~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

子供ってすごい!

2011-07-31 20:00:38 | 日記
渋谷区で募集した、大きな字を書こうというイベントに、私の書の

先生が講師で行かれたので、お手伝いに行ってきました。

中学・高校に呼び掛けたというので、中高生にうけるように私は

コブクロのTシャツを着て行ったのですが、なんと小学生がずらり!

畳一畳に近い大きさの紙に、大きな筆で書くのです。

墨を含んだ筆の重さは、半端ではなく大人だって思うように動く事が

出来ないのです。

紙の大きさと筆の重さにひるみ、私もまだ挑戦出来てない大きさです

子供達はどうするのだろうと見ていると、「重てえー」などと

言いながら、何でもない顔をして書いていくのです。

彼らの身長からすると、全体の字が見えているとは思えないのですが

ちゃんと紙に納まっているのです。

しかも、一つの作品としての字になっているのです。

私たちは作品にするまで、そうとう書かないと出来ないのに…

子供ってすごい!とカルチャーショックを受けて帰ったら、

息子が「お母さん、近頃の若者はって言うけど、捨てたもんじゃ

ないよ。震災ボランティアにみんな協力してくれるんだよ」と

言うのです。

私も「本当にそうだよね。初女先生の講演会に来る若い人を

見ると、みんな真面目に一生懸命考えて生きてるもの、

お母さんのその頃は、もっといいかげんだったなー」と言うと

何だかちょっと嬉しそうな顔をしてました。

全く、子供はすごい!

若いいのちは、体も心も柔らかく、堂々と生きている。

子ども達の作品を見ていたら、まど みちおさんの

「りんご」という詩を思い出しました。


      りんご

  りんごをひとつ ここに おくと

     りんごの

  この 大きさは この りんごだけで

     いっぱいだ

  りんごがひとつ ここに ある

     ほかには

  なんにも ない

  ああ ここで

  あることと ないことが

  まぶしいように

  ぴったりだ

            (まど みちお)
 
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初女先生とベ二シアさん

2011-07-28 22:02:00 | 日記
今日テレビで、ベ二シアさんの大原での生活を見ていたら初女先生を

思い出しました。

大原のベ二シアさんと、イスキアの初女先生の暮らしの中を流れる

時間が、同じように感じられるからです。

去年、大原を訪ねた時、何かとても懐かしい田舎に来たような

気持ちになりました。

イスキアに吹く風が、大原にも吹いているような、

日本人の心が重なる風景がそこにはありました。

ベ二シアさんも、初女先生と同じで、手の仕事が大好きな方の

ようです。

テレビの中で、「ベ二シアさんの生活は、なぜ慌ただしくないの

ですか?」という質問に、「今の時間は、今しかないから」と

今を大切にしているというベ二シアさんの答えを聞いて、

あ!初女先生の「今を生きるだ!」と思いました。

今を大切に丁寧に生きるベ二シアさんと、初女先生の暮らしは

昔の日本人の日常の生活だったのかもしれません。

 原発事故が起き、誰もが節電を意識し、生活を大きく見直す

機会が与えられているのに、私たちの日常は少しもゆったりと

せず、何かに追い立てられるように暮らしています。

ベ二シアさんと初女先生の「今を生きる」「今を大切に生きる」

ということが、これからの私たちの歩むべき道…

未来への道…

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新しい朝

2011-07-27 06:58:57 | 日記
来月の今日、初女先生をお迎えするのです。

何だか胸がドキドキします。

先日の打ち合わせに、講演会用に用意していたノートが見つからず

ふと目についた埃がかかったノートを手に取ると、逗子でやった

初女先生の初めての講演会の時のノートでした。

最初のページに、先生の「クリスマスと新年のおよろこびを共に」

という、お言葉が貼ってありました。

  「昨年も多くの方々にお会いし、絆の深さを感じました。

  この尊い体験をもとに神様のそなえた道を明るく元気に

  歩んでまいりたいと肝に銘じております。

  今後ともよろしくお力添えをお願いします。

  皆様のご健康をお祈り致します。

     平成二十年 新春
               
         森のイスキア 佐藤 初女」

と言う先生のお言葉を目にして、心が洗われたようでした。

昨日、何気なくパソコンで「森のこもれび 佐藤初女」と、

打ち込んで検索したら、今までの講演会の来て下さった方々や

来れなかったけれど思いを寄せて下さった方々の

文章に出会いました。

沢山の人の思いに支えられてやって来れたんだなーと、胸が熱くなり

この講演会も、一つ一つ心を込めて準備していかなければと

と思いました。

何だか、新しい朝を迎えた気持ちになり、手を合わせたら

今日は、息子の月命日でした。

手を合わせ、感謝から始まる新しい朝を、本当に忘れていました。

ありがとうの朝を…


   
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2011-07-25 18:02:29 | 日記
テレビに、実家が釜石で被災したという青年が出ていました。

彼は東京で働いているので、家族と連絡がとれるまで一週間かかった

と言います。

電話が通じた時、何て言おうかと思っていたら逆に親から「頑張れ」

言われ、本当に励まされたと言ってました。

仕事がある為、簡単には故郷に帰ることの出来ない彼が、東京の空に

かかった虹を見つけて、「この虹のように、自分と家族は離れていても

繋がっている、自分が笑っていれば家族も笑っている。

自分が楽しければ、家族も楽しい筈…」と言って空を見上げて

いました。

この、青年を見ていて私は「そうかもしれない、繋がっているとは

そういうことかもしれない」と思いました。

それは、天国の人達とも…

そう思ったら、何だか有難くて手を合わせたくなりました。

大好きな、まど みちおさんの詩がこの思いに重なりました。


      あさが しーんと

      てをあわせています。

      ようやっと

        いま おでましの

       おひさまへ!

      ああ  ての じゅずの

        ひかり!

              (まど みちお)   





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既製品

2011-07-22 20:38:53 | 日記
コンビニ弁当と言う言葉があるように、コンビニの主流商品は

お弁当のようです。

私も、作業所に来る障害者の方のお弁当を買いにコンビニに

行くとお弁当売り場が、一番賑わっています。

近くに会社や学校がないのにです。

お弁当を買いに来ている人は、お年寄りと主婦と工事現場の人が殆んど

です。

私が子どもの頃、母の買い物に付いて行って、コロッケとか

出来あいのお惣菜を買って欲しいというと、よく「ああいうのは

既製品」と言って買ってもらえませんでした。

専業主婦がおかずを買うなんて、母にとっては恥ずかしいこと

だったのでしょう。

私は、お料理は上手いとは言えませんが、作るのは好きです。

でも、疲れている時はつい楽をしたくなり、おかずを買ってしまうと

息子に、すかさず「お母さん手抜き」と言われてしまいます。

その時、ふっと母の「既製品」を思い出すのです。

主婦が、自分で作らず既製品を買う事を、恥ずかしいと

思わなくなった証拠ののように、小さい子を連れた若い

お母さん達がコンビニ弁当を買いに来ています。

 友達に、息子のお嫁さんは器量なんてどうでもいいから

ちゃんと、お出汁をとってお料理してくれる人がいいなと、

言ったら「今どき、そん若い人まずいないわよ」と言われて

しまいました。

コンビニ弁当で育った世代が、今のママ達なんですね…

既製品の母に育てられたことに改めて感謝です。

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カボチャのスープ

2011-07-20 23:12:13 | 日記
昨日の朝、カボチャのスープを作りました。

初女先生のレシピを見て作っても、どうしてもイスキアで頂いた

あの味にはならないのです。

原因はちゃんとあるのです。

ポタージュのようなスープを作る時は、大抵の本にはミキサーを使う

ように書いてありますが、初女先生はすり鉢とすりこぎなのです。

私は、それではカボチャが滑らかにならないのではないかと、勝手に

ミキサーを使っていたのです。

でも昨日は、先生のレシピ通りに、すりこぎでやってみました。

すると、考えていたのと全く違い、すぐに滑らかになるのです。

カボチャを蒸す時も、いつもはそのまま蒸してしまうのに、昨日は

ちゃんと布巾に包んで蒸しました。

そうしたら、あのイスキアで飲んだカボチャスープの味になった

のです。

調味料は、バターと胡椒だけなのに…

これは、他のことにも言えるかもしれないと思いました。

先生の本を読んだり、お話を聴いたりして分かっているつもりが

実は、自分なりのアレンジを加えた解釈で、分かったと思い込んで

いたのです。

いくら作っても、初女先生のカボチャスープの味にならなかったのと

同じように、私もまた…


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空文字に元気を

2011-07-17 20:25:59 | 日記
久し振りに、すごーく落ち込みました。

おむすびを食べたら、大抵のことは元気になるのですが、

今回ばかりは、そのおむすびも食べられず…

そんな時、「直さん、空文字を書いてみたら」と言われ、外へ出てみると

、見事な夏空!

真っ青な空に「力をください 創」と書き、空文字を空に放ちました。

少し元気が出てきました。

気がつけば、お昼も抜いていたので、夕方5時の遅いお昼ご飯を

主人にも作り食べました。

「美味しい!」と思って食べられたことに、感謝が…

落ち込んだら、空文字を書こう!

一番近い宇宙に文字を放そう!
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あれから一年

2011-07-15 21:32:06 | 日記
去年の今日、初女先生を羽田でお迎えして横浜に向かったのです。

講演会の日の見事な青空と暑さに、そこまで晴れにしなくても

いいよ。と天国の息子に言ったのを今でも覚えています。

あれから一年…

自分自身を振り返って、少しは成長しているのかどうか?

分からないけれど、でも初女先生は私を前に進まそうとして

くれています。

先生の「実践から見えてくるものがあるものね」の一言から

始まった、宿泊での講演会

今頃になってやっと、先生は私に実践を積んで行くことの

大切さを知って欲しいと思われていたのだなと、分かりました。

初女先生の言われることが心に響くのは、先生の体験に

裏打ちされたことだからなんだと、私はいつも思います。

「体験ほど尊いものはない」とも、先生は言われています。

今回の宿泊の講演会は、本当に初めてで分からない事

ばかりです。

でも、不思議な事に困難なことがあっても、ちゃんと解決

していくのです。

先日、初女先生に送ったFAXに「この講演会が、神様の御心の

うちにあることを感じています」と書きました。

初女先生の祈りのうちにあることも、感じます。

そんなことを思い、夜空を見上げたら、明るいまんまるお月様が

私を見ていました。

息子の「母さん、僕もいるから大丈夫!」という声が聞こえて

きたような気がしました。

「心通う、頼りになるスタッフがついているし、大丈夫だね」

 どんな時でも、初女先生は今を精一杯生きている…

そこにすべての答えがあるのですね…

さあ、不安の黒い雲は吹き飛ばして、進んで行こう



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おむすびむすびたい会

2011-07-13 23:40:36 | 日記
鎌倉で、森のこだまのKさんにやって頂いたおむすび講習会が

大好評で、早くもアンコールのお声が届いてます。

先日、kさんにお会いした時、「私はおむすびが結びたいから

おむすび講習会をするの」って言われてました。

そのKさんの思いが、そのままタイトルになったおむすび講習会が

7月23日木更津で「Earth39s Cafe Thanks Day!」という

イベントの中で、「おむすびむすびたい会」として開催されます。

何とユーモラスなネーミングでしょう。

私は、すっかり気に入ってしまいました。

おむすびむすびたい会だと、何だか気軽におむすびが結べそう

でも、おむすびの力ってすごいんです。

おむすびを結ぶと、心が落ち着くのです。

おむすびを結ぶと、少し優しい自分になれるのです。

おむすびを結ぶと心の揺れが収まり、確かなものが見えてきます。

おむすびは人と人を、心と心を繋いでくれます。

みんなが「おむすびむすびたい会」をひらいたら、おむすびの力で

もっともっと元気になれそう

「有難う」と「いただきます」が一緒になった素敵な集いを

8月の講演会でもやりまーす。

初女先生が梅干しを持って来てくれまーす。

おむすびを作り、元気になりましょう!

「おむすびむすびたい会」に乾杯!





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朝一番の電話

2011-07-12 22:16:42 | 日記
朝7時に電話のベルが鳴り、受話器を取るとFAXを受信する音が…

この時間のFAXは…もしかして、と思ってじっと電話を見ていると

見覚えのある字が、するすると現れてきました。

やっぱり初女先生です!

「おはようございます」の言葉に、何だか一緒に朝を迎えて

いるような気分になったりして…

FAXには講演会の事と、少し前に送ったメロンのお礼が書かれて

いました。

「1ケ食べて、まだお楽しみがあります」と…

メロンは2つ送ったのですが、お楽しみがあるとは、先生まだ1つ

残ってるって事?

私は、慌てて「先生、なるべく早く食べて下さい」とFAX

してしまいました。

でも、「お楽しみがあります」と言う、先生らしい言い方に

何だか嬉しくなってしまいました。

一つの言葉の中に、先生の思いがたっぷり詰まっているようで

私の心も弾みました。

初女先生は本当にチャーミングで素敵な方です。

大好き!

先日、学校へ行った息子からメールが来たので、どうしたのかと

思ったら、「読売の朝刊の広告に、初女おばちゃんの本が載ってた」

と、ありました。

初女おばちゃんという言葉に、「息子よ、分かるよ初女おばちゃん

と呼びたい気持ち!」と、私も思わず笑ってしまいました。

FAXには、「8時から森に行きますので、今日はこれで失礼

いたします」とありました。

休むことのない先生の一日を感じ、私も頑張るぞ!と思いました。

朝一番の電話に、朝一番の幸せを頂きました。

  
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