~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

若い人

2010-03-31 20:33:44 | 日記
今日、電車に乗っていたら面接帰りの大学生の会話が聞こえて
きました。
「面接官を客に見たてて、商品を売ってみろって言われたよ。」
「色にしたら、君は何色だって聞かれた。」
「第五面接まであるんだ。」など、聞こえてきた言葉だけでも
彼らの大変さが伝わってきました。
テレビで高校生が、就職試験に落ちる度に自分はダメな人間だ
と自信を失くしていったと言ってました。
大学生に、大学生活の思い出はと聞いたら、就職活動だという
答えが返ってきたと、新聞に載ってました。
今の大学生は、3年になったら就活を始め、何十社も受けるので、
大学の思い出が就活になってしまうのかもしれません。
何とも、味気ない学生時代です。
若さとは、失敗を物ともせず夢と理想に向かって突き進むこと
だと思っていましたが…
日本の中高生は、希望が持てなくなっているようですが、大学生も
夢と希望を捨てて、社会に出て来るのかもしれません。
 数年前から、初女先生の講演会に若い人がたくさん来るように
なりました。
彼らは皆、とても真面目に一生懸命考えて生きようとしているように
思えます。
悩みながら、前に進もうとしている彼らが初女先生に出会った時、
やっと辿り着いた!という顔になるのです。
先生の手を握り、溢れる涙の中にそれまでの思いがすべて凝縮
されているかの様な出会いが、そこにはあります。
初女先生も、彼らの思いを大切に受け止められています。
そんな出会いの場にいると、どんなに大変でも初女先生の
講演会をやりたい!と思ってしまうのです。
7月の講演会では、きっと未来をひらく初女先生との
出会いがあることを胸に、希望をもってやっていこう!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信じて進もう

2010-03-30 22:34:06 | 日記
初女先生の講演会に向けてスタートをきりました。
先生を本当に近くに感じて欲しくて、小さいホールに変更
しましたら、平日しか取れず、初女先生のお体を考えると
夜ではなく、昼間の時間帯になってしまいました。
 初めて初女先生の講演会を、東京でやった時も平日の昼間で、
しかも800席のホールでした。
ガイアシンフォニーの上映会があるというと、出掛けて行って
チラシを配ったあの頃のことが思い出されます。
平日の厳しさに直面しながら、それでも信じて進んで行こうと
自分にハッパをかけています。
夜、逗子の講演会を手伝って頂き、ずっとご無沙汰していた方に
お電話すると、今日初女先生のものや、私が以前に出した手紙を
見ていたの。と言われ二人で驚いてしまいました。
何だか、初女先生が繋いで下さっているようで、嬉しくなって
しまいした。
ちょっと弱気混じりの電話を友人に入れたところ、初女先生なら
来たい人が一杯いるわよと、励まされました。
今回は、皆さんに喜ん頂けるようなチラシやチケットにしました。
私も、初女先生の愛と勇気をもらい行動しよう。
困難は乗り越えるためにあるのだから…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

希望を持って

2010-03-29 22:00:01 | 日記
昨日の鎌田實さんのブログに、なんと私が以前ブログに
書いたプエブロ族の詩が載っていました。
「今日は死ぬのにもってこいの日だ」という詩です。
鎌田先生も、この詩を心に留めていたのかと思ったら嬉しく
なりました。
玄田有史さんの「希望学」も私がいいなーと思っていたら
鎌田先生も注目してました。
鎌田先生と響くところが同じなのかしらと、もしかして響き合う
かもなどと、勝手に思っています。
 希望といえば、文部科学省の関係団体が、東京、ソウル
ニューヨーク、パリで中学2年と高校2年生に「21世紀は
希望に満ちた社会ですか」と聞いたら、「はい」と言う答えは
米国86%韓国71%フランス64%だったのに、日本の
中高生は34%だったそうです。
なんとも寂しい数字です。
子どもが希望が持てないのは、大人の責任を感じます。
昨日、息子が「お母さん、中学の先生が高校受験で人生の
三分の一が決まると言ってたけど、そうじゃなかった。」
と言っていました。
私は、子どもたちはこういう言葉でハッパをかけられてきたのかと
愕然としました。
これでは希望は持てません。
最近の若者は、失敗すると立ち直れないと思っていると言って
いました。
玄田さんの希望学の調査では、挫折感体験のある人ほど希望を
持ちやすいそうです。
失敗し挫折することも、それは希望に繋がっているということを
私達大人がもっと伝えていかなければ、希望を持てない子ども達が
増えていってしまいそうです。
初女先生は、いつも希望をもっています。
もしかしたら、いくつになっても大人達が希望を持ち続けることが
子ども達の希望に繋がるのかもしれません。
どんなに苦しくても、人は出会いによって未来がひらけること。
そして、そこには必ず希望があることを伝えたい!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汗と涙

