~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんと梅干し

2019-06-30 16:41:02 | 日記


今年梅を8キロ漬けましたが、まだ足りないと

あちこちの八百屋さんを覗いて、梅を探して

いましたが、これぞ!という梅がなくて、

梅の季節も終盤になって来て、焦っていたら何と

森のイスキアのスタッフから手紙が来て、

「おむすびに入れる梅干し、以前のようなもので

よければ送らせてもらってもよいでしょうか…」

と書いてあるのです。

いや~思いが通じていると、嬉しくなりました。

本当に有難いです!感謝です~

丹精込めた梅干しを頂けるなんて…

初女さんのおむすび講習会をやっていた時に

私は「初女先生のイスキアの梅干しだと

皆さん喜ばれるから、梅干しもお願いします」

と、気軽にお願いしていましたが、何と

図々しいお願いをしていたことかと、

今頃になって恥ずかしく思います。

初女さんとスタッフが、どれだけ手間をかけ

時間をかけて梅干しを漬けているか、

垣間見ていたのに…

森のイスキアの庭に梅干が干された風景は

私にとって原風景のようになっています。

最近、売っている梅干しに賞味期限が

書いてあるとか聞いて、びっくりしました。

初女さんは、梅干しは自然の恵みが育ててくれる

食べものなんですって言われてます。

『イスキアのおむすびには、いつも自家製の

 梅干を入れています。

 毎年梅雨明けを待って、大量の梅干しを作ります。

 よく洗って塩漬けにした梅がしんなりしてきたら

 大きなざるをいくつも広げて天日干し。

 重ならないように梅をひとつひとつ並べて

 お陽さまと風がまんべんなく当たるように

 ときどきひっくり返します。

 この作業を十日ほど繰り返しますが

 めんどうだとは思いません。

 手間をかけることは心をかけること。

 心をかけたぶん、必ずおいしくなるんです。

         佐藤 初女   』

ソース画像を表示

           梅干しを干す初女さん

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大脳は、頼りにしちゃダメ!

2019-06-29 21:29:40 | 日記

今日は久しぶりに何も予定がなかったので、

晴耕雨読、昨日届いた本を読み終えました。

私は、若い人に「大脳は本当に頼りにならないから

頼りにしちゃダメよ。

大脳が自分だなんて思わないでよ!」と、

言うのですが、皆さん「直さん、何言っているの」

という顔をしているのです。

若いから、どうにもならない困難や苦しみに

遭遇していないからなのでしょうね…

私は、子どもを亡くした時、大脳がいかに無能かを

嫌というほど思い知ったのです。

今日読んだ「らしく生きる (和田重正)」の

本に、大脳がどんなに頼りにならなかが

しっかりと書いてありました。

そして「アタマの判断の頼りなさを徹底的に

アタマ自身が認めた時に初めて本当の自由を

得た―つまり最も自分らしく生きられることに

なった…」と書いてあり、やっぱり!と思いました。

誰にも助けてもらえない苦しみが来たら、

アタマ(大脳)は、お手上げ状態になって

何も考えられなくなるのです。

そうすると、”いのち”が立ち上がってくるの

これは、めっちゃ頼りになります。

そういうことから、大脳イコール自分ではない

と、いうことが分かると思います。

皆さん、大脳の呪縛から解放されましょう。


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自分を大切にすること

2019-06-28 21:52:32 | 日記

私は、随分長い間「我」を取ろうとしてきましたが

アニータ・ムアジャーニさんの「喜びから人生を

生きる」という本に出会って、自分を大切にする。

まず自分を受け容れる。ということに気づき、

随分楽になりました。

つらい時、自分に頑張れ!ではなく、今は辛いよね

と言ってあげると、それだけで状況は

変わらなくても、気持ちが楽になるって

分かったんです。

自分を愛するとは、自分を受け容れることだって

そうしたら、山川紘矢さんがブログに

書いていたので、何だか嬉しくなって

しまいました。

『まずは自分を大切にする事。

 自分が幸せになること。

 自分が目覚めることです。

 目覚めへの勉強はとても楽しいものです。

 教材は自分だもの。自分をよく観察し、

  自分を許し自分を認め、自分が何ものか、

  自分が自分をどう思っているか、

  自分が本当に喜びを感じる者をしているのか、

  自分は幸せか、自分は感謝しているか、

 自分は笑っているか

 本当に自分のことを知るだけで良いのです。

 自分のことを好きになれば、

 後はすべてがうまく運びます

                山川紘矢』

 自分が穏やかでいると、まわりも穏やかです。

 家族も変わってきます。

 そんなことを実感している私です。


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おむすび日和~おむすび講習会

2019-06-26 22:48:34 | 日記

「今日はおむすび講習会でした。

楽しかった~

皆さんとおむすびを結んでいる時って、

すごく幸せ!

参加して下さった皆さんが、「穏やかな気持ちに

なれるよね~。人がおむすびを結んでいるのを

見ているだけで、ほっこりするよね~」と…

やっぱり初女さんのおむすびは、心を結ぶと

今日も実感しました。

丁寧に作るおむすびに、初女さんの丁寧な生き方を

感じて下さっているのが、よくわかりました。

お米離れが言われている今、初女さんの美味しい

ご飯の炊き方、おむすびを伝えて行きたいです!

今日は楽しい「おむすび日和」でした。

『食材を調理し、食べることで、それらのいのちが

 私たちの体に入ってきます。

 そして、そのいのちと共に生涯生き続けることに

 なるのです。

 人からのアドバイスは耳から頭に入るもの

 ですが、食べ物は口からお腹に入り、体を

 めぐります。だからこそ、心の扉を開かせるほど

 大きな力になるのだと思います。

             佐藤 初女 』

次のおむすび講習会は7月17日(水)

成増の「奈の里」です。

一緒におむすびを結びませんか~」



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小学6年生の平和の詩

2019-06-25 22:29:52 | 日記

6月23日は沖縄「慰霊の日」でした。

逗子でのガイアシンフォニー上映会で、

星野道夫さんの魂を感じていた時、沖縄は

祈りの時を刻んでいたのですね。

今年の「慰霊の日」の平和の詩は

小学6年生の山内玲奈さんが書いた詩が朗読され

ました。

小学生からの問いかけに、私たちは顔をあげ

こたえることができるだろうか

『    「本当の幸せ」

青くきれいな海

この海は 

どんな景色を見たのだろうか

爆弾が何発も打ちこまれ 

ほのおで包まれた町

そんな沖縄を見たのではないだろうか

緑あふれる大地 

この大地は

どんな声を聞いたのだろうか

けたたましい爆音 

泣き叫ぶ幼子 

兵士の声や銃声が入り乱れた戦場

そんな沖縄を聞いたのだろうか

青く澄み渡る空

この空は 

どんなことを思ったのだろうか

緑が消え 町が消え 希望の光を失った島

体が震え 心も震えた

いくつもの尊い命が奪われたことを知り

そんな沖縄に涙したのだろうか

平成時代 

私はこの世に生まれた

青くきれいな海 

緑あふれる大地 

青く澄みわたる空しか知らない私

海や大地や空が74年前 

何を見て 

何を聞き 

何を思ったのか

知らない世代が増えている

体験したことはなくとも

戦争の悲さんさを 

決して繰り返してはいけないことを 

伝え継いでいくことは

今に生きる私たちの使命だ

二度と悲しい涙を流さないために

この島が この国が この世界が

幸せであるように

お金持ちになることや 

有名になることが

幸せではない

家族と友達と笑い合える毎日こそが 

本当の幸せだ

未来に夢を持つことこそが 

最高の幸せだ

「命どぅ宝」

生きているから笑い合える

生きているから未来がある

令和時代 

明日への希望を願う新しい時代が始まった

この幸せをいつまでも

 糸満市立兼城小学校6年    山内 玲奈』

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「魂を語ることを恐るるなかれ」~ガイアシンフォニー3番

2019-06-24 23:21:56 | 日記

昨日は逗子でガイアシンフォニー3番の上映会が

あり、私もスタッフで参加させてもらいました。

3番といえば星野道夫さんです!

久し振りに3番を観て、やっぱり星野さんは

魂を伝える人だったと、心から思いました。

『魂を語ることを恐るるなかれ』この文字が

スクリーンに映し出されたときに、魂を語れる

時代が来ていると思いました。

星野さんのブッシュパイロットだった、

ドン・ロスがテレビのインタビューで

「道夫は魂で撮れる数少ない写真家だった」と

語っていましたが、私には

星野道夫と言う人は、魂の存在を伝えるために

この世に来て下さったように思えるのです。

星野さんの写真に悠久のいのちを感じるのは

私だけでしょうか…

 『時々、遠くを見ること。

  それは現実の中で、

  悠久なるものとの出会いを与えてくれる。

             星野道夫』

 魂を語る仲間たち

    ~山川好紘矢さん亜希子さん榎木孝明さんと


 

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「希望」を見つめると…

2019-06-22 22:42:50 | 日記

今日は本を読んでいて、びっくりしました。

「希望を持つことは大切です。なぜなら希望は

現在の重荷を少し軽くしてくれるからです。

明日がもっと良いものと信じられたら、

今日の苦しみに耐える力が湧いてきます。

しかし希望が私たちにしてくれるのは、

そこまでです。」と、きっぱりと書いてあるの

です。

そして、「希望はときには足かせとなります。

希望を求めることばかりにエネルギーを使ったら

いつまでたっても現実には立てません。

このエネルギーを、いまここで起こっていることに

気づくエネルギーに転換できるなら、私たちは

難局をひとつひとつきり抜けて、今ここを

生きる喜びと平和を、自分の内や外の

あらゆるところで見つけることができるはずです」

この文章を読んだときに、フランクルの

「夜と霧」を思い出しました。

収容所の中で、〇月〇日に自分たちは助け出される

という噂が広がり、その日が来ても何も

変わらなかった時、そのことを信じていた人が

何人も亡くなったというのです。

私たちは、希望を持つのは良いことだ!

希望を持とうと、小さい頃から言われて

きたと思いますが、

希望を求めてばかりいると、現実に立てない

なんて…

何となくは感じていたけれど、こんなにハッキリ

言われると、目を覚まされた思いがしました。

これは、希望を持つなと言っているのではなく、

希望は足かせとなって、現実を見えなくすることが

あるということ!このことをしっかり知っていないと、

ということだと思います。

初女さんが言っていた「今より確かなものはない」

という言葉が、ふっと浮かんできました。

「希望」というものを、ちょっと深く見つめて

見ようと思いました。



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初女さんが語る「ご飯の力」

2019-06-21 17:58:39 | 日記

昨日、友人に聞いた話だが、ブランド米を

毎日食べると飽きるというのです。

私は、ブランド米じゃなくて普通のお米を

食べているので、そのことは良く分かりませんが

でも、そういうものかもしれないな~と

思えました。

森のイスキアは、寄付のお米がよく来ていた

そうです。

だから、初女さんはお米の銘柄にはこだわって

無かったように思います。

どんなお米でも、じっとお米と向き合い対話して

神業のようにお水の量を見て炊いていました。

そんな初女さんでさえ、ご飯が炊けてお釜の

蓋を開ける時はドキドキすると言われてました。

それ程、ご飯炊きを難しいといえます。

でも、日々の積み重ねで美味しいご飯が

炊けるようになるのも確かです。

炊飯器の目盛りに合わせて水を入れ、スイッチを

ポンと押すということでは、ご飯炊きは何年

やっても成長しませんが…

お米を愛おしく思う心も大事だと思います。

初女さんも書かれています。

『昔、お米は神さまのような存在で、一粒たりとも

むだにしてはいけないと教えられたものです。

ところが、食が欧米化してご飯が悪いという説まで

でまして、ダイエットする人が、おかずだけを

食べるようになってしまったり…

その結果が今、出ているように思います。

問題を抱えて「森のイスキア」に来られる方も

ご飯を食べてないことが多いのです。

ご飯は私たち日本人の、食の基本となるものです。

なぜならお米には「力」が宿っているからです。

お米自身がおいしく炊き上がろうとする「力」を

持っていると思っています…

そんなご飯を食べることによって、私たちは

その「力」を体の中に頂いているのです。

「ご飯を食べるとしゃんとする」とか

「ご飯を食べたら、元気になった」という感覚は、

私たちの体がご飯を欲しているからだと思います。

              佐藤 初女  』


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「微笑みを生きる」~ティク・ナット・ハン

2019-06-19 22:38:52 | 日記

ティク・ナット・ハン師の「微笑みを生きる」を

読みだしました。

日常の生活の中で、自分はどれだけ微笑んで

いるだろうか…

微笑むことを忘れているような気がします。

微笑むことを少しだけ意識していたら

初女さんが言われていた「鳥が飛んでいる、

感謝ですね。」という気持ちが、ちょっぴりだけど

私の中にも宿っているのを感じました。

 『「私は微笑みをなくしていました

  でも心配はありません

  タンポポが微笑んでくれます」

 もしあなたが微笑みを忘れてしまっても、

 タンポポがあなたの代わりに微笑んでくれると

 気づくことができたら、まだそんなに絶望的

 ではありません。

 あなたのまわりで微笑んでいるものに気づく力が

 残っているからです。

 ほんの一、二回意識して息をしてみて下さい。

 微笑みが戻ってきます。タンポポもあなたの

 仲間です。いつもそこにいて、こころから

 あなたのために微笑んでくれます。

 気づいてみれば、あなたのまわりにあるものは

 何でも、あなたの為に微笑んでくれます。

 あなたはひとりぼっちではありません。

 あなたのまわりで、そして、あなた自身のなかで

 支えてくれるものに、こころをひらくだけで

 よいのです。

           ティク・ナット・ハン

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「生物多様性」佐藤初女さんと星野道夫さん

2019-06-18 22:47:02 | 日記

『多様なものが多様なまま

 共に生きる

 それが生命の摂理であり

 宇宙の摂理である』

この言葉は、映画・ガイアシンフォニー2番の

最初に映し出される言葉です。

佐藤初女さんは、この言葉がどういう意味か

分からないまま、心が奪われ16年間宿題のように

かかえて過ごしてきたそうです。

そして、「生物多様性」とは私たちの生活

そのものであり、糠床と「生物多様性」が

初女さんの中で、ぴったりと重なり

そのことに気づいた時の初女さんの喜びは、

大きな大きなものでした。

「糠など十種類もの食材を手で練り合わせて

作るぬか床。

そこに入れた新鮮な野菜はひしめき合いながら

それぞれの味を出している。

これはまさに、私たちの生活そのものではないか

と、あらためて気づくことが出来ました」と

初女さんは書いています。

初女さんから、そのことを聴いた後で

ランディさんが「糠床は地球なんだよ」と

言っていたことが心に刻まれています。

大国が自分の国が一番だと言い出し、

自分ファーストが広がっているように思います。

地球に住むすべての生命体は、地球という

糠床に漬かっているのだと思うと、

母なる地球から、いのちを頂いていると

いう思いに包まれます。

そして、すべてが繋がっていると…

写真家の星野道夫さんは、写真を通しそのことを

伝え続けていたのだと思うのです。

 『木も、岩も、風も、あらゆるものが

 たましいをもって

 わたしたちを見つめている。』

 『人は、なぜ自然に目を向けるのだろう。

  ……それはきっと、

  そのクマや小鳥を見つめながら、

  無意識のうちに、彼らの生命を通して

  自分の生命を見ているからなのかも

  しれない。』

 『この世に生きるすべてのものは

  いつか土に帰り、また旅が始まる。

                 星野道夫 

6月23日、逗子で星野道夫さんが出演している

ガイアシンフォニー3番の上映会があります。

是非、星野さんに出会い「地球の声」に

耳を傾けて下さい。

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