~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんのお料理が食べた~い

2017-07-31 22:48:59 | 日記

農家の方が届けて下さった、美味しいとうもろこしを

食べました。

美味しいな~と思った時に、森のイスキアに

行く途中、岩木山麓に売っている嶽きみを

思い出しました。

これほど美味しいとうもろこしは他にないのでは

と、私は思っています。

夏にイスキアに行くときは、嶽きみは必ず

食べていました。

先日、田口ランディさんに会ったらランディさんも

嶽きみのことを言っていました。

やっぱり食べ物の思い出って心に残っている

ものですね。

最近、初女さんの黒豆ご飯やホタテのスープ

かぼちゃのスープ…初女さんのご飯が食べたく

仕方ありません。

味は細胞に刻まれるのでしょうか

『こころを込めて用意されたお料理を

みんなでゆっくりいただくと

自分だけの苦しみに閉ざされていても

自然に感謝の気持ちが湧いてきて

あたらしい一歩を踏み出すきっかけに

つながります。

           佐藤 初女』

あ~イスキアの食卓が思い出されます。

初女さんのお料理が食べた~い

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不忍の池の蓮に感動~

2017-07-30 22:03:14 | 日記

昨日は、書の先生と私達生徒で上野の石川九楊の書展

に行って来ました。

会場に石川先生がいらして、「何か質問してみたら」

と、書の先生に言われたのですが、あまりに難解な

書で、質問など浮かぶはずもなく、石川先生を

横目で見て終わりました。

帰りに、何年振りかで行った不忍の池にビックリ!

一面が蓮で覆われているのです。

こんなにたくさんの蓮は初めて見ました。

東京のど真ん中に現れた桃源郷のようです。

お昼過ぎていたので、蓮の花は閉じてふっくらと

大きな蕾でしたが、それだけでも十分美しく

感動してしまいました。

7月下旬から8月上旬が見ごろとのことですが

8月中旬から下旬まで楽しめるそうです。

朝早く蓮の花が開くときに来たいな~と思いました。

蓮は手入れが大変と聞き、これだけ見事な蓮池を

維持するために、どれだけ手を掛けて下さって

いるのだろうと、有り難かったです。

やっぱり蓮は他の花と違う雰囲気を持っています。

極楽浄土をこの世で見せてくれているような

不忍の池の蓮です。

是非一度見に行って下さい。その価値は十分あります。

おススメします!

不忍池 蓮 に対する画像結果




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朝の目覚め

2017-07-29 23:09:59 | 日記

小さい時私は、変な子だったのではないかと

思うのです。

朝が来ると、死ぬ日が近づいたと毎朝泣いて

いたのですから…

目覚めると泣く私に、母が何と言っていたかは

覚えてないのですが、多分相当困っていたと思います

幼い私はいのちに限りがあることを、何で感じて

いたのでしょうか…

夜眠りについて、朝が来ると目覚める

当たり前のように思えるこのことですが、ちょっと

立ち止まって考えてみると、不思議を感じます。

寝ている間、私の体を動かしている、

生かしてくれているエネルギーとは何だろう…

そんなことを考えると、朝が来たから目が覚める

ということに有り難さを感じます。

だから、辛いことがあっても朝は、感謝で

迎えたいと思うのです。

息子が亡くなった後、目覚めるとまた今日も

息子のいない日常を生きなければいけないと

その辛さに泣いていました。

もうあんな朝は迎えたくないです。

ティグ・ナット・ハンの本に目覚めについて

書いてありました。

『一日の始まりは、幸せのほほえみをたたえながら

慈しみ理解の道を歩もうとする決意を心にとどめて

スタートしましょう。

今日という日は真新しい一日で、生きるための

かけがえのない24時間が待っていることを

確かめます。

「朝 目覚めて 私はほほえむ

 行方には 生まれたての24時間が待っている

 私は約束する どの一瞬も精一杯に生き

 生きとし生けるものを慈愛の眼で観ることを」』

この言葉を目が覚めた時に、唱えると良いと

書いてありました。

感謝を持って、一日がスタートしたら

日常を、もっと大切に生きられるかもしれない…


 

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暮らしの手帳・花森安治の言葉

2017-07-27 22:28:26 | 日記

初女さんは、生活を大事にする人でした。

女性だからかな~と、思っていましたが

暮らしの手帳の編集長だった、花森安治さんの

この文章に出会い、初女さんが日々の暮らしを

大切に丁寧にしていたことの意味が、より深く

なった気がしました。

『君はどんな本を作りたいか、まだ僕は知らないが

ひとつ約束してほしいことがある。

それは、もう二度とこんな恐ろしい戦争をしない

世の中にしていくためのものを作るということだ。

戦争は恐ろしい。何もできない人たちを巻き込んで

末は死にまで追い込んでしまう。

戦争に反対しなくてはいけない。

君はそのことがわかるか。

君も知っての通り、国は軍国主義一色になり

誰もかれもが、なだれをうって戦争に突っ込んで

いったのは、ひとりひとりが、自分の暮らしを

大切にしなかったからだと思う。

もしみんなに、あったかい家庭、

守るに足る幸せな暮らしがあったなら、

戦争にならなかった

            花森安治』

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やまゆり園の事件と息子の誕生日

2017-07-26 22:06:44 | 日記

今日は息子の誕生日

朝、起きて来た息子が「俺の誕生日とやまゆり園の

事件って同じ日なんだ」と言うので、私は初めて

そのことに気が付きました。

重い事件です。

この事件は、役に立たない人間は存在意味がないと

考える犯人によって、19人の障がい者の方が殺され

27人が重傷を負った事件です。

事件の悲惨さを、1年経っても言葉にすることは

出来ないのですが、私がもう一つ大きなショックを

受けたのは、亡くなった方々の名前が伏せられた

ということなのです。

これは、深い根のある問題だと思います。

社会の中の差別を感じます。

養護学校の文化祭に行った時、展示してある

絵には名前がなく、イニシャルだけが書いて

ありました。

こういう社会を作ってしまっているんだなと

思いましたが、私も障がい者の方の書展を

やるにあたり、全家族に作品にフルネームで

名前を出していいですかと確認を取ったのです。

やまゆり園の問題は、自分の身近ところにも

繋がっているのです。

あの事件から1年経って、何が変わったのか

何が変わらなかったのか…

今、開催している作業所の書展はとても評判がよく

観た人の心に何かインパクトを与えているようです。

字の認識がなくても、素直な屈託のない筆が

観る者の心をとらえて離さないようです。

今日は障がい者の人と地域のラジオ番組に出て

書展の紹介と書のお話をさせてもらいました。

夕方からは、神奈川新聞の方の取材を受けました。

私の働いている作業所は、障がいが重い方が

多いので、創作活動は出来ないと思っていましたが

筆を持った時のみんなの意欲が凄いので、

これは作品が書けるかもと、思ったのです。

でも、まさか書展まで出来るなんて、思っても

みませんでした。

今回の書展を通して、社会が変わるのを

待っているのでなく、障がい者の人が地域に

出て行くことによって、周りが変わって行くと

いうようになったらいいな~と、思いました。

知らないうちに差別を生み出している

そういう社会に今、私たちは生きているん

ですね。

息子の誕生日と同じ日に起こった

やまゆり園の事件を、私は忘れない…




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笑いのチカラ

2017-07-25 22:21:25 | 日記

今日は、かなりガッカリすることがありました。

落ち込んで帰宅したら、息子が珍しく早く

帰って来たので

思わず息子に、こんなことがあっんだよ~と

話すと、息子が軽~く受けとめ、返す言葉が

何とも可笑しくて、笑っていたら落ち込んでいた

心が、いつの間にか元気になっていました。

笑うってすごいなと思いました。

笑いはチカラだと言っていた人がいます。

『”笑い”というものは、その苦しみや悩みに疲れる

心や体を「ほどよくこれをもって調和せよ」と

いうことで、人間に与えられた特別なものに

他ならないのです。

その証拠に、苦しみや悩みに襲われたような時、

何かおかしなことがあって思わず笑えば、

どれだけその苦しみや悩みが軽くなるか

わからないでしょ。

笑いは無上の強壮剤であり、また開運剤なんです』

「笑えなかったら、鏡の前に立ってへへへと

笑ってみると、何となくおかしくなるから。

おかしいな、という気分を出しただけでも、

人間、心の中には愉快な爽やかさが出て来る」と

中村天風さんが書いていました。

落ち込んだら悩んだら、取り合えず笑ってみよう!

 


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意識するってこと

2017-07-24 21:57:20 | 日記

図書館に予約していた、ティク・ナット・ハンの

「ブッダの幸せの瞑想」が届きました。

わくわくしながらページを開くと、意識をしながら

呼吸することが書かれていました。

意識することが大切のようです。

今日のランディさんのツイッターに

「人間に生まれたのは、意識の使い方の

練習の為だなーとしみじみ思う。

生きて死ぬ間になにを考え感じ続けるか。

人生は意識で創造するものだものなあ……。」って

書いてありました。

やっぱり意識なんだ…

友人が、感謝できることを日々の暮らしの中で、

探すようにしていると言ってました。

初女先生のように感謝の心で溢れている方なら

意識しなくても、自ずと感謝が出来るけれど

そうでない私たちは、やっぱり意識して

感謝することから始めないといけないな~と

思いました。

寝る前に、今日の感謝はなあに?って自分に

聞いてみるのもいいな~

ランディさんのいう意識の使い方を練習するって

必要なことかも~

寝ると潜在意識の世界に入るから、寝る前は

決してマイナスのことを考えちゃいけないと、

聞きました。

だから、今日の感謝を言葉にして眠りにつくって

結構いいことかもしれない

気がついたら、即実行!

今晩から始めよう

「今日の感謝はなあに…」


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ランランランの心

2017-07-23 19:10:07 | 日記

今日「宇野千代 天風先生座談」を読み終えました。

中村天風先生は、感謝と信じるっていうことを

言ってました。

初女先生も「自分を信じて」「感謝なしでは

進めない」と言われてました。

斎藤一人さんは「私は自分を信じています。

信じているから、どんな問題ものりこえられる」って

信じるって凄い力なんだ

自分を一番知っているのは、自分だから

その自分が信じないで、誰が信じてくれる?

そうなんだよね。

でも、不安がインベーダーのように心に押し寄せて

来ると、途端に不安の方が勝って、信じる心が

小さく小さくなってしまう。

心って一つのことしか選択できないからね。

結構、不器用で実直なのかも…

友人がメールで斎藤一人さんの言葉を送って

くれました。

「ピンチはチャンス

ピンチピンチチャンスチャンス

ランランラン」

あ~このランランランが私にはないんだ~

斎藤一人さんの言葉を鼻歌のように歌って行こう

そしたら、何があってもランランランって

思えるかも~



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近くにあるよ~森のイスキア

2017-07-22 22:11:11 | 日記

この暑さは何でしょう

アラスカが砂漠化していると、テレビに映像が

写し出されていました。

つい、星野道夫さんがいらしたら…と思って

しまいます。

瀕死の地球の訴えが、この暑さとなっているのでは

ないでしょうか

今日はMちゃんと外出しました。

行先は金沢文庫の称名寺

息を切らし、汗だくになって称名寺に着くと

お寺の池には爽やかな風が吹いていました。

障がいのあるMちゃんとは、言葉による会話は

出来ませんが、この場所が気に入ったことは

ハッキリとわかりました。

二人でベンチに座って風を感じ、雲の流れて

行くのを唯々見ていると、時がゆっくりと

刻まれて行くのです。

日常の時間と全く違うのです。

自然を感じていると、私たちは必要なものは

みんな与えられているんだなと、思えるのです。

でも、そのことに感謝しないで、

快適さ、便利さを求め続けて来たから

地球という星が悲鳴をあげてしまったのだと

思うのです。

Mちゃんと3時間半、池の前に座っていました。

何だか、とても豊かな時間をMちゃんにもらった

気がしました。

初女さんは、みんな早く早くって急いでいることに

心を痛めていました。

森のイスキアは、疲れた翼を休めるところ

ゆっくり丁寧に生きた初女さんが思い出されます。

今日のMちゃんとの時間は、森のイスキアを

流れていた時間のようでした。

池のほとりを吹く風は、イスキアを吹く風と

同じでした。

もしかしたら、森のイスキアは私の近くに

あるのかもしれない…

初女さんは、どこにいても来てくださる存在に

なったのだから…



 

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初女さんを思い出します

2017-07-20 21:53:33 | 日記

明日21日から、障がい者の皆の書展を開催します。

ここ数週間、作業所のパンフレットを作ったり

書展の準備に明け暮れていました。

準備をしていて気が付いたのですが、私って

結果よりも、プロセスに全力投球するタイプなんだ

と思いました。

講演会の時も、自分が力の出し惜しみをしてないか

これ以上出来ないくらいやっているかということが、

重要でした。

これって、やっぱり初女さんから学んでいたのかも

しれません。

講演会の後のサイン会は、いつも1時間では

終わりませんでした。

初女さんのお体を心配して、サインはやめにして

握手だけにしましょうと言うと、淋しそうな

お顔をされ、本を買って下さった方に、私が

お返し出来るのは、これくらいだから…と

言われていました。

初女さんのサインは、それはそれは丁寧で

毛筆ペンで言葉を記されてから名前を書くの

です。

サイン会に並んでいた人が、初女さんの

お姿を見て、「申し訳なくて」と、本を鞄に

仕舞い握手だけされて帰って行かれる方が

何人もいました。

最期のひとりまで、丁寧にサインをされて

やっと終わり、私が「すぐそこでスタッフと

会食しましょう」と言うと初女さんは「私もう

歩けない」と言われたのです。

ある力を全部出し切ってサインをされて

いたのです。

初女さんから「これ以上は出来ない」という

言葉を何度も聞きました。

初女さんの中に、楽をしようという思いは

皆無だったのかもしれません。

ランディさんも、忙しさでめげそうになったり

投げやりになったりするときもあるけれど

そういう時に、初女さんのことを思い出して

います。と言われています。私もです。

今回の「書展」、職場の仲間と共に力を出し切り
ました~
小さなスペースが、書の世界になりました。
沢山の人に観てもらえたら嬉しいです!
7月21日~30日(AM9:00~PM:10:00)
で開催しています。


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