~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

ズームでランディさんが語るMINAMATA

2021-09-30 08:44:30 | 日記
昨日、映画MINAMATAを
観てきました。
素晴らしい映画でした。
後半、号泣の私でした。
今朝、ランディさんから今晩
8時からMINAMATAに出演した
女優さん岩瀬晶子さんと
トークをするので、皆さんに
お知らせして!とメールが
ありました。
映画をまだ観てない方も
是非、お二人のトークを
聴いてみてください。
この映画、日本人なら
いや、今を生きる地球上の
大人たちに観てほしいです。
私たちが今、問われていること
ですから!

MINAMATAについて語ろう!!
コメント (2)
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やっぱり今を生きる

2021-09-28 21:22:42 | 日記
私の周りの人が、思いや
夢を実現して、どんどん
変わって行っています。
私はというと、何も変わらず
唯、気持ちが穏やかなのです。
問題や、嫌なことが無いわけ
ではないけれど、感情に
振り回されるということが
少なくなった気がします。
毎朝、坐っていることが
大きいのでしょうか…
敬愛する老師が「日々穏やかに
暮らせたら、それは一番の
悟りだ」と言われてましたが、
悟りまでには、ほど遠いもの
ですが、とても気持ちが楽です
でも、人間って欲張りなので
しょうか?
自分の思いを実現していく人を
見ると、ただ穏やかという
自分自身に、これでいいの
かしら?なんて思ってしまうの
です。
罰当たりなことですね。
先日、これは!っていう言葉を
聞きました。
”愛、感謝、有難う”
心の中で唱えると、何だか
いい感じ…
やっぱり、今を生きることに
心を寄せようと、思いました。

 私はなんにも心配してないの
 今を生きているから。
 心配する人は必ずといって
 いいほど先のことばかり
 考えますが、先の見えない
 未来のことにあれこれ心を
 惑わしても不安が募る
 ばかりです。

 今ほど確実なものは
 ありません。
 今に感謝していると、
 とても自由な気持ちになり
 一歩一歩確実に進んで
 いけるように思います。
       佐藤 初女

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手を動かすってこと

2021-09-26 20:51:34 | 日記
昨日、心待ちにしていた本が
届きました。
若松英輔の
”常世の花 石牟礼道子”
何と静かな清らかな装丁
でしょう…
石牟礼道子さんは、
”苦海浄土 わが水俣病”を
書いた方です。
読み始めたばかりですが、
言葉が心の深みに静かに
降りて来て、魂を震わす
ようです。
今となっては叶わぬことですが
時々、石牟礼さんと初女さんが
出会っていたら…と想像する
ことがあります。
きっと、言葉を必要としない
魂の触れ合う沈黙の時間が
流れ、石牟礼さんが
郷土料理を
振るまわれたのでは…
初女さんもまた…
こんな想像をするだけで、
体の中が、ぽっと温かくなる
気がします。
 若松さんが石牟礼さんに
考えることに多くの時間と
労力を割くようになった
現代人は、何かに「ふれる」
のが、あるいは「感じる」のが
不得意になった、いのちの姿は
考えるだけでは現れてこないと
思う、と言われたら
石牟礼さんは、暫くの沈黙の
後に「手をたくさん動かすと
いいですね。
手仕事をするとよいと思います
現代は、なるべく手を
動かさずにすむ社会を作って
来た、このことで人は便利な
生活を送れるようになった。
しかし、その陰で生ける
ものへの感覚を見失ったのでは
ないかと言われたそうです。
初女さんも手のことを語って
います。
”ああでもないかこうでも
とないかいろいろ勘ぐったり
すると物事がややこしくなって
しまいます。
複雑に考えないで、とにかく
手を動かすこと。
私は大好きな料理や裁縫を
するの。
それも普段できないような
手数のかかることをあえて
します。
手のことに夢中になって
いるうちにいつのまにか
もやもやが晴れて心穏やかに
なっています。
区切りや見切りをつけるので
なく、すべてを飲み込みながら
もう一歩開いていきたいと
思います。 
      佐藤 初女 ”



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飛べない人は飛ばなくていい世界へ~玉木幸則さん

2021-09-24 23:12:36 | 日記
新聞にEテレの”バリバラ”に
出演している障がい者の
玉木幸則さんがパラリンピック
の開会式に思う!という
文章を載せていました。
開会式は、車いすの少女が
演じる「片翼の小さな飛行機」
が空に飛び立つ過程を表現
していましたが、脳性小児まひ
である玉木さんは、「飛行機
だから飛ばなあかん」ではなく
「飛べんかったら飛ばなくて
ええやんか」って…
僕が演出するとしたら、そんな
スト-リーにしたと思う
可能性や多様な生き方があると
伝えるなら、「飛べんでもいい」という見せ方もできますと…
また「五輪もパラリンピックも
障害や性別は関係なく、
競技ごとに、レベル別で
クラスを分けるのは
どうだろうか。
その中に障害がある人の
クラスを作れば、大会を分ける意味はなくなる。」と
語ってました。
読んでいて、こういう発想は
自分の中になかったと、
ハッとさせられました。
玉木さんは「誰でもありのまま生きられる世界になって
ほしい。
生きてるだけで本当は
すごいことなんです。
パラリンピックを見てしんどく
なる人もいると思う。
アスリートを見て、自分は
そんな立派な人間じゃ
ないって。
でも、誰とも比較する必要は
ないと知ってほしいです。」と
いってました。
私たちの大脳は識別する
ことを得意とするので、違いを認め合うというより、無意識のうちに区別していることが
多々あります。
開会式の片翼の飛行機が
飛んだ時感動したのですが、
そこには飛べない人は飛ばなくていいという発想はありませんでした。
飛行機なら飛ばなくちゃ!
だから車椅子の少女の飛行機が
飛んだ時、良かったと感動したのです。
でも、これはもしかしたら
多様性をどこかで認めてない
ことになるのかもしれません
 誰にも共通していることは
玉木さんの言われた
「生きてるだけで本当に
すごいこと」なんだ❗


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映画『MINAMATAーミナマター』/本予告

2021-09-23 23:53:42 | 日記
今日、横浜駅の近くを歩いて
いると、何処からともなく
歌が聴こえて来るのです。
誰かが歌ってる~と、歌声を
たどって行くと、若者が
マイクを持って歌っていました
”脱サラリーマン”と書いた
キャッチが置いてありました。
脱サラして、夢に向かって
一歩を踏み出したようです。
明るい歌声が道行く人に
エールを送ってくれているよう
でした。
あ~コロナ前は、こうやって
歌っている若者が必ず居たよな
そういう日常が無くなっていた
ことに気がつきました。
一緒に歌い笑い、共に食べる
当たり前と思っていたました。
もしかしたら、当たり前のこと
なんかないのかもしれない…
すべてが有難きかなかも…
 昨日、封切りになった
ジョニー・デップ監督・主演の
”MINAMATAーミナマタ”が
素晴らしい映画のようです。
男性も最初から涙が止まらな
かったと、書いていました。
一人でも多くの人に観て
ほしいと…
私も来週、観に行こうと
思います。
ジョニー・デップが監督して
水俣を映画にする!
そんな日が来るなんて…
石牟礼道子さんも天国から
拍手を送っているかも~

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「直」を書く

2021-09-22 20:06:37 | 日記
昨日は、書の作品制作の日で
久し振りに電車に乗りました。
緊急事態宣言の為か、通勤時
なのにかなり空いてましたが、
驚いたことに吊革につかまって
いる人は、車両に一人か二人
殆どの人が、すっくと立って
スマホをしているのです。
コロナで体幹が鍛えられて
いるのを感じました~
私はというと、つかまらずには
立ってられないという情けなさ
 半年ぶりに大きな筆を持つと
全く思うように動けない、
書けない…
自分の名前だから体に
染みついていて、何とか
なるかと思ったが甘かった.
起伏の多い私の人生なのに
ひらっぺったい「直」に
なってしまう。
書いては捨てるの繰り返し、
人生は全ての体験が蓄積
されて、私という人間になって
行くんだ…
私は私を書く!
そんな思いで挑んだ「直」
作品となって立ち上がって
くれるといいのだが…
でも、こういう時間が
自分の人生に与えられている
ことが有難いな~
書けないのは苦しいけど、
生きてるって、やっぱり
感謝だね!


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死んだときに持って帰れるものは

2021-09-20 21:44:09 | 日記
私たちは必ず死にます。
これは一人の例外もなく
すべての人に平等に与えられて
いるのです。
その割に、私たちは自覚が
なくて、お寺の掲示板に
「お前も死ぬぞ」って書かれ
たら、大騒ぎになっていました
私たちは、”魂”を磨くために
生まれて来たそうです。
だから生きている時は、
魂を磨き進化向上させないと
いけないそうです。
その話を聞いた時
「そうなんだ~」って
ストンと心に落ちました。
死んだときに、唯一
持って帰れる”魂”を
一生懸命磨こうって思いました。

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初女さんの言葉

2021-09-18 22:43:42 | 日記
初女さんは、その人を支える
言葉を遺してくれている
ように思います。
生前の初女さんに出会って
ないひとは、本の言葉で…
野球選手だった清原和博さんの
元夫人亜希さんも、初女さんに
出会ってはないけれど
ことばに支えられたと書いて
いました。
初女さんの言葉は、
やさしいけれど、
とても深いです。
初女さんの体験から生まれた
言葉なので、自らの体験を通してでないと、本当のところが
わかりません。
田口ランディさんは、
イスキアから帰る時に
初女さんに「ランディさん
言葉を超えてね。」と
言われたそうです。
私は、そのことを聞いた時
言葉を生業としている
作家に凄いことを言われたなと
驚きましたが、
今、ランディさんの中に
初女さんの言葉が生き生き
と、生きていることが
感じられます。
初女さんはいませんが
初女さんの言葉が
初女さんの存在が
今を生きる私達を
支え続けてくれています。

ことばだけで考えているうちは
本物ではないんですね。
とかくことばを主にすると
行いはあとまわしになって
しまいがちです。

気づきがあったら動きます。
あなたのそばの大事な人に
伝えて下さい。

心の奥にはことばを超えた
いのちの筋があります。
ことばを、越えなければね。

      佐藤 初女

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直(すなお)という名前

2021-09-16 22:22:53 | 日記
私は、18歳位まで自分の名前が
大嫌いでした。
今でこそ、きらきらネームと
いう言葉がありますが、
私が子どもの頃は、殆どの
女の子の名前には”子”が
ついてました。
その中で私は、直(すなお)
誰が聞いても男でしょ!
という名前なのですから…
小学校入学の時に、机に
貼られた名前は青い縁取りが
ついていて、男の子と間違え
られ、その時から自分の
名前が大嫌いになり、父親に
どうして、こんな名前を
つけたのかと、何度泣いて
訴えたことか…
卒業式は大勢の前で、名前を
呼ばれるので、逃げ出し
たかったです。
私が名前をかえて欲しいと
泣きながら訴えると父は、
いつも何も言わずに黙って
ました。
大きくなったら絶対に改名
するぞ!と思ってましたが
18歳を過ぎたら、やけに
この名前がいいね~と
言われるようになって
そう言われると、あんなに
嫌いだった名前が好きになり
自己紹介ではフルネームを
胸を張って言っている私が
いました。
不思議なことに、名前が
好きになると、自分も好きに
なっていました。
初女さんは、素直が一番と
言ってました。
名前負けしないように
しなくては…
俳優の室井滋さんも私と
同じ思いをしてたみたいです。
名前には親の思いや願いが
詰まっているんですね。
それにしても、うちの父親は
直球で願いを我が子の名前に
込めたのでしょうか
昭和のあの時代に…



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懐かしきブリュッセル

2021-09-15 23:24:11 | 日記
テレビで”世界街歩き”という
番組でブリュッセルをやって
いました。
ブリュッセルは、私が唯一
初女さんと行った海外です。
懐かしくて、観てしまいました
ブリュッセルにイスキアを
つくるという男性がいて、
日本から、森のイスキアと
同じように木で彫った
”ブリュッセル・イスキア”
を持って行きました。
ブリュッセルのイスキアは
まだあるのかしら?
思い出が次々立ち上がって
きます。
聖ミカエル教会に行った時
木彫りのアダムとイブの
彫刻を観て、初女さんが
涙ぐんで「貴方たちは
何も感じないのですか」と
言われたこと…
初女さんが、向こうの人に
後悔したことはありませんか?
と、質問されて「後悔は
ありませんが、一つだけ
あるとすれば、フランス語を
やっておけばよかった」と
言われて
ベルギーはフランス語が
主な言語だから、初女さんって
洒落たことをいうな~と
関心したこと…
あ~思い出がどんどん沸いて
来て止まりません。
泊まった所が、ホテルではなく
B&Bのような、普通のお家を
貸し出してるところで、毎朝
みんなで食事を作り、何だか
家族のようでした。
懐かしいな~
あの時は、イスキア家族
地球家族だったな~

 明るく愉快に家庭生活を
 送っていると
 まわりの人たちにも
 楽しさが伝染します。
 世界中の人々がみんな仲よく
 平和に暮らすー
 それは小さな家族の和から
 始まっているのです。
           佐藤 初女




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