~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

「繋がり」

2019-05-30 09:36:23 | 日記

登戸の事件をうけて、政府は登下校の子ども達の

安全対策を強化すると言ってますが、

このような事件が、そういうことで無くなるとは

思えません。

犯人は長い間の引きこもりで、人との関わりを

断っていた人のようです。

ランディさんがTwitterに

ひきこもりは、私の人生のテーマ。

助ける、支援する、という気持ちでは

どうにもならないことのほうが多かった。

相手が求めているのは「繋がり」だと痛感。

私は相手にとってどういう人間かを問うように

なった。

友でいること。支援者である必要はない。

相手を大切に愛おしく感じているか。

この言葉を噛み締めていると、自分は犯人と

全く関係がないとは思えない気持ちになります。

二度と起きて欲しくない事件ですが、繋がりを

欲しながら、口を閉ざし孤独の暗闇の中に

身を置いている人が、どれほど沢山いるでしょう。

この事件は、私たちの前を時間と共に

通り過ぎて行く事件ではないと思うのです。


 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拡大自殺~登戸の事件

2019-05-29 22:01:50 | 日記

登戸の痛ましい事件のことが頭から離れません。

ランディさんが、何も出来ないからホ・オポノポノ

の「ありがとう・ごめんんさい・許して下さい

愛しています」を唱えましょうと、Twitterに

書いていました。

昨日から何度も、この4つの言葉を唱えています。

新聞に『「人生の最後に大勢の人を殺し

自分をばかにしてきたやつらに思い知らせてやる。

世界をあっと言わせてやる」こんな心理が

働いている。他人を巻き込む「拡大自殺」

ということだ。

犯人は捕まってもいいし、死んでもいいと

思っているので刑罰を重くしても予防にならない

「一人一人が希望を持てる社会にするしかない」

そんな社会は簡単に実現できると思えないので

「独りぼっちと思っている人の周囲にも

実は人がいる。悩んでいる人がいると思ったら

声を掛け、独りじゃないと知らせることが大切だ」

それが通り魔を防ぐ第一歩…』と書いてありました。

確かに犯人は、長い引きこもりで独りぼっち

だったようです。

51歳の犯人の写真が、中学生の制服姿

何だか悲しくなりました。

孤独が負のエネルギーとなってしまうんですね。

初女さんが、よく言ってました。

「話したい人は沢山いるけれど、聴いてくれる人が

いないのよ」と…

こういう事件は、私たちの社会が生んだ事件と

言えるかもしれません。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手紙

2019-05-28 22:33:06 | 日記

去年の12月にお嬢さんを亡くされたKさんんと

深いご縁を頂き、二人で”いのちの世界”を体験し

分かち合っています。

毎日のように届く手紙が、私に気づきと共感を

与えてくれます。

Kさんの今日の手紙は、私たちの大切な気づきが

書いてありました。

これは、分かち合いをして、たとえ一人でも

このことが届いたなら、それは私とKさんの

大きな喜びになると思い、ここにKさんの

手紙を記すことにします。

『”こういう自分ではダメなんだ。

 ”こういう自分にならなければという思い込みで

随分長いこと自分で、自分を苦しめ

自分と闘ってきた訳だよね。私たち。

長いこと、こういうパターンで生きて来たけど

色々な苦しみをぬけ、超えてきた方々の

メッセージに出会うことができて

「まず、自分を大切にする」とか

「まず、自分を愛ること」に気づかせてもらって

 本当によかったね。

まず、自分がどんな自分をも受け入れると、

やさしく自分の気持ちに寄り添うみたいな、

在り方になってくると、なんだか今までより

自分が楽になってくるし、やさしくなって

くるような気がするよね。

自分が楽でいるって、すごく大事だね。

そうなってくると、人を責めたりすることが

なくなってくるもんね。

”ありのままの自分でいる”ことが一番大切な

ことだったなんて、今まで考えられなかった

ことだよね。、

そして”ただ坐る”ってことをして

後は、お任せだね。

では又』


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心に響く歌「正解」

2019-05-27 23:03:09 | 日記

「這えば立て立てば歩めの親心」

子育ての時、この親心に、本当にそうなのかな?

って、疑問に思うことがありました。

私達って、いつも目標を掲げてそれに向かって

進むことがいいことだと思って、そうやって

生きて来たけれど、日本の学校教育はそう教えて

来たし、社会に出てもそうだったけれど

本当に、それでいいのかなって思うんです。

学校現場で働いている息子が、道徳を教えるより

この「正解」って曲を聴かせた方がいい!と

言ってました。

目標に向かって進むことが人生じゃないって

若い人たちは、どこかで気づいているのかなって

思いました。

(クリックしてみて下さい、パソコンでは再生

出来ました)


【18祭】「正解」RADWIMPSと1000人の18歳、感動の歌声

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星野道夫の神秘性

2019-05-26 23:08:23 | 日記

息子から「湧水を汲みに行って来た。

冷蔵庫に入ってるから」というメールが来ました。

私が「どんなところだったの?」と聞くと

一言「すごく神秘的なとこ」と…

三浦半島にそんな”ルルドの泉”のような処が

あるのだろうかと、興味がわき「写真撮った?

