~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんの雨が降りました

2017-08-31 22:41:19 | 日記


今日はおむすび講習会の練習でした。

やっぱり雨です。

春から、打ち合わせをする度に全部雨です。

初女さんのことをしようとすると、必ず雨が

降るのです。

「雨だ!初女さん来てるよ」が合言葉のように

なっています

ランディさんが、「10月は土砂降りかねぇ」と

言ってました。

毎回降る雨は、初女さんが来ていますという

お知らせのようです。

ふと「私って単純なの」と言っていた、初女さんの

ことが浮かびました

単純とは思えないけれど、初女さんはシンプル

でした。

もしかしたら、大切な事ってとてもシンプルなの

かもしれません。

今日は、みんなで真剣におむすびを結びました。

おむすびの深さを、又しても実感しました。

家でおむすびを結んでいますが、みんなで結ぶと

結んでいるだけで力が出てくる気がします。

初女さんは「生き方と食事は、不思議なつながりが

あるって考えているの。

素材の命を生かすような料理をすれば

人も生かされるって」と言われています。

おむすびは、本当にシンプルです。

素材の命を生かすとは、一粒一粒が呼吸できる

ようにってこと、う~ん難しい

「おむすびは、簡単でないんだよ」という

初女さんの声が聴こえたような気がしました。

初女さんはいないのに、有難いことに

おむすび講習会の申し込みが沢山来ていて

定員を増やすことにしました。

10月2日はお弁当付きのランディさんの講演会

3日は初女さんとランディさんのお誕生日

どんなお話が聴けるか、私も楽しみです。

明日から、又おむすび作りに励みます。

打ち合わせに、毎回雨を降らせてくれる

初女お母さん、娘たちは頑張ります!

 

 

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プレおむすび講習

2017-08-30 23:04:52 | 日記

10月の初女さんのイベントの打ち合わせで、

会場となるアトムタワーに、2升炊きのお釜が

あるので、それを使おうとなった時、2升お釜は

使ったことがないからと、ちらっと不安を

のぞかせたら、ランディさんが「じゃあ、2升炊きで

練習したらいいよ」と…

確かに、それがお釜の感じも分かるし一番いいの

ですが、練習で2升炊いちゃっていいんですか~

と思ったのですが、みんなが賛同してくれて

明日は、プレおむすび講習会となりました。

ネットの宣伝もランディさんが作って下さり

山田スイッチさんの漬けてくれた梅干しも出来上り

いよいよ10月に向けて、スタートを切りました。

ランディさんが語る初女さんには、自分では

気づけなかった初女さんとの出会いがあります。

会場には、田渕さんの撮ったチャーミングな

初女さんが、皆さんを迎えてくれると思います。

おむすび、心を込めて結びます!

