朝、窓向こうは雪でした。
凛とすうような寒さの中を、やっと開いた梅の花が一時でも長く
咲いていたいと、雪と北風の中を懸命に花をつけていました。
みんな、いのち一杯生きていると、感動し力をもらった筈の私は
寒さに震え、今日は一日中家の中でした。
これでは北国には住めないと思っていたら、青森の友達から
「雪大変ね!」とメールをもらいました。
北国では、こんな雪は雪のうちに入らないのかもしれませんが
こちらでは、大騒ぎです。
仕事も休みだったので、イスキアに最初に行った時に初女先生と
一緒に作った、りんごのコンポートを作りました。
あの時、初めて先生とお料理したので、それだけでドキドキして
りんごが同じ大きさに切れなくて、恥ずかしくて仕方なかったのを
今でも覚えています。
先生の隣に座って、りんごを切りお鍋に丁寧に並べていく
何の話もしないで、黙って…
そんな時間が、悲しみで空いた私の心の穴を、気がつかないうちに
埋めてくれていたのかもしれません。
この静かな時間の中で、私は大事にされていると、心から
思えたのです。
「食材を大事にしながらつくる、
その気持ちがイライラも和らげてくれます。
食べ物を大事にする人は、人をも大事にします。」
初女先生のこの言葉が、りんごのコンポートとの思い出と
重なりました。
大事にされることを知った人は、今度はその人が他の人を
大事にする…
冬眠していたイスキアの心が、ちょっと目覚めた今日という
日でした。
凛とすうような寒さの中を、やっと開いた梅の花が一時でも長く
咲いていたいと、雪と北風の中を懸命に花をつけていました。
みんな、いのち一杯生きていると、感動し力をもらった筈の私は
寒さに震え、今日は一日中家の中でした。
これでは北国には住めないと思っていたら、青森の友達から
「雪大変ね!」とメールをもらいました。
北国では、こんな雪は雪のうちに入らないのかもしれませんが
こちらでは、大騒ぎです。
仕事も休みだったので、イスキアに最初に行った時に初女先生と
一緒に作った、りんごのコンポートを作りました。
あの時、初めて先生とお料理したので、それだけでドキドキして
りんごが同じ大きさに切れなくて、恥ずかしくて仕方なかったのを
今でも覚えています。
先生の隣に座って、りんごを切りお鍋に丁寧に並べていく
何の話もしないで、黙って…
そんな時間が、悲しみで空いた私の心の穴を、気がつかないうちに
埋めてくれていたのかもしれません。
この静かな時間の中で、私は大事にされていると、心から
思えたのです。
「食材を大事にしながらつくる、
その気持ちがイライラも和らげてくれます。
食べ物を大事にする人は、人をも大事にします。」
初女先生のこの言葉が、りんごのコンポートとの思い出と
重なりました。
大事にされることを知った人は、今度はその人が他の人を
大事にする…
冬眠していたイスキアの心が、ちょっと目覚めた今日という
日でした。