送ってよ」とメールすると「神様が居そうな

処だったから、写真撮らなかった」という

返信が返ってきました。

それを読んで、私はちょっと嬉しくなりました。

神様を感じて写真を撮らない、そういう子に

育っていたんだなと…

神秘的という言葉の向こう側に、彼の中にある

星野道夫さんを感じたのです。

星野道夫さんが、息子の心のどこかに

いつも居てくれて

何か大切な時に、ひょこっと出て来てくれる

そんな気がするのです。

ずっとアラスカに行きたいという夢を

持っていて、星野道夫さんの奥さんのお話しを

聴きに行った時、アラスカについての質問を

奥さんの直子さんにしていました。

星野さんの写真集に寄せた柳田邦夫さんの

言葉は「星野道夫氏の写真には、

どの一葉にも神秘的な深い物語性がある。」

という言葉で始まっています。

息子の神秘的は、星野さんの世界に繋がって

いるのかもしれません。

『たった一度のかけがえのない一生に

私たちが選ぶそれぞれの生き甲斐とは

何と他愛もないもないものだろう。

そして、何と多様性にみちたものなのか。

            星野道夫   』  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魂の還る場所~星野道夫の言葉たち

2019-05-24 23:39:20 | 日記

6月に逗子でガイアシンフォニー3番の

上映会をします。

3番と言えば星野道夫さんです。

星野道夫さんの文章を読むと、魂が還る場所が

確かにあると思えるのです。

息子を亡くなくした後、息子の姿を求めハワイの

ボルケーノに行った時、地球創世のような風景を

目にして、魂の還るところがあると思った

あの感覚が、星野さんの文章を読むと蘇って

来るのです。

 『人間の気持ちとは可笑しいものですね。

どうしようもなく些細な日常に左右されている

一方で風の感触や初夏の気配で、

こんなにも豊かになれるのですから。

人の心は深くて、そして不思議なほどに

浅いのだと思います。

きっと、その浅さで、人は生きてゆけるの

でしょう。

 

     (星野道夫・旅をする木 新しい旅)』

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ばななさんの言葉に初女さんが重なります

2019-05-23 22:08:31 | 日記

『人が作ったものには、人の力が入っている。

材料の味に乗って、その人の生き方が届いてくる。』

吉本ばななさんのこの言葉に出会った時、

直ぐに佐藤初女さんのことが浮かんできました。

初女さんの料理には、初女さんの生き方が

感じられるのです。

初女さんのおむすびを結びと、初女さんの丁寧な

生き方が実感できます。

お米を洗う(初女さんは研ぐとはいいませんでした)

お米の給水を見る、水の量を決める

初女さんの真剣な眼差しが、心に刻まれています。

初女さんのことは、どんなに言葉を尽くしても

伝えきれるものではありません。

でも、おむすびを結ぶと初女さんの生き方が

真っ直ぐに届いて来るのです。

初女さんの神業のようなご飯に、1ミリでも

近づきたくて、毎朝お米と向き合っています。

ばななさんの言葉が響くな~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

刻々のいのち

2019-05-22 21:19:12 | 日記

夕方、外が明るいので窓を開けると、紅の空が

広がってました。

あまりの美しさに、暫くたたずんでしまいました。

刻々と変わっていく夕焼けの空を見ていたら

私たちも、この刻々のいのちを生きているんだ

と思った時に、ふっと息子のことが思い出され

ました。

息子が倒れたあの日まで、昨日の続きに今日があり

今日の先に明日が来るのはあたり前のことだと

思ってました。

朝、送り出した中二の息子の明日が来ない

なんてことは、ありえないことでした。

でも、ありえないことが起こるのが現実です。

突然の息子の死が、私に生きるとは今この時

ということを教えてくれたのです。

初女さんにお会いした時、私は「生きるとは

1秒後でも1秒先もない、今この時なんですね。

息子の死が教えてくれました」と言ったのを

今でも鮮明に覚えています。

今日の夕焼け空に、刻々のいのちを感じました。

先程読み終えた、吉本ばななさんの本に

『死は忌まわしいものではない、

それは生が忌まわしくないからだ。

死はいつも隣にあり、本当に清めて向き合えば

命の一部になる、そのためにはふだんから

どういう場所に精神的に身を置くかが大切だ。』と

書いてありました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

縄文の風が吹いたらな~

2019-05-20 21:28:40 | 日記

土曜日で上野の書展が終わりました。

観てくれた友達の何人かが、縄文を感じると

言ってくれました。

縄文の大らかさ大好きです。

縄文を感じてもらえたなんて、嬉しいです。

筆を見たらめちゃくちゃだけど…

語りをやっている友人は、コロボックルが

出て来そう、何だかお話が出来そうと…

観てくれた人が、楽しい気持ちになったら

いいな~

息子を想って書いた書だから

息子の明るさと面白さが、作品を照らして

くれているような気がします。

縄文の風が吹いたらいいな~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい一日を迎えるために

2019-05-19 23:21:03 | 日記

今日も朝30分坐りました。

瞑想と言うのか坐禅というのかわかりませんが

ただ坐っています。

昨日、坐った後にふと「清々しく生きたい」と

いう思いが立ち上がってきました。

一日が終わる時は、色んな余計なものがくっいて

とても清々しい自分じゃなにのですが、

せめて朝起きた時、今日は清々しく生きようと

思いたいと…

内村鑑三は、毎朝が”復活”だと言っていたそうです。

布団から出る時、「今日は、清々しく生きるぞ!」

って、自分に言ってみたら昨日の続きの

今日でなく、新しい一日の始まりとなるかも…


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする