楽しもうとして 
 あらゆるものを求めたのに
 あらゆることを喜べるようにと
 命を授かった
 求められたものはひとつとして
 与えられなかったが
 願いはすべて聞き届けられた
 神の意にそわぬものであるにも
 かかわらず心の中に言い表せない
 祈りはすべて叶えられた
 私はあらゆる人の中で
 最も豊かに祝福されたのだ』

ー白鳥哲監督緊急放送よりーー
映画「祈り〜サムシンググレートとの対話」
【追悼】村上和雄先生
3日間無料配信
現在オンデマンド配信中の
映画『祈り~サムシンググレートとの対話~』を
ただ今より3日間、4月18日(日)まで、
下記、URLとパスワードでご覧になれます。
URL:https://vimeo.com/393843632
パスワード:murakami-kazuo



 

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祈り~サムシンググレートとの対話~

2021-04-17 10:32:47 | 日記
村上和雄先生が亡くなられました。
このコロナ禍に帰天されたのです。
ショックです。
科学者である村上先生が「祈り」や
「魂」そして「サムシンググレート」に
ついて語られていることに、私の
信じてる道は間違っていないよ!と
証明して下さっているようで
とても力強い存在でした。
先生は、これから日本人が役に立つ
時代が来ると言われていたのに
本当に残念です。
でも、村上先生からのギフトは
確かに手渡されているのだから
信じて進んで行けばいい!
そう思いました。
18日まで、
祈り~サムシンググレートとの対話が
無料配信されています。
是非、観て下さい。

映画『祈り〜サムシンググレートとの対話』が、
白鳥 哲監督より、3日間無料配信されるそうです。
今こそ必要な映画だと思います。

ーー白鳥哲監督緊急放送よりーー
映画「祈り〜サムシンググレートとの対話」
【追悼】村上和雄先生
3日間無料配信
現在オンデマンド配信中の
映画『祈り~サムシンググレートとの対話~』を
ただ今より3日間、4月18日(日)まで、
下記、URLとパスワードでご覧になれます。
URL:https://vimeo.com/393843632
パスワード:murakami-kazuo

映画『祈り~サムシンググレートとの対話~』予告編
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