~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんがいたら

2020-07-31 21:10:50 | 日記

パソコンの調子がいまいちで、ドキドキです。

先日、初女さんと親しかったKさんと

このコロナ禍に初女さんがいたら

どうしていると思う?と話しました。

二人とも意見は同じでした。

変わらず日々の生活をおくっているだろうね。

丁寧に食事を作り、目の前のことを一生懸命

やる…

地に足がついた初女さんの生き方は

何があっても揺るぎのないものでした。

初女さんは、行動の人だったから

愛と感謝で行動しただろうね…と、話しました。

心を鎮めれば初女さんの母性を感じます。

『耐えがたきを耐え

 忍びがたきを忍び

 許しがたきを許し

 あたたかい太陽を思わせるやさしい言葉

 冬のきびしい寒さにも値する愛情ある行動

 慈しみの雨のように涙を流して共感する

 なごやかな風を思わせる雰囲気

 それが愛

 愛とは母の心

              佐藤 初女 』

 

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「この世を生き切る醍醐味」樹木希林さん

2020-07-29 23:13:53 | 日記

今日は、起きた時から眠くて~

朝ご飯を片付け、ちょこっと横になって

目が覚めたら、何と12時をまわっているのです。

びっくりしましたが、

こんな日もあるさと、読書の日にしました。

図書館に息子が予約していた本を、取って

来ていたので、息子より先に読んで

しまいました。

樹木希林さんの「この世を生き切る醍醐味」

この本で初めて知ったのですが、希林さんは

子どもの時から人と比べるという意識を

持っていなかったようです。

それが、まるでDNAに組み込まれて

いるかのように、自然とあったようです。

人と比べない人生は、真っ直ぐ自分を

生きられるのでしょうか…

樹木さんが樹木さんであり続けたことの

中心は、そこにあったんだと思いました。

読んでいて、樹木さんと同じ思いだ!と

感じる箇所がいくつもありました。

例えば『自分の身体は自分のものだと

考えていたのよ。とんでもない。

これ、借りものなんだってふうに

思えるようになりました。

親から生んでもらったこの身体を

お借りしているんだ、と。

そこにね、私という何だかよくわからない

性格のものが入ってるんだと…

母をみていた娘の也哉子さんの文章も、

心に残りました。

『母は常々「家族に、自分の死んでいく姿を

みせたい」と話してました。

なぜ見せたいかというと、この日常というのは

稀なる瞬間の積み重なり。

その自然の摂理の中で人は生まれて

死んでいくっていうことを身をもって

気づかせたかったんでしょう。

かけがえのない一日一日が積み重なっての

人生だと分かれば、日常のどんな小さな

ことにも感謝できる。

そして、どんな人に対しても慈しみを持って

接することができるというか。

やはり身近な人の死を経験すると

理屈抜きで実感するんですね…

樹木さんの死生観が、娘の也哉子さんに

しっかり伝わっているということ…

そして、孫たちに自分の死にゆく姿を

見せ、生きて死ぬということを

言葉ではなく実感として伝えていった

樹木さん。

見事に自分の人生を生き切った樹木さん

凛と生きた樹木さん。

私は、”生き切る”という言葉を

樹木さんから与えれたような気がします。

それは、”今を生きる”ということに

ぴったりと重なる気がします。

 

 

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スイミーのチカラを信じる!

2020-07-27 23:19:21 | 日記

奥田牧師が、5月に

ステイホームというけれど、家がない人達が

いるんだ。

全国にある空き家を借り上げ、

支援付き住居を提供しようと、

『コロナ緊急|家や仕事を失う人を

ひとりにしない支援』プロジェクトを

立ち上げクラウドファンディングを

募ったのです。

目標金額が、90日間でなんと1億円!

