あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

憲法記念日

2017-05-04 16:40:54 | 政治
はーい、昨日は5連休の最初で、憲法記念日になりますが、朝もNHKテレビで、現在の憲法ができたときに、その検討過程で平和という言葉を入れた。その憲法の発布にあたり、新しい憲法の改訂の憲法解説本を小学生の教科書として配布されたということを説明、その憲法解説本が現在、書店で売られている云々との話が紹介されました。だが、この教科書は、その後、朝鮮戦争が発生して、日本に警察予備隊・今の自衛隊の前身が作られると、すぐに使用されない教科書となり、使用されなくなったという❗

さて、このニュース⁉をその後は放送はされませんでした。まあ、時代の流れが、憲法の目指す世界とは異なる現実に合わないための措置だったのでしょう⁉でも、日本はアメリカの軍隊の日本駐在を認め、日米安保条約を結び、明文での軍備を所有しないということと異なる現実を受け入れるようになったわけです。その後、警察予備隊は保安隊、自衛隊と変わり、実質的には軍隊を所有しながら、憲法では、陸・海・空の武力は所有しないとの文言をそのまま抱いてきたわけです。

しかし、憲法の改正の手続きは、極めて厳しいもので、国会の衆議院・参議院の各3分の2以上の発議で、国民投票に付託するとしたために、現実には、憲法発布後70年間全く改定されることなく固定憲法となり、現在に至るわけです。まあ、理想としての平和憲法としての存在感はあるが、現実には、その平和はアメリカの軍隊に守られ、維持されている実態です。

つまりは自国の安全をアメリカの手に委ねていることから、日本はあらゆる政治の課題や経済の問題にアメリカの主張を呑まざるを得ない、優柔不断な独立国⁉となっているわけです。まあ、安倍総理はなんとか憲法を改定して、自分の国は自分が主体的に守る明文を持ちたいと考えているようだが、この間、自国の出費も、血も流さないでの平和の享受は、居心地が良くて、国民は平和呆けとなり、平和の代償を負担しないでの、気楽な生活を楽しんでいる。人類の歴史上で、このような国はない。

昔、ローマ帝国も、軍人を他国からの傭兵で賄ったときがあるが、結果はローマ帝国の崩壊に繋がっている。 つまり、理念上の平和と、現実の国際政治の各国・民族の利害の調整機能の衝突とは一元的に噛み合って調和させる現実は歴史上も無いし、現実の世界の紛争・紛糾・戦争はそれを表していることを理解する必要があると思う

明日は連休2日目、各地の高速道路は混雑で渋滞、行楽地も人出過多で大変⁉やっぱり毎日がホリデーの我らは静かな休日を楽しむべし⁉

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