~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

”大脳”ではなく”直観”

2020-02-28 21:43:39 | 日記

昔、私は色々と考える方でしたが、

子どもを亡くしてから大脳は助けにならないと

実感してしまった私は、大事なことは

殆ど直観で決めるようにしています。

直観で決めたことの方が、ひらけて行くのです。

ガイアシンフォニーの龍村監督は

「直観というのは突然出て来るものではない。

普段から自分の中に入っていて、

ふさわしい時にそれがぱっと出て来る。

それが直観だと思う」と言われています。

初女さんは「私の生き方は、自然に任せる、

直観で決めるということが多いのですが、

何も不安に思わずそのようにできるのは、

きっと私が何も持っていないからだと

思います。

何も持っていない、失うものが何もないお陰で

何も怖くありません。

人間の知識や計画など、はかないものです。

たとえ、自分の力では及ばないことでも

必要なことなら、きっと神さまが準備して

くださるだろうと思っています。

そう信じられれば、身も心も軽やかに

生きられるのではないでしょうか。」と

書かれています。

自分の直観を信じることは、自分を

信じることに繋がります。

これからも、大脳ではなく直観を信じて

行こうと思います。

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今こそおむすびを結びましょう!

2020-02-27 22:19:49 | 日記

ニュースを見ていて、ため息がでます。

何か、冷静さを失った社会を感じるからです。

こんな時、初女さんがいたらどうされるかな~

やっぱり日々の暮らし丁寧にされるだろうな

じたばたせずに、より落ち着いてと

言われるだろうな~

『結核で喀血を繰り返していた女学生のころ

 お見舞いに、桜鯛の潮汁をいただきました。

 食欲もなくふせっていたのですが

 ひとくち食べた瞬間に

 鯛のおだしがすーっと指先にまで

 しみわたって。

 春のエネルギーに細胞が小踊りしている

  ようで、それは薬や注射では得られなかった

 感覚で”食べたい””生きたい”という思いが

 からだの奥底からむくむくと湧いて

 きました。

 食べることはいのちをいただくこと

 おいしくいただくことで食材のいのちが

 生かされ人も生かされるのです。

               佐藤 初女』

初女さんは病気のときに”生きよ。生きよ”と

思っていたそうです。

どんな時も”食はいのち”を大切にされ

ました。

世の中が冷静さを失っている時だから、

今こそ初女さんのおむすびを結び、心を鎮め

ご飯の美味しさを噛みしめて欲しいと

思います。

9・11の後、どうしても落ち着かないので

アメリカで初女さんにおむすびを習った人が

集まり、みんなでおむすびを結んだという話を

聴きました。

おむすびの祈りです…

初女さんの”動の祈り”が思い出されます。

 

 

 

 

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免疫力を上げるべし

2020-02-25 23:13:32 | 日記

今、まわりを見回せば皆が心に恐怖心を抱えて

います。

見えないウイルスにおびえています。

これじゃあ、免疫力が下がる一方

免疫力が高ければ、簡単に感染しないはず

イベントもどんどん中止になっているけれど

わくわくすることしないと、免疫力が

上がらないのに…

何か「変?」

でも、それも言えない空気が流れてる

日曜日に行った、湯河原のひと箱古本市は

すごく楽しかった~

みんな楽しいことに夢中で、心に怖れがない

だから、マスクをしてない。

(花粉症の友人はマスクにティッシュで

大変そうでしたが…)

春一番が吹く野外での古本市

歌あり、トークあり、詩の朗読あり

持ち寄った古本で会話が弾んだ~

4月に予定してた横須賀のひと箱古本市は

コロナで中止が決まりました。

ねえ、心を恐怖で一杯にしないで

わくわくして、心も体も元気になること

しようよ!

ウイルスだって、そういう元気な人には

寄って来ないよ。

お正月に息子が40度の熱を出したけど

私は、絶対うつらない、うつる気がしないと

思って看病してたら、全く平気でした。

ビクビクしてたら、思うつぼだよ。

免疫力アップ!

関係ないけど、ヘルマン・ヘッセのいい言葉を

見つけました。

「君がどんなに遠い夢を見ても、

君自身が可能性を信じる限りそれは手の届く

ところにある
-         - ヘルマン・ヘッセ」

こういう言葉からも元気がもらえますよね!

 

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フジコヘミングのピアノに…

2020-02-24 23:31:07 | 日記

今日は、テレビでフジコヘミングの番組が

ありました。

私は、人生の大変な時にフジコヘミングの

ピアノに支えられた時期があります。

突然の子どもの死で、脳のどこかが

強い衝撃を受け、誤作動していたようで

すべての風景から色が消え、白黒の世界を

見ていました。

味覚もなくなりました。

その時、音楽が聴けなくなったのです。

どんな音も心に突き刺さる様に強く感じた

のです。

でも、フジコヘミングのピアノだけは

聴けたのです。

ノクターンや鱒を繰り返し聴いてました。

子どもの頃小児がんで失明したピアニスト

梯剛之さんが、ショパンコンクールで賞を

頂いたので、梯(かけはし)さんのCDも

買いましたが、その頃の私にはピアノの音が

強すぎて聴けませんでした。

(今、聴いてみるとなぜそんなに強く感じたか

分からないのですが…)

フジコさんのピアノは、私の悲しみに

寄り添ってくれるのです。

心の深みに静かに降りて来て、悲しみを

音で包んでくれるのです。

フジコさんのピアノを聴いている時だけ

感情が戻った気がしてました。

あのピアノの音色は、フジコさんの人生の

音色なのかもしれません。

1度だけ、フジコさんの生演奏を聴きました。

深い深い演奏でした。

悲しみ苦しみは、その人の核となるのですね。

奇跡のピアニスト!『フジコ・ヘミングの時間』

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山桜が切られる…

2020-02-22 20:38:05 | 日記

何と、この山桜が切られることになった

そうです。

横浜の二俣川に毎年観に行っていた山桜が…

桜を守ってきたおじいさんが亡くなり

ここは住宅地になるそうです。

悲しいです~

人間のやることは非情だなって思って

しまいます。

沖縄の辺野古の美しい海も…

地球は人間だけのものじゃないのに…

この山桜には、桜の花の精が宿っている気が

します。

何と言って謝れば良いのでしょう…

田口ランディさんの著書「いのちのエール」の

写真を撮った、写真家のむっちゃんに

この山桜の最後の姿を写真に撮ってと

お願いしたら、即OKの返事が来ました。

今年で見納めになる山桜

絶対、会いに行くからね!

ごめんなさい。

こんなに美しいあなたを切るなんて

人間は、あまりにも愚かです…

 

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”じたばたしない”~初女さんの声が…

2020-02-21 18:46:44 | 日記

春の訪れを感じながら、日本中が重苦しい

空気に包まれています。

コロナウイルスで、イベントは軒並み中止に

なっています。

マスクを求め、開店前から長蛇の列ができて

います。

みんなが見えないウイルスにおびえています。

何だか変!

でも、その”変”を言えない雰囲気があります。

初女さんがいたらきっと、「落ち着きなさい」

言われるだろうな~

初女さんは、どんな時も静かに佇んで

いました。

初女さんの心の中には、いつもこの言葉が

あったのだと思います。

「神のはからいは限りなく、

  生涯私はその中を生きる」

こういう時こそ、日々の暮らしを大切にし

初女さんが伝え続けた「食はいのち」を

実践していこうと思います。

「じたばたしない」という初女さんの声が

聴こえて来るようです。

 

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おむすびは心のふるさと~佐藤初女

2020-02-19 21:33:35 | 日記

今日は小田急線の善行に、おむすび講習会に

行ってきました。

主催して下さったのは、0歳児がいるママ

保育園の一室のような楽しい雰囲気でした。

先月生まれた赤ちゃんも来てくれました。

お米の洗い方からやりましょうと、始めたら

子ども達の「お腹空いた~」の声があがり

お米は後で、おむすびを結んで先ずは1個

食べて、落ち着きましょう!という

ことになり、”おむすび講習会”が始まり

ました。

お腹を空かせた子ども達に、じっと見守られ

こういう緊張感は初めてでした~

1個のおむすびを、お母さんと半分こして

食べてもらいました。

子ども達が、美味しいとパクパク食べて

くれるのです。

いつもは、おむすびの上しか食べないのにと

お母さんも驚いていました。

私が子育てしていた頃は、ご飯は味がないから

子どもは食べないと、多くのママ達は

ふりかけをかけて食べさせていました。

子どもって、本当に美味しいものが分かるから

美味しいご飯だったら、ふりかけがなくても

食べるんじゃないかなと、今なら思えます。

今回もご飯をお鍋で炊いたら、ご飯が甘いと

ママ達がびっくり!

自分達で作ったおむすびに「美味しい!」

と、声をあげていました。

ひとりの方が「清らかなものを食べた

という感じです。」と言って下さいました。

この前、おむすびはお塩とお米で神事に

使うもので作られていますね。と言われ

ましたが、だから清らかな食べ物に

なっていくのでしょうか…

おむすびに対する最高のお言葉だと

嬉しくなりました。

若いママ達を見ていて、子どもが大変な

時期って、パワーがあるんだな~と

感動しちゃいました。

明日から、美味しいご飯を炊いてくれる

だろうな~

そしたら、ご飯の好きな子が増えるね、

初女さん!

『おむすびはどこでも作れるし、

誰にでもできる。

そう言う意味では珍しいことでは

ないけれど、おむすびは心のふるさと

ではないかと思うのです。

おむすびを見ただけで、亡くなった

おばあちゃん、お母さんを思い出して

涙が出てくる。

何か深いものが、おむすびの中に秘められて

いるように思います。

でも、美味しくなければそうは

いきませんので、自分だけのためでなく、

誰かの喜びになるように、いつも美味しく

握りたいですね。

            佐藤 初女』

3月8日に成増の「奈の里」で

おむすび講習会があります!

 

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フランクルの言葉

2020-02-18 23:42:36 | 日記

ブログに寄せて下さったコメントを読んだら

突然、ヴィクトール・フランクルの言葉が

立ち上がって来ました。

私は、フランクルの言葉に出会い

大きな衝撃を受け、自分の人生の捉え方が、

変わった気がします。

また、フランクルを読みたくなりました。

『終局において、人は人生の意味は

何であるかを問うべきではない。

むしろ自分が人生に問われていると

理解すべきである。

一言で言えば、すべての人は人生に

問われているのだ。

自分の人生の責任を引き受けることに

よってしか、その問いかけに答えることは

できない』

『幸せは目標ではないし

 目標であってはならない

 そもそも目標であることもできません。

 幸せとは

 結果にすぎないのです』

『人間の生きがいとは

 その人の毎日行う行動の積み重ねである』

      ヴィクトール・フランクル

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初女さんの子育ての言葉

2020-02-17 21:30:05 | 日記

私が子育てしていた時は、子どもが

小さい時、家にいるお母さんの方が

多かったように思います。

子どもの時間に親が合わせ日々の生活を

していたように思います。

今は、大人の時間に子供が合わされている

そんな気がします。

女性が働くことを、決して否定する訳では

ないけれど、子どもが小さい時は

お母さんは、たっぷり子どもと一緒に

居て欲しいな~

振り返ってみると、自分のしたいことを

出来なくても、あの時期は掛け替えのない

豊かな時間でした。

子どもと手を繋いで歩いているだけで

しあわせでした。

子どもは3歳までに、親に一生分の幸せを

くれると言いますが、私は子どもが

4歳になっても5歳になっても、この子は

毎日しあわせをくれるのと言ってました。

今、多くのお母さんが働いています。

お母さんも疲れていると思います。

電車の中で、子どもがぐずると、小さな

子どもにスマホを渡し、ゲームをさせて

いる親子をよく見かけます。

子育ては、親の心も耕されて行く大事な

時なのに…

『子育ての時期は、そう長くありません。

 急ぐから長いように感じるのではない

 でしょうか。

 そう、待つということは、すごい力が

 あるんですよ。

 待つということは生涯を通して大事な

 ことなんですね。

 いまは何ごともスピードが速く、

 大人たちも自然、子ども達に「早く、早く」

 とせっついています。

 「どうしてそんなに急ぐのですか?」と

 聞くと「「遅れをとるから」と答えます。

 でも、わたしは何ごとも急がないで、

 落ち着いてことを運ぶほうが大事だと

 思うんです。

           佐藤 初女  』

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「ひとり一人の中にある森のイスキアへ」

2020-02-15 17:49:15 | 日記

先日テレビで美輪明宏さんが、

「時間のスピードがどんどん速く

なっている。

明治・大正の時代はもっとゆっくりだった」と

言うようなことを言われてました。

私もこの時間の速さを感じています。

子どもの時ゆっくり感じていた時間が

大人になると速くなることは確かですが、

何か異様に速くなっている気がします。

そして、真実が見えにくくなり、国会では

嘘の上塗りをして、それを真実にしようと

しているし…人々が真実に興味を持たなく

なっているのも事実かもしれません。

”よりよい生活”をする為にが、

一番になっているのでしょうか…

55年前に書かれた内山興正老師の

「自己」に『現代という時代は

「自己とは何か」と考えてみることも

ないほどに、自己を喪失した時代なので

あって、そういう現代という時代は、

個人も、社会も、国際も、まったく

「無保証、無方向にスピードだけ

かけている」というわけで、だから

表面無事のようにみえているときでも、

じつはいつ転覆するかわからない。

危険状態におかれているのです…』と

書いてあります。

そして”物足りよう”の思いに振り回されて

ノボセあがって正気を失っていると

言うのです。(物足りようは、より良い

生活を目指すにもつながると思います)

55年前、すでにこう言われているのです。

老師は「ただ自分自身が正気を失わない

ようにする。それだけでもはや静かで

なごやかな雰囲気がそこに実現し、

ばらまかれるのであり、そのばらまかれた

雰囲気が人々をも正気に立ち返らせます。

私たちはお互いに何より、自分自身

まず、神の前にしずまる。神の前に祈る

ことをもって坐禅し、また正気を

見失わないように生活してゆきたいと

思います。』と書かれています。

初女さんは、どんなに大変で慌ただしい

時でも、いつも落ち着いていました。

森のイスキアにいると、時間がゆっくり

ゆったりと過ぎていくのです。

1泊でも3~4日いた気持ちになるのです。

イスキアを流れる時間がそう感じさせて

くれるのです。

東日本大震災の直後に、初女さんに電話をし

「先生、私どうしたらいいの」と聞いたら

「じたばたしない!」ときっぱりと

言われました。

これは「正気にもどりなさい」という

意味でもあったのですね。

今、世界中がノボセて正気を失っています。

コロナウイルスも正気を失った結果に

出てきている事かもしれません。

自己を見つめ、心を鎮め、正気を見失わない

そのことに心を傾けなければ…

初女さんが言われた「ひとりひとりの中に

宿っている”森のイスキア”」に立ちかえ

らなければ…

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