~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

一生懸命の尊さ

2019-07-31 21:57:56 | 日記

今日、朝刊を広げたら友人の息子さんの写真が

目に飛び込んで来ました。

7月に広島カープから楽天に移籍した

下水流(しもずる)選手です。

彼が移籍後、第1号のホームランを打ったのです!

下水流選手の「愚直にも一生懸命やるだけです」

というコメントが、ぐっと来ました。

もし、初女さんが聞いたら「そうです。

そうです。」と言うと思います。

こういう生き方が、尊いのだと…


『出会う一人ひとりを大切にして、

 小さいと思われることも大事にして、

 今、ここにあることだけに一生懸命になる。

            佐藤 初女   』


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可能性は、ただ可能性にすぎない

2019-07-29 22:15:55 | 日記

今日は職場で瀬戸大也選手のことが話題になって

いました。

本番で力を出すには、どれだけの練習を積み重ねて

きたのでしょうか。

日本のスポーツ界の若い人たちの活躍には

目を見張るものがあります。

力を出すということは、見えない努力がその下に

あるからなのだと思ったら、ある言葉が

思い出されました。

 『可能性はただ可能性にすぎない、

  それを現実にするにはそれだけの手続きが

  必要である。

  その手続きは、絶えざる勤勉努力に

  よってのみ果すこととができる。

              和田重正  』

若い人たちは、すごいな~

清々しい顔をしながら、努力を重ねているので

しょうから…

努力もしないで、可能性を求めては、それは

可能性で終わってしまうということですね。



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生きるということは、選択の連続

2019-07-28 22:46:19 | 日記

読んでいた本に『〝生きる”ということは、

たくさんのしたことの中から、ただ一つだけ

選んで、他は全部捨てることの連続だ…』と書いて

ありました。

言われてみれば、あたり前のことですが、

しかし、ズシンと来るのも確かです。

選んだことが日々の暮らしとなり、そして

人生になって行くのですね。

そのことをよく分かっていたのが、初女さんです。

生活すべてが祈りだと言っていました。

初女さんのようには生きられなくても

今、自分はこのことを選んでいるんだと、

意識するだけで、少し変わってくるような

気がします。

初女さんは、祈りには〝静の祈り”と“動の祈”が

あると言われてました。

 『静かに座って手を合わせる「祈り」は、

  「静のいのり」。

  行動するということは「動のいのり」。

  静かに座って捧げることだけが祈りではなく、

  わたしたちが生きて動いていることの

      すべてが、祈りに通じているのです。

                 佐藤 初女』

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「苦しみから立ち上がるためには…」~初女さん

2019-07-26 22:50:28 | 日記

突然、初女さんのお顔が浮かんできました。

そして、「直さんとは深いところで繋がって

いるから」という、初女さんと交わした最後の

言葉が聴こえて来ました。

何だろう…

息子を亡くした後、生きる気力というものが

何もなくなってしまい、自転車に乗っていて

無意識にトラックに突っ込もうとしていた自分が

いました。

家族にこれ以上悲しい思いをさせてはいけない!

その一点が、私を繋ぎとめてくれたのです。

ある朝、新聞にいじめで娘さんを亡くした

お母さんが、いじめを無くす活動を始めたという

記事が出ていて

自分の為に生きるのは、しんどいけれど

人の為なら生きられるかもしれないと思えたのです

その頃とても信頼していた方にそのことを話すと

「世の為人の為っていうのが怖いんだ。

戦争もそうだ!」という思いもよらないこたえが

返って来て、打ちのめされ二度と足を運ばなく

なり、ご縁が途絶えました。

あの時、純粋に”人の為なら生きられるかも”

と思った私の思いは間違っていたのだろうか?

という疑問が残っていましたが、初女さんの

言葉に出会い、あれは魂からの私の思い

だったんだと気がつきました。

初女さんは、息子さんを亡くされた後

今まで以上に、ものすごく働かれるようになったと

イスキアのスタッフが言ってました。

 『苦しみから立ち上がるには、

  人のために動くことです。

  喜びに満たされたときも、

  人のために動くことです。

  人のために働き、人に喜んでもらえると

  なにものにも代えがたい、

  深い感動に満たされます。

  それは、誰もが持つ天性です。

         佐藤 初女 』

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”いのちの世界”の話し

2019-07-24 22:17:06 | 日記

今日も熱海でKさんと会って、いのちの世界の話を

11時半から4時半までしていました。

亡くなった私たちの子ども達が、「こっちだよ

こっちだよ」と、いのちの世界を教えてくれて

いるようです。

和田重正先生、初女さん、吉本ばななさん、

黎明の著者、アニータさん…

言葉は違えど、言っていることは同じ

苦しんで苦しんで、もうお手上げとなった時に

初めて感じられるようになる”いのちの世界”

大脳を通さない世界だから、何だかふわふわ

していて頼りないので、一か月に2回くらい

Kさんと会って確かめ合っているのです。

熱海から帰ってきたら、そのKさんから

手紙が届いてました。

心響いた文章を書き留め送ってくれたのです。

『その時、その時を一生懸命に生きよう。

 一生懸命とは何も考えないことだ。

 無心で行動することだ。   

 いのちの知恵に導かれるのには、頭をス通しに

 しなければなりません。

 そして外界の刺激を頭で受け止めて反応するので

 なく、いのちにまで深々と受け入れ、

 いのちの反応を待たなければならないのです。

 「無心」ということがわかってみると、

 大抵の時は無心で生きていたのだと気づき

 ました。

 無心であるということは、何も意識しない

 ことでも思わないことでもなく、意識しても

 何かを思ってもいいから、その当面の状況下で

 「うまいことをやろう」と余計なやりくりを

 しないで、自分の現状をありのままに生きる

 ということでしょう。

              和田重正』

今までの気づきのように「分かった!」という

感覚がまるでなくて、「そうか、そうか」と

心の深みに沁みて行く…

これが”いのちの世界”への道のりなのかな…


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おむすびはごはんが一番!~初女さん

2019-07-23 22:40:12 | 日記

毎朝、息子の祭壇に手を合わせ祈っていることが

あります。

それは、「初女さんのおむすびとご飯の炊き方を

伝えて行きます。」です。

初女さんは講演の時、最初に「瑞穂の国

と呼ばれる日本。

日本人の体にいちばん合うのは、ご飯だと

思います」と言われていました。

初女さんは、「おいしいご飯があるということは

とても大事なことなのです。炊きたてのご飯と

きちんとだしをとったお味噌汁、

それにちょっとしたおかずがあれば日本人は

たいてい満足できます。」と書いてますが

初女さんがお米の給水を見るときは、声が

かけられないくらい真剣でした。

そして、その水加減は神業のようでした。

私は初女さんのご飯炊きに1ミリでも近づきたいと

毎日、ご飯と向き合っています。

「おむすびは、ご飯の炊き方が一番!」と

言われていた初女さんのご飯の炊き方と

おむすびを伝えて行きたいと思い、

お声がかかれば、まな板を抱えて飛んで

行きます。

日本人に生まれたのだから、美味しいご飯を

食べて欲しいです。

 『幸福な一日はおいしい朝ごはんに始まります。

  朝ごはんをおろそかにしていると

  なんとなくふわふわして心が満たされません。

  何より大切なのはごはんです。

  昔から「一粒に八十八の神さまが宿る」と

  言うけれど瑞穂の国のお米には、いのちを

  元気にしてくれる不思議なほどの力が

  あるんです。

  私はごはんが大好きで毎日欠かさず炊いて

  いますが、毎回毎回ふっくらおいしく

  炊き上げるのは何十年と繰り返しても

  むずかしい。

  ごはんの炊き上がりを見るときは

  いつもどきどきぢていますよ。

  一生続いていく修練ですね。

              佐藤 初女』

9月のおむすび講習会(成増)



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「寄りかからず」~茨木のり子

2019-07-22 22:31:01 | 日記

選挙が終わりました。

過去二番目に低い投票率になったそうです。

首相は選挙結果で、民意を得たと憲法改正に

踏み出そうとしています。

この国は、どこに進もうとしているのでしょうか…

今日、注文していた高畑勲さんの「君が戦争を

欲しないならば」という本が届きました。

その中に、茨木のり子さんの詩「寄りかからず」

が載ってました。

久し振りに読む「寄りかからず」です。

茨木さんに姿勢を正せと言われているようです。

     寄りかからず

 もはや
 できあいの思想には倚りかかりたくない 
 もはや
 できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや
 いかなる権威にも倚りかかりたくない
 ながく生きて
 心底学んだのはそれぐらい
 じぶんの耳目
 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある
 倚りかかるとすれば
 それは
 椅子の背もたれだけ

             茨木のり子

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蝉が鳴きました~梅雨明けだ!

2019-07-21 22:07:29 | 日記

蝉が鳴いたら梅雨明けだよと、聞いたことが

あります。

今日、蝉の声を何度も聴きました。

長かった梅雨が終わるのですね。

梅干も最終段階に入りました。

梅ちゃんの赤さを鮮やかにするために、

一つひとつシソにくるんで、手のひらでコロコロと

転がしました。

そうしたら、イスキアの梅干しのような真っ赤な

梅干になってきました。

梅ちゃんも手をかければ、ちゃんと応えてくれる

気がしました。

初女さんも「手間をかけることは心をかけること。

心をかけたぶん、必ずおいしくなるんです。」と

言われています。

今年の梅ちゃんが楽しみです。

雨にも負けず、頑張った梅ちゃん!

初女さんがいらっしゃった時は、毎年

梅干の味見をして頂いていました。

「色が冴えないのは、シソが足らないの」と

言われたことがあったので、今年はたっぷり

入れました~

この梅ちゃんでおむすびを作るのが待ち遠しいな

梅干の味見をして下さる初女さんがいないのは

淋しいけれど…

 『食をおろそかにすると生活が乱れて

  すべてのいのちに鈍感になります。

  食を大切にする人は、人も大切にします。

              佐藤 初女  』


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又しても痛ましい事件が…初女さんどうしたらいいの

2019-07-19 22:45:50 | 日記

また、痛ましい事件が起きました。

登戸の事件を思い出しました。

どちらの犯人も自分なんかどうなってもいいと

思い、犯行におよんでいるように思えます。

こういう事件が、こんな短期間に起きていると

いうことは、私たちの社会がかなり病んでいる

ということではないかな…

ふと、初女さんが「私にね、赤ちゃんを抱くように

抱いて欲しいと、言う人がいるのよ」と

言っていたのを思い出しました。

「コンビニのおむすびしか食べたことがないって

いう人がいるの…」初女さんは、辛そうな顔をして

呟いてました。

この中に横たわっている深い孤独を感じている

のだということが分かりました。

「男性も女性も母性を求めているの」

初女さんと言葉も交わさず、初女さんの両手に

包まれただけで涙する人を、どれだけ見て

来たでしょう。

初女さんの握手は祈りそのもの…

お金を出せば何でも手に入る世の中で

豊かになったと言っているけれど何が豊かに

なったのでしょうか…

自分の人生を粗末にしている人が起こす

痛ましい事件が、二度起こらないようにする為に

何をしたらいいのでしょうか…

 『私には心がある。

  心なら、汲めども汲めども尽きることが

  ありません。

              佐藤 初女』

初女さんの母性を日本中の人が求めているのかも

しれません。

初女さんから頂いた母性を消さないように

育てて行きたい…

 

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主催者の英断・ひとりおむすび講習会

2019-07-17 22:59:43 | 日記

今日は成増でおむすび講習会でしたが、前日受けた

連絡で、具合が悪くなった人もいて参加者が1名に

なったというので、主催者も大変でしょうから

変更しましょうか?私はいかようにでもなります。

と、お返事したら「一人でもやりたいと思います」

という返信がきました。

私は「おお~凄い!」と主催者の心意気に感激して

しまいました。

そんな流れで、今日は参加者一名のおむすび講習会

でも、なんだかいい感じで、初女さんのお話しも

沢山出来たし、それぞれのお話しも聴けたし

充実した時間となりました。

一人でも多くの人に初女さんのおむすびを

ご飯の炊き方を伝えたい!と言うのが、私の願い

なんだということが、ハッキリしました。

一人の参加者でも、”やる!”と決断して下さった

主催者のMさんの英断に感謝です。

そして、次回9月の講習会の日程を決めてくれて

彼女の精神の成長を見せてもらった気がしました。

行動してる人は凄いな~と思いました。

『人に接するときは

 その人がいちばん望んでいることはなんだろう

 と考えますが、ごはんを炊くときも同じです。

 そのお米にいちばん合った水加減にしたいから

 炊飯器の目盛りには頼りません。

 水に浸したお米を手にとり

 じーっと観察していれば

 お米がのぞむ水加減がわかってきます。

        佐藤 初女      』

ここが、初女さんの神業のような水加減の根幹です。

目指していきたいです!

ご飯の美味しさ、おむすびの美味しさ

伝えたいです~

 

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