~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

奥田牧師のお話

2020-12-31 22:26:04 | 日記
ランディさんが企画して下さった
オンラインによる奥田牧師の講演会が
物凄く良かったです。
コロナ禍に生きるということを
あらためて考えさせられました。
コロナによって私たちは何を混乱したか?
私たちは、未来から逆算して今を生きる
という計画的な生き方が出来なくなった
からではないか…
1週間、1か月、半年…先の予定を立てて
そこから逆算して今日があるという
生き方をしていたのではないか…
それがコロナで覆され、混乱したのです。
でも、人間は今日のこと
今しか分からないのが本当なんです。
初女さんは、生涯を通して
「今を生きる」ということを
言い続けていました。
それは、未来からの逆算の”今”
ではないのです。
私たちは、今を生きると言いながら
この逆算の今を生きていなかった
だろうか…
1か月後を知っているかのように
今を生きてなかったか…
今を生きる価値、今見ている風景が
唯一だということを、このコロナに
よって気かされる
そんな時が、与えられたの
かもしれません。
後1時間で2021年を迎えます。
奥田牧師を通して語られた
お話が、明日への一歩と
なりそうです。
とても深い時間でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫花豆

2020-12-29 22:44:39 | 日記
初めて初女さんを訪ねた時に、
出して下さったのが、おむすびと
たっぷりのお味噌汁と紫花豆でした。
その紫花豆が、ふっくらしていて
忘れられない味となりました。
それから私は、お正月は黒豆ではなく
紫花豆を煮るようになったのです。
母もわたしの煮た花豆が美味しいと
言って喜んで食べてくれるのですが、
初女さんの花豆には遠く及ばないのです。
どうやっても、あの艶やかなふっくらした
お豆さんにはならないのです。
それが「初女お母さんからの愛の贈りもの」
を読んで作ったら、初女さんの
紫花豆にかなり近いものになったのです。
私は、弱火でことこと煮ていたのですが
初女さんは、煮たら休ませるを
繰り返して煮て行くのです。
休ませることが、こんなに大事だったとは
分かりませんでした。
本には、分量もなく細かいレシピも
ありません。
だから、お豆さんから気持ちを離さず
様子をみながらお話しするように
作るのです。
これが、初女さんのお料理なんだと
初めて分かりました。
天に向かって、「初女さんの紫花豆に
やっと少し近づくことが出来ました。」と
言葉を放ったら、なぜか涙が溢れて
しまいました。
初女さんのお料理を作ると、そこに
流れる初女さんの心を
感じることができます。
本当に初女さんは凄い方です!
初女さんに食べてもらいたかったな
この紫花豆…
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初女お母さんからの贈り物

2020-12-27 23:09:17 | 日記
まるで、天からのクリスマスプレゼントの
ように、初女さんの本が文庫になりました。
随分昔に読んだのですが、今回文庫に
なって読み返してみたら、
こんなにいい本だったんだ!と
びっくりしました。
佐藤初女さんという方のすべてが
描かれているような気がしてきます。
お料理の作り方も実に初女さんらしくて、
分量何て書いてないけれど、作りた~い
という気持ちになるのです。
今日は紫花豆を1日かかって煮ました。
休ませながら煮て、休ませながら
味をしみこませる…
初女さんの生き方に通じるものが
あります。
初女さんに初めてお会いした時に
この紫花豆が、おむすびと一緒に
お膳に乗って出てきて、私は
泣きながら食べました。
それ以来、お正月は黒豆ではなく、
紫花豆を煮ているのですが、
今日初めて初女さんの紫花豆に
近いものが
出来ました。
お豆さんも人間も休むってことが
大事なんですね。
日本人は走り続けて来たから
コロナで、「休んでごらん。目の前の
景色が変わって来るよ」と言われた
気がしました。
中央公論の方が、文庫になっていない
初女さんの本をみんな読んで、
この本に決めたというのが分かる気が
します。
表紙の写真を観ているだけで
初女さんの愛に包まれる感じがします。
本当に天の初女お母さんからの
贈りもののような本です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥田牧師のクリスマス礼拝