それを聞いた時、奥田さん!1億は無理でしょ

と、思いました。

寄付金額は千円からなのです。

奥田さんは、大口の人より沢山の人に参加して

欲しいからと語ってました。

今日の23時がクラウドファンディングの

締め切りでしたが、前日に1億円を

超えたのです。

このプロジェクトが始まった時、

賛同している人の多くが、1億は無理と

思っていたと思います。

でも、奥田さんは諦めなかった。

信じ続けていたのです。

7月25日のTwitterに奥田さんは

『皆さんからのご寄付が7500万円に

到達しました。

本当にありがとうございます。

すごいのは、大口の寄付がほとんどなく

これだけ集まっていることだと思います。

まるでスイミーのようです。

一緒に貧困に立ち向かい、新しい社会を

作ってくれる人がこんなにいる。

お金以上に、希望と勇気をもらっています。』

と、書いていました。

コロナから生まれた愛を感じます。

コロナの後の社会をつくるのは、私たち

一人ひとりです。

どんな世界をつくりたいかという思いを

持っていれば、それが集合意識になって

世の中を動かしていくかもしれません。

1億円の達成は、諦めないで信じ続ける

ことを教えてくれています。

あの絵本のスイミーのチカラです!

私たちは、小さなスイミーであっても

決して無力じゃないんです。

諦めなければ…

 

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心の感染をしない為に

2020-07-25 21:41:43 | 日記

,今日は、オンラインでコロナの話を

聞きました。

コロナウイルスに感染してなくても

恐怖・怖れという心の感染が起こって

いるのではないかと、言ってました。

一人ひとりの怖れが、集合意識となって

社会を、世界を動かすということも

あると思います。

溢れる情報の中にいると不安が増し、

その怖れと恐怖で自分を見失ってしまう…

どうしたらいいのだろう

と、思った時に初女さんが浮かんできました。

初女さんなら、きっと何があってもブレない

生活をしているだろうな…

食べることを大切にし、丁寧に食事を作り

熱心に手仕事をしたんじゃないかな

考えてみると、自粛の時に私もそういう生活を

していたんですよね。

あの時は、毎日家にいたのに、

とても満たされていました。

時間をかけて食事を作り、手紙を書いたり

手縫いのマスクを作ったりしてました。

1日がゆったりと過ぎて行くのに、

少しも退屈じゃなくて、毎日同じことを

していても充分幸せでした。

緊急事態宣言が発令されているのに、

恐怖や怖れはありませんでした。

ところが、自粛が終わった途端に、

時間が、物凄い速さで過ぎて行くのです。

それは自分を生きてないからだと

友人に言われました。

そうなってからです。恐怖と怖れが

ひたひたと近づいて来るように感じたのは…

やっぱり、生活なんだ…

心の感染をしないためにも、丁寧な

暮らしをするってことでしょうか。

初女さんの姿が思い出されます。

 

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「食はいのち」~初女さん

2020-07-24 22:42:35 | 日記

コロナがなければ、今日がオリンピックの

開会式だったんですね。

東京は溢れんばかりの人が集まり、

オリンピック特需!になっていたかも

しれません。

こんなことになるなんて…

初女さんが、今より確かなことはない!と

言われていたけど、本当にそうですね。

政治も大混乱しているし、感染者数は

緊急事態宣言が出た時より増えているし

世の中がひっくり返っているという感じです。

でも、コロナって皆が感染する

分けじゃないから、やっぱり免疫力を

高めることが大事じゃないかな。

体を作っているのは食べたものだから

食事が重要になってきますよね!

鎌田實先生が、コロナには発酵食品が

良いようだ言われてので、みそ汁

ぬか漬け・納豆は外せません。

そうなると、やっぱり和食かな

初女さんは、生涯を通して”食はいのち”を

伝えていました。

 『食はいのち。食材もまたいのち。

  食は生活の基本です。

  食をおろそかにすると生活が乱れて

  すべてのいのちが鈍感になります。

  食を大切にする人は、

  人をも大切にします。

          佐藤 初女』

 

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いのちの喜び声

2020-07-23 16:44:19 | 日記

今、うぐいすが鳴いてます。

姿は見えなくても、声はハッキリと聞こえます。

どうして、あんなに小さな体からこれほどの

声が出るのでしょう。

あっ!うぐいすの声に呼応するかのように

別の鳥が鳴きだしました。

そして、その声に応えるように

うぐいすが鳴いています。

何て豊かな世界でしょう…

生きていることを、いのち一杯楽しんで

いるような、そんな鳴き声です。

文鳥やジュウシマツを飼ったことが

ありますが、鳥かごの鳥はこういう鳴き方は

しません。

ふと考えると、私たち人間も生きものだから

いのち一杯生きたい!という本能を

持っているはずです。

赤ちゃんはいのち一杯生きてるもの…

今、コロナ禍で感染しないかと、ビクビクして

生きています。

いのちが、縮こまっている気がします。

今、大事なことって

溢れる情報に翻ろうされずに、

自分のいのちが喜んで生きているか?と

いうことに意識を向けることだと思います。

自分のいのちの使い方が、コロナ禍を生きる

鍵になる…

あっ!鳥が鳴いている

いのちの”喜びの歌”のようだ…

 

 

 

 

 

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コロナ禍を生きるって…

2020-07-21 22:14:46 | 日記

最近、心が重くなっていました。

感染に神経をつかい、いたるところで

”われ以外、皆コロナ”みたいな雰囲気を感じ

それにあらがっては、疲れていました。

今日、初女さんが信頼していた方に電話を

して話したら、目が覚めたようになり

身も心も軽くなりました。

今まで経験したことのない、コロナ禍を

生きているのに、以前はこうだったと

過去と現在を比べていたのです。

そして、今の在り様を否定していたのです。

これは、今を生きていることにはならないので

どんどん心が重くなって行ったのです。

でも、その方に言われた一言で

目が覚めたのです。

「直さん、いのちの使い方なんだよ。」

自分のいのちをどう使っているか研究してみて

と、言うのです。

コロナになり、今まで通りにいかないことが

山ほどあります。

その時、自分のいのちをどういうこと

に使っているか…

私のいのちは喜んで生きているか…

コロナのせいにして来たけれど、自分なんだ!

ということに気が付きました。

心を重くするのも、軽くするのもこの自分

全てが、ひっくり返っているコロナ禍で

軽やかに、さらさらと生きていくためには

いのちが喜ぶことをすることと

感謝で生きていくことなんだ…

コロナが明けたら、まな板を抱えて

初女さんのおむすびを結びに行きたい!

その為にも、いのちの使い方を研究を

していこう!

”今日のお味噌汁は、めっちゃ美味しくできた”

これも、私のいのちが喜ぶことだ…

プチ生まれ変わりができたような

そんな日になりました。

有難いです~本当に

 

 

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永六輔 「生きているということは」

2020-07-20 22:58:44 | 日記

5月に木村花さんが自死し、そして今度は

三浦春馬さんが…

どうして?と、答えの出ない問いを

投げかけずにはいられません。

よく、死ぬ気になれば何でもできるって、

言いますが、それは本当に苦しんだことの

ない人が言う言葉かもしれません。

息子を亡くした後、私は悲しくて苦しくて

1日を生きるのが精一杯で、疲れ果てて

夜を迎え、朝になると又この苦しみと

き合うのかと、泣きはらし一日が始まる

という生活でした。

死んだ方がどんなに楽だろうかと

何度思ったかわかりません。

向こうから来るトラックに自転車で

突っ込もうとしたこともあります。

でも、夫や下の子にこれ以上悲しい思いを

させてはいけないということが、ギリギリの

ブレーキとなってくれたのです。

今も悲しみは私の中にありますが、

あの頃の悲しみとは全く違います。

苦しみは、残っていません。

どんなに深い悲しみも苦しみも、

変わっていきます。

自暴自棄にならなければ、大丈夫。

悲しみや苦しみと向き合っていると

知らない間に、そのことが生きる力を

確かなものにしていくの

亡くなった息子が、私を支え私を育てて

くれていることを実感しています。

もしも、死にたいと思うほど

悩んでいる人がいたら、伝えたいです。

刻々のいのちを生きているっていうことは

変わって行くということだから…

大丈夫!

永遠に思える苦しみ、悲しみはカタチを

変えて、あなたの生きるチカラになるから

大丈夫!

私は、そこを通って来たから言えるの

生きてるって、やっぱり素晴らしいこと

なんだよ。

永六輔さんのデビュー曲

「生きてるということは」が、チカラを

くれます。

聴いてみて~

永六輔 「生きているということは」「いきるものの歌」

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三浦春馬君の死・<役者の死 長田弘>

2020-07-19 16:43:03 | 日記

昨日、ニュースを観ていたら

「俳優の三浦春馬さんが亡くなりました」

と、アナウンサーが伝えているのを聴いて

病気?事故?…頭の中がぐるぐるして

それでも自殺は思い浮かびませんでした。

ステイホームで、自殺が減ったと、

ついこの間、新聞で読んだばかりでした。

三浦春馬君、”君”と呼びたくなってしまう

そんな雰囲気がありました。

テレビの舞台中継で、舞台役者としての

彼を観て、驚いた記憶があります。

なぜ?

誰にも分らない疑問が、頭の中で

繰り返されます。

きっと、春馬君にもわからないかもしれない

自死する人は、”死にたくて死ぬんじゃない

生きているのが苦しいから死ぬのだ”

ということを聞いたことがあります。

若い人の死は、特に自死は辛いものが

あります。

春馬君の舞台が、もっと観たかった…

 

    役者の死

           長田 弘

 板一枚 その下は奈落だ

 その板を踏みつづけて 一生だ

 

 役者は それがすべてである

 チェーホフの ソーニャは言った

 

 「片時も休まず働いて そして

 素直に 死んでゆきましょうね」

 

 難しい芝居を 何よりきみは

 楽しんだ 不条理は 悦びである

 

 他人の人生を 生きる仕事

 等身大でしか やれない稼業

 

 たとえ死んでも 生き返るくらい

 きみはできたはずだ できなかった

 

 

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光は闇の中で輝く

2020-07-18 22:26:09 | 日記

昨日、コロナによって分断の社会が広がって

きている気がすると、書いたのですが

今日の”こころの時代”の番組で、

奥田知志牧師が、コロナに感染してなくても

心が病みだしているんじゃないかと、

言われてました。

確かに、不安や疑念が渦巻いている感じが

します。

奥田さんも分断の世界を感じている

ようでした。

感染が始まった頃、トイレットペーパーが

なくなりました。

オイルショックの時もそうでした。

それは、トイレットペーパー無くなった

というだけじゃなくて、自分さえよければ!

ということで、私たちの中から他者が

欠落して行ったのだと言われてました。

創世記でも、全てが出来て最後に人間が

やっと誕生する。

それは、人間は一人では生きていけない

生きものなんだということ…

コロナ禍の中で、これまで以上に分断が

進んでいます。

”困ってる人”がいたら助けようとするが

その人が”困った人”になったら、

排除が始まる。

人間は、気をつけていないと直ぐに

分断していくと、奥田さんは言われてました。

私も、分断の世界がひたひたと広がって

きているのを感じています。

だからこそ、繋がっていくことが

今まで以上に大切になって来ているんだと

思います。

奥田さんは、困窮の中で人は考える

ステイホームの時に、人が恋しくなって

繋がろうとしたじゃないですか

ヨハネの福音書に「光は闇の中で輝く

闇はこれに勝たなかった」とあります。

絶望の先に希望があるんじゃない。

闇の中に光は、すでにあるのだと、語って

いました。

不安を抱え、じっと我慢するのではなく

闇の中に、きらきら光るものを見つけて

行こう!と私も思いました。

コロナ感染が起こり、おむすびを結ぶことも

ためらわれる様になりましたが、

でも、初女さんのおむすびは心と心を

結ぶので、必ずみんなと結べる日が来ると

信じています。

闇の中で光を探して行きたいです。

分断の世界で、不安を抱えて生きていくなんて

嫌だから…

 

 

 

 

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