2010-03-28 10:52:12 | 日記
今日は日曜日。
仕事が休みなので、目覚ましと同時に起きなくてよいので、
朝のまどろみの中に身を置いていたら、突然一つの言葉が
心に浮かんできたのです。
それは、私が中学の時に読んだ三浦綾子さんの本にあった言葉で、
今ではどの本に書いてあったのかも思い出せませんが、その言葉
だけが、まるで私に問いかけるように立ちあがってきたのです。
  「汗と涙は人の為に流すもの」
この言葉を初めて目にした時、中学生の私は「何て偽善的な言葉」
と思ったのですが、どうしても気になりノートに書き留めていました。
今朝、なぜかこの言葉が浮かんできたのです。
ふと気がつくと、初女先生の言われている「人は仕える為に生れて
きたのです」という言葉と重なりました。
三浦綾子さんのこの言葉に出会って、30年以上も経つのに私は
汗も涙も、殆んど自分のために流してきました。
すべてを人のために差し出している、初女先生の生き方を心の底から
尊敬しているのに…
初女先生が息子の写真を見て、流して下さった涙に救われ、
立ち上がれたのに…
私はやっぱり、自分が自分と言って生きてきたようです。
今回、初女先生の講演会のスタートをきるという時に、この言葉が
浮かんできたのは偶然ではないような気がします。
講演会が平日の昼間ということもあり、ホームページにミクシーに
掲載しましたが、お申し込みは只今4名。
これは、「汗と涙は人の為に流すもの」という言葉を行動に
示しなさい!ということかもしれません。
チラシを4500枚も注文したので、出来あがったら行商のおばちゃん
みたいに、チラシを持って歩かなくては…
7月16日(金曜)2時という講演会の日時が与えられたことに
感謝して!
初女先生と三浦綾子さんの言葉を胸に、頑張ろう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丁寧に

2010-03-27 17:41:06 | 日記
先週の講演会で、初女先生が「皆、急いでいるんですね。どうして
急いでいるのか? 遅れるから。」と言われてました。
いつから人は、こんなに急ぐようになったのだろう…
私も子どもが小さい時から、随分「早くしなさい!早くしなさい!」と
言ってきたような気がします。そして今も…
 今日の新聞に、先日亡くなった立松和平さんの娘さんのことが載って
いました。
1月に次男を出産し、2月にお父さんである立松和平さんを亡くされた
そうです。
彼女の絵本作家としてのデビュー作が「おばあちゃんのくりきんとん」
という絵本で、亡くなったおばあちゃんが、思い出や料理の味として
心の中に生き続けているという作品で、絵本の中の「命は続いていく」
という言葉の意味を今噛みしめています。と書いてありました。
立松さんの口癖は「丁寧に」だったそうです。
「丁寧」が口癖だったなんて、立松さんはなんて素敵なお父さん
だったのでしょうか。
私も「早くしなさい」を一旦呑み込んで、「丁寧に」と言えたら…
そういえば、初女先生の口から「早く」という言葉は聞いたことが
ありません。
先生はすべてにおいて丁寧で、丁寧に生きるとは、こういうことなのか
とお会いする度にハッとするのですが、気がつくと子どもに「早く早く」
を連発してます。
先生は「急ぐと足元が不安定になります。急いでいると答えはでなく
なります。」と言われていました。
「早く 早く」と急ぐことは、いのちを、心を削っているのかも
しれません。
丁寧に生きる事の素晴らしさを、初女先生は私達に示して下さって
いるのに…
「今を丁寧に生きる」と心に刻んでおいた筈なのに…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

