~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

不思議な言葉

2013-01-31 23:10:17 | 日記
子どもの頃から「おまじないはいつでもビビデバビデブー」という歌が

好きで、今でも口ずさんでしまいます。

そのせいでしょうか、不思議な言葉が気になります。

今頃遅いよと、言われそうですが、最近知った不思議な言葉は

ハワイの「ホ・オポノポノ」です。

まだ、この本の2冊目を読んでいるところなので、説明出来るほど

分かってませんが、4つの言葉を唱えると浄化され、良い方向にいく

というものらしいのです。

何だかよくわからないけれど、「おまじないはいつでも…」が

好きだったので、このことが自然に入ってきました。

私たちが人生で経験するすべての問題や困難は、私たちの記憶が

再生されることによって起きているということです。

ホ・オポノポノで潜在意識をクリーニングすると「空」の状態に

なるので自然と光が通るようになるというのです。

般若心経の「色即是空、空即是色」の「空」の状態に…

訳が分からないまま、4つの言葉を唱えてみました。

「ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛してます」

「ごめんなさい」と「許して下さい」は、何に?と思うと

ちょっと抵抗がありましたが、何度も言っていると確かに

こう言わなければならないことが、自分の中にあるなと、

思えてくるのです。

おまじないのつもりで唱えていたのですが、ちょっと

不思議なことに、年末年始から最悪だった主人との関係が

改善されてきて楽になったのです。

本当に不思議です。

この本の表紙に「ハワイに伝わる癒しの秘法・みんなが幸せに

なる。ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛してます

たったそれだけの言葉で、誰にでも、いますぐホ・オポノポノの

奇跡が起こる!」なんて書いてありましたが、何か小さな

奇跡の予感がしています。

ホ・オポノポノなんて言葉も何だか楽しいし

「おまじないはいつでもビビデバビデブー」が今は

ホ・オポノポノに…




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お帰り!

2013-01-29 22:05:41 | 日記
先日、楽しいひと時がありました。

人形作りの得意なNさんに、片手遣いの人形を教わり皆で作ったのです。

頭と衣装は、Nさんが作って来てくれ私たちは美味しいとこ取りで

人形作りを楽しみました。

みんな、自分が気に入ったお人形に毛糸の髪の毛を縫い付ける

ところから始めました。

初女先生のお人形もあり、ちょっと「初女ちゃん人形もいいなー」と

心の中で思ったりして…

でも、初女ちゃん人形は一番ふさわしい人の元に行き、

私は子どものお人形!

髪の毛の毛糸を選ぶ時、なぜかモヘアのくちゃくちゃの毛糸が

気になり、じっと見ていたら、その毛糸が私のところに

まわってきました。

長くつしたのピッピみたいな女の子がいいかなーと思っていたら

Nさんが、髪を揃えてくれるとジャキジャキ切って、男の子に

なってしまいました。

でも、可愛く出来たので大いに気に入り、初女ちゃん人形を

真ん中にして、子ども達の人形が囲み記念写真を撮って

子どもにかえってみんなで、お人形で遊んじゃいました。

家に戻って来て、その人形を息子の祭壇に飾りました。

今朝、祭壇の前に坐ると、そのお人形がまんまるな目で

じっと私を見ているのです。

暫し、人形と見つめ会ったら「あっ!」と声をあげそうに

なりました。

このお人形が、小さい頃の創(つくる)にそっくりだったんです。

くちゃくちゃのモヘアは天然パーマだった息子の髪そのもの

です。

まあるい顔も、ほっぺも、くるくるした目まで創なんです。

祭壇の横の壁には、1歳9カ月の息子の息子のパネルがあるの

ですが、来ている服の色合いまで似ているのです。

気がつかないうちに、私は創を作っていたのです。

人形を見つめながら、涙が止まらなくなりました。

お人形の頭を撫でた時、天然パーマのあの子髪に触れて

いるような気がしました。

私がどんなに泣いても、お人形はニコニコと笑っているのです。

なんで泣いてるの?って顔をして私を見ているのです。

こんなかたちで、あの子は私のところに帰ってきてくれたの

かしら…

弟の大地に「お兄ちゃんに似てるでしょ」と、お人形を見せると

「うん、そっくり!」という言葉が返ってきました。

「お帰り、つッ君!」

小さい頃のあの子の呼び名で、そっと呼んでみました。

今も、祭壇のつッ君人形は笑っています。

あの子の笑顔が、ちょっと戻ってきたみたい…







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レ・ミゼラブル

2013-01-28 22:31:15 | 日記
今日は、映画「レ・ミゼラブル」を観に行ってきました。

私は、観た後にすぐにもう一度観たいと思いました。

レ・ミゼラブルが映画になったと聞いた時、なぜ今レ・ミゼラブル

なの?と思っていましたが

観終わった時には今だから「レ・ミゼラブル」なんだと

思いました。

人間と言うものを、改めて知った気がしました。

人間とは「愛」の生き物なのだと…

あの正義が私たちの中にも流れているということ…

そして、どんな時にも希望を忘れないということ…

今、私がこうして生きてるってことは、いのちが途切れること

なく繋がっているってこと…

そのいのちの中に、あの時代を生き抜いた人のいのちも

流れているってこと…

私たちが忘れている、真っ直ぐな正義や深い深い「愛」は

この体の中に確かにあるんだと思えました。

そのことに気づかせてくれる映画でした。

映画の解説に「生きることが難しい時代だからこそ輝きを増す

人と人との絆。誰かのために生きることの尊さ。

困難に立ち向かっていく勇気と、希望を持つことの大切さ。

それを高らかに謳いあげた『レ・ミゼラブル』

愛とは生きる力」と書いてありました。

時代は違うけれど、今もある意味「生きることが難しい時代」

だからこそ「レ・ミゼラブル」」なんですね。

青空に向かって「人間が好き!」と言った時、私の中に

あったレ・ミゼラブルがちょっと目覚めたきがしました。
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ただいま

2013-01-27 17:41:14 | 日記
私には、「ただいま!」と言いたくなるところが、自分の家と

実家の他に二つ在ります。

一つは「森のイスキア」です。

そして、もう一つは三浦半島の「松竹館」です。

一昨年、初めて初女先生の宿泊講演会を行った民宿です。

初めて行った時も、懐かしい!という思いで一杯にしてくれた宿です。

海風が吹き抜け、部屋から海が見え、惜しげもなく陽の光が

真っ直ぐに差してくる、実に気持ちのいいところです。

古い建物ですが、開放的で「ごめん下さい」ではなく「ただいま」と

言って入りたくなる宿です。

家族でやっている宿は、宿の人達の人柄が訪れる人を、温かく

包み入れてくれます。

この宿と巡り会ったから、右も左も分からない私が、

宿泊の講演会が出来たのです。

その宿がしばらくお休みするというのです。

松林館に泊って、一泊の「小さな旅」をしてきました。

あの、講演会のあの時間を懐かしく思い出し、そして

やっぱり、帰って来たんだという気持ちになって、

思わず「ただいま!」が心に広がりました。

豊かな時間に包まれて

帰る時に、宿のみなさんに見送られ、思わず涙が出てしまい

ました。

少しお休みしたら、どうか再開して欲しい!

もう一度、どうしてもここでやりたいし、「ただいま!」と

帰れる場所が、なくなってほしくないから…

私にとっての「海のイスキア」だから…



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書のチカラ

2013-01-25 22:17:30 | 日記
今日は、作業所で2回目の「書」のワークショップをしました。

大きな筆で、大きな和紙に思い切り書くと、内なるものが

ほぐれてくるのでしょうか…

前回、秘めたる力を出して私たちを驚かせてくれたM子さんは、

「今日は「書」だよ」と言うと、素敵な笑顔を見せてくれました。

言葉には出ないけれど、楽しみにしている気持が真っ直ぐに

伝わってきました。

そのM子さんが、大きな筆を持っていきなり「生」という字を

書いたのです。

「生」がM子さんから出て来たことに、びっくりしました。

言葉を交わし合うということが難しいM子さんだけれど、

深いものを持っている気がしました。

M子さんの「生」を見て、隣にいたSさんが「命」を書いた

のです。

でも、まだまだほぐれてなくて、遠慮したような「命」でした。

M子さんの前にいた人は、「死」という字を書きましたが

実に逞しい「死」で、こりゃあなかなか死なないな、という

「死」という字で、見ていると元気が出てきました。

Aさんは、足に筆を結わい付けて書きました。

味のある「木」が出来あがりました。

遠慮がちな「命」を書いていたMさんも、先生に助言で

どんどん大胆になっていき、最後は堂々とした「命」に

なりました。

そして、帰る時に大きな声で先生に「有り難うございました」

と、言ったのです。

Mさんの「有り難う」を私たちは一度も聞いたことが

なかったので、びっくりしてしまいました。

心が解放された顔をしていました。

又しても、感じた「書」のチカラでした。

そして、M子さんを見ていて、人の内なるものに目を

向けたら、障害者も健常者もないのかもしれないと思いました。

みんなが、晴れ晴れとした顔で帰って行ったのが忘れられません。

今日という日に乾杯!

今日という日に有難う!

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忘れていた言葉

2013-01-23 10:16:42 | 日記
最近、生活の中で子ども達と接することが多くなりました。

小学生の男の子と食事の片づけをし、茶碗を洗っていると、とても

丁寧に洗う子もいれば、そんなんで大丈夫と言いたくなるほど

雑でいいかげんな子もいます。

早く終りたいと、洗った食器を投げるように籠に入れる子を

見た時、自分を粗末にしているなーと思いました。

粗末という言葉が、心に浮かんできたのは実に久し振りの

ことです。

小さい頃、「ものを粗末にしない」と、よく言われてきたのに…

私は、自分の子どもにこの「粗末」を教えて来なかったような

気がします。

「親が子どもに伝えられるのは、義務教育終了までだよ。

子育てはエンドレスじゃないんだよ。」と言われてきたのに…

ものを粗末にしない、自分を粗末にしない。

子育ての本は随分読んだけれど、「粗末」は教えて

こなかったなー

こんなに素朴で大切なことを、すっかり忘れていたのです。

何かの時に、初女先生が私の耳元で「私ってつましいの」と

囁いたことがありました。

物が溢れ、豊かさの中で子育てしてきた私たちは「つましいや

粗末」を忘れていました。

気がつけば、自分を粗末にしている若者が随分いるように

思います。

成人式を迎えた息子に、つましいや粗末を伝えられるだろうか…

生活の中で、精神と結びついた日本語が、使われなくなって

日本人の心に深みがなくなってきている気がします。

20歳の息子を前にして、子育て終了の看板を掲げようかと

思ってましたが、思わぬ取りこぼしに気がつきました。

私自身が、つましいも粗末も忘れて生活していたって

ことなんです。

これからの時代は、こういうことが鍵となってくる気がします。

子どもに育てられっぱなしの、私の子育てでしたが、

子育て終了間際にたいせつな気づきを頂きました。

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いのちを問い続けた画家・高山辰雄

2013-01-22 23:21:57 | 日記
先日の日曜美術館は高山辰雄の特集でした。

「いのち」を問い続け、絵を描くことにより、いのちの本質に

迫ろうとしていた画家だそうです。

高山氏は、「私の体、人間の体の組織は宇宙を形成する物質と

同一のもので、それ以外の何も持っていません。

考えてみれば、我々も星屑の一つと同じように思えてならない」と

言っています。

私たちの体を分子原子のレベルで見てみると、星と同じだそうです。

そして、私たちの体は個体のようですが、分子・原子でみると

流体であると…

生きているとは、動的なことだと言う高山氏の絵は、遠目には

一色だと思われるところも、点描画のように一つひとつ

いのちを置くように、色を置いていくそうです。

いのちを頂き、こうして生まれてきた私たちは、人生の中で

一度くらいは真剣に「いのち」について考えてみたら、

人が人の命を奪うということが、少なくなるのでは…

高山氏は、人間だけが心を持っているなんて、とんでもない

ことだ、単細胞だって心を持っています。と言われています。

本当に、人間だけが心を持っているなんて、人間のおごりかも

しれません。

人のいのちが、あまりに軽く悲しい…

遠くアルジェリアの地で、いのちを断絶された人達を思うと

言葉がでません。

唯々、祈ることしか出来ません…
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悲しい事件

2013-01-21 23:35:21 | 日記
先週から、アルジェリアの悲惨な事件が報道されてます。

ブログを書いていたら、最悪の結果が報道され、何も頭に浮かばなく

なってしまいました。

日揮は昔、上大岡にあり京浜急行に乗っていると「日揮」の二文字

が目に飛び込んできました。

あの頃は、そんなに大きな会社ではなかったのに、今は大きな

自社ビルが、みなとみらいに建っています。

今回の事件で、日揮がこんなに大きくなったのかと驚きました。

そして、こんなに大変な地での仕事をしていたんだと

初めて知りました。

私の知り合いのご主人も日揮でした。

海外単身赴任で、ほとんど母子家庭のようでした。

今回のアルジェリアの日揮の社員も、家族と離れて生活が

多かったのでは…

こんな平和な日本という国に生れ、戦争に巻き込まれたかの

ような、そんな死を迎えるなんて…

言葉が出てきません。

亡くなった方々の恐怖を思うだけで、鳥肌がたちます。

20世紀は戦争の世紀だったと、書いてあった本がありました。

21世紀もまた、戦いの世紀なのでしょうか…

絶対、そんな時代にしたくない!

母なる地球から、戦争が無くなる時代は来ないのだろうか…

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これも宇宙の法則?

2013-01-19 22:13:18 | 日記
今日は、あの大雪で中止になった全国高校サッカーの決勝戦でした。

実にいい試合で、2対2で延長戦となり、それでも決まらずPK戦と

なりました。

京都橘高校の最初のキッカーは、得点王と呼ばれている選手でした。

ところが、その選手が失敗したのです。

顔を歪め、崩れるようになったその選手を、仲間達が支えていました。

両チームでPKを失敗したのは、彼だけでした。

結果、京都橘高校は負けてしまったのです。

いい試合をしてきたので、京都橘高校の生徒達の落胆はどれほど

だったのでしょう。

でもこの時、得点王の彼が失敗したことに意味があるん

じゃないかと思いました。

このキックのミスが、どうしても偶然とは思えなかったのです。

人生で、なぜ?どうしてこんなことが…と、天に向かって

叫びたくなることは、偶然とは思えないんです。

その時は苦しくてわかりませんが、後で振り返ってみると

そのことが、人生に大きな意味をなしていることが

多々あります。

そして、自分の人生に降りて来た大切な問題や課題は

苦しくて、そのことと向き合わずやり過ごしてしまうと

必ず、かたちを変え何度でも同じ様な問題がやってくると

いう事、私はこれは勝手に宇宙の法則じゃないかと思って

います。

子育てなんかでは、子どもとちゃんと向き合わず、

何となくスルーしてしまうと、倍返しの様な問題が

起こってきたりします。

思わず天を仰ぎたくなるような、問題が降ってきたら、

覚悟を決めて、向き合い自分の力で解決しなければ

何度でも、解決するまで繰り返されるということ…

 得点王と呼ばれた選手が、PKで失敗したのを

観た時、ふとこの宇宙の法則が浮かんできたのです。











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朝一番の美味しいにおいが…

2013-01-17 22:50:25 | 日記
今日は、職場の障害者の作業所で調理実習をしました。

みんなで、つくね鍋を作ったのですが、お出汁を取っている時

職員が「お出汁がいいにおいねー」と、何度も言うので私が

「ひょっとして、出しの素使っているの?」と聞くと、二人の

人が頷くのです。

そうか、出しの素は匂いがしないもの…

ということは、日本の多くの家庭から「朝一番のおいしいにおい」が

消えたということでしょうか

子どもの頃、朝は匂いと共にやってきました。

ご飯の炊けるにおい、お味噌汁のお出汁のにおい

遠い記憶の中で、目覚める時は、このにおいに包まれていたような

気がします。

かつお節をす削る手伝いが、大工さんになったようで

好きでした。

朝ごはんは、子どもが喜ぶようなおかずはあまり並ばず、

煮物にお味噌汁に納豆で、時々干物がついていたかな…

何でこんなもの食べるの?と思っていた母のふきの煮物を

いつの間にか、自分が作るようになっていました。

そして、それが主人の好物になっています。

11月の講演会の時、おむすび講習会の時にお味噌汁を

作ったら、おかわりに皆が並びました。

その行列を見て初女先生が「みんな、求めているんだね」と

言われましたが、お出汁でとったお味噌汁の味を求めて

いたんんですね。

講演会の後、これからは出しの素をやめてお出汁をとります。と

いうメールを何人かの人から頂きました。

今日の調理実習が終わった後、出しの素を使っていた人が

「お出汁とるのって、そんなに難しくないんだね。私も

お出し取ろうと思う」と、言ってました。

日本中の多くの家庭から「朝一番のおいしいにおい」を

取り戻したいなと、思いました。

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