登戸の事件をうけて、政府は登下校の子ども達の
安全対策を強化すると言ってますが、
このような事件が、そういうことで無くなるとは
思えません。
犯人は長い間の引きこもりで、人との関わりを
断っていた人のようです。
ランディさんがTwitterに
『ひきこもりは、私の人生のテーマ。
助ける、支援する、という気持ちでは
どうにもならないことのほうが多かった。
相手が求めているのは「繋がり」だと痛感。
私は相手にとってどういう人間かを問うように
なった。
友でいること。支援者である必要はない。
相手を大切に愛おしく感じているか。』
この言葉を噛み締めていると、自分は犯人と
全く関係がないとは思えない気持ちになります。
二度と起きて欲しくない事件ですが、繋がりを
欲しながら、口を閉ざし孤独の暗闇の中に
身を置いている人が、どれほど沢山いるでしょう。
この事件は、私たちの前を時間と共に
通り過ぎて行く事件ではないと思うのです。