~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女先生の番組

2016-02-29 20:24:19 | 日記

明日から3月です。

初女先生が亡くなって、ひと月になるんですね~

今日、パソコンを開いたらびっくりぽん!のお知らせが

届いていました。

今日は、これだけはブログに書かなくちゃと思って!

3月6日 朝 5時Eテレの「心の時代」で2002年

の初女先生の番組が放映されます。

2002年の若い初女先生に会えます。

先生が、淋しがっていないで行動しなさいと

言っているようです。

初女先生に言われた「私が動けなくなっても

動いていくのが本当なの」という言葉が

私の心にこだましています。

これからは、それぞれの場所で初女先生が

蒔かれた種が芽を出し、花が咲いていくの

ですね。

お空の上から、先生が見ていて下さるんですね。

「心の時代」は宗教の番組です。

どんなお話が聴けるのかな~楽しみです!

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去り行く2月

2016-02-28 22:28:10 | 日記

あと一日で、2月が終ります。

初女先生の訃報から始まった2月が…

時の流れに、自分だけ取り残されて

何か、異国にいるようなおぼつか無さの中で

心にあいた穴を、唯ながめている自分がいます。

ランディさんに「直さんは、なんでそんなに初女さんが

大好きなの?」と聞かれた時に、

「初女先生が居なかったら、今の私はいないの」と

答えた、その初女先生がいなくなったことへの

戸惑いだろうか…

初女先生との思い出は、私の中に歴然とあり

初女先生から学んだことは、確かに刻み込まれて

いる…

いのちに終わりのないことも知っている

それでも心にあいた穴がふさがらない

春を待つ子どものように、3月になったら大丈夫

3月になったら

3月になったら…と思っている

春はそこまで来ているのに…

https://www.youtube.com/watch?v=7v12Eds5EO0&feature=player_embedded

 

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桃色の雲

2016-02-26 23:57:31 | 日記

湯河原の吉浜のバス停でバスを待っていた時、

思わず見上げた空に、桃色に染まった雲があり

あまりの美しさに暫く見とれていました。

その景色の向こうに初女先生がいるような気がして…

今日、お会いした人に「初女さん亡くなったんですって」

と、お声をかけられ「はい、2月1日に」と答え

言葉が続かなくなりました。

いや~、この力の出ないのはなんだろう…

このブログを書き始めたとき、初女先生のお側に

いるYさんから「直、これは初女先生へのラブレター

だね」と、言われたことがあります。

本当に、その通りなのです。

初女先生のことを、先生への思いを書きたくて

始めたブログなんです。

先生の年齢や、お体の状態を思ったとき

いつかこの日が来るとは思っていましたが…

出棺のとき、大阪のkさんが

「初女先生が亡くなると思わんかったわ~」と

言われた気持ちが、よく分りました。

湯河原の海の上に浮かんだ桃色の雲が

何を悲しんでいるのと言っているようでした。

ある人が「初女さんのことをを聴く会をしたいね」と

言ってくれました。

私の思いを言葉にしてくれたようで…

動きだしなさいと、初女先生に言われているような

そんな気がしてきました。

実現したいな、その集い…

 

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わすれられないおくりもの

2016-02-25 22:08:50 | 日記

ある人が、おむすびは初女さんの遺産ですねと

言われたそうです。

遺産…

初女先生は沢山の遺産を遺して行ってくださいました。

ほうれん草を湯がく時、ご飯の水加減を見るとき

大根を切る時…

初女先生の声が聞こえて来るようです。

小さいと思うことも大切にされて来た初女先生は、

沢山の遺産を遺して行って下さいました。

今日、職場の人に「初女先生が亡くなり、山崎さんを

見ていたら、絵本の『わすれられないおくりもの』をhttp://www.asahi-net.or.jp/~uz4s-mrym/page/osusume/osusum61.html

