~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

井上ひさしさんの言葉

2012-01-31 21:45:49 | 日記
私の好きな番組「旅のチカラ」は、今日は井上ひさしさんの

お嬢さんが、井上さんがとても好きだったという、ボローニャを

訪ねる旅でした。

観光地は殆んどなく、障害者の人達が働く場所だったり、演劇を

治療に取り入れているところだったり、井上さんの人と成りが

見えてくるような旅でした。

そして、井上ひさしという人の根底には、聖書があることを

あらためて知りました。

観ていて、私もいつか井上さんの旅の足跡を訪ね、ボローニャに

行ってみたくなりました。

番組の中で、お嬢さんが井上さんの言葉を語っていました。

「問題を悩みにすり替えるのは、人間だ

問題を問題として解決する」

この言葉の根底には、聖書があると言っていましたが、

このことは、すごく重要な事だと思いました。

今、悩みのない人の方が、少ないと思います。

でもその悩みは、問題を問題として直視ぜず

解決しようという姿勢からはずれてしまった

ものではないか…

問題を問題として受け留めたら、それだけで解決に

向かっていくような気がします。

井上ひさしさんから贈られたこの言葉を、私は手帳に

書きとめました。

私の人生のト書き…

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限界を超える

2012-01-30 23:20:10 | 日記
テニスのルールも分からない私が、昨日全豪オープンの決勝戦を

5時から11時50分まで6時間も観てしまいました。

途中から、限界を超えていると感じた時、アナウンサーが

「F1レーサーのセナが、限界までは誰でも出来る。

そこからが勝負だ」と言っていたと言っていました。

それを聞いて、私はすぐ初女先生を思い出しました。

初女先生は「だれでもできる一線を超えてこそ、相手の魂に

響きます」「何かに取り組む時、あるところまでは、だれもが

普通に努力するでしょう。でも、そこからさらに一歩超えるか

超えないかで、違いが生まれてくるのだと思います。」と言われて

います。

そして、先生の行動はその言葉そのものです。

初女先生の魂に響く行動によって、私たちは立ち上がり歩きだす

力をどれほど頂いていることか…

限界を超えた昨日の試合は、勝ち負けを超えた感動を与えて

くれました。

魂に響く行動…



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介護と子育て

2012-01-28 22:57:00 | 日記
先日、初女先生にお会いした時に、先生の新刊「佐藤初女さんの

心をかける子育て」の話になりました。

私が、お母さんの介護をされている方が「子どもはいないけれど

介護も子育てに似ているっていうので、先生の本を買おうかと

思っている」と言われていました。というと、先生は嬉しそうに

にっこりされました。

そして、「私ね、売れなかったら編集の人に悪いから10冊

買ったんだよ」と…

「もう、先生!あんないい本売れないわけないじゃない。」

と言いながら、10冊買ったという先生が、初女先生らしくて

いいなーと、思いました。

でも、すごい評判で本屋さんの売り切れ続出で、早くも増刷に

なったそうです。

私は、介護はしてませんが、子育てと介護は似ているのかと、

思っていたら、新聞に素敵な投稿が出ていました。

  要介護5の実母を家で家族全員で介護している。

  朝4時起きして洗濯まで済ませ、風呂に入れ食事を

  させ仕事に出る…

  私のこともよく分からない時があって、母は不安や恐怖で

  よく泣いたりする。

  母ちゃんは幼子と同じだ。

  母ちゃんが悪いんじゃない。病気だもの仕方ない。

  こんな母ちゃんと一緒に暮らせることが神様の贈り物

  だと思う。世話できることが私に多くの幸をもたらして

  くれる。

この方も、先生の子育ての本を読んだら、お世話できる幸せが

もっと大きくなるかもしれません。

子育てをしている人も、もう終わった人も、介護をしている

人にも、みんなに読んで欲しい本です。

初女先生、こんないい本ですもの、10冊買わなくて

大丈夫ですよー


          

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鐘の音に…

2012-01-27 23:10:58 | 日記
初女さんの時代を生きている私たちは

今、再び初女先生のお言葉を心の真ん中に降ろして、先生の鳴らす

祈りの鐘の音に耳を澄ませましょう…



     私たちは今、混迷の時代を生きています。

     気持ちがささくれだつときもあります。

     心がゆれ動くときもあります。

     でも、どうぞそこから逃れないで

     自然のままに受けとめて

     芯が一本通っているのであれば、

     ゆれ動いても、いいではないですか

     結果ばかりを急ぐ事はないでしょう?

     「今のあなた」ができることを

     続けていけばいい

     小さいと思われることも

     ひとつひとつ、大事にしていけばいい
      
     今、私がのぞむのは、

     「展開」ではなく「融合」です

     支え合って、とけあってこそ

     大きな流れは生まれるものです

     多様なものが、多様なまま

     共にいきていく

     「生物多様性」という言葉の意味を

     考えながら生きることが

     未来を切り開くことにつながると

     私は思うのです

     人にも、ものにもいのちがあって

     そのいのちが響きあう中で

     私たちは生きています

     人に

     自然に

     感謝する心を忘れないで

     それが私の願いです

     雪深い里から

     私は今日も

     祈りの鐘を鳴らしています

                  (佐藤 初女)  
       
               
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初女先生の時代

2012-01-25 23:12:21 | 日記
今、90歳にして初女先生は「あんたの時代が来たね」と言われて

いるそうです。

東日本大震災で多くの人達が、うろたえました。

自分はどうすればいいのか、これからどう生きていけばよいのか

分からなくなり、自分自身を見失いました。

その最たるものが私で、初女先生に「私、どうしたらいいのですか」

と、電話をしてしまったのですから…

私たちが、自分を見失った時、見えてきたのが初女先生の生き方

でした。

何があっても変わらない、先生の生き方…

この混迷の時代にこそ、先生は希望を感じておられます。

今、先生の講演会には若い人たちが押し寄せて来ています。

先生の講演会に来る若い人たちは、楽しく何となく生きていければ

いい、というところに自分を置いてません。

本当に真剣に自分達の生き方を求めています。

震災後の去年の5月、初女先生は「死んでられない」と言われて

いました。

その時はその言葉に、ただ先生はすごいなーと思っていましたが

これほどの深い意味があるとは…

90歳にして、初女先生の時代が訪れ、若い人達が先生の生きる姿に

自分達の生き方を見出そうとしているのです。

もう、それだけで希望を感じます。

みんなで力を合わせ、世代を超えて繋がっていくことの大切さに

私たちは、やっと気づいたのです。

「初女先生の時代」を私たちが生きてるってこと

何だか、そのことだけでも力だ湧いてきます。

 「いのちとはなんですか?」

 「生きることです」

 「生きることとはなんですか?」

 「人は人さまのお役に立つように生れてきたといいますから

  人さまのお役に立つように働くことですね。」

このシンプルな問いと、答えを心に刻み

今を生きる…ですね、初女先生。

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言葉を超えた行動

2012-01-24 23:42:27 | 日記
大宮の講演会から木更津へ

初女先生と共にいた4日間は本当に密度の濃い、感謝あふれる

時間でした。

木更津の森のこだまでは「おむすびの祈り」を、会場全体から感じ

感動の連続でした。

ゆっくり心に降ろして、言葉に置き換えてみようと思います。

先生は、明日はお客様があるから帰ってお料理の準備をすると

言われていました。

「これは、人には任せられないと…」

私は、今日の夕飯は楽しちゃおう!と思っていたのに

連続で講演され、東京から帰って明日のお客様のために

準備をされるなんて…

私が初めて先生のところに行った時、夜講演会から

帰ってきて、私の為にお豆を煮て下さっていました。

私は、先生のそのお気持が嬉しくて、泣きながらお豆を

食べました。

今晩も、先生はお台所に立たれているのでしょうか…

魂に響く行動とは、ここまでというある一線を超えた行動

なんですね。

初女先生は「私は寝るのは得意なの。寝ちゃうと何にも

わからないの」と言われてましたが、いつもこれ以上出来ない

というところまで、精一杯されていらっしゃるから…

言葉を超えた行動 は魂に響く

それが初女先生の行動なんですね。

そして、90年の人生なんですね…






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出発の日

2012-01-21 09:28:06 | 日記
さあ、いよいよです。

自分が主催するような緊張感が、体を包んでいます。

初女先生と時間を共にする、今日からの3日間

ここから何かがスタートする気がします。

私の出発であり、森のこもれびの出発です。

森のこだまさんの出発であり、参加して下さった方、みなさんの

出発となるでしょう。

身を切る様な、凛とした寒さがその心構えを示しているようです。

新しい明日に向かって、行って来ます!

一緒に、新たなる出発を、と思う方木更津でお待ちしてまーす。

    


         


           
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魂に 言葉が…

2012-01-20 17:26:08 | 日記
作家の藤本儀一さんのところに、東日本大震災のあとすぐに

新聞社から、阪神からどう見えたか という原稿の依頼がきた

そうです。

藤本氏が二日がかりで書いたのは、震災のことではなく、戦争中友達

6人と鉄橋を渡っていた時、グラマンの機銃掃射を浴び、先頭にいた

K君が、即死したことを書いたそうです。

藤本氏は、大津波もストロンチウムも阪神にはなかった。比較すら

できない。阪神の体験がそのまま東北の被災者に安らぎを与える

とは思えなかった。

ただ、大切な人を失った人達に伝えたかったので、

「人間、生きて行くためには、生きることを教えてくれた人を

思い出さなくてはいけません。」と、書いたそうです。

この言葉を目にした時、言葉がいきなり魂に飛び込んできました。

一人の私の周りに、どれだけ生きることを教えてくれた人が

いただろう…

そして、今もいる…

息子が亡くなった時、あの子はいのちを掛けて私に、生きるという

ことを、教えてくれていると思いました。

あの時、直感のように思ったことは、真実だったんですね。

人は一人では生きていない、亡くなった人達にも支えられ

導かれ生きているんですね。

初女先生が、亡くなった人を復活させてあげなくちゃと、言われて

いるのは、そういうことだったんですね。

今日は、ものすごく寒く、息子が生まれた年も寒い冬だったと

そんなことが、ふと思い出されました。

そして、その後に藤本氏のこの文章と出会ったのです。

明日は、天国の息子と共に初女先生に会いに行こう!

そして、私も「おむすびの祈り」を結ぼう…



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いのちの響き

2012-01-19 21:58:43 | 日記
初女先生の講演会が、目の前となってきました。

去年の1月23日、森のこだまさんの「いのちの響き」コンサートが

開催されました。

あの日の青空が、今でも私の中に残っています。

ご主人が天に旅立ち、こだまさんが悲しみから立ち上がり歩きだした

その歩みを、すべてが祝福しているような、その日の晴天でした。

あの時、素敵だなと思った「いのちの響き」という言葉が、

3・11の震災によって、その意味が深くなったように

私には感じられます。

第二回の「いのちの響き」で、初女先生が「おむすびの祈り」を

講演される…

なんだろう、大切なものがここにはある!と私の魂が感じて

います。

講演会の準備の段階で、奇跡と思えるような事がいくつもあり

もう、すでにおむすびの祈りがいくつも結ばれている

ようです。

初女先生が、神様が望まれていることは、するすると進むと

言われていましたが、そのことが実感できる運びです。

22日、「いのちの響き」で結ばれる、おむすびはどんな

おむすびでしょう…

この冬一番という寒さの中を、初女先生は出て来て下さいます。

「先生、寒いね。」「あんまり、寒くないようだよ」

先生と私の、お決まりのこの会話から始まるのかしら…

まだ、チケットはあるそうです。

木更津で、一緒にいのちの響きを奏で、心のおむすびを

結びませんか…

     

      



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タイガースそして,わくわく

2012-01-18 23:28:31 | 日記
タイガースと打ち込んで、ちょと照れてる自分がいます。

勿論、野球のタイガースではなく、あのグループサウンズの

タイガースです。

今、NHKのSONGSを観終わったところです。

私は、昔活躍していた人がまた集まって、グループを結成して

歌うのって、なぜかあまり好きではないのです。

何だか、過去の栄光にすがりついているような感じがして…

(ひねくれているのかもしれませんが…)

タイガースもご多分にもれず、そうだろうと思っていたら

目一杯中年のおじさんになった、タイガースなのに、なぜか

爽やかなのです。

聴いていて、懐メロと言う感じがしないのです。

それは、なぜだろうと思った時、それぞれが自分の人生を

悔いなく生きているからだろうと、思えたのです。

歌にも生き方がでるのかなーなんて思ってしまいました。

もう一度、聴いてみたいと思わせる、タイガースの歌でした。

年を重ねると言う事は、何においても生き方が出て来ると

いう事かもしれないと、思いました。

さあ、 木更津の初女先生の講演会が、目前となりました。

何とこの日、三浦のこもれびスタッフ(勝手にそう呼んでます)が

木更津に集結することになりました。

私は、スタッフの誰にも「行こうよ!」なんて言ってないのに

何だか不思議です。

横浜で集まろうとしても、都合を合わすのが大変なのに…

木更津で揃ってしまうなんて、また何かが始まるのかな…

わくわくしてきました。

わくわくって気持ち、ちょっと忘れていたかも…いいよねー

タイガースのメンバーからも、静かなわくわくが感じられました。

わくわくは、始まりの予感かしら…

木更津発、わくわくに私もしっかり乗って行こう!

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