~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

宇梶静江さん『大地よ』

2023-06-28 22:30:04 | 日記

25日から二泊で北海道に行って
来ました。
私の友人が宇梶静江さんと凄く
親しくしているので、私も声をかけて頂き、6人のメンバーと白老に
行ってきました。
深い深い豊かな時間を、まだ言葉に
することが出来ません。
いや~ 90歳の宇梶さんは
凄い情熱の方でした。
アイヌの儀式を生まれて初めて
観ることが出来、アイヌ民族が何を大切にし、伝えようとしているのかを、肌で感じました。
宇梶さんが私たちに見せたいと
地球岬に連れて行ってくれ、
地球の地軸に立ちました!
翌日は、一緒に行ったフラダンスを
やっている若い人が、宇梶さんの詩『大地よ』の歌でフラを踊りました
そして、私が朗読させてもらい、その朗読の『大地よ』で
踊ってくれました。
どこをとっても深い深い時間でした。
私たちが失っている民族というものを、ずっと感じていました。
今、30日までポレポレ東中野で
『大地よ』が上映されてます。
7月は逗子や札幌でも…                
自分の人生の中にこんな時間が
与えられるなんて、感謝しかありません。
有り難うございます。


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めんどくさいって

2023-06-24 22:07:43 | 日記
今日で、最後の樽の梅ちゃんの
本漬けが終わりました。
ここまでに、どれだけ干したか…
梅ちゃんとお話してきました。
シソ入れの後、安心して去年は
失敗してしまいました。
今年は心を離さないように 
しなくちゃ。
今日は、ある集まりで梅干し談義になりました。
さうしたら、瓶に梅とシソを入れ
あとはお天気の良い日に、瓶を外にだすだけで漬かると言うのです。
私は、せっかく、梅干しを作るのに
どうして手を抜くのか不思議でした。
初女さんは、手をかけた分だけ
必ず美味しくなります!と言われてました。
初女さんは、めんどくさいという
言葉は嫌いだと言ってました。
風が吹いて日が出てたら、梅ちゃんを干す!何べんでも~
美味しい梅干しになあれ!

めんどくさいという言葉が
きらいです。
めんどくさいと思うことは
日に何度もありますが、
手を抜くことは心を抜くことだから
ひとつひとつ正しくていねいに
やりたいの。
せっかく神様から頂いた手足を
使わず簡単便利に流れていくと
知らず知らずのうちに老いが
進んでいきますよ。
       佐藤初女


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鮫島純子さんの言葉

2023-06-22 22:23:39 | 日記
昨日は夏至でした。
これからは、日が短くなるんだと
思ったら、夏を迎えるのに冬に近づいて行く気がしてきました。
夜、部屋の中でばたばたする音が
するので、なんだろう?と思ったら
何ときれいなとんぼでした。
まだ、6月だと言うのに…
亡くなった人が、とんぼになって?
などど色々思ってしまいました。
今読んでる、鮫島純子さんと宇梶静江さんの対談集『奇跡の対話』に鮫島さんがこんなことを語っていました。(鮫島さんは渋沢栄一の孫)
『私は師と仰ぐ先生に出逢って、霊性というのは永遠に生き続ける一つのサイクルと知りました。今使わせて頂いているこの肉体を持つのは今一度しかないけれど、霊性は波動として霊界に帰って、また生まれ変わり、死に変わりしながら、神様から頂いているもともとの霊性がいろんな体験をしながら、神様の素晴らしい「愛と調和」の自分を物質界の、地球の上に表すことが私たちの使命である、と。』
鮫島さんのこの深い言葉を時間を
かけて味わっていきたいと思いました。
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話し合うことの大切さ

2023-06-19 22:06:51 | 日記
昨日は、湯河原の幼稚園にランディさん達、色えんぴつの会主催の
中谷先生の講演会に行って
きました。
中谷先生は、生きづらさを抱える
大人や子どもに、家族に、寄り添ってきた方です。
どんなに大変な状況にあっても、
中谷先生の話を聴けば、心が軽くなり、希望が見えて来るのです。
中谷先生は、人間は手をかけないと
人間として育っていかない。
大人が責任を持って育てる!
コロナで人間によって育てるのが
AIやデジタルになった。
でも、人間の手で人間になっていくことを諦めてはいけないと言って
ました。
中谷先生は、今依存症の相談を
受けているそうですが、依存症と
言えばアルコールか薬物と思いますが、今はそういう相談はなくて、
相談の多くがギャンブルの依存だ
そうです。
ネットでポチっとでできるので
十代の子どもも多いそうです。
日本は自殺率が先進国のなかでも
高いそうです。
自殺を減らすには、対話しかない
そうです。
聴くことから、その人の存在を
受けとめることだそうです。
最近テレビで、盛んにクイズ番組を
やってますが、クイズは分かれば
良いけれど、分からなければダメ!
って言うことです…
この話を聞いて、私たちは気がつかないうちに、いいか悪いかの二つ
しかない世界を刷り込まれているんじゃないかって思いました。
若い人達が何かやる時、0か100
で判断してると聞いたことが
あります。
完璧に出来ないとダメと思う
そうです。
中谷先生は、宙ぶらりんで耐える力を持つことが大事だと言われてました。
辛いことも、対話で軽くしていく
ことが出来ると…
コロナでリアル対話が少なく
なりました。
コミュニケーションがどんなに大切か、聴くことがどんなに大切かを
改めて感じました。
今回のタイトルは『不都合な事を
話し合える関係を築いていこう』
でした。
深く考えさせられお話でした。
それでも、希望が持てる中谷先生の
お話でした。
行って良かった~

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贈り物(カードの言葉)

2023-06-18 00:03:14 | 日記
私は、朝瞑想が終わった後に、よく
『言葉をください!』と言って
カードを引きます。
ポエタロというカードで、詩人の
覚千歌子さんが言葉を書いています
不思議とカードを引く度に、
そのときの自分にぴったりの言葉が
出てくるのです。
今朝もそうでした。
カードの言葉が深く心響きました。
その言葉とは
『「ありがとう」という感謝の
挨拶が、もともと「有り難い」つまり『なかなかあり得ない」』という
意味であることに気づいて
いましたか。
めったに起こりえないこと、これが「奇跡」のことだとすれば、
ありがとう」というたびごとに私たちは奇跡との出会いを祝っている
ことになります。(一部省略)
あなたに起こるどんな厳しい試練さえも恩寵です。
天はあなたに乗り越えられないものを与えることはありません。
立ちはだかる壁は、あなたが成長したという喜びを得て、その先にある
感謝と深い安らぎを知るために用意
された大きな贈り物です。
(一部省略)
「ありがとう」を言える回数が多い人生ほど素晴らしいものは
ありません。
身近なひとたちに、見えない存在に道ばたの野花や石ころさえ、同じ
ときをともに在るよろこびをあらわしましょう。』
このカードの言葉が心響いて
います。
引いたカードは『贈り物』
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梅ちゃんは凄い

2023-06-15 17:36:54 | 日記
今日は田口ランディさんのご主人と
梅農家さんの梅もぎの手伝いに
行って来ました。
去年はランディさんも一緒でしたが
ランディさんは、今年は鍼灸学校の
生徒さんだから、今日も学校とのことでした。
国府津駅で車にのせてもらい、
蘇我の梅林へ…
梅もぎが間に合わないと、木の下には、梅がごろごろ落ちているのです
梅ちゃんが可哀想になりましたが
とにかく今木になっている梅ちゃんが落ちないうちにと、もくもくと
梅をもぎました。
梅ちゃんは、花がさいても人を
楽しませ、実がなったら人を
喜ばせ、凄いです。
置かれた場所で文句も言わず
いのち一杯生きているのです。
私たちは、なんと不平不満が多い
ことか…
今日の労働のご褒美に梅ちゃんを
頂きました。
ランディさんのご主人は40キロ
漬けたとか、森のイスキアは80キロ
漬けていたと聞きました。
私は15キロに今日の分を入れると、20キロ?
ひぇ~去年はシソ入れで失敗したので、今年は心してやらねば…
家に帰って梅ちゃんの樽を見たら、
何と昨日二時間近くかけて濾した
塩水に白い膜がかかっていました。
今日も濾さねばなりません。
塩水で漬ける梅干しは、めっちゃ手がかかりますが、おむすびによく
合うので、頑張ってしまいます。
『風が吹いて日が照っていたら
何べんでも干すのよ』と言っいた
初女さんが思い出されます。
イスキアの風景で一番好きだったのが、梅干しを干してる景色!
初女さんと一粒一粒梅をひっくり
返していくあの時間が大好き
でした。
あ~あのイスキアの風に吹かれたいな~
梅干しは毎年漬けても、毎回初心者のようです。
梅ちゃんの声を聴きながら…ですね
初女さん!
おむすび講習会の声がかかると
いいな~
頑張って美味しい梅ちゃん
漬けます!
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中村天風さんの言葉

2023-06-11 23:37:36 | 日記
神渡良平の本を読んでいたら、
ここにも中村天風が出てきました。
やっぱり真理を語っているから
なんだ…
天風さんは、常に積極的に生きろと
言ってます。
『この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。
この世のは、本質的に楽しい、嬉しい、そして調和した美しい世界なのである。』
『たとえ人生に困難や苦痛はあろうとも、それを心の力で喜びと感謝に振り替えて行くのである…』
天風さんは、病気になっても気まで病むなと言っています。
言葉は人生を左右する力があるから、積極的な言葉を表現した場合には、生命の一切が極めて状態のよい事実になって現れてくると、言われています。
寝ると潜在意識に入るから、寝る前は消極的なことを考えない!と…
そういえば、初女さんも体が思うように動かなくなってきたとき、新しいイスキアにする!と宣言しました。いつも前向きでした。
このところ、ちょっと落ち込んでいたので、またあの本を読もう!
大谷翔平の愛読書でもある
中村天風の『運命を拓く』を…
せっかく生まれたきたのだから、愛と感謝で喜びで生きたい!
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好きです!宮沢賢治

2023-06-10 22:39:50 | 日記
最近、また凄く宮沢賢治が
気になっています。
宮沢賢治が好きで、二十歳の頃
生まれ初めて宮沢賢治の筑摩出版
から出た全集をそろえました。
長岡輝子さんの賢治の朗読会にも
行きました。
語りを学んでいた時に、賢治の
『光の素足』をやりました。
子ども生まれたら、宮沢賢治の
童話を読み聴かせしようと決めて
ました。
『風の又三郎』を読んだら、何年か
経ってから「風の又三郎は怖かった」と言われちゃいました。
いくつになっても、宮沢賢治の世界に心ひかれます。
今日は、面白いYouTubeを見つけました。
賢治の弟さん、清六さんのお孫さんが、賢治を語っています。
長いですが、ついつい聴いてしまいました。
友人に送ったら友人も面白かったと
言ってました。
知らなかった宮沢賢治が立ち上がってきます。
ゆっくり時間がある時に聴いてみて
下さい~


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村上老師を思う

2023-06-07 23:53:06 | 日記
友人から、亡くなった村上光照老師のヨーロッパでの摂心の写真冊子が送られてきました。
(2003年から2008年のもの)
村上老師は、NHKの心の時代にも
何度か出られている方です。
写真の老師は凛として、坐禅する
坐相の美しさは、何と表現したら
よいかわかないくらいです。
私は、最晩年の老師をランディさん達とお訪ねしました。
老師は、今にも崩れそうな家で、
畳はムシロに近い状態という中で
満面の笑顔で座っていました。
食事は玄米に大根葉。
大学で物理学を学び、湯川秀樹と
交流があったという老師です。
歯にはブルーチーズがいいと、
冷蔵庫はチーズで一杯でした。
老師の本を出したいという話もありましたが断ったと聞いてます。
村上老師の言葉なら読みたい人は
沢山いるはずなのに…
何も遺さなかった老師
でも、老師の存在は確かにのこっています。
老師はいのちの世界、ワンネスの
世界を生ききったのです。
あの突き抜けたような笑顔は、
その世界を生きた者にしかない
笑顔だと思えます。
今さらながら、老師の凄さを
実感しました。
生前の老師に出会えたことに、
感謝一杯です。
老師がよく歌っていたと言う
ブラームスの子守唄を聴きた
かった~
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おむすび万歳

2023-06-05 15:07:42 | 日記
友人が、『佐藤初女物語』という
本を送ってくれました。
ルビがふってあり、小学生に向けた
本のようです。
読んでいて、小学生の頃に読んだ
伝記を思い出しました。
初女さんの伝記?
私は伝記ではないよ。と笑っている
初女さんの顔が浮かびました。
著者が、色々初女さんの本を読み、インタビューして、心を尽くして
書かれたことが伝わってきます。
私の知らなかったことも色々あり
「そうなんだ~」と思いながら
読みました。
『佐藤初女物語』この題名に
ぴったりの本でした。
本の中から初女さんが、立ち上がってこないのは、著者が講演先に初女さんを訪ねたことがあると、後書きにありましたが、生前の初女さんとのご縁があまりなかったからかな?
と思いました。
でも、小さい子どもに初女さんの
ことを伝える本があることは、
嬉しいことです。
とても丁寧に書かれています。
そして思ったことは、初女さんと
心響く出会いをした私は、やっぱり
その体験を伝えいかなくちゃ!
初女さんに支えられ、悲しみから
立ち上がれたことを伝え、分かち合っていかなきゃ!と思いました。
初女さんの存在は、今を生きる
私たちを支えてくれるのです。
それは、実際に出会っているか、いないかなんて関係なくです。
私は、おむすび講習会の時に、
初女さんとの出会いを話します。
講習会を繰り返し受けて下さる方は、同じ話を聞くようになるので
申し訳ないのですが、初女さんと
共に涙したあの日、あの時は
どんなに時が過ぎても、私の中で
色あせることなく、リアルに
あるのです。
だから、その話だけでも初女さんが
立ち上がってきて、どういう方かが
伝わるのです。
初女さんは『響き合う人と出会った時が幸せ』と言ってました。
私は、おむすびを結び、初女さんの話をして、この幸せを沢山頂いて
います。
そこには、いつも亡くなった息子も
います。
だって、私と初女さんを結んで
くれたのは、息子が最期に食べた
おむすびだから…
おむすび万歳!!
おむすび有り難う!!
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