是非10月1日~3日の初女さんに来てくださ~い。

初女さんの心をみんなで分かち合いましょう




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初女さんのご飯

2017-08-29 23:04:32 | 日記

このところ、毎朝おむすびを結んでいますが、

難しい…

何が難しいって、ご飯の炊き方がです。

おむすびに最適のご飯は、炊きあがった時に

お釜の真ん中が盛り上がって炊けているご飯です。

水が多いと、真ん中が凹んでしまいます。

初女さんのご飯の水加減は、神わざと思えるほど

でした。

お米の給水の加減を見て、お水の量を決めるの

ですが、小さなお猪口一杯にも満たないお水を

引いたり足したりするのです。

お米は、水を含むと白くなるのですが、米粒が

真っ白になってしまうと、お米自身の力が

出ないと言われていました。

初女さんはお米も人も、その人の持っている力

その人自身で立ち上がる力を信じていました。

お米について言えば、その力を見きわめて

お水の量を決めていたのです。

一番近くにいたイスキアのスタッフも

いくら見ても分からないと言っていました。

初女さんに「直さん、おむすびはご飯の炊き方が

一番なのよ」と言われたことが、忘れられません。

イスキアの電気釜は、かなりの年代物でした。

お米も、全くこだわりがなかったようなのに

本当に美味しいご飯が炊けていました。

ご飯が美味しく炊ければ、そんなにおかずは

いらないのと言われていました。

初女さんは、写真家の岸圭子さんが撮った

ご飯の写真を見て「岸さんの写真はすごいよね~

お米のひと粒ひと粒がちゃんの写って

いるんだもの」と感動されていました。

今、私は岸さんご飯の写真を見て、初女さんの

あの美味しいご飯を思い出しています。

いつか、初女さんみたいに美味しいご飯が

炊けるようになりたいな~

生きている限り、ご飯修業は続きます…

初女さんの写真 に対する画像結果




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「おむすびの祈り」

2017-08-28 22:45:23 | 日記

スマホを手にしていた息子が、

「お母さん、初女先生がヤフーニュースに載って

いるよ、日本のマザーテレサだって」と、言って

見せてくれました。

そこには、女性セブンに載った文章が掲載されて

いました。

本屋さんの立ち読みでなく、落ち着いて

読んでみると、初女先生のおむすびをお伝えする

ことの重さを感じ、立ちすくむ思いがしますが、

行動する人だった初女先生を思うと、

おむすび講習会では、私は初女先生に教えて

頂いたことを、丁寧にお伝えすること、

そのことに徹しようと思いました。

         『おむすびの祈り』

 「おむすびをむすびながら、なにを考えて

 いますか」とよく訊かれます。

 私はなんにも考えてないんです。

 おいしくなれとも考えない。

 一粒一粒のお米を生かすように

 ただ無心に握っているだけ。

 十の工程があったら、十のどこにも心を

 離したくないから

 考える余地なんてないんですよ。

 ひとつひとつの工程に心をかける。

 それが私の祈りでです。

 本当にお伝えしたいのは、おむすびの作り方

 ではなくて

 「信仰とはなにか」ということなのです。

         佐藤 初女

ヤフーニュース日本のマザーテレサ)


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幸せのお福分け

2017-08-27 21:24:17 | 日記

昨日は、息子の中学の同級生が奥さんと赤ちゃんを

連れてお線香をあげに来てくれました。

可愛い奥さんと、ピカピカの可愛い赤ちゃん

彼は照れながら「授かり婚です」というのです。

それを聞いた途端、いい言葉だな~と嬉しく

なりました。

初女さんは、「子どもは授かりものだから

出来たっていう言い方は嫌なの」と言われて

ましたから、彼の授かり婚を聞いたらきっと

にっこりされると思いました。

「いくつになったの?」と聞くと

「もう、30っす」と…

私は、何となく28歳位かなと思っていたので

びっくりしてしました。

生きていたら30歳か…

赤ちゃんを抱かせてもらったら、柔らかくて

温かくてぷよぷよしていて、それだけで幸せに

なりました。

「また見せに来ます」と言って爽やかに帰って

行きました。

彼は、中学の時から爽やかだったな…

翌朝、目覚めた時赤ちゃんを抱いた感覚が

腕の中に残っているのです。

赤ちゃんは、やっぱりエンジェル、その存在だけで

みんなを幸せにしてくれるから…

初女さんは、結核を患っていたので、いつまで

生きられるかわからないから、短い人生で

あっても、たくさんの人の心の中行きたいと思い

教職に就いたと言われていました。

息子も13年という短い人生でしたが、みんなの

心の中に生きているんだと、嬉しくなりました。

ほんの一瞬、おばあちゃん気分になり、幸せの

お福分けを頂きました。



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女性セブンの初女さんの記事を読んで

2017-08-26 18:01:09 | 日記


9月7日号の女性セブンに初女さんが載ってました~

というメールを頂き、早速本屋さんへ行き、

ドキドキしながら立ち読みしました。

(週刊誌は店の外にあるので、尚更ドキドキ)

青森のはるえおばあちゃんのおにぎりと、あるので

あれ?と思ってページをめくって行くと、

初女さんの写真が~

短い記事なのに、丁寧に書かれていて嬉しく

なりました。

お嫁さんの寿代さんが、「おむすびを結ぶ時

母は何も考えず無心で結んでいた。

素手で結ぶと、手からエネルギーが出ると言って

ました。手をよく洗ってお塩をつければ食中毒には

ならないと…」と、インタビューに答えてました。

今は、食中毒を心配してラップでおむすびを結ぶ

人が多いいそうですが、ラップでは手からの

エネルギーがおむすびに入っていきません。

知り合いの治療師の先生が、お母さんが

結んだおむすびは、食中毒にならないのよ。

愛情があるからね。

業者のおむすびとは違うのよと、言ってました。

初女さんが、「コンビニのおむすびしか食べた

ことがないっていう人がいるんだよ」と、

言ってましたが、これからそういう人が

増えて来るのでしょうね。

女性セブンに芥川賞作家の又吉さんが、

遠足の時などに、お母さんが作ってくれた

おむすびが忘れられないって書いていました。

熊本地震で阿蘇大橋付近で行方不明になった

大学生のお母さんは、毎日川におむすびを

流していたと言います。

俳優の藤田まことさんのお兄さんは、沖縄戦で

亡くなり、藤田さんは兄はひもじい思いを

しただろうと、沖縄の海におむすびを捧げた

そうです。

おむすびは、日本人にとってソウルフード

魂の食べ物なのかもしれません。

私も、初女さんのおむすびを泣きながら

食べました。

おいしいおむすびを作れたら、それはひとつの

財産かもしれません。

10月1日のおむすび講習会は、初女さんの

精神には、とても及びませんが

初女さんのおむすびを、皆さんと丁寧に

結んでみたいと思います。

お待ちしています!



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ひとりひとりに宿っている神とは…

2017-08-25 23:09:16 | 日記

子どもの頃、祖母が夕方になると念仏を唱えて

いたので、人は歳を取れば誰でも信仰心が出て来る

ものだと思っていましたが、母には全くないのです。

お仏壇に毎日ご飯などは供え、お線香を立てても

目に見えるものしか信じて来なかった母は、

人は死んだら骨になり、何もなくなると思って

死への恐怖が、半端ないのです。

そんな母を見ていると、少し寂しくなるのですが

そのように生きて来た母の人生だったので

仕方ありません。

生命科学者の柳澤桂子さんは、人はなぜ信仰を

求めるのか、いつか科学が証明するだろうと

言われていたので、その日を楽しみにしているの

ですが…

ここにきてベトナムの禅僧ティク・ナット・ハンの

本を続けて読んだり、今は田口ランディさんの

対談集「仏教のコスモロジーを探して」を

読み始めています。

仏教が知りたいというのではなく、「内なる神」

とは何だろうという思いが、強くなってきたので…

初女さんもひとり一人の中に神様が宿っていると

言われていました。

だから自分を信じて!と言われていたのだろうと

思います。

内なる神を希求する時、そこには祈りが生まれて

来るように思うのです。

若松英輔さんが『いま、私たちに必要なのは

討論の時間ではなく静寂のときなのかも

しれません。見えないものにふれる時空を生み出し

語り得ない存在をめぐって自己との対話を深める。

そのとき人は祈りと呼ばれるものの源泉にふれる

ように思います。

祈るとは人間を超えたものに何かを頼むことでは

ありません。

彼方からの声を聞くことです。

沈黙の中に無音の声を感じとることだとも

言えるように思います』と、言われています。

初女さんには、きっとこの無音の声が聞こえて

いたのですね。


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嬉しいびっくりぽん

2017-08-24 17:32:54 | 日記

20日の日曜日、夕方から東京で対談があるという

田口ランディさんと湯河原から電車に乗って

帰って来ました。

その時ランディさんが、「明日は村上光照さんと

会うのよ」と、老師様のお話をして下さいました。

どんな方だろう?と思っていたら、ランディさんの

Facebookに老師様の写真がアップされ、

写真を見ただけで、心打たれてしまいました。

こんなに柔和で赤子のようなお顔の方は、初めて

です。

どんな方か知りたくて、初めてランディさんに

お会いした時に買った「仏教のコスモロジーを

探して」という本を引っ張り出してきました。

買ったものの、一度も読んでなかったので…

村上老師様とランディさんの対談を読んでいると

老師様が「ここは静岡だけどね、静岡にも

いいお寺があるよ。誰もがほっとして

「また行きたい」と思うような、本当に観音様の

ところだわという気がする…」と書いてあり

何と、そのお寺が私の友達のお寺だったのです。

びっくりぽん!です。

息子を亡くした後、深い悲しみを抱えても前を

向いて歩いている人に会いたいと思ってました。

そして、初女さんに出会ったのですが、

その前に出会ったのが、このお寺のK子さん

だったのです。

村上老師様と繋がっていたなんて…

何だかみんな繋がっているんですね。

ひと繋がりのいのちの世界とはこういうもの

なのかもしれません。

K子さんも初女さんが大好きです。

すべてが繋がっている、天国も…

そんなことを感じた嬉しい、びっくりぽんでした。


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心鎮め風を感じるとき

2017-08-23 23:12:27 | 日記

私は、夏の夕暮れに吹く風が好きです。

その風を感じると、人はふっと優しくなれる様な

気がするのです。

よしもとばななさんの「海のふた」という小説にも

そんな風を感じます。

風が好き

見えないけれど、確かに在る

その世界を感じさせてくれるから…

人間の眼は、大き過ぎても小さすぎても見えない

私たちの見ている世界は、ほんの一部なんだ

息子が亡くなった後、このことを自分に言い聞かせ

見えないけれど、あの子はいると信じたかった

そのことの確かさを、風は感じさせてくれて

いるから、風が好き…

森のイスキアの風に吹かれてみたいな~

お日様が出て、風が吹いていると、イスキアの

庭には梅干しさんが干されるのです。

木々の緑と赤い梅干し、抜ける様な空の青さ

その風景の中で、ひと粒ひと粒の梅干しに、

話しかけるようにひっくり返していく

初女さんが居た…

ずっとこの風景はあるものだと思っていた…

始まりが終わりで、終わりが始まり

きっと何かが始まっているのだ

昨日と同じ今日はいやだと言っていた

初女さんだから…

心を鎮め、風を感じてみよう

何かが始まっているはず…

ねぇ、初女さん


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ランディさんの詩の中に初女さんを感じるとき…

2017-08-21 23:25:56 | 日記

田口ランディさんのFacebookで、10月の

初女さんのお誕生日に向けたイベント

思いを綴った文章を読んだら心がしーんとして

きました。

この静けさは、前にも感じたことがあると思ったら

初女さんとの対談の時に、ランディさんが

読まれた、あの詩を聞いた時だと思い出しました。

この静けさは、初女さんの静けさ…

この詩の中には初女さんがいる…

  『 自分が

    自分が

    そう思って生きて来た

    自分のことばかり考えて

    自分の都合を押しつけて

    何かをしてあげようと思い

    してあげることに夢中になり

    相手の話はよく聞かず

    一を聴いて十を知った気になり

    何かが上手くいかないと

    外側に理由を探し

    苦しいのは自分だけだと感じ

    持っているものの有難みを分かろうとせず

    ないものばかりの数を数えて

    ああしよう こうしようと計算し

    思い通りにならないと

    腹を立てて苦しみ

    苦しいことも全部人のせいにして

    誰かが自分を幸せにしてくれると思い

    叶わぬと嘆いて

    手に入らぬものは

    あれはすっぱい葡萄だと言い

    手に入れたものは

    たいしたものではないと満足が出来ず

    そういう自分をどうにかできると思い

    自分ではないものに憧れ

    自分が

    自分がと

    自分のことばかり考えていると

    だんだん苦しくなって

    どうしようもなくなって

    心が破れそうになった

    そんな時

    初女さんは

    そっと教えてくれました

    言葉を超えてね

    言葉を超えるってどういうことかな

    と思った

    ずっとわからなかった

    言葉はいつもここにある

    私を満たしている

    私は考えで一杯

    でも初女さんの隣にいる時

    しんとする

    初女さんはとても静か

    ああ、なんて静かで深いんだろう

    深い森の中の湖のよう

    ほんとうは静かになりたい

    求めているのは静けさなのに

    心はいつも波だっている

    この静けさに、触れたい

    何も話さなくていい

    ただじっと、この沈黙の中にいたい

    沈黙の中にある 無音に耳を澄ます

    こんな豊かな静寂が

    言葉と言葉の間に満ちている

    すると、はるか遠くから

    私を呼ぶ声がする

    呼ばれた時

    やっと私はここにいると気づいた

    呼ばれている

    空の果てから美しい鐘の音に

    なんだ、私はあの音に

    ずっと呼ばれていたんだ

                田口ランディ』

       』


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