受け止める

2010-03-26 21:25:01 | 日記
私は息子を亡くして最初に読んだ本が、ダライラマの
「死の謎を解く」という本でした。
その頃の私は、「死」というものが分からなければ、自分は
一歩も前に進めないと思っていました。
「人の生き死について話して下さる老師様がいる」というので、
福井県まで行きました。
しかし、老師様に「あなたの息子さんは、いつもあなたと一緒ですよ」
と言われても、姿を追い求めていた私には、慰めとしか思えません
でした。
自分は死が何かが分からなければ、子どもの死を受け入れることも
出来ないし、まして歩きだすことも出来ないと思っていました。
そして、初女先生に出会ったのです。
先生は、死については何も言いませんでした。
唯唯、私の話を聞いて下さったのです。
私は、受け止められたと感じた時に、もう「死」について
分からなくてもいいと思えたのです。
そして、いつの日か感謝をもって子どもの死を受け入れられる
だろうと、確信出来たのです。
私は、それまで悩み苦しんだ時、それが解決出来なければ前に
進めないと思っていましたが、解決策がなくても人は受け入れられた
と思えた時に、立ち上がることが出来るのだと、実感しました。
先生は、「人は『受け止められた』と思った瞬間から、
本当の強さを発揮することができます。」と言われています。
全てを受け止められた時の、あの絶対的な安心感が立ち上がる
力になるのかもしれません。
母性とは受け止めることなんですね、初女先生!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霊的喜び

2010-03-25 22:41:24 | 日記
初女先生の講演会に向けて、いよいよ動きだす時が
きました。
今回は、会場が平日しか取れず、先生のお体を考えると
昼間の時間帯となりました。
このハードルを乗り越えてやっていかなければなりません。
スタートラインに立って、ドキドキしている子どもの様です。
実は、前回の逗子の講演会の時、自分自身にかけるプレッシャーや
色々なことで、一度だけ大泣きしてしまった私です。
講演会を主催するって、容易なことではないのに、なぜ「やりたい!」
と思うのだろう…
そんなことを思って、傍らにあった先生の本を何気なく開いたら、
初女先生が私の思いを聞いて下さっていたかのような、答えが
載っていました。
  「人は、自分が満たされて喜びを感じると、その次には、必ず
   他人のために何かをしようと、気持ちが変わってくるようです。
   人のために働くということは、私達が生まれたときに、すでに
   与えられている天性だということをきいたことがあります。
   本当にそうだと思います。誰かのために尽くすことによって
   与えられる心の底からの喜び、私はそれを『霊的喜び』と
   呼んでいるのですが、その霊的喜びを一度体験すると、
   生きていく上で、これ以上の感動はないと思っています。」
                       佐藤 初女
私は、先生の言われる霊的喜びを体験したのですね。
逗子の講演会での、深い深い感動が私の原動力になっています。
初女先生の、想像を超える行動力の源も、霊的喜びにあるのですね。
先生は書いています。
「霊的な喜びとは、形もないし見返りもありません。でも、傍らから
見ればどんなに些細なことであっても、それは、その人にとって
最大の喜びとなるのです。」と…
この、最大の喜びを知ってしまった私は、大変だと分かっていても
「やりたい!」と思ってしまうのです。
初女先生、また大泣きするかもしれないけれど、がんばりまーす!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出会いは未来をひらく

2010-03-24 21:19:18 | 日記
語彙の乏しい、今どきの若者である高校生の息子に講演会の
チラシを見せたら、「ザビエルみたい!」と叫んだのです。
私は「ザビエル?」と思いましたが、フランシスコザビエルの
意味するところを考えると、どうやら彼も先生の「祈り」を
感じたようです。
写真とは凄いな、こんな若者にも先生の祈りは届くのだからと、
嬉しくなりました。
今回の講演は「出会いは未来をひらく」です。
このテーマを聞いた時、電光石火のごとく「やりたい」と
いう思いが、体を貫いたのです。
私は子どもを亡くした時に、自分の未来はないものとしてきました。
もし、あるとしたら亡き息子に会うことと…
でも初女先生との出会いによって、閉ざしていた未来がひらけたのです。
それは、若い頃に必死で自分で自分の未来をつかみ取ろうとしたの
とは違い、初女先生との出会いによって、目の前がどんどんひらけて
行き、それが未来に繋がっているようです。
これは、私が特別なのではなく、誰もが出会いによって道が、未来が
ひらけるのだと思います。
出会う人によって、ひらける未来も違うのかもしれませんが…
今私は、苦しみ悲しみの中にある人に、未来が見えないという方に
未来そのものである、子どもを育てているお母さんお父さんに
そして、若い人に初女先生と出会ってほしいと思っています。
初女先生との出会いを必要としている方のところに、どうか
先生の祈りのチラシが届きますように!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初女さんと結ぶ心のおむすび

2010-03-23 20:16:21 | 日記
昨日、初女先生にお会いして、講演会のチラシを見て頂きました。
今回、私はチラシに深い想いを込めたいと思いました。
チラシから先生の思いが、祈りが感じられるというものに
したかったのです。
講演会に来られない人も、チラシを見ているだけで、先生と繋がって
いると思える、そんなチラシにしたかったのです。
先生を撮り続けている、写真家のkさんの写真は私のそんな思いを
すべて叶えて下さいました。
初女先生も「いいねー」と、とても気に入って下さいました。
私は、この写真を見た時から聞いてみたいと思っていたことがあります。
それは、先生が手に持っている物が、何かということです。
早速、先生に聞いてみると、先生の答えは「十字架です」でした。
祈りが感じられる写真だと思っていたら、祈りそのものでした。
初女先生も気に入って下さった素敵なチラシができました。
いよいよ講演会に向けてやっていかなければ…
すごく、ドキドキします。
初女先生に、「先生、ドキドキしてるの、不安です。平日だから
人が来てくれるかしら…」と訴えると、先生は大丈夫よと言うように
優しい穏やかな笑顔で、私を見つめて下さいました。
それでも私は、別れるギリギリまで、「先生、ドキドキするー」と
言いながら手を振っていました。
ホームページにチラシを載せました。
先生の思いを祈りを感じて頂けたらいいなー。
初女先生に頂いた、深い思いに支えられ心を込めて準備していこう!
愛と勇気ですよね。初女先生!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初女先生の母性に包まれて

2010-03-22 22:03:31 | 日記
今日は、初女先生に会いに相模湖に行きました。
飽きるくらい電車に乗ったところで、ふと前の座席を見ると、
いがぐり頭の小学生の兄弟が、お父さんと楽しそうに話して
いるのです。
その様子を見ていたら、小3で兄を亡くした息子に、お兄ちゃん
との思い出は残っているだろうか、と思ったら涙が出てしまいました。
でも、えみるちゃんの妹は、3歳でお姉ちゃんとお別れしたのに、
お姉ちゃんの言っていた大切な言葉は、ちゃんと覚えていたの
だから、うちの子も遊んだ思い出や兄弟げんかの記憶が、
無くなっても大切な事はきっとどこかに残っているだろうと気持ちを
立て直しました。
初女先生にお会いした時に、そのことをお話したら涙が出てきて
しまい、「いつまでも、だめだわー」と言うと、先生が
「そうだよ、毎日、思い出すものね」と…
 去年の5月から殆んど毎月、初女先生にお会いしてるのに
会っても会っても、会いたくなってしまうのです。
先生の前だと、素直に泣けちゃうし…
 今日の講演会は畳のお部屋で、膝も崩せないくら混みあい、
赤ちゃんや小さい子が多かったのに、とっても静かでした。
初女先生の講演会は、なぜか小さい子も赤ちゃんも泣かないで
静かにしているのです。
最初の頃私は、先生の講演会に来るお母さん達だから、
きっといい子に育っているんだろうなと、思ってました。
でも、どこの会場でもそうだと、先生の雰囲気を赤ちゃん達が
感じているのではないかと思えるのです。
初女先生の母性が、会場をすっぽり包んでいるように思えるのです。
私が、先生の前で泣けちゃうのも、その為かもしれません。
帰る時、先生がお菓子を包んで下さいました。
私は小さい子どものように、そのお菓子を握りしめて帰ってきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする