今日は1日、初女さんの
月命日です。
夏になる森のイスキアに
行きたくなります。
イスキアの庭に梅干しが
干された風景が
忘れられません。
うちの梅ちゃんも終盤に
なってきました。
今日は息子が予約していた
本を図書館に
取りに行って来ました。
渡された本を見て、
ちょっとびっくりしました。
西原理恵子さんの
西原さんのあの絵で、
いじめや戦争を
語っているのです。
それがすごく深いのです。
二度繰り返し読み、ちょっと
呆然としてしまいました。
二冊目が
長新太さん始め、私の大好きな作家が自分が
子供の時に体験した戦争を
語っているのです。
凄いです。
二度と戦争を起こさせない ために、ひとり一人の作家が
願いながら書いている文章です。
戦後自死したお父さんの
ことを書いた
長野ヒデ子さんは、井上ひさしさんが作詞した
釜石小学校の校歌を最後に載せ、歌詞には
学校名はなく、愛情あふれ、生きる根っこが
つまってる。この理念を学んだからこそ、
3・11の災害に全員生還の奇跡を生んだのです
と書いています。
その校歌は
「いきいき生きる
いきいき生きる
ひとりで立って
まっすぐ生きる
困った時は 目をあげて
星を目あてに
まっすぐ生きる
息あるうちは
いきいき生きる
はっきり話す
はっきり話す
びくびくせずに
はっきり話す
困った時は あわてずに
人間について
よく考える
( 中略 )
困った時は 手を出して
ともだちの手を
しっかりつかむ
手と手をつないで
しっかり生きる」
井上ひさしさんの思いが
溢れていますね。
子ども達に何を伝え、
何を遺して行くかを
真剣に考えて行かな
ければと思いました。