思い出したの」と話してくれました。

初女先生がいなくなったことより、初女先生が遺して

行って下さったものに、心を向けていこうと思いました。

初女先生からの、「わすれられないおくりもの」の

豊かさに感謝です。

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気品はすごい

2016-02-24 18:15:10 | 日記

初女先生が亡くなり、初女ロスから力がでなくて

ついに風邪でダウンしてしまいました。

天国の初女先生に情けないと、言われそうです。

昨日は今田美奈子先生のhttp://www.imada-minako.co.jp/profile/profile.html

集いでお食事を出されるTシェフのお手伝いをしました。

真鶴の銀河館という素晴らしい西洋館で…

今田先生にお目にかかり、上手くいえないのですが

初女先生といい、皇后様といい、今田先生といい

本物の方は気品があると実感しました。

気品とは、内からあふれて来るものなのですね。

お金持ちがいくら着飾っても、気品は生まれて

来ないのですね~

今田先生の妹さんが、また素晴らしい方で

どんなアクシデントがあっても、そこに困ったとか

大変とかいう感情を持ってこないで、今出来る

最善を考え行動される方でした。

後になっても、そのアクシデントはなかったかの

ように何もおっしゃらず、お昼も食べてない私達を

気遣ってくださるのです。

こういう方にお会いすると、自分は足元にも及ばないと

思いました。

今田先生のご両親は、どんなふうに我が子を

育てられたんだろうなと思いました。

気品とは、その人の人格なんですね。

あんなに初女先生のお側にいても、どこまでも

がさつな自分だったことに、今頃がっかりしています。

とにかく、今は風邪を治し、上野の書展に向けて

書かなくちゃ!

生きてると、いろんな人とめぐり合えて、感謝です

 

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豊かな時間の中で~舘野泉コンサート

2016-02-21 18:26:07 | 日記

昨日は、暴風雨の中「舘野泉ファミリー&フレンズ」

コンサートに行って来ました。

場所は、初女先生の講演会を2回やった逗子文化プラザ

何だか懐かしくて、あの楽屋に舘野泉さんがいると

思うと、ちょっと繋がっているような気がしました。

舘野さんは、世界的なピアニストでしたが脳溢血で

右半身不随となり、左手のピアニストとして蘇り

80歳になった今も活躍されている方です。

私は舘野泉さんのピアノが大好きです。

音が心に寄り添う気がするのです。

昨日のコンサートは、舘野さんの弟さんが指揮をし

息子さんのヤンネ舘野さんが、バイオリンを演奏

されたのです。

其のほか、チェロ・コントラバス・ヴィオラに

バンドネオンまで入った舘野フレンズオーケストラは

素晴らしかったです。

「天界飛翔」は亡くなった人達が天国で遊んでいるよ

という曲で、聴いていて初女先生のことが思い出され

ました。

私のために、この曲を選んで下さったのかしらと

思ったりして…

アンコールはカッチーニのアヴェマリアが入って

ました。

舘野さんのコンサートは4回目ですが、アンコールには

必ずカッチーニのアヴェマリアが演奏されます。

歌詞にアヴェマリアとアーメンしかない曲で

深い祈りの曲だと思います。

舘野さんの深い祈りを観客に届けて下さって

いるのでしょうか

舘野さんのピアノも素敵ですが、笑顔が何とも

言えない優しさを湛えた方です。

もう一度宮澤賢治を曲にしたKENJIを聴いて

みたいです。

天国で宮沢賢治が大喜びしていると思います。

舘野さん、有難うございました。

 

 

 

 

 

 

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記憶の年輪

2016-02-19 21:41:27 | 日記

お風呂に入ったらシャンプーが空になっていたので

石鹸で髪を洗ったら、いきなり小さい頃の思い出が

立ち上がった来たのです。

私が子どもの頃は、シャンプーなんて贅沢品

だったのか、シャワーもない時代だったので父は

私をひざの上に抱きかかえ、石鹸をつけて頭を

洗ってくれました。

父とお風呂に入るのが大好きだったので、

私の頭はいつも父が洗ってくれていました。

記憶の端にも残っているとは思えなかった

こんな記憶が何の脈絡もなく、鮮やかに

蘇ってくるのです。

記憶とは年輪の様なものだと言っていたのは、

詩人の谷川俊太郎さんだったでしょうか…

きっと記憶の年輪の真ん中は、遺伝子の記憶に

なるのかもしれません。

今日は初女先生のレシピでポテトサラダを

作りました。

たまねぎの薄皮を剥いていた時、ベルギーで

先生がお料理した時に、この薄皮を剥くことに

向こうの人が、ここまで丁寧にするのかと

驚いてことが思い出されました。

初女先生のお料理をすると、普段自分がどんなに

雑に調理しているかを、思い知らされます。

知らないうちに集中し真剣に調理していました。

出来たポテトサラダは、実に静かな味でした。

初女先生のお料理は、深い静かな味だったことを

思い出しました。

私の記憶の年輪に、確かに初女先生の味が

刻み込まれていることを実感しました。

何だか、先生を近くに感じました。

初女先生と歩いた記憶の年輪が私の中に

あったのです…

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存在を感じる

2016-02-18 23:12:56 | 日記

橘川幸夫さんの「全力で疾走することが出来な

くなったら、全存在をかけてたたずむ。 」という言葉に

出会い、その言葉に初女先生のお姿が重なりました。

先生の存在だけで、私たちはどれほど励まされたか…

講演に歩かなくても、弘前に初女先生がいると

思うだけで支えられると言っていました。

それは、初女先生のお言葉にある『いつも最も尊いのは

目立つことをして認められることでも

名声を残すことでもなく、自分のかけがえないものを

他人のために差し出すこころ』

この心で一人ひとりの人と接してきて下さったからだと

思います。

これは本当に凄いことです。

kさんからメールを頂きました。

今日は先生のにんじんの白あえを作っています。

日を重ねて気づいたことは、先生の料理を

深く理解することが出来きるようになっていると

言うこと…

今は先生の残したものと向き合っています。

涙を流しながら、笑いながら魂を感じています。

一日一品やってみて、と…

初女先生の原点は「食」です。

食を見つめることで、初女先生の伝えたかったことを

感じていける筈です。

一日一食、やってみよう!

 

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初女先生のお料理

2016-02-17 23:31:18 | 日記

一緒に弘前に飛んで行ったkさんからメールが来ました。

毎日、初女先生のお料理を1品作っていると…

お嬢さんが初女先生の供養になるねと、言われている

そうです。

心が落ち着きますよと、書いてありました。

先生が亡くなったと知らされた朝、私はおむすびを

結びました。

そうしたら、心が静かになりました。

震災の後は、毎日おむすびを作っていました。

お料理って不思議ですね。

心と直結しています。

だから、初女先生の丁寧なお料理は食べた人の

心を支えてくれるものだったんですね。

今日、疲れ果てて帰って来た息子が夕飯を

食べて思わず「うま!」って言ってくれました。

「うま!」一言で今日の幸せをもらった気持ちに

なりました。

明日から私も、先生のお料理を1品作ろうかな

イスキアに行くと、定番のにんじんの白和えを

作るので、私はくるみを摺っている初女先生の隣に

座って、先生のみごとな擂りこぎの技を見ていました。

時々摺らしてもらいましたが、私がやると強すぎて

ダメでした。

でも、先日お料理の先生にすりこぎの使い方を

褒めて頂き、嬉しかったです。

先生はすりこぎの使い方を見せて教えて

くれていたのですね。

ようし、明日は初女先生のお料理を作ろうっと

元気がでそうです!

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歩き出さねば…

2016-02-16 23:39:43 | 日記

今日は2月16日、まだ力が出てきません。

初女先生に叱られそうです。

東日本大震災の後、私が「先生 どうしたらいいんで

しょうか」と、電話をしたら「じたばたしない!」と言われ

ハッとして自分を取り戻したことが思い出されます。

良いことも悪いことも、現実を受け留めるという姿勢を

いつも持っていた先生です。

震災が起きた後、「死んでいられない」と言った

初女先生は凄かったな~

先生が森のイスキアを始めたのが、70歳の

時だと知った時、大きな衝撃を受けました。

やっぱり初女先生は、どこまでも行動する人

だったんですね~

「行動しなさい」という先生のお声が聴こえてくる

ようです。

初女先生の本を見ていたら、今まで通り過ぎて

いた言葉が心に留まりました。

先生の神々しいお顔が、この言葉に重なりました。

 『人は最後のところで一生を集約したものを

 見せていくような気がします。

 よきにつけ悪しきにつけ、

 残る人に何かをおいていくように…

                佐藤 初女』

 

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