2020-12-25 22:40:17 | 日記
昨日のクリスマスイブは、こういう
ネットの使い方があったかと、
感動してしまいました。
東八幡キリスト教会の礼拝が、ライブ配信
されたのです。
教会に行かず、共に礼拝ができるなんて
びっくりでした。
そして、礼拝の中での奥田知志牧師の
お話が、とても心に響きました。
ウィルスとは何か、このコロナから
何を学び、どう生きていくか…
是非、奥田牧師のお話のところを
聞いてみてください~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスイブに初女さんとの時間を

2020-12-24 17:44:44 | 日記
クリスマスイブです。
コロナで、いつもと違う静かなイブ
静かに瞑想したり、神様のことを
思ったりするのもいいかもしれません。
本来は、祈りをささげる日なのですから
初女さんの言葉を、そっと心に置く
普段は余り思わない神さまの
存在に心を寄せてみませんか
それは、初女さんとの時間

『人間の知恵や計画など、
 はかないものです。
 たとえ、自分の力では
 及ばないことでも、
 必要なことなら、
 きっと神様が準備して
 下さるだろうと思っています。
 そう信じられれば、身も心も
 軽やかに生きられるのでは
 ないでしょうか。』

 『今、というこの時を
 真実に生きてさえいれば
 神さまが道を示してくださるような
 気持ちでいます。』

 『信仰を持って生活していると
  生活の見方が変わってきます。
  信者になるかどうかではなく、
  神さまの存在を意識するか
  しないかで、生活の見方、
  生活に対する姿勢が変わってくると
  思うのです。
  信仰とは、生きること
  そのものだと思います。』

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいしいにおい

2020-12-23 23:00:18 | 日記
夕方、家に向かって急いで歩いていると
どこからともなく、大根を煮ている
においがしてきて、
思わず立ち止まりってしまいました。
私が子供の頃は、夕方になると
それぞれの家から夕ご飯のにおいが
してきました。
今は、殆どありません。
朝は、ご飯の炊けるにおいが
記憶に残っています。
お釜で炊いていたからでしょうか
電気釜や電子レンジでは、においが
ありません。
いつの間にか家庭からにおいが消えて
しまったような気がします。
初女さんの著書に「朝一番の
おいしいにおい」という題の本が
あります。
読んでいると、朝のみそ汁のにおいや
トントントンというまな板の音で
目覚めことを思い出します。
いつの間にか、家庭からにおいや音が
消えていました。
森のイスキアに泊まっていると
台所からのにおいや音で、自然に
目が覚めます。
例え一泊であっても、暮らしがあり
その暮らしの中に自分が居ると
実感できるのです。
暮らしの中心には食事があります。
食はすべてに通じると、初女さんは
言われていました。
『たとえ忙しくて時間がないといっても
何ができるだろうかと考えてほしいと
思います。
家族が一緒に食事をしても、それぞれ
違う物をデパートやスーパーの
総菜売り場で買ってきて食べる。
こんなところから、家族の気持ちが
バラバラになるのではないでしょうか
「家庭の味」を見つけてください。
私も、今はこころを騒がせず、
ただおいしいものを作ることに
挑戦しています。
食事は人を変える
大きな力を持っています。
           佐藤 初女』




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おむすびの時代が…

2020-12-22 23:54:19 | 日記
今朝、朝の坐りが終わった後、
「分断された世界をおむすびで
結んでいく」という言葉が突然
来たのです。
コロナでおむすびは難しくなったかと
思った時もありましたが、
ここに来て、やっぱり”おむすびだ!”
という思いが明確になったのです。
おむすびで人と人とを結んでいきたい!
という思いが大きくなってきました。
初女さんの言葉が、そんな私の背中を
押してくれています。
『おむすびの力って本当に凄いものだと
思います。
でも、ただご飯があれば美味しい
おむすびが出来るわけでもありません。
お米の洗い方、水加減、炊飯器の
スイッチを入れる時間、炊き上がった
ご飯のほぐし方、お米の一粒一粒が
呼吸出来るようににぎること、
のりをつける温度とタイミングなど、
すべてが整っておいしいおむすびに
なるのだと思います。
 おむすびは「いのちと食」を
考える原点になるかもしれません。
生きること、いのちの恵み、
食べること、これらを切り離して
考えることはできません。
初女さんの言葉に姿勢を正された気が
します。
また精進して、ご飯を炊き
おむすびを結んでいきます。
コロナから解放されたら、
おむすびの時代が来る!!
初女さ~ん、私はそんな気がします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初女さんの”受け止める””受け入れる”

2020-12-20 22:52:10 | 日記
初女さんは、”受け入れる”
”受け止める”ということを
とても大事にされていた方です。

 ”母性愛とは、言葉を替えれば
  受け入れること”

 ”愛とはけ受容れること”

 ”今の世の中に足りないのは
  あるがままの自分を
  受け入れてくれる場所”

 ”人は「受け止められた}と
  思った瞬間から、本当の強さを
  発揮することが出来ます”

 ”そばにいて共感し、受け止めることで
  そのひと自身が解決方法を見つける…
  それを一番大事に思っています”

 ”人であっても、物であっても、
  食事であっても、
  また出会いすべてについて、
  まず「受けとめる」ことが大事。”

初女さんに出会い、今まで抱えて来た
苦しみ悲しみを受け止めてもらい、
私は立ち上がることが出来ました。
私も、少しでも受け止めれる人に
なりたいと思ってました。
今日読んだ初女さんの本に、
受け止める(受け入れる)ための
大事なことが書かれていました。
それは
「受け入れるとは
 答えを用意しないことです。」
凄い言葉です。
衝撃を受けました…、
  

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

煮物も人も休ます時間が大事

2020-12-19 18:28:35 | 日記
テレビを観ていたら、30万円のお節料理の
注文が好調だと言っているので驚きました。
コロナで旅行が出来なくなったから
その分をお節にということのようです。
コロナで旅行が出来ない、外食が
出来ないのでストレスが溜まると言う
方が多いですが、こんなチャンスを
勿体ないな~と思ってしまいます。
じっくり何かをする時間が与えられて
いるのに…
速く速くと急いできた生活を見直せる
チャンスですし、休むことの
大切さを知るいい機会なのですから…
初女さんも言ってました。
『人間関係で行き詰ったときや
 進もうとしても進んでいけないときは
 心を騒がせず、しばしそこに留まって
 休みます。
 煮物と一緒ですよ。
 時間を置くと味がじんわりふくまれて
 おいしくなりますでしょ。
 
 前へ前へと進み続けるばかりでは
 息切れします。
 結果を急がないほうがいいですね。
 必要なものは必要なときに与えられ
 ますから。』と…
豪華なお節料理を頼むより
じっくり時間をかけてお豆さんを
煮る方が心が豊かになるように
私には思えるのですが…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人と人との関係は…

2020-12-18 23:19:42 | 日記
気がつけば後2週間で2020年が終わろうと
しています。
コロナによって、誰も想像しなかった
世界が展開しています。
人と人との距離をとることを余儀なく
されました。
そして、オンラインが中心となり、
直接会うことなく画面を通しての関係に
私たちは何となく慣れてきました。
でも、これが当たり前の社会になって
行ったらどうなるのだろうという
不安があります。
人間関係の構築ってオンラインで
出来るのでしょうか…
今年、大学に入った友人の息子さんは
授業がすべてオンラインで、友達が
出来ないと言っています。
初女さんが生きていたら、何と
言われるかな~と、思って初女さんの
本を開いたら、開いたそのページに
ちゃんと書いてあったのです。
『 昔に比べて今は通信手段が格段に
 発達しましたが、人と人の結びつきは
 かえって希薄に難しくなって
 いるようです。
 私は、人間には、直接的な対話や
 出会いでしか伝えられないものがあると
 思っています。』
初女さんは、直接的な出会いがあって、
人と人は結ばれると、言われています。
そのことを心に刻み、コロナから
解放される日を